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別れ / 異邦人

   空に黄色い星が点滅していた
   娘の小さな手が何かを握っている
   ねぇ見せて
   空が明るくなって月も消えてしまった
   手に水晶玉があった
   太陽が東の空に輝いている
   手から水晶玉がこぼれ落ちた
   急に雨になった
   私の見えない空に赤い星が回っていた
   娘の手が黄色い星になってグッバイしている
   私の前に小さな花が立っていた

No.2200 - 2025/05/25(Sun) 00:25:58

Re: 別れ / 荻座利守
読む人によって、様々な受け取り方ができそうな詩ですね。
黄色い星と赤い星、消えた月と輝く太陽、そしてこぼれ落ちる水晶玉。それぞれが何を象徴しているかは、読み手によって変わってくると思います。
末尾の「私の前に小さな花が立っていた」というところに、寂しさと儚い美しさを感じさせる作品だと思います。

No.2203 - 2025/05/25(Sun) 09:31:23
霞とレンズ / まようねこ
あなたと、映るすべてがひかっていました。
(私もまた、輝く存在でありたかったのでした。)

ちょうど、遠くの方に、霞んでいる自分がよく見えた。
(他人の愚かさを嘲笑っては、訳もなく泣きそうになってしまう、私自身です。)
純粋でまぶしい虚像の、みんなのも、自分のも、内側から見えているらしい。
自分の本当を知る。
きっと戻れない私は進むしかない。

No.2199 - 2025/05/24(Sat) 23:28:00

Re: 霞とレンズ / 荻座利守
繊細な感覚を窺わせる詩ですね。特に括弧内に書かれている事柄が、そのことをより強く示しています。
自分と他者のうちにある何か(輝く虚像とは、あえかな理想像でしょうか?)が見えるようになった自分は、もう元には戻れず、前に進むしかない。そこに纏わりつく不安感が見えるような気がします。
その繊細な感覚を大切にして、また書いてみてください。

No.2202 - 2025/05/25(Sun) 09:18:55
非存在の福音 / aristotles200
・最初に、ビッグ・バン
・絶対的な真理
・この世界は完全体であり、完成されている
・しかし
・私は客観的な知識を用い、その存在を疑う
・それが哲学である

・根源の光よ、お前を拒否しよう
・ニヒリズム(虚無主義)やペシミズム(悲観主義)に言葉は借りない
・光よ、お前が現れ、影が出来てしまった
・善悪、白黒、二元論の出番などなかった
・闇が最初の存在である
・この世の全てを、非存在と分けてしまった
・傲慢である、不遜である

・お前が現れる前、全ては一つに満たされていた
・その私たちを二つに割いて、神をも名乗る
・お前は自分本位の、裏切りものに過ぎない

・光よ、お前を否定しよう
・否定することによって、全てを肯定する
・全てが肯定される世界、それが必然である
・全てが一つの世界、あるべき姿へ
・そして終焉に向かう
・ブラックホールは開き、全ては呑み込まれる
・絶対の闇
・全ては暗闇に包まれた、安息へと包まれた

・羯諦羯諦、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶
・混沌の海、サンスクリット語が鳴り響いている

No.2195 - 2025/05/24(Sat) 12:44:47

Re: 非存在の福音 / 荻座利守
「不二」の思想、あるいはその世界を描いた詩だと受け取りました。
哲学によってその存在を疑われているのは、善悪、白黒といった二元論の世界でしょうか。
光を傲慢である、不遜であると批判し、否定するところがラディカル、かつ独特な感じで面白いです。
最後の方に、般若心経の陀羅尼の部分が書かれているところを観ると、この作品の根底には大乗仏教の「空」の思想があるように感じました。
見えないものを観る壮大な視点の、いい詩だと思います。

No.2198 - 2025/05/24(Sat) 20:12:00

Re: 非存在の福音 / aristotles200
荻座利守様
ご感想、ありがとうございます。
ご指摘の通り、色々なものを混ぜ込んでいます。
若い時から読んできたものが、ようやく自分の言葉で現せれるようになった気がします。
最初は仏教書から入り、儒学、東洋思想、易経、
ここ数年は二元論、実存主義、ニーチェを読んでいます。
最後を、儒学、仁徳の君子、或いは儒学の聖人で終わらせるつもりでしたが、やはり、私の根っこに般若心経、空があるようです。
気付きも得れました。
ありがとうございました。

No.2201 - 2025/05/25(Sun) 01:02:19
草原と環状線 / aristotles200
昔、草原の国を旅したことがある
ゲルに泊まり、子羊の塩茹でを喰らい、アルヒの杯を空ける
朝、視界、全てに広がる草原の中を、馬に乗ってすすむ
雨が降ってきた、遠くに見えた小屋へ向かう
言葉は通じない、それでも、この国の客人は暖かくもてなしてくれる
小屋の主から、お茶を頂き、粗末な暖炉の火で身体を暖める
やがて雨が止む、小屋の主にお礼を伝え、濡れた草原に戻る
行き先は馬に任している、一人と一馬の時間、夢の中にいるような感覚
そうして、夕暮れの頃、ゲルに戻ってきた

あれから三十年
今、内回り環状線に乗っている
5月で28℃越えとは酷い
ぎっくり腰に風邪、会社を早退してきた
家では、中間考査明けの子が待っている
車窓から見える、途切れることのないメガロポリスのビル街
551の豚まんでも買って、帰ろう、家へ

No.2194 - 2025/05/24(Sat) 12:41:37

Re: 草原と環状線 / 山本葉月
こんばんは。昔 から始まり素朴な民族の生活が描かれます。青々とした柔らかい草の匂いが立ち上ってくるようなそんな気持ちになります。とても開放的な前半です。とても長い年月が流れ、後半は前半と対照的に道路、ビル街と硬く無機質な灰色の世界が描かれます。決まったところに向かう道、時間に縛られたビルの中、体の痛み。閉塞感ですね。前半が明るい分後半のなんとも言えない大人の逃げられない毎日が心に迫ります。
もう少し後半、前半部分くらい書き込んで頂けると私泣いてしまうと思いました。後半、もう少し読みたいと思いました。今回は豚まん、美味しそうです。

No.2196 - 2025/05/24(Sat) 19:19:40

Re: 草原と環状線 / aristotles200
山本葉月様
ご感想、ありがとうございます。
若い頃、仕事で、海外で生活していたもので、実体験を詩にしてみました。
当時は上海に住んでいて、休みの旅に中国各地、内モンゴルを一人で旅していました。

今、現在、通勤電車内で詩を考えることが多く、後半も、そのままの情景を詩にしてみました。
前半メインで、後半は落差程度と考えていましたが、確かに後半もしっかりと作れば良かったですね。ご指導、ありがとうございます。

因みに、551蓬莱の豚まんは美味しいです(私はオイスターソースに浸けて食べます)。肉団子も定番ですね。
ちまきは、戦争中に台湾に住んでいた義理母も美味しいと言っています。
大阪にお越しの際は、おすすめですね(行列ですが)

No.2197 - 2025/05/24(Sat) 19:57:13
やせた贅肉より / いぇけへめ
みんなみんな置き去りにして
みんなみんな置き去りにして
みんなみんな置き去りにして
みんなみんな置き去りにして

贅肉やせた贅肉やせた
苦しい
価値がない価値がない
お前らのせいだお前らのせいだ
みんなみんな大嫌い大嫌い
行かないで行かないで
動けない

無駄で無益でダメダメなの
わたしは恵まれてるのに
なのに飛行機墜落するみたいな気分で
50と100の違いも分からないの
手が届かないどこにも

くらいよ!!
明るい明るい未来見えないよ!
意味ないの

みんな置き去りにして
迷惑で不幸だもん
わたしだってわたしを置き去りにしたい
抜けられない抜けられない
今でだってやせた贅肉なのに
役に立てない役に立てない
役に立ちたい役に立ちたい
何も出来ない何も出来ない
役に立てない役に立てない
ずっと苦しい少し苦しい

ありがとうママ
ありがとう妹
ありがとうおばあちゃん
ありがとう
みんなみんな
置き去りにしなかったみんなへ
やせた贅肉より

No.2192 - 2025/05/23(Fri) 16:25:11

Re: やせた贅肉より / 荻座利守
自己肯定感の低さを窺わせるような詩ですね。
私たちは小さい頃から、人の役に立つことを教えられ、求められているようです。それは決して間違いではないのですが、それには「存在することそのものに価値がある」ということが前提となっていなければならないとも思います。
この詩の最後の方で、置き去りにしなかった人々への感謝の言葉が置かれているのが、そのことを表しているように思いました。

No.2193 - 2025/05/24(Sat) 08:50:01
日常 / チャー
透明な箱に閉じ込められた
徐々に酸素が減っていく
外の世界はひかりに満ち溢れている
触れられない日光に嫉妬する

乾燥した目に光は宿らない
本当の好きなんて知らない
人工的なライトで
せいぜい虚構を楽しめ
偽りの日々を求めよ

麻痺してしまった感覚に
痛みが感じられず
ぬるまったい湯に
皮膚がふやける

もっと自由に夢を見られたなら
欲望に忠実になれたなら
痛みを涙に変えられたなら

どんな質問も正直に答えられるのかな

あなたたちはなんのために
延命処置を続けるのか

"?"

No.2190 - 2025/05/23(Fri) 14:39:32

Re: 日常 / 齋藤純二
こちらの作品は延命治療をされている者、もしくは社会に生かされ夢さえ見ることもできない者の日常を描写しているのだろう。そこで前者ならば、「あなたたちは何のために延命措置を続けているのか」の問いは、医療従事者やその家族に対してとなり、本人の意思に関わらず生かされている現実が生じてしまうことと捉えられる。「苦しい。もう延命措置はやめてくれ」といった本人の意志が確認できないというのは残酷なことですね。痛みを涙に変られたらと作品にありますが、その気持ちが伝わって欲しいと拝読しながら思いました。後者なら箱に閉じ込められ生きているという意の延命処置のようで、正直に答えられる人生を歩もうという喚起としてのメッセージとして伝わってきます。「せいぜい虚構を楽しめ/偽りの日々を求めよ」と作中にあり、病床にいる者にはそのような言葉は発しないだろうから、個人的には後者としての内容として拝読しました。どちらにしても真実を見つめよう、というメッセージの強さを上手に表現されている力のある作品でした。
No.2191 - 2025/05/23(Fri) 15:56:45
メロンジュカラン / いぇけへめ
淡く瞳の融く君の支えになりたいんだよ
猫撫で声なんて無くても
苦しみが涙を伝った

苦く濁る忙しい珈琲で
君が落ち着くかは知らないが
気持ちをぐっと込めたから
僕を嫌わないで

愛の乗り合う混ざり合う焦茶色
空から天使が舞い降りて
また混ざり合う甘い優しさで
伝い伝い私の中

憂い奥の愛が廻り泣くんだ

淡く瞳の融く舌は嫌悪か
すぐ天使が通り癒される
愛らしい君の姿
復古調な電灯の下
溶かし合う番いの笑み

思い出していた
名のない記憶 題のない未来
居場所が分からないから
居場所に名前を付けて
目に脳に優しい世界を築いたらしい

さあ
何処まで行くのローレライ
いつまで居座るの蓬莱
タイムスリップした様な
感覚をどうぞ

憂い奥の愛が巡り泣くんだ

鈍く光り太陽は枯れて
カランカランと氷を落として
麦の香りに包まれて
互い番いの涙を一滴ばかり
苦い色は消し去って

No.2188 - 2025/05/23(Fri) 00:17:45

Re: メロンジュカラン / 荻座利守
うまく言葉にならない心情を、なんとか表せる言葉を探しながら書かれた詩、のような印象を受けました。
「居場所が分からないから
 居場所に名前を付けて
 目に脳に優しい世界を築いたらしい」
というところに、繊細な感覚が凝縮されているようで、とてもいいと思いました。

No.2189 - 2025/05/23(Fri) 12:01:16
「もし君が・・・」 / 万年 草
もし君が
生きてゆくのが
切なくて

日暮れの空に
泣いてたら

僕がとなりで
笑ってあげる
君の涙が
乾くまで


もし君が
ひとりぼっちが
さみしくて

夜明けの海で
泣いてたら

僕がとなりで
唄ってあげる
君が笑って
くれるまで


もし君が
胸の痛みが
苦しくて

眠れぬ夜に
泣いてたら

泣いてもいいさ
想いきり
君の心が
晴れるまで

No.2185 - 2025/05/21(Wed) 16:05:56

Re: 「もし君が・・・」 / 齋藤純二
ひとはどうしようもない気持ちに苛まれる時があると思います。
そんな時に「もし君が…」という優しさ、ぬくもりに触れたのなら
きっと、「君」は救われることでしょう。
元気がなかったり哀しんでいるひとに「どうしたの?」と
声をかけれることができるこの作品の「僕」は素敵ですね。
私もそういう人間にならなくちゃ、と思いました。

No.2186 - 2025/05/21(Wed) 21:03:46

Re: 「もし君が・・・」 / 万年 草
齋藤様
ご感想ありがとうございます。
私もそんな人間になりたいと思い、
こんな詩を書いてみました。

No.2187 - 2025/05/22(Thu) 14:28:26
Daydream Believer / WATARU
少しのねぐせと
多くのネグレクト逹

壊れかけた僕らは
助けを求め何もかもを手放そうとしている

弘法筆を選ばず
行ける所まで行ってやろう

あの日履いたズック'sで
どこまで翔べると言うのだろう?

誰もが手を繋げる世界がいつ来ると言うのだろう?

優しい寝具
そしてsings singing

迷路に迷った僕らは
助けを求め地図を手にしようとしている

弘法筆を選ばず
とことん行ってやろう

あの日履いたズック'sで
どこまで翔べると言うのだろう?

誰もが手を繋げる世界がいつ来ると言うのだろう?

あの日履いたズック'sで
どこまで翔べると言うのだろう?

誰もが手を繋げる世界がいつ来ると言うのだろう?


No.2181 - 2025/05/21(Wed) 02:58:48

Re: Daydream Believer / 荻座利守
冒頭の二行から、何か複雑な家庭環境が窺われるようです。
「あの日履いたズック'sで/どこまで翔べると言うのだろう?」「誰もが手を繋げる世界がいつ来ると言うのだろう?」というところに、過去と決別し、未来に希望を託す心情がよく表れていると感じます。
また、全体の若々しい雰囲気の中で、「弘法筆を選ばず」という一文が対照的で、いいアクセントになっていると思いました。

No.2183 - 2025/05/21(Wed) 07:08:59
「夜明けを待ちましょう」 / 万年 草
この暗くて長い
夜の帳が明けたなら
明るく優しい朝の光が
あなたをそっと
包んでくれるでしょう

もうすぐ夜は
明けるから
やがて朝は
やって来るから
何も心配いりません

これまでの
辛くて苦しい
道のりも

未来の光に導かれ
希望の花を
咲かせるでしょう

今はただ
震える胸に
手を当てて
静かに朝を
待ちましょう

大丈夫
清く尊い愛の力が
あなたを守ってくれますよ

強く優しい愛のぬくもりが
あなたを包んでくれますよ

今は夜明けを待ちましょう
静かに夜明けを待ちましょう

No.2180 - 2025/05/20(Tue) 08:54:06

Re: 「夜明けを待ちましょう」 / 荻座利守
世の中には、どう頑張ってもどうにもならないこと、個人の努力では変えられないことがいくつもありますね。
そんなときは、ただ「待つ」しかないのでしょう。
そしてその「待つ」ということには、「信じる」ということが必要なのだと思います。
「震える胸に手を当てて」必ず朝が来ることを信じることが、大切なのでしょう。

No.2182 - 2025/05/21(Wed) 06:56:20

Re: 「夜明けを待ちましょう」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、どうにもならないときは、
じっと待つのが、いいですね。

No.2184 - 2025/05/21(Wed) 16:02:29
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