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多彩な色に / ともみ

この病院の栄養科の職員さんは
入院する患者さんの
栄養状態を見るため
必ず患者さんの様子をみる

栄養士の彼女は
食事はゆっくり食べてほしくて
あなたは愛されるために生まれてきた
多彩な色になりたい

あなたが一人ぼっちなら  あたたかい色で包みましょう
あなたが走るなら  微笑みの色で助けましょう
あなたが歩きだすのなら  励ましの色を与えましょう
あなたが夢を語るのなら  あざやかな色になりたい
あなたが口ずさむなら  晴れやかな色になりたい

理解されずに歩んだ人生
栄養士は願っています

No.4339 - 2026/08/07(Fri) 05:51:07

Re: 多彩な色に / かるひね
勘違いだったらすみません。
エールを送ってくださった詩かな?と思ったので。ありがとうございます。
私でなくとも懸命に歩み続ける全ての人に届いて欲しい応援歌だなと思いました。

No.4341 - 2026/08/07(Fri) 07:28:38

Re: 多彩な色に / 世間知らず
 私は、かるひね様
 自身がエールと
 解釈された時点で
 それが正解では
 ないでしょうか。
 それが作者の
 ともみ様の意図
 ではなくとも、
 新たな挑戦を
 始めるあなた
 へのエールと
 私も読みました。

No.4342 - 2026/08/07(Fri) 08:11:50

Re: 多彩な色に / 世間知らず
 
 多彩な色に、
 タイトルと内容に
 暖かみを感じました。
 暖色が読み手を
 包み込みますね。

No.4345 - 2026/08/07(Fri) 08:40:48

Re: 多彩な色に / 齋藤純二
食事を支える栄養士が
患者の人生そのものに色を与えようと
孤独や痛みを抱えた人に
そっと寄り添う祈りのような作品で素晴らしいです。

No.4349 - 2026/08/07(Fri) 23:47:16

Re: 多彩な色に / ともみ

かるひね 世間知らず 齋藤純二 様

どうも感想ありがとうございました
知り合いの方が栄養士をいていて
なかなか治らない病気で
がんばっていたので
早く退院してほしいみたいで
詩にして見ました
また投稿しますのでよろしくお願いいたします

No.4354 - 2026/08/08(Sat) 06:43:57
バッハの暗号 / テレス
音波や電波は
チャート式で
難破予防
数列は森への
パスポ−ト
海の森
私は迷子の子供
アリアでカウントダウン
セバスチャン先生
どこかで

No.4338 - 2026/08/07(Fri) 00:44:50

Re: バッハの暗号 / 齋藤純二
意味を固定させない作品で
いつも楽しませていただいています!
迷子の子供が
世界の広さに自分の小ささが際立つ描写がいいですね!

No.4350 - 2026/08/07(Fri) 23:57:25
海底の逆ピラミッド / かるひね
深海のさらに奥深く
地層の先の先
ジュラ紀のプランクトン達が
愚痴を言い合っている

最近の若いもんは
年配者を敬う心がない!
考えも浅ければ地層も浅い!
堆積するまでの我慢が足りん!

深海の隅々まで響く
怒鳴り声に
魚や海藻たちも渋い顔

わしらがどれだけ地球の役に立ってきたか!
若いヤツらにとっては不都合な真実だろうな!

ヘルニアのオキアミ
フレイルの珪藻
認知症の夜光虫

そこには
不都合なダイバーシティが
形成されていた

通りすがりの
チョウチンアンコウが
そっとつぶやいた

パワーが足りない介護は大変だな

No.4336 - 2026/08/07(Fri) 00:06:02

Re: 海底の逆ピラミッド / かるひね
今回は2篇ともユーモアに寄せてみました。少しでもクスッとして頂ければ嬉しい限りです。
詩のコンクールへ応募を始めたのでこちらの掲示板は今回で卒業します。皆さんの詩の投稿や感想には元気や勇気をいただきました。半年未満と短い間でしたがありがとうございました。お世話になりました!

No.4337 - 2026/08/07(Fri) 00:10:54

Re: 海底の逆ピラミッド / 齋藤純二
高齢化したプランクトンたちの愚痴という
ユーモラスな発想を重ねていて、
読者が思わずクスッとするような軽妙さがありますね。

かるひねさん
半年ほど作品をご投稿いただき
ありがとうございました。
その豊かな感性で詩作を今後とも楽しまれてください。

No.4348 - 2026/08/07(Fri) 23:37:30

Re: 海底の逆ピラミッド / かるひね
こちらこそありがとうございました。感想が本当に励みになりました。気兼ねなく投稿できる場はとても貴重で助かりました。
これからも頂戴した勇気を胸に感性を磨いて参ります。

No.4355 - 2026/08/08(Sat) 07:52:42
矜持 / かるひね
深夜のコンビニは
多種多様な
人種のるつぼだ

ラジカセを肩に担いで
爆音を響かせる黒人さん
昭和からタイムスリップ
してきたのかな?

鳶職の正装を着た
タバコをふかした
20代くらいの
金髪の青年
お疲れ様です

夜職の煌びやかな
ドレスを着た
60代くらいの
おばちゃ……
失礼しましたお姉さん

皆一様に疲れた
表情の中に
生き生きとした
生命力を
宿している
強者ばかりだ
そんな歴戦の戦士たちが
誘蛾灯に集う
虫たちのように
神秘的な灯りの元に
集まってくる
そこは街中でありながら
一時羽根を休める
戦士の安息の地だ
必要な物資や
食糧を補給して
夜の街に闘いにでていく
その背中に
ありがとうございました
(行ってらっしゃい!)
と声をかけるその瞬間が
私は堪らなく
心躍るときだったんだ

No.4335 - 2026/08/07(Fri) 00:02:21
「花咲く丘」 / 万年 草
明日の朝
花咲く丘へ
歩いてゆこう

野辺を彩る
希望の花を
見るために

年に一度の
花たちの
幸せの宴を
見るために

花咲く丘が
待っている
希望を咲かせて
待っている

明日の朝
山の向こうに
陽が昇ったら
涼しい風に
導かれ

花咲く丘へ
歩いてゆこう
希望の丘へ
歩いてゆこう

No.4332 - 2026/08/05(Wed) 14:44:44

Re: 「花咲く丘」 / 齋藤純二
明日への楽しみが
とても伝わってきますね!

No.4333 - 2026/08/06(Thu) 08:47:15

Re: 「花咲く丘」 / 世間知らず
 
 「花たちの幸せの
  宴を見るために」
 寄り添い咲く花たち
 を宴と表現するのは
 良いですね。

No.4334 - 2026/08/06(Thu) 11:09:42

Re: 「花咲く丘」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
明日への希望を思って、書きました。

世間知らず様、
ご感想ありがとうございます。
おほめにあずかりとても光栄です。

No.4347 - 2026/08/07(Fri) 14:52:11
しじまの終末 / Suis
きみが大事だった。あいしたいと切に思うていた。たしかに、そう、信じていた。けれどふれる毎にきみは軋み、厄災をのがれられぬといいたげにほほえみかえすものだから、ともに添う未来は、潰えたと。ぱり、ぱりり、ぺきん、と、みなとあかるみになったきみは、月とは真逆のほうへ向かってゆく。あわぬのだと、茫漠とした、おぼつかなさが襲いかかる。きみが、音をとなえるたびにのどは、涸れていった。差しかかる窓のすきまには斜陽。指の感覚も、あたたかさも、きみに施せなくなってしまった。きっとあのひとたちが欲したのは、ただの希望といふ現象にすぎず、たんなる眼前は、みえていないのだと。ここの空洞のみ、うすらさむい。ひとりなのは、恥ではない。それを咎めんとする、まなざしにたえきれぬのだ。わからぬだろう。語らうこと、ものを分かちあい、ひとを愛せるおまえには、わかりはしない。またしても透徹と、凛然と、背筋から。冷気はただよう。はなれてよかったのだ。これでいい。これらを良しとし、励むほかにはないのだ。ゆこう。たとえなにものもいなかろうと、わたしはわたしの道を、ゆこう。ようやく静寂としたしげに談話室へ、こしをおろせる頃あいとなった。あゝ、うしなうたさきゆきは、得てゆく連続である。罪をきざみ、錨をさらせ、憤りを鎮火させよう。対岸の火事として。ただ、ただ。粛々と。つぶれるまえに、気づけたのは幸いだった。すべてをせおい、わがみちを。いざや、いざや。唐紅に、たましひはよみがえろう。咲かせやさかせ。はなみちを。ここは修羅のみち。あでやかにゆこう。
No.4325 - 2026/08/04(Tue) 18:35:40

Re: しじまの終末 / 齋藤純二
文体に独特の雰囲気があって印象に残りました。
古風な言い回しや仮名遣いによって、
現実から少し離れた世界観が作られているように感じます。
とくに「ぱり、ぱりり、ぺきん」という音の表現と、
「ひとりなのは、恥ではない」
という一節が強く心に残りました。
別れや喪失から自分の道を選び取ろうとする流れも良かったです。

No.4328 - 2026/08/04(Tue) 23:03:14

Re: しじまの終末 / 世間知らず
 深い絶望を感じ
 ました。
 背筋から冷気
 ただよう、この
 表現から心に空いた
 穴の大きさが想像
 出来ましたね。作中の
 談話室、この言葉
 の異質感が特に
 引っ掛かりましたね。
 

No.4330 - 2026/08/05(Wed) 06:03:11
「真夏の夜の夢」 / 万年 草
果てしのない       流す涙も
暗闇の中に        涸れ果てて
ふとあなたの       闇に崩れて
声がしたような      うな垂れて
そんな気がして
不意に振り返って     夢も希望も
みたけれど        失いかけた
             その刹那
やっぱり
果てしのない闇が     「おーい」
どこまでも        「おーい」と
どこまでも        愛おしいあなたの呼ぶ声が
広がってゆくばかり    私の背後に
             投げかけられた
私は今
ここにいます       微かに向こうに
ここにいて        光が見える
確かに息を        「誰か助けて
しています         私はここよ」 
             
届かぬ叫びは       力の限りに
闇に溶け         叫んでみれば
再び不気味な       優しい光に
静寂に戻った       包まれて

もう二度と        いつしか闇夜は
戻れぬと思った      明けていた
もう二度と        
帰れぬと思った      それは
             真夏の夜の
ただ静かな闇に      夢だった
立ち尽くし
あなたの声を
待っている

No.4321 - 2026/08/04(Tue) 14:51:53

Re: 「真夏の夜の夢」 / 世間知らず
 悪夢を詠んだ詩
 でしょうか。
 再び不気味な、
 やさしい光。
 本来希望を指す
 光を不気味と
 表現したのは
 詩の世界観に
 良く合ってますね。
 

No.4324 - 2026/08/04(Tue) 16:02:25

Re: 「真夏の夜の夢」 / 万年 草
世間知らず様
ご感想ありがとうございます。
昔なかなか覚めない、暗闇の夢を見たことがありまして・・・。

No.4331 - 2026/08/05(Wed) 14:30:52
晴れを待つ / 能無しの洋梨
曇り空の下
奇跡を待つ

空は今にも泣き出しそうで
こっちも泣けてくる
何もないはずなのに
涙が零れる

いっそこのまま消えてしまいたい
なんて考えているうちに
空は重くなる

きっと自分が何かしたんだ
誰かを傷つけてしまったんだ
だから重たいんだろう

すぐに消えていく
記憶から零れていく
零になっていく

死ぬ前の回想は
ここで途切れた

曇り空の下
晴れを待つ

今にも泣き出しそうな横顔
それを俯瞰で見ている
体は軽くなる

晴れを見ることなく
体は軽くなる

No.4320 - 2026/08/04(Tue) 07:20:40

Re: 晴れを待つ / 齋藤純二
この作品の魅力は派手な表現ではなく、 
静かに沈んでいく感覚を最後まで保っていることだと思います。
読み終わると「曇り空の下」という冒頭の景色が
もう一度思い出され、題名の「晴れを待つ」が
少し切なく響きますね。

No.4329 - 2026/08/04(Tue) 23:10:02
檸檬の神様に捧げる詩 / ほわいと
近所に売ってる
聖句の記された奇妙なトイレットペーパー

その尻拭き紙
水に流すとき
駄洒落が現る

紙が下水道を流れる...

ほとんど使った紙
黙示録に差し掛かる
便器をじっと見つめ

百年以上も前に
井戸の中へと消えていった
幼子達の記憶

静かにすすり泣く声叫び声
増える...

じっと耳を澄まして喚き声
漏れる...

血と涙の混ざった井戸の水
流れる...

肥溜めとして活用する算段
企てる...

最近悪魔を見かけない理由
考える...

春が来るたびに思い出す夜
愛する...

二つに割れた黄色い果実を
吐出す...

あたらしい檸檬を探す旅へ
彷徨う...


安心せよ すぐに送ってやる...かの森へ...
安心せよ すぐに送ってやる...かの森へ...

誰かと巡り合うたびに産声
聞える...

檸檬の神様の囁き声幽かに
背中に...

レモ太郎君とレモ子ちゃん
御免ね...

か弱い手の温もり今も未だ
感じる...

井戸から出た藻掻く手首を
いつも...

そのはかない手首をそっと
切った...

ぽとり...

動かなくなったその肉片は
静かだ...

とても美味しそうな血と地
馴染む...

正気に戻ったわたしは足で
蹴った...

小さな手首は虚空を舞って
闇の中...

私は神妙な心持で
タバコに火をつけ
夜明けを待ちます
井戸の中の永遠が
えいえんになる迄

また誰かと出会い
また神様と出会い
また檸檬と出会い
火と水と空気と土
全て私と邂逅する

すべての戦争を引き起こした神だけを信じて
夢の中で夢を見る


安心せよ すぐに送ってやる...かの森へ...
安心せよ すぐに送ってやる...かの森へ...

君の神様を〇しに行くよ
いつか必ず〇すから
皆であの日に戻ろう

No.4315 - 2026/08/02(Sun) 23:39:34
二つの鐘 / 世間知らず
 あの日 
 割れ残る 土に


 皆で 一心不乱に
 掘り起こす


 勇気と応援
 届ける 風に


 遥かなる 時を
 越えて 今も

No.4312 - 2026/08/02(Sun) 15:41:39

Re: 二つの鐘 / 荻座利守
災害時の救護活動へのエールでしょうか。
「遥かなる 時を/ 越えて 今も」というフレーズは、過去の災害の教訓を忘れてはならない、ということのように思えました。
猛暑の中の救護活動と避難生活は、非常に過酷な状況なのでしょう。
一日も早い復旧を願っています。

No.4314 - 2026/08/02(Sun) 21:40:41

Re: 二つの鐘 / 世間知らず
 荻座様
 ご感想ありがとう
 ございます。
 二つの鐘、
 八月九日への
 祈りと想いを、 
 書いてみました。
 
 

No.4316 - 2026/08/03(Mon) 05:25:16

Re: 二つの鐘 / 世間知らず
 この詩を読み込んで 
 いただき、大変
 嬉しく思います。
 ありがとう
 ございました。


 

No.4318 - 2026/08/03(Mon) 05:41:14

Re: 二つの鐘 / 万年 草
そうでしたか、
長崎を思って書かれたのですね。
熊本にも通うずるところがあると思います。

No.4322 - 2026/08/04(Tue) 14:55:00

Re: 二つの鐘 / 世間知らず
 万年 草様
 ご感想ありがとう
 ございます。
 
 詠み手様により
 様々な解釈を
 していただき、
 感謝の気持ちで
 いっぱいです。
 
 
 
 

No.4323 - 2026/08/04(Tue) 15:49:11
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