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死んだことにするね / ほわいと
ありがとう

桜 散りゆく
春の終わりに

いってきます

手を振る

最後に
泣いたのは
あなただった

僕らは
揃わないパズル

完璧に過ごした時間は
嘘じゃない

ただ
締切りだけが短くなって

終わりの決まった台本を
書き続けるのが
宿命だった

神遊ぶ浮世へようこそ

妖しい酒を
酌み交わして

いつも泣いている君を
今夜も夢のなかで踏みつける

上を向いたまま
かなしみの海へ
沈んでいく

世界で一番きらいな人は

覚えたての踊りを
いつまでも踊りながら

老いさらばえて
沈んでいく

自ら獣になってしまったら
もう戻れないのかな

食べ物の味もせず
何を見ても
心が動かない

胸が痛くなったら
煙草の煙に乗って
大空を旅したくなる

たまには
屋上の風にあたろう

うまく空を飛べなくても
目を閉じれば

純粋な魂になって

来世ではきっと
結ばれるだろう

織姫と彦星のように

あのあと

あなたは
生きているのか
死んでいるのか

もう
わからないから

死んだことにするね

それでも
これからも夢で逢う

あなたは
名前も身体も失って

いつか

概念に昇華した
花となった

No.4385 - 2026/08/11(Tue) 21:29:43

Re: 死んだことにするね / 齋藤純二
ベランダから見えている景色はあなたで
思い出がなかなかこの気持ちに
折り合いをつけさせてくれないけれど
あなたを死んだことにして、と
それがせつなく美しく描かれている作品はいいですね。
(勝手にベランダからの語り部が浮かびました)

No.4386 - 2026/08/11(Tue) 22:12:05

Re: 死んだことにするね / ほわいと
ご感想ありがとうございます。
ベランダから思いを馳せているというのはロマンティックで素敵な発想ですね。嬉しいです。

No.4401 - 2026/08/15(Sat) 00:05:20
「夏が行く」 / 万年 草
ふと白く輝く
君の細いうなじに
甘い風が
撫ぜていったような
未だ幼い秋の始まり

夜に弾き飛ばされて
静かに散ってゆく
線香花火が切なくて

僕は君の
洗い髪の匂いに
ひとり酔いしれる

あぁ
夏よ行かないで
このままずっと
叶わぬ愛を
僕の耳元で
囁いていて

この張り裂けそうな
熱い想いを
君に打ち明けることも
出来ないままに
夏は行ってしまうのだね

どこかで
気の早いコオロギが
コロコロと愛を
囁き始めている

あぁ
夏が行く
夏が行く

No.4378 - 2026/08/11(Tue) 08:36:03

Re: 「夏が行く」 / 世間知らず

 僕は君の
 洗い髪の匂いに
 ひとり酔いしれる

 傍にいた人を想い
 残り香に酔う、  
 シーンが目に
 浮かびますね。

No.4380 - 2026/08/11(Tue) 09:06:19

Re: 「夏が行く」 / 万年 草
世間知らず様、

ご感想ありがとうございます。
夏の終わりの切なさを、自分なりに表現してみました。

No.4381 - 2026/08/11(Tue) 09:13:02

Re: 「夏が行く」 / 齋藤純二
夏に感傷的な秋が入り込むようで
恋の行方がなんともしんみりと入って来ますね。

No.4384 - 2026/08/11(Tue) 19:13:33

Re: 「夏が行く」 / 万年 草
齋藤様、

ご感想ありがとういございます。
暦の上ではもう秋ですからね。
気が早いかもしれませんが、
こんな詩を書いてみました。

No.4387 - 2026/08/12(Wed) 14:27:52
/ 能無しの洋梨
旅人になりたい!
見たことないもの全て見てみたい!
現実を見たくない。
都合の悪いことから目を逸らしたい。
テレビに出てみたい!
誰かの夢になってみたい!
夢なんて飾りに過ぎないし、
売ってお金に変えられる物。

No.4377 - 2026/08/11(Tue) 07:35:56

Re: 夢 / 齋藤純二
夢では暮らせない
夢は叶わぬ叶えよう夢に
何か楽しみがあるような気がします。

No.4382 - 2026/08/11(Tue) 19:06:05
野の草花に / ともみ

今度生まれてくるのなら
野に咲く草花になりたい
誰にも看取られない
最後の日もない お墓もいらないから
生命はどうしても限りがあるから

草花に生まれると
次の季節のために種となり
秋には風に乗って春咲く場所に

人として生まれると
悲しみが絶えない、争いが絶えない
疲れはててしまい

野の草花になりたい
ひっそり咲きたい
すべてに感謝しましょう

No.4376 - 2026/08/11(Tue) 07:14:12

Re: 野の草花に / 世間知らず
 生きる上での
 苦しみ、悩みを
 丁寧に紡がれて
 いますね。
 秋には風に乗って/
 春咲く場所に。
 私も風に乗って
 どこかへ行きたい。
 

 案外花には花の
 苦労があるのでは?

 

 
 
 
 
  

No.4379 - 2026/08/11(Tue) 08:45:29

Re: 野の草花に / 齋藤純二
花はいいな〜
私もそんな気持ちになる時あるな〜

No.4383 - 2026/08/11(Tue) 19:08:43

Re: 野の草花に / ともみ

世間知らず 齋藤純二 様

どうも感想ありがとうございました
自然に咲く野の花を
詩にしてみました
また投稿しますので
よろしくお願いいたします

No.4395 - 2026/08/13(Thu) 06:58:21
「いつでも どんなときでも」  / 万年 草
いつでも
どんなときでも

幸運の
女神さまが

必ずほほ笑んで
くれるから

大丈夫だよ

No.4371 - 2026/08/10(Mon) 14:36:03

Re: 「いつでも どんなときでも」  / 世間知らず

 いつでも、
 どんなときでも。
 今も、女神さまは
 誰かの傍に。
 作者様の優しさが
 溢れてますね。
 

No.4374 - 2026/08/10(Mon) 15:18:48

Re: 「いつでも どんなときでも」  / 万年 草
世間知らず様、
ご感想ありがとうございます。
女神さまを信じて、生きてゆきましょう。

No.4375 - 2026/08/10(Mon) 15:29:25
一見のための百聞 / 苦瓜ッヒ
大間違いよ。

なんでもわかると思ったら大間違いよ。

考察なんてぜんぶ大間違いよ。

私の全てがわかると思ったら大間違いよ。

何かを探りつくそうとすることは間違いよ。

わからないところがあるから美しい。

知り尽くした人はつまらない。

全知全能なんてきっと嘘。

神様だって私の心の一番暗いところは知らない。

宇宙の果てを見ても全てを理解できるはずない。

だから広く見て。

遠くを見て。

一つじゃなくてたくさんを。

空を見て、海を見て。

そして私を見て。

私だけを見て私を知り尽くそうなんて、大間違いよ。

No.4361 - 2026/08/09(Sun) 02:59:32

Re: 一見のための百聞 / 世間知らず

 とても可愛らしい
 詩ですね。
 冒頭の大間違いから
 間違いへの変化、
 間違いを重ねる事が
 実は間違いではない
 アピールに読めました。
 
 「神様だって私の心の一番
 暗いところを知らない」
 この一文は、実は一番
 目の前の人に知って
 欲しいのかなと、
 私は感じましたよ。   
    
 
 
 

No.4364 - 2026/08/09(Sun) 03:44:01

Re: 一見のための百聞 / 荻座利守
なかなか意味深長な詩ですね。
「わからないところがあるから美しい」とは、わからないことを探求する姿が美しい、とも受け取れます。
何かを分かったという姿勢は、ともすれば、分かったつもりでしかないことをも意味します。
そして、「空を見て、海を見て。/そして私を見て。」「私だけを見て私を知り尽くそうなんて、大間違いよ。」というところは、いわゆる「木を見て森を見ず」ということへの警告のようです。

No.4368 - 2026/08/09(Sun) 11:12:08

Re: 一見のための百聞 / 苦瓜ッヒ
世間知らず さん、荻座利守 さん、ありがとうございます。
せっかくですのでお二人に向けて返信いたします。
この詩は恋愛要素もあるのですが、学ぶ人そのものに向けての文章でもあります。学生時代に先生に「百聞は一見にしかず」という言葉は学ぶ人にとって「百を学ばずとも一を見れば全てわかる」と思わせてしまうような魅力的な言葉だが、その一を見るための百聞こそ大切なのではないか、と教えられたことを思い出して書き始めて、昨今のやや過激な考察文化に向けての批判も少し含んでいます。
自分一人で文章を書くだけでなく、こうして様々な人が意見や感想を寄せてくださる場が存在していることに対する感謝も込めて書いたので、お二人の感想に大変力をいただきました。

No.4390 - 2026/08/13(Thu) 03:14:52

Re: 一見のための百聞 / 世間知らず
 なるほど、作者様の
 解説を聞いて目から
 鱗でした。
 逆説的な解釈ですね、
 また、私の拙い感想が
 また詩を書く原動力に
 なるのであれば
 幸いです。
    

No.4393 - 2026/08/13(Thu) 04:25:54

Re: 一見のための百聞 / 世間知らず
 追記
 前回投稿された
 詩の一文、神様
 だって私の一番
 暗い所を知らない。
 もしや、周りが
 考察で盛り上がって
 いるのに、一歩
 退いた目線のご自分
 を書かれたのでは
 ないのでしょうか?
 改めて読ませて
 いただきました。
 

No.4394 - 2026/08/13(Thu) 05:29:35
(No Subject) / 世間知らず
 手を握り走る
 素っ気ない振りをして
 口から全て 出そう

 チャンス
 君に 永遠
 僕に 一瞬

 立ち向かう普通握り
 恋人繋ぎへ
 変えるから いい

 今日位僕に奪われて
 カボチャの馬車と
 ガラスの靴に

 タイトル 
 君と 夏音祭

 身体の飛沫
 夜風がさらい

 新たな魅力に
 気づく 僕
 決意した
 右手は そっと顎に

 触れる鼻先
 スライド
 七色の光 交差下
 二つの 影

 引いて行く
 人波と汗
 向かう 駅へ

 絡まる隙間は
 洩れない

 唇先に 残った
    君

 冷める肌の 記憶
 また まつ毛を
 想い出す
 線路挟み振る 手
 うん また明日 
 
 

No.4360 - 2026/08/08(Sat) 19:59:35

Re: / 荻座利守
若い恋を新鮮に描いた作品ですね。
「身体の飛沫/夜風がさらい」「七色の光 交差下/二つの 影」「冷める肌の 記憶」といった表現が、新鮮さを際立たせています。
ところで中盤にある「タイトル /君と 夏音祭」とは、詩の一部なのでしょうか、それとも注釈なのでしょうか?

No.4367 - 2026/08/09(Sun) 11:00:37

Re: 君と夏音祭 / 世間知らず
 
 荻座様
 ご感想ありがとう
 ございます。
 最初は、ガラスの靴に
 ここまで、でしたが
 つい続きを書いて
 しまい。さてタイトル
 をどこに、冒頭か結びか
 迷った末に1と2の間に
 ドラマ等で、ある程度
 経ってからタイトルが
 入るイメージです。
 
 
 

No.4369 - 2026/08/09(Sun) 15:25:41

Re: 君と夏音祭 / 世間知らず

 荻座様
 ご指摘ありがとう
 ございます。
 タイトルは、
 タイトルとして
 作品の顔になるよう 
 冒頭に記したいと
 思います。
 

No.4370 - 2026/08/10(Mon) 05:15:40

Re: / 万年 草
さわやかで、甘酸っぱい
青春のひとコマですね。

No.4372 - 2026/08/10(Mon) 14:43:39

君と夏音祭 / 世間知らず
 万年 草様
 ご感想ありがとう
 ございます。

 朝夕凛とした
 空気感を感じ
 いただければ
 幸いです。

No.4373 - 2026/08/10(Mon) 15:11:58
相談員ガチャ / あーさー

あんな状況のなかで、あの相談員進路はどうするのかをよく急かしながら聞けるよな

やってることが無神経すぎるんだよ

そういう部分があるから息子が不登校になったんじゃね?知らんけど

独りよがりな優しさや善意なんか誰の心も動かさない

まぁ会社の方針の可能性もあるけど、いずれにせよあんなありがた迷惑な相談員もうこりごりだわ

これが相談員ガチャハズレってやつか

No.4358 - 2026/08/08(Sat) 12:34:49

Re: 相談員ガチャ / 荻座利守
なかなか難しい問題ですね。
世の中の様々なことには、当たりと外れがあるようです。
相談員ガチャのハズレは、その相談員の資質だったのか、それとも、その相談員に課せられた過剰な負担のせいだっのか、その視点を入れると、作品により深みが増すと思います。

No.4365 - 2026/08/09(Sun) 10:50:10
歓喜と苦悩 / 世間知らず
 我は罪つくりし
 者なり
 (六日と九日)
 青白い閃光に
 歓喜した
 (産み出した)
 破壊神の手先に
 堕ちた
 (数多の命を)
 黒き雲は天を刺した
 (罪無き人々)
 二つの我が子たち
 (一瞬のうちに)
 この手を 恨む
 (奪いし魔の光)


 報せは現実を
 突きつけた
 あの日

 我は私の命を
 静かに

 

No.4352 - 2026/08/08(Sat) 05:43:59

Re: 歓喜と苦悩 / 齋藤純二
自らが生み出した光が破壊をもたらし、
歓喜と罪悪感の二重性に引き裂かれる語り部の独白。
その行為はけして許されることではないですね。
今年もこの日が……

No.4357 - 2026/08/08(Sat) 10:29:33

Re: 歓喜と苦悩 / 世間知らず
 齋藤様
 ご感想ありがとう
 ございました。
 開発中の科学者
 視点と広島、長崎
 の惨状を書いて
 みました。
 
 
 

No.4359 - 2026/08/08(Sat) 15:46:48
好きの色 / 苦瓜ッヒ
恋、こい、コイである!

あなたの涼やかな青と、燃えるような赤が混ざって、私の恋はどす黒い紫へと溶けるのだ。

ああどうして紫か。

血と空の間、太陽と海の間、酸とアルカリの間!

キャベツを切っても紫陽花を濡らしても変わらぬ心。

あなたと私の交わるところ。

パープル、ラベンダー、ヴァイオレット。

二人の間をなんと呼ぼう。

No.4351 - 2026/08/08(Sat) 04:13:53

Re: 好きの色 / 世間知らず
 
 二人の微妙な
 関係を紫一色
 で表してますね。
 やや軽妙な語り口
 が良かったです。
 今後どうなるのか
 気になりました。
 

No.4353 - 2026/08/08(Sat) 05:52:35

Re: 好きの色 / 齋藤純二
恋の化学反応って感じでしょうか。
どす黒い紫という表現が絶妙で、
恋の美しさだけでなく嫉妬、執着、不安などの
濁りも含んでいるような表現がインパクトありました。

No.4356 - 2026/08/08(Sat) 10:11:27

Re: 好きの色 / 苦瓜ッヒ
世間知らず さん、ありがとうございます。
恋という微妙な関係性を色で表したら紫かな、となんとなく思って書いたので、この後は別の色に移り変わってゆくのかもしれないとこちらのコメントで初めて気づかされました。素敵な気づきをありがとうございます。

No.4362 - 2026/08/09(Sun) 03:05:45

Re: 好きの色 / 苦瓜ッヒ
齋藤純二 さん、ありがとうございます。
「恋の化学反応」とは言い得て妙ですね。自分では思いつけなかったのでコメントしていただけてとてもありがたいです。
相手に対しては綺麗な色を見ているけど、自分に対しては濁った色を見出している語り手の含みを感じていただけて嬉しいです。

No.4363 - 2026/08/09(Sun) 03:08:28
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