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地獄で会いましょう / aristotles200
金曜日の夕方、電車内
蓄積された疲労・ストレスと週末の期待

腕時計の針を動かして、貯時間する
気付くと月曜日の朝、通勤電車に乗っている
そう、時間を貯めれる腕時計
祖父の形見、かなり古く動かない
それでも、いつ見ても時間は合っている

企みがある
1週間、時間を貯めて旅に出ようと思ってる
毎朝、リセットする
つまり、片道で、どこまで行っても日付が変われば自宅に戻れる

二日目のこと
あっと、気付いた時には宙に飛ばされていた
高級スポーツカーが、そのまま去っていく
意識が遠ざかり、、、、、、

何処かの市役所、待合いに座っている
5番窓口の人に呼ばれた
すいません、記憶がなくて
ここ何処ですか?
地獄だけど
えっ、貴方は?
閻魔です。
は? 僕、死んだんですか?
はい、ひき逃げです
あああ、そうか、そうだったのか、でも
何で、地獄なんですか?
何も悪いことしてないけど
ペーパーを渡す閻魔
牛、1056匹
豚、26601匹
鶏、68908匹
主なる犠牲者ね、Aさん
こりゃ、地獄行きだよね、どうしようもない
え?
食べても駄目なの?
勿論、生命の価値に差はありません
じゃあ、肉食する生物、全部地獄落ち?
頷く、閻魔

と、腕時計のアラームが鳴る
三日目、自宅12時01分
戻った!
これは夢なんだろうか
不思議な腕時計がなければ、今頃、、、
いや、結局死ぬんだし
みんな地獄行きとは、、、

そうだな、所詮、人間の善なんて
全て、偽善に過ぎないんだな

No.2281 - 2025/06/14(Sat) 01:41:58

Re: 地獄で会いましょう / 齋藤純二
不思議な時計で
生き物の命を奪ったということで地獄行きを知るとは……
善とは……、難しいですね。
小説にある展開のようで興味深く拝読いたしました。
とても上手に書けていますね、素晴らしい!
もちろん佳作です。
ああ、この掲示板はそういう評を出すところでないですね。
失礼しました。

No.2289 - 2025/06/15(Sun) 10:43:32

Re: 地獄で会いましょう / aristotles200
齋藤純二様
ご感想(評)、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
叙情詩を目指して、色々なタイプの詩を作っています。

元は(今も)、儒学を独学で学んでいる者ですので、つい論述が多くなり、目指す叙情詩から逸脱、良くて哲学詩、悪ければ断片集になることが多いです。

どうすれば論述から離れられるのか、それが今作のようなストーリーものです。
悪戦苦闘していますが、詩らしい詩を目指して、頑張ります。

No.2291 - 2025/06/15(Sun) 11:56:19
地獄の底から / aristotles200
地獄の底から念仏を唱えている

淡い望みなど抱かない
最悪想定、夢幻を抱くこそ哀れ
(ああ、その通り、つまらない、実現しそうもない夢を、見続ける振りも止めだ)

善人だけが行ける天国への幻滅
おそらくは無人、居て数人しかいない
生きること、自体が他の命を喰らう
(善悪の楔、生きてること自体が罪、冗談じゃない、偉そうにする権力者こそ、どうなのか)
何故念仏を唱えるのか
唱えることにより、一元論の世界と繋がる
唱えさせられている、という気づきと救済の証
(信心を必要せずとも、一元論、思いが救いになると知る、知は世界を変える)
世界、そのものへの幻滅が根底に
方便が許される人、許されぬ人、運不運
あたかも中二病の少年の様に、世の中を呪う
(持つ者と持たない者、その間は深く、結局は生まれつきガチャが成功を約束する)

ここに救世がある
全てを否定する、神は死んだ
必然である、でなければ地獄住まいは変わらない
(この世界、そのものに疑問を抱かねばならない、私たちの多くは奴隷思想が染みついている)
地獄の底から念仏を唱えている
地べたを舐める様な絶望、非合理、怒り
人間存在そのものに理不尽が含まれている
(現実を正しく認識せよ、ルサンチマンの与える薄っぺらい幸せの真実を、知れ)
一元論そのものは、古くは太陽信仰.etc
月並みの、使い古されたツールに過ぎない
信仰から集団統制を得て、社会が生まれた
(目的は、集団、社会の維持発展の為に人間は存在している、全ては社会の為に)
社会、そのものに潜む原罪、全て罪人であると
奴隷道徳のもと、人間は苦悩の人生を歩む
虚無の夜は明けることはない、永遠に
(ここは、虚無が支配している、一人の人間は一人の人間ではいられない、集団意識が支配する)
善悪の道徳、美醜の観念、判断の正誤

これらニヒリズムを否定せねばならない
自らの世界を構築せよ、力への意志を示せ
世界は永劫回帰、この刹那が今、ここにある
神は死んだ、そして神の役割は継承される
人間一人一人が、世界を創生する
(新世界よ、今こそ、来たれ!)

と、
私は地獄の底で呟いている
ここも、上の世界とどう変わるのか
真実は、下から見上げた方がよく見える
地獄の、広大な風景が目前に広がっている
大声で念仏を唱えている
いつまでも、いつまでも、いつまでも

No.2280 - 2025/06/14(Sat) 01:36:27

Re: 地獄の底から / 山本葉月
こんばんは。私のルーツにお寺があって。私には小さい頃から念仏はとても身近なものです。お寺に来る方たちは、色々な苦しみを背負っていらっしゃいます。救いはどこにあるのか胸が苦しくなる言葉たちですね。帚木蓬生さんのネガティブケイパビリティのお話を今回は思い起こしました。
No.2283 - 2025/06/14(Sat) 19:10:40

Re: 地獄の底から / aristotles200
山本葉月様
ご感想、ありがとうございます。
そうですね、宗教とは救いを求める心ですね。
私は無信仰、無宗教の人間なので、本質的な救いは理解出来そうにありません。
それでも、歎異抄は大好きです。
大きく言えば救いですが、小さく見れば覚悟のような、とても心に刺さります。
今回の詩は、歎異抄の一節から詩を膨らせました。
膨らせ過ぎて、最近ハマっているニーチェとか、実存とか、色々くっつけましたが、
描きたかったのは光景です。
地獄を描きたかった思います。

No.2284 - 2025/06/14(Sat) 19:25:28
One In A Million / WATARU
誰もが戻りたいと願う
自分はその位置にいる

誰もが知りすぎて
可笑しな位置に立ってる

あいつが常に後悔してる事を
俺は常に変えていける

慣れすぎて感じないんだな
俺は感じすぎるんだ

ミステイクを少なめにする
あいつには出来ない事さ

お前は過去ばかり振り返って
未来を置き去りにしてる

あの頃の俺だったら長生き出来なかった
一瞬の「シューティング・スター」で終わってた

それも良かったかもしれない
終わるまで待つか?

オレは構わないけど
お前自身が終わっちまうぜ

誰もが戻りたいと願う
自分はその位置にいる

誰もが知りすぎて
可笑しな位置に立ってる

あいつが常に後悔してる事を
俺は常に変えていける

慣れすぎて感じないんだよな
俺は感じすぎるんだ

ミステイクを少なめにする
あいつには出来ない事さ

お前は過去ばかり振り返って
未来を置き去りにしてる

No.2277 - 2025/06/12(Thu) 16:34:33

Re: One In A Million / 齋藤純二
百万に一人、
俺、お前、オレ、アイツとあり
これってお前、アイツも自分で
一人称だよな、と思い拝読しました。
葛藤をしている感じが強く伝わってきました。
いい構成ですね。
(違っているかもしれませんが、
詩人から発信された作品は読者のものなので……)

No.2279 - 2025/06/13(Fri) 00:53:29
自然 / 多年音
木々が風に揺らぐ
ひんやりとした空気に心を浸す

波のさざめきに足をつける
通り抜ける風景と音に微かに笑う

山と上から大地を見下ろす
地平をさいて出でる光に抱かれ包まれる

否否、

ヒソヒソとささめき道を惑わす
何処へもいけなくしてやろうというのか
木々がそうした

足を吸い込み全て浚っていく
いじらしい嗜虐の思いつきなのか
波がそうした

轟轟と吐かれた焔にのまれ灰に帰る
煩わしきを排したのか
山がそうした

こんな事をしでかす君たちの顔が分からない
一体どんな顔をしている?
自然に心があると思ったら、人は畏敬の念を抱くしかない
畏敬の念を抱くしかないのだ

No.2275 - 2025/06/12(Thu) 08:10:54

Re: 自然 / 齋藤純二
自然の優しい顔、自然の恐ろしい顔、
服することしかできない絶対的な自然の力、
ああ生かされているんだなあ、
そう思いながら拝読することができました。

No.2278 - 2025/06/13(Fri) 00:37:40
「独り酒」 / 万年 草
酔いしれて
夜の酒場で
うたう唄
粋な男の
演歌節

口説いてみようか
可愛いあの娘
紅いルージュが
切なく濡れる


男には
吞んで逃げたい
夜もある
人には云えぬ
この想い

わかって欲しい
あの娘にだけは
無邪気な笑顔に
慰められて


夜明けまで
グラス重ねて
過ごそうか
呑んで忘れる
浮世かな

どうせ今夜は
時雨れて更ける
あの娘相手に
朝が来るまで

No.2273 - 2025/06/11(Wed) 14:59:20

Re: 「独り酒」 / 荻座利守
誰にでも、人には言えない悩みや苦しみがあるものです。
そんなときは酒に逃げたくなるものなのでしょう。
「無邪気な笑顔に/慰められて」というところがいいですね。
たとえ誰にもわかってもらえなくても、何の他意もない笑顔に救われるということは、しばしばあります。
そんな笑顔を見ながら飲む酒には、さぞ深い味わいがあるのでしょう。

No.2274 - 2025/06/12(Thu) 07:08:02

Re: 「独り酒」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
外で飲むことは、あまりなくなりましたが、
可愛い娘を前に飲む酒は、また格別ですね。

No.2276 - 2025/06/12(Thu) 12:27:40
「恋遊び」 / 万年 草
たった二合の
冷や酒呑んで
酔ったふりして
私を口説く

あなた本当に
悪い人

遊びの恋なら
相手を見てね
私はそんなに
軽くない


雨ににじんだ
裏町通り
今夜も屋台に
灯りがともる

ふらりと寄った
赤ちょうちん

たまたま出逢った
男と女
気ままに呑んで
恋遊び


呑んで唄って
更け行く夜に
恋の駆け引き
出逢った二人

甘い視線に
酔いしれて

始まる予感
物語
グラスの氷も
解けてゆく

No.2270 - 2025/06/10(Tue) 14:40:43

Re: 「恋遊び」 / 齋藤純二
グラスの氷も解けてゆく
時間の経過もあるが、
お互いが解けてしまった、とすると
むっむっ、これは遊んでしまったのだろう、
なんて勝手に想像して楽しんでしまいました。
いや〜、この作品は雰囲気といい
言葉のチョイス、話の流れ、
とてもよく書けていると思います。

No.2271 - 2025/06/11(Wed) 01:19:57

Re: 「恋遊び」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
いろいろご想像いただけて光栄です。
褒めていただきありがとうございます。

No.2272 - 2025/06/11(Wed) 14:49:02
逆狼男 / 多年音
月はいい
あんまり遠くにありすぎて壊したくならないから
光は冷たいのに、温かみを帯びて
静かなのに寂しくならない

昼間はあんななのにね
飢えて飢えて吠えて吠えて
仕様がない僕を
そんな僕を、清き光はそんな僕を暴く
穢れが消えて優しさだけが残る
優しさだけが残る

これが本当だったらいいな
夜にだったら、きっと君にだって謝ってあげられるのに
どうか勘違いしないでくれ
白日の元に晒された僕は本当の僕じゃない
そういう血なんだよ

No.2265 - 2025/06/08(Sun) 20:58:48

Re: 逆狼男 / 荻座利守
逆狼男とは独特で面白い発想ですね。
月の光が自分の穢れを消してくれる、というのはなんとなくわかる気がします。
強い陽の光は、むしろ競争心や自尊心を掻き立ててしまうのでしょうか。
「夜にだったら、きっと君にだって謝ってあげられるのに」というところに、素直になりたい、優しく在りたいという心情が感じられます。
現代の競争社会を生きざるを得ない人々の、秘められた心の内を描いているようにも思えました。

No.2269 - 2025/06/09(Mon) 19:20:22
信頼 / タンチョウ
真面目にしている人しか

寄せてはいけない命令

将軍の勝つための戦略

信じられるのは将軍とおじいちゃんの教え

息子を戦死させた人たちの

忠誠

No.2261 - 2025/06/08(Sun) 14:30:38

Re: 信頼 / 荻座利守
戦争に関する詩でしょうか。
「将軍」「息子を戦死させた人」「忠誠」といった言葉から、日露戦争の乃木大将を思い浮かべました。
乃木大将の二人の息子も戦死しており、乃木大将自身は、明治天皇が崩御された際、自刃・殉死したそうです。
現代に生きる私から見れば、そのような忠誠心は極端に思えますが、当時はそのような価値観が一般的だったのでしょう。
この作品の行間から、そんな価値観の隔たりのようなものを感じました。

No.2263 - 2025/06/08(Sun) 17:58:24

Re: 信頼 / タンチョウ
祖父も長男が戦死して先妻さんも逝去され

後妻の祖母が小学校の教師を辞めて幼稚園を(2億円)位で創設し

その幼稚園までリヤカーで祖父がのせて運んで1時間位・・

生まれた父親は青年の頃はスパルタ教育・・

私も酷い目にあいました・・スパルタ_| ̄|○・・

No.2264 - 2025/06/08(Sun) 18:14:02
現実 / 異邦人
将軍は沈黙を貫いた 敵兵はわが街の侵略を開始していた 名ばかりの講和交渉が続いていた 連絡員が来た 街が占領されかけていると伝えた 相手方の交渉人たちが立ちあがった 彼らはひきあげていく 将軍は席を立たなかった 双方から笑い声が起こった 芝居の幕が下りた 重い照明器具が上から落ちて将軍役が亡くなった 
 ここで詩の物語は終了している 時を経ずWebからこのつまらない詩は削除された 詩の下書きノートは燃やされた 詩を作るという現実が消えた いまがなくなった 記憶の中の自作詩が過去になった 過去がめくらになった 盲の私は瞳を開けている
 

No.2260 - 2025/06/08(Sun) 00:44:44

Re: 現実 / 荻座利守
独特な構成の詩ですね。
戦争の歴史、舞台劇、そしてWeb上の詩。場面が次々と展開してゆきくところが面白いです。
後半の部分は、詩作に行き詰まった状況を表しているのでしょうか。その状態を「いまがなくなった」「過去がめくらになった」と表現しているのは、詩作が「今」を生きる自分と一つになっていることを表しているように感じました。
そして末尾の「盲の私は瞳を開けている」というところに、尚も生きようとする意志が窺えます。

No.2262 - 2025/06/08(Sun) 16:48:11
至るところの実存的狂気 / aristotles200
世の中は、常、普通通りに動いているが、
これは単なる断片か、
やがて収束される一片か
今、ここは断片である
例えば電車に乗るとは
目的が明快でなければならない
通勤、出社、MT、事務、外回り、
帰社、MT、事務、退社、通勤が、
本日の為すべきことである
周囲に存在する人、
皆、このような予定で動いている
全ての像が、何らかの目的を持っている

薄皮を剥がすような違和感を覚える
放置していた古い米に大量の虫が涌いた
濡れたマットをめくったときに見かける蛆虫
蜂の巣を叩いた、襲いかかろうとする蜂の大群
人間を切り開く手術室の光景
得体の知れぬ、無条件の拒否感
生きる醜さ、残酷、冷徹、
そして生、そのものを表す日常での動態
もし、昆虫が進化した世界があり、
そこに一人、人が混ざり込んだような困惑

これは狂気なのかも知れない、
怖気だつ肌が無条件の退避を呼びかけてくる
世界が間違っている、
否、ここは私の場所ではない、
生臭い、リアルは好きではない。

「ラダトームのまちに ようこそ」
「ラダトームのまちに ようこそ」
「ラダトームのまちに ようこそ」
「ラダトームのまちに ようこそ」
本来の私は、これだけのセリフしかない
いつ、向こうへ戻れるのだろう
永遠に、私は同じことを言っている
これは狂気ではない、安心だ

No.2255 - 2025/06/07(Sat) 13:30:51

Re: 至るところの実存的狂気 / 齋藤純二
一連は通常に過ごすしていると言われる者たちについて、
二連は語り部の一連にある世界の印象描写、
三連は一、二連からの辿り着いた考察、
そして四連でバーチャルリアリティで安心を得ると結んでいるが、
「いつ、向こうに戻れるのだろうか」と模索している心境もうかがえ、
複雑な心情を上手く構成された作品だと思います。
また四連での世界は、通常に過ごしていると言われている者たちも
なんだかその気持ちわかるなあ、と思うことがあるような気がします。
ここで読者と語り部の接点が生まれることでしょう。

薄皮を剥がすような違和感、生きる醜さ、などの表現もインパクトがあり
いいスパイスになっています。

No.2258 - 2025/06/07(Sat) 21:13:45

Re: 至るところの実存的狂気 / aristotles200
齋藤純二様 御礼
ご感想、ありがとうございます。

この詩の主旨は、現実からの逃避です。
人間、色々あります。
未来を、見続けることがしんどくなる時もあります。

これは弱さでしょうか、
私は、社会のそういう風潮に、真っ向に背きたいと思います。

ドラクエ1の世界を出したのは、高校生の時、交通事故で大怪我を負い、退院後の自宅療養中に親がフアミコンを買ってくれて、ひたすら現実から逃避していた過去を思い出して詩にしました。

詩としては中途半端に終わってしまいましたが、このプロットは、再度、挑戦します。

思いが、自由に詩になりません。
難しいですね、詩作は。
でも、とても面白いです。

詩作は、そのまんまで行きたいと思います。
愚作100、次に一つ傑作が生まれれば、私は満足です。

No.2259 - 2025/06/07(Sat) 23:58:00
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