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一見のための百聞 / 苦瓜ッヒ
大間違いよ。

なんでもわかると思ったら大間違いよ。

考察なんてぜんぶ大間違いよ。

私の全てがわかると思ったら大間違いよ。

何かを探りつくそうとすることは間違いよ。

わからないところがあるから美しい。

知り尽くした人はつまらない。

全知全能なんてきっと嘘。

神様だって私の心の一番暗いところは知らない。

宇宙の果てを見ても全てを理解できるはずない。

だから広く見て。

遠くを見て。

一つじゃなくてたくさんを。

空を見て、海を見て。

そして私を見て。

私だけを見て私を知り尽くそうなんて、大間違いよ。

No.4361 - 2026/08/09(Sun) 02:59:32

Re: 一見のための百聞 / 世間知らず

 とても可愛らしい
 詩ですね。
 冒頭の大間違いから
 間違いへの変化、
 間違いを重ねる事が
 実は間違いではない
 アピールに読めました。
 
 「神様だって私の心の一番
 暗いところを知らない」
 この一文は、実は一番
 目の前の人に知って
 欲しいのかなと、
 私は感じましたよ。   
    
 
 
 

No.4364 - 2026/08/09(Sun) 03:44:01

Re: 一見のための百聞 / 荻座利守
なかなか意味深長な詩ですね。
「わからないところがあるから美しい」とは、わからないことを探求する姿が美しい、とも受け取れます。
何かを分かったという姿勢は、ともすれば、分かったつもりでしかないことをも意味します。
そして、「空を見て、海を見て。/そして私を見て。」「私だけを見て私を知り尽くそうなんて、大間違いよ。」というところは、いわゆる「木を見て森を見ず」ということへの警告のようです。

No.4368 - 2026/08/09(Sun) 11:12:08

Re: 一見のための百聞 / 苦瓜ッヒ
世間知らず さん、荻座利守 さん、ありがとうございます。
せっかくですのでお二人に向けて返信いたします。
この詩は恋愛要素もあるのですが、学ぶ人そのものに向けての文章でもあります。学生時代に先生に「百聞は一見にしかず」という言葉は学ぶ人にとって「百を学ばずとも一を見れば全てわかる」と思わせてしまうような魅力的な言葉だが、その一を見るための百聞こそ大切なのではないか、と教えられたことを思い出して書き始めて、昨今のやや過激な考察文化に向けての批判も少し含んでいます。
自分一人で文章を書くだけでなく、こうして様々な人が意見や感想を寄せてくださる場が存在していることに対する感謝も込めて書いたので、お二人の感想に大変力をいただきました。

No.4390 - 2026/08/13(Thu) 03:14:52

Re: 一見のための百聞 / 世間知らず
 なるほど、作者様の
 解説を聞いて目から
 鱗でした。
 逆説的な解釈ですね、
 また、私の拙い感想が
 また詩を書く原動力に
 なるのであれば
 幸いです。
    

No.4393 - 2026/08/13(Thu) 04:25:54

Re: 一見のための百聞 / 世間知らず
 追記
 前回投稿された
 詩の一文、神様
 だって私の一番
 暗い所を知らない。
 もしや、周りが
 考察で盛り上がって
 いるのに、一歩
 退いた目線のご自分
 を書かれたのでは
 ないのでしょうか?
 改めて読ませて
 いただきました。
 

No.4394 - 2026/08/13(Thu) 05:29:35
(No Subject) / 世間知らず
 手を握り走る
 素っ気ない振りをして
 口から全て 出そう

 チャンス
 君に 永遠
 僕に 一瞬

 立ち向かう普通握り
 恋人繋ぎへ
 変えるから いい

 今日位僕に奪われて
 カボチャの馬車と
 ガラスの靴に

 タイトル 
 君と 夏音祭

 身体の飛沫
 夜風がさらい

 新たな魅力に
 気づく 僕
 決意した
 右手は そっと顎に

 触れる鼻先
 スライド
 七色の光 交差下
 二つの 影

 引いて行く
 人波と汗
 向かう 駅へ

 絡まる隙間は
 洩れない

 唇先に 残った
    君

 冷める肌の 記憶
 また まつ毛を
 想い出す
 線路挟み振る 手
 うん また明日 
 
 

No.4360 - 2026/08/08(Sat) 19:59:35

Re: / 荻座利守
若い恋を新鮮に描いた作品ですね。
「身体の飛沫/夜風がさらい」「七色の光 交差下/二つの 影」「冷める肌の 記憶」といった表現が、新鮮さを際立たせています。
ところで中盤にある「タイトル /君と 夏音祭」とは、詩の一部なのでしょうか、それとも注釈なのでしょうか?

No.4367 - 2026/08/09(Sun) 11:00:37

Re: 君と夏音祭 / 世間知らず
 
 荻座様
 ご感想ありがとう
 ございます。
 最初は、ガラスの靴に
 ここまで、でしたが
 つい続きを書いて
 しまい。さてタイトル
 をどこに、冒頭か結びか
 迷った末に1と2の間に
 ドラマ等で、ある程度
 経ってからタイトルが
 入るイメージです。
 
 
 

No.4369 - 2026/08/09(Sun) 15:25:41

Re: 君と夏音祭 / 世間知らず

 荻座様
 ご指摘ありがとう
 ございます。
 タイトルは、
 タイトルとして
 作品の顔になるよう 
 冒頭に記したいと
 思います。
 

No.4370 - 2026/08/10(Mon) 05:15:40

Re: / 万年 草
さわやかで、甘酸っぱい
青春のひとコマですね。

No.4372 - 2026/08/10(Mon) 14:43:39

君と夏音祭 / 世間知らず
 万年 草様
 ご感想ありがとう
 ございます。

 朝夕凛とした
 空気感を感じ
 いただければ
 幸いです。

No.4373 - 2026/08/10(Mon) 15:11:58
相談員ガチャ / あーさー

あんな状況のなかで、あの相談員進路はどうするのかをよく急かしながら聞けるよな

やってることが無神経すぎるんだよ

そういう部分があるから息子が不登校になったんじゃね?知らんけど

独りよがりな優しさや善意なんか誰の心も動かさない

まぁ会社の方針の可能性もあるけど、いずれにせよあんなありがた迷惑な相談員もうこりごりだわ

これが相談員ガチャハズレってやつか

No.4358 - 2026/08/08(Sat) 12:34:49

Re: 相談員ガチャ / 荻座利守
なかなか難しい問題ですね。
世の中の様々なことには、当たりと外れがあるようです。
相談員ガチャのハズレは、その相談員の資質だったのか、それとも、その相談員に課せられた過剰な負担のせいだっのか、その視点を入れると、作品により深みが増すと思います。

No.4365 - 2026/08/09(Sun) 10:50:10
歓喜と苦悩 / 世間知らず
 我は罪つくりし
 者なり
 (六日と九日)
 青白い閃光に
 歓喜した
 (産み出した)
 破壊神の手先に
 堕ちた
 (数多の命を)
 黒き雲は天を刺した
 (罪無き人々)
 二つの我が子たち
 (一瞬のうちに)
 この手を 恨む
 (奪いし魔の光)


 報せは現実を
 突きつけた
 あの日

 我は私の命を
 静かに

 

No.4352 - 2026/08/08(Sat) 05:43:59

Re: 歓喜と苦悩 / 齋藤純二
自らが生み出した光が破壊をもたらし、
歓喜と罪悪感の二重性に引き裂かれる語り部の独白。
その行為はけして許されることではないですね。
今年もこの日が……

No.4357 - 2026/08/08(Sat) 10:29:33

Re: 歓喜と苦悩 / 世間知らず
 齋藤様
 ご感想ありがとう
 ございました。
 開発中の科学者
 視点と広島、長崎
 の惨状を書いて
 みました。
 
 
 

No.4359 - 2026/08/08(Sat) 15:46:48
好きの色 / 苦瓜ッヒ
恋、こい、コイである!

あなたの涼やかな青と、燃えるような赤が混ざって、私の恋はどす黒い紫へと溶けるのだ。

ああどうして紫か。

血と空の間、太陽と海の間、酸とアルカリの間!

キャベツを切っても紫陽花を濡らしても変わらぬ心。

あなたと私の交わるところ。

パープル、ラベンダー、ヴァイオレット。

二人の間をなんと呼ぼう。

No.4351 - 2026/08/08(Sat) 04:13:53

Re: 好きの色 / 世間知らず
 
 二人の微妙な
 関係を紫一色
 で表してますね。
 やや軽妙な語り口
 が良かったです。
 今後どうなるのか
 気になりました。
 

No.4353 - 2026/08/08(Sat) 05:52:35

Re: 好きの色 / 齋藤純二
恋の化学反応って感じでしょうか。
どす黒い紫という表現が絶妙で、
恋の美しさだけでなく嫉妬、執着、不安などの
濁りも含んでいるような表現がインパクトありました。

No.4356 - 2026/08/08(Sat) 10:11:27

Re: 好きの色 / 苦瓜ッヒ
世間知らず さん、ありがとうございます。
恋という微妙な関係性を色で表したら紫かな、となんとなく思って書いたので、この後は別の色に移り変わってゆくのかもしれないとこちらのコメントで初めて気づかされました。素敵な気づきをありがとうございます。

No.4362 - 2026/08/09(Sun) 03:05:45

Re: 好きの色 / 苦瓜ッヒ
齋藤純二 さん、ありがとうございます。
「恋の化学反応」とは言い得て妙ですね。自分では思いつけなかったのでコメントしていただけてとてもありがたいです。
相手に対しては綺麗な色を見ているけど、自分に対しては濁った色を見出している語り手の含みを感じていただけて嬉しいです。

No.4363 - 2026/08/09(Sun) 03:08:28
はいせん / テレス
きのこぐもは
ぴかどんの話の思い
手にうじ虫
見えない目にうじ虫
私なら
生き延びらん
支える世界と
破壊する世界の
戦いで
上から引っ張るか
下に突き落とすか
下から持ち上げるか
方法は千差万別
最低限の平和ないま

No.4340 - 2026/08/07(Fri) 06:20:52

Re: はいせん / 世間知らず
 
 「支える世界と
 破壊する世界の
 戦いで    」
 未だに成長しない
 人類に、ある意味
 万歳。

No.4343 - 2026/08/07(Fri) 08:26:06

Re: はいせん / 世間知らず
 
 戦後80年、意識の
 改革を、望めないか。
 敢えて少し皮肉を
 込めて万歳と書いて
 みました。

No.4344 - 2026/08/07(Fri) 08:36:42

Re: はいせん / テレス
返信ありがとう🍀🙏
せんじょう匂わせ?
映画鑑賞の記憶なら
まだ平和なうち🙏

No.4346 - 2026/08/07(Fri) 09:22:18
多彩な色に / ともみ

この病院の栄養科の職員さんは
入院する患者さんの
栄養状態を見るため
必ず患者さんの様子をみる

栄養士の彼女は
食事はゆっくり食べてほしくて
あなたは愛されるために生まれてきた
多彩な色になりたい

あなたが一人ぼっちなら  あたたかい色で包みましょう
あなたが走るなら  微笑みの色で助けましょう
あなたが歩きだすのなら  励ましの色を与えましょう
あなたが夢を語るのなら  あざやかな色になりたい
あなたが口ずさむなら  晴れやかな色になりたい

理解されずに歩んだ人生
栄養士は願っています

No.4339 - 2026/08/07(Fri) 05:51:07

Re: 多彩な色に / かるひね
勘違いだったらすみません。
エールを送ってくださった詩かな?と思ったので。ありがとうございます。
私でなくとも懸命に歩み続ける全ての人に届いて欲しい応援歌だなと思いました。

No.4341 - 2026/08/07(Fri) 07:28:38

Re: 多彩な色に / 世間知らず
 私は、かるひね様
 自身がエールと
 解釈された時点で
 それが正解では
 ないでしょうか。
 それが作者の
 ともみ様の意図
 ではなくとも、
 新たな挑戦を
 始めるあなた
 へのエールと
 私も読みました。

No.4342 - 2026/08/07(Fri) 08:11:50

Re: 多彩な色に / 世間知らず
 
 多彩な色に、
 タイトルと内容に
 暖かみを感じました。
 暖色が読み手を
 包み込みますね。

No.4345 - 2026/08/07(Fri) 08:40:48

Re: 多彩な色に / 齋藤純二
食事を支える栄養士が
患者の人生そのものに色を与えようと
孤独や痛みを抱えた人に
そっと寄り添う祈りのような作品で素晴らしいです。

No.4349 - 2026/08/07(Fri) 23:47:16

Re: 多彩な色に / ともみ

かるひね 世間知らず 齋藤純二 様

どうも感想ありがとうございました
知り合いの方が栄養士をいていて
なかなか治らない病気で
がんばっていたので
早く退院してほしいみたいで
詩にして見ました
また投稿しますのでよろしくお願いいたします

No.4354 - 2026/08/08(Sat) 06:43:57
バッハの暗号 / テレス
音波や電波は
チャート式で
難破予防
数列は森への
パスポ−ト
海の森
私は迷子の子供
アリアでカウントダウン
セバスチャン先生
どこかで

No.4338 - 2026/08/07(Fri) 00:44:50

Re: バッハの暗号 / 齋藤純二
意味を固定させない作品で
いつも楽しませていただいています!
迷子の子供が
世界の広さに自分の小ささが際立つ描写がいいですね!

No.4350 - 2026/08/07(Fri) 23:57:25
海底の逆ピラミッド / かるひね
深海のさらに奥深く
地層の先の先
ジュラ紀のプランクトン達が
愚痴を言い合っている

最近の若いもんは
年配者を敬う心がない!
考えも浅ければ地層も浅い!
堆積するまでの我慢が足りん!

深海の隅々まで響く
怒鳴り声に
魚や海藻たちも渋い顔

わしらがどれだけ地球の役に立ってきたか!
若いヤツらにとっては不都合な真実だろうな!

ヘルニアのオキアミ
フレイルの珪藻
認知症の夜光虫

そこには
不都合なダイバーシティが
形成されていた

通りすがりの
チョウチンアンコウが
そっとつぶやいた

パワーが足りない介護は大変だな

No.4336 - 2026/08/07(Fri) 00:06:02

Re: 海底の逆ピラミッド / かるひね
今回は2篇ともユーモアに寄せてみました。少しでもクスッとして頂ければ嬉しい限りです。
詩のコンクールへ応募を始めたのでこちらの掲示板は今回で卒業します。皆さんの詩の投稿や感想には元気や勇気をいただきました。半年未満と短い間でしたがありがとうございました。お世話になりました!

No.4337 - 2026/08/07(Fri) 00:10:54

Re: 海底の逆ピラミッド / 齋藤純二
高齢化したプランクトンたちの愚痴という
ユーモラスな発想を重ねていて、
読者が思わずクスッとするような軽妙さがありますね。

かるひねさん
半年ほど作品をご投稿いただき
ありがとうございました。
その豊かな感性で詩作を今後とも楽しまれてください。

No.4348 - 2026/08/07(Fri) 23:37:30

Re: 海底の逆ピラミッド / かるひね
こちらこそありがとうございました。感想が本当に励みになりました。気兼ねなく投稿できる場はとても貴重で助かりました。
これからも頂戴した勇気を胸に感性を磨いて参ります。

No.4355 - 2026/08/08(Sat) 07:52:42
矜持 / かるひね
深夜のコンビニは
多種多様な
人種のるつぼだ

ラジカセを肩に担いで
爆音を響かせる黒人さん
昭和からタイムスリップ
してきたのかな?

鳶職の正装を着た
タバコをふかした
20代くらいの
金髪の青年
お疲れ様です

夜職の煌びやかな
ドレスを着た
60代くらいの
おばちゃ……
失礼しましたお姉さん

皆一様に疲れた
表情の中に
生き生きとした
生命力を
宿している
強者ばかりだ
そんな歴戦の戦士たちが
誘蛾灯に集う
虫たちのように
神秘的な灯りの元に
集まってくる
そこは街中でありながら
一時羽根を休める
戦士の安息の地だ
必要な物資や
食糧を補給して
夜の街に闘いにでていく
その背中に
ありがとうございました
(行ってらっしゃい!)
と声をかけるその瞬間が
私は堪らなく
心躍るときだったんだ

No.4335 - 2026/08/07(Fri) 00:02:21
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