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クリスマス / 異邦人
 月冴える夜にストーブの熱が
 手のひらに伝わってくる
 冷たい石が重さを失って
 するめの匂いにかわったみたいだ
 クリスマスは いつも ひとりですごす
 枯れた花をハンカチに包んだ
 死んでも花のやさしさが沁みてくる
 いつの間にか屋根に雪がつもっていた
 掘っ立て小屋から にじみ出る
 サイレント オレンジ

No.3036 - 2025/12/20(Sat) 00:57:52

Re: クリスマス / 荻座利守
孤独なクリスマスの寂しさが伝わってくるようです。
「枯れた花をハンカチに包んだ/死んでも花のやさしさが沁みてくる」というところに、孤独ゆえの感受性の高さを感じます。
そして末尾の「サイレント オレンジ」に、孤独のなかにも潜んでいる、仄かな温かさを表しているように思えました。

No.3039 - 2025/12/20(Sat) 11:10:58
絵本のしおり / 異邦人
   山起きて  日のぼり
   山の上に  雲ひとつ
   崖の胸に  花ふたつ
   空俯いて  日陰り
   夕方 塔の鐘の音
   光と闇の 海化粧  

No.3035 - 2025/12/20(Sat) 00:27:09

Re: 絵本のしおり / 荻座利守
「山起きて」「崖の胸に」「海化粧」という表現が秀逸ですね。
また、「絵本のしおり」というタイトルも面白いです。
どんな絵本のしおりにするのが一番合っているのか、いろいろ想像してしまいます。

No.3038 - 2025/12/20(Sat) 11:04:21
萱原 / 萩原蔵王
萌へいづる
燃へいづる
春告げる片山の野
絹雲 銀の穂先
秋に二色に分かつ
畝る陸 平滑の空
耕人火を放つ
燃へいづる 煤煙
春告げる片山の野
白き筆の穂先の
照る夕暮
燃へいづる
春告げる畝 煤煙
萌へいづる

No.3034 - 2025/12/19(Fri) 12:04:10

Re: 萱原 / 荻座利守
早春の野焼きの情景を描いた美しい叙景詩ですね。
中でも「絹雲 銀の穂先」「白き筆の穂先の/照る夕暮」という表現が、特に美しいと感じました。
また、末尾の「萌へいづる」にが、厳しい冬を経て迎える春の歓びが感じられて、いいと思います。

No.3037 - 2025/12/20(Sat) 10:56:50
むぐつちよ / 萩原蔵王
むぐつちよあらなみの
いはをゝもつてまもれ
むぐつちよまさごなる
はまべのゆくすゑをも
むぐつちよつれづれに
ものにはるのきたるや

むぐつちよさはがしき
あはれさくらのつぼみ
むぐつちよむめのはな
なきだしさうにほこる
むぐつちよあにかなし
ものにはるのきたるや

No.3033 - 2025/12/19(Fri) 12:02:43

Re: むぐつちよ / 齋藤純二
哀れに映る水鳥を通して
自身の心境をのせてうたっているのでしょうか。
春が来るというのに、と切なさがとても伝わってきますね。
言葉を探り連を上手く四角に収めています。

No.3040 - 2025/12/20(Sat) 12:53:46
夜気 / ホタテ
厚い 厚い
黒い
かすみ

蒼く 白い
月を
はばむ

白く 薄い
月の
ひかり

いつもよりも
煌めいている

フィルー フィルーと
ちりが
舞った

ひかり
差せば

ゆきの
様だ

No.3028 - 2025/12/18(Thu) 19:06:01

Re: 夜気 / 荻座利守
リズミカルな感じの詩ですね。
「フィルー フィルー」という表現が独特で、塵が舞う様が目に浮かびます。
その舞った塵が雪のよう見えるところが、月の光の白さをより強調しています。
この最後のところが、とても美しいと感じました。

No.3031 - 2025/12/18(Thu) 20:12:58
「希望を探しに」 / 万年 草
1,           2,

絶望色の         哀しみ色の
この空の         この海に
どこかに希望の      やがて希望の
あるという        陽
明日の見えぬ       遠くて長い
水平線の         夜のとばりが
彼方にかすかに      白々明けて
きらめいた        朝になる

希望の欠片を見つけに   明日の光をつかむため
船を出そう        歩き出そう

すべてを失い       打ちひしがれて
途方に暮れた       涙にくれた
切ない日々に       哀しい夜を
別れを告げて       静かに超えて

希望を探しに       希望を探しに
出かけよう        歩いてゆこう

No.3027 - 2025/12/18(Thu) 15:01:13

Re: 「希望を探しに」 / 荻座利守
今の世界は、絶望や哀しみばかりが溢れているように感じることがあります。
そんな中でも、どこかに希望の灯火が点っているのでしょう。
それを探しにゆきたいと、この詩を拝読してそう思いました。

No.3030 - 2025/12/18(Thu) 19:27:24

Re: 「希望を探しに」 / 万年 草
荻座さま、
ご感想ありがとうございます。
二番の四行目は「陽が昇る」です。
抜けていました。

そうですね、希望が持てない世の中ですから、
こんな詩を書いてみました。

No.3032 - 2025/12/19(Fri) 09:40:08
/ 虹乃 衣里絵
冷たい風が 音を立てながら
私のコートに纏わり付く

反射的に 襟を立てては
払い除けようとするが

容赦なく吹き付ける 凩
体感温度は 限りなく低く

地面で回転運動を続ける落葉を
不思議な物のように眺める

いつしか 其れ等は強風に乗って
何処かへ飛び去って行き

またしても 一陣の風が
この髪を乱しに来る

容赦なく吹き付ける 凩
轟々と 音を立てている

No.3026 - 2025/12/18(Thu) 14:35:35

Re: 凩 / 荻座利守
厳しい凩の季節になりましたね。
その読みの通り、木を枯らしてしまうのではないかと思うほど、冷たい風です。
最後の「容赦なく吹き付ける 凩/轟々と 音を立てている」というところが、その非情さをうまく表していると感じました。

No.3029 - 2025/12/18(Thu) 19:25:00
「歩く」 / 万年 草
1,        2,         3,

たとえどんなに   いつかどんなに    いつでも
つらいことが    かなしいことが    希望をもって
あったとしても   やってきたとしても  歩いていれば
そこで止まっちゃ  そこで折れては    
ダメなんだ     いけないよ      そのうち夢に
                     出逢えるはずさ
つまづき      雨に
転んだ       濡れても       歩いてゆこう
ほこりを払い    しずくを払い     この道を
                     歩いてゆこう
もう一度      もう一度       どこまでも
立ち上がって    前を向いて
歩き出せれば    歩いて行ければ
それでいい     それでいい

No.3022 - 2025/12/16(Tue) 14:34:04

Re: 「歩く」 / 齋藤純二
朝起きて今日は気分がきつなあ、という時も
玄関を開け一歩踏み込み歩き出すと
だんだんと前向きになったりするこの頃です。
作品を拝読し共感していました。

No.3024 - 2025/12/17(Wed) 08:04:44

Re: 「歩く」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、最初の一歩が大事ですね。
私も自分を鼓舞するべくこの詩を書きました。

No.3025 - 2025/12/17(Wed) 15:54:59
ランプの光 / ホタテ
ああ、
高すぎる天井に
ランプが
かかっている

ランプは
部屋の中央だけを
照らしている

中央に立つ
私は
ただ、

暗さを
恐れている
ハエのように
光を
好んでいる

ああ、
狭すぎる足元に
光が
差し込んでいる

光は
そこに来るものだけを
照らしている

妬ましさを光らせた
ランプは

光を
好んでいる

暗さを
恐れている

ハエは
耳元まで
来ている

No.3015 - 2025/12/16(Tue) 07:27:42

Re: ランプの光 / 荻座利守
意味深長な感じの詩ですね。
高すぎる天井のランプ、部屋の中央だけが照らされている、狭すぎる足元、暗さを恐れるハエ。
それらは現代社会、あるいはネットの中の世界を表しているように思えます。
耳元まで来ているハエは、何を意味しているのでしょう。
読み手によって、様々な解釈があるように思います。

No.3020 - 2025/12/16(Tue) 08:43:14
冬の / 冬は美しい
とても寒い夜
冬オリオン 
凍てつく空に光を放つ 
ダイヤモンドの輝き
気高くて女王のように美しい
美しいのに
夜空は寂しい
寂しいけれど
永遠の愛はこの輝きの中にもあることを
信じてる

No.3014 - 2025/12/16(Tue) 06:57:42

Re: 冬の / 荻座利守
「美しいのに/夜空は寂しい」というところがいいですね。
美しさの中に潜む孤独(あるいは孤高)を表しているようです。
また、「寂しいけれど/永遠の愛はこの輝きの中にもあることを/信じてる」というところも、なかなかロマンチックですね。
冬のオリオンにピッタリのイメージだと感じました。

No.3019 - 2025/12/16(Tue) 08:38:11
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