0040922

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灰かぶり / どすこい
13時の公園みたいなまどろみに
童話になりたくて、蟻をつぶした。
告別式の案内が来ないなら
靴の隙間に
何か見出したのだろう。

死んでてほしかったし、
心から生きててほしかった。

No.3011 - 2025/12/15(Mon) 22:57:12

Re: 灰かぶり / 荻座利守
「13時の公園みたいなまどろみ」という表現が巧みですね。
でもつぶされた蟻がかわいそうな気もしました。
「蟻の世界の小さな小さな告別式」
そんな言葉がふと、心に浮かびました。

No.3016 - 2025/12/16(Tue) 08:19:52
失望 / サルビア
正直で誠実で真っ直ぐでも

人に信用されなければ
まるで無意味だ

人は、
損得や
評判や
人受けのいいヤツばかりを
信用する

真実なんて、どこにもないんだ

僕は、
世の中に、心底

失望している

No.3010 - 2025/12/15(Mon) 22:27:36
孤独 / サルビア
空を見て

ため息をつく

僕の息は

雪よりも冷たい

No.3008 - 2025/12/15(Mon) 14:22:55

Re: 孤独 / 荻座利守
自らの内にある孤独を、空や雪に託して表したのですね。
見上げた空はどんな色だっでしょうか。
手に触れた雪の感覚はどのようなものだったでしょうか。
そして、その孤独がもたらす感覚は、どのようなものでしょう。
詩作を通して、感覚を研ぎ澄ますのも、ときにはいいのではないかと思います。

No.3009 - 2025/12/15(Mon) 19:31:08
孤独 / サルビア
空を見て

ため息をつく

僕の息は

雪よりも、冷たい

No.3007 - 2025/12/15(Mon) 14:20:54
愛はばしゃばしゃ / 白フ
君かぼくのどちらかが 

罪を犯していた故に

天国と地獄に行くことを

わかれとよびます


もう二度と会えないとしても

愛は善悪と違う場所で 燃えている


これから全て

ぼくの祈りは

良い人と出会うようなことではなく

君と地獄で出会い直すこと


愛はばしゃばしゃ

水に破れて

光を見つめている


君のアドレスは池と川に捨て

僕はまた歩いていくんです

幸せを願う瞳は不幸も食べている

さよならはうわべだけでキス

ふと触れた

何でもない紙に

体温を思い出して

季節と時間と

アクシデントが 

浴槽に浮く

ここで大事なのは幸せになるためなどではなく

切れぬ不幸を何時までも

あじわいつくしたいため

怯えていたのは決して君ではなくぼくのほう

記憶が薄れる度に
瞳は蘇生する 

愛はばしゃばしゃ

水に破れて

闇を見つめている

No.3003 - 2025/12/14(Sun) 20:52:19

Re: 愛はばしゃばしゃ / 荻座利守
罪により、天国と地獄との別々の道をゆくことを、別れの定義としたところが独特で面白いと感じました。
不幸への志向を「水」に例えているところも、陰鬱な美しさがあっていいと思います。
ですから、水の持つ「暗さ」をより強調すれば、もっと良くなるのではないかとも思いました。
でも、「水に破れて/闇を見つめている」という表現は秀逸ですね。

No.3006 - 2025/12/15(Mon) 07:31:10

Re: 愛はばしゃばしゃ / 白フ
荻座利守様。

コメントお寄せ下さりありがとうございます。

精進して参りたいと思います。

No.3021 - 2025/12/16(Tue) 09:35:38
物欲 / 虹乃 衣里絵
宝飾店にて
「結局ダイヤが欲しくなります」
「季節を問いませんからね」
そんな会話を交わす

さて 品揃えはというと
石も綺麗で デザインも豊富
買ってしまおうかと
心が揺さぶられる

発動する物欲
然し 懸命に抑える私
年の瀬に この出費は痛い
素敵でした と踵を返す

何なら 最初から
宝飾店へ行かずに
写真でも眺めていれば
でも実物が やはり綺麗で

良い目の保養になり
心豊かにもなり
本物を見ておく事は大切 と
少しばかり 強がってみる

No.3001 - 2025/12/14(Sun) 15:47:21

Re: 物欲 / 齋藤純二
物欲という心の揺れがとても伝わってくる作品です。
懐に余裕のある時にゲットできるといいですね!
私もネットで手の届かないバイクのパーツを見て楽しんでます!

No.3004 - 2025/12/14(Sun) 20:56:22
冬の雀 / 冬は美しい
      
夕暮れ寒く陽は沈む
山々の稜線は冷え冷えと
濃紺色に陰っていく

風は
ごうごうと逆巻いて虚ろな唸り声をあげている

空は
沈みゆく太陽の
金色の輝きに装飾されて
昇る朝日と共に啓示された
天空の荘厳さの残像を映している

一瞬の輝きではあっても
雄大で明るく美しい

けれど
その雄大な明るい空も
しばらくすると儚く消える
ただの幻の空だということを
わかっている

なぜか
視線の先の枯草に
ふと現れた
一羽の冬雀
小さい体を真ん丸に膨らませて
防寒しながら
一生懸命生きている

そういえば
雀の群生を
最近めっきり見かけなくなった
今まではどこにでもいるありふれた野鳥だったのに

そんなことを考えると

なぜだろう
雀との遭遇を
心から嬉しく
尊いことのように思える

ありふれた日常
ありふれた光景
聞きなれていた言葉

きっと きっと いつまでも 
いつも一緒にあるのだと思っていた 
そんな風に信じていた

鳩は平和の象徴だけれど

ちっぽけな一羽の雀にさえも
切なさと命の重みを感じる

過去を振り返り
いつかの
未来に思いを馳せれば
ささやかな君たちの存在さえも
私たちの平和な人生の象徴なのかもしれない

だからこそ
子供たちの笑顔の絶えない日常が
街路に花の絶えない光景が

そして

暖かくて穏やかで美しい暮らし
代々の安寧が
どうか
いつまでも続きますように 

心から
祈らずにはいられない
いつものありふれた言葉で

No.3000 - 2025/12/14(Sun) 04:11:20

Re: 冬の雀 / 荻座利守
ありふれた、ちっぽけな、取るに足らないようなものの中に、存在することのかけがえのなさを感じされるような詩ですね。
そんな存在が、夕暮れ空や、昇る朝日の荘厳さを支えているのでしょう。

No.3002 - 2025/12/14(Sun) 17:53:20

Re: 冬の雀 / 冬は美しい
荻座様

深く読んでいただきまして感動です。「そんな存在が、夕暮れ空や、昇る朝日の荘厳さを支えているのでしょう。」画家が画布に森羅万象を美しく写実するように自然界の情景を写実できる表現がもっと上手になれたらなぁと思います。暖かいご返信いつもありがとうございます。

No.3005 - 2025/12/14(Sun) 22:14:23
(No Subject) / 萩座様
お疲れ様です。お忙しい所をお読み下さり有り難う御座います。とても貴重なご意見下さり有り難う御座います。私の単なる勉強不足な点、とても猛省しています。今後も御迷惑ばかりお掛け致しますがご意見、アドバイス等お聞かせ下さりますよう宜しくお願い致します。この度は御迷惑お掛けしてしまい大変申し訳御座いませんでした。
No.2997 - 2025/12/13(Sat) 22:19:36

Re: / 荻座利守
ご返信ありがとうございます。今後の作品に期待しております。
ただ済みません、このご返信に署名が見当たりませんでしたが、KOZUさんでしょうか。(違っていたら済みません。)

No.2998 - 2025/12/13(Sat) 22:33:52

Re: 萩座様 / KOZU
お疲れ様です。ご返信有り難う御座います。名前を書き忘れてしまい大変申し訳有りませんでした。今後もご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い致します。この度は申し訳有りませんでした。
No.2999 - 2025/12/14(Sun) 01:19:07
/ 異邦人
  幼  雪が降る        大人前  雪が降る
     雪はお菓子かと思われた      雪はだんごに似て
                      ほおばった

  童  雪が降る        大人   雪が降る
     雪はゼリーのように        雪は堅く
     やわらかい            歯にしみた

  思春 雪が降る        老年   雪が降る
     雪は金平糖のように        雪は口の中に
     甘かった             溶けてゆく

         初雪  大雪  細雪

No.2990 - 2025/12/13(Sat) 02:42:32

Re: 雪 / 荻座利守
言葉や文が、独特の配置となっている作品ですね。
それぞれの時期の記憶が一部錯綜していることを表しているように感じました。
でもその錯綜の中にも、「団子」「ゼリー」「金平糖」と、「甘さ」という統一感もあります。
また、それぞれの感覚の遷移も面白いと思います。
最後の「溶けてゆく」がフェードアウトする感じでいいですね。

No.2995 - 2025/12/13(Sat) 10:40:06
/ 異邦人
 冬木立に冬の月
 ゴキブリが家の壁をはっている
 庭木に自分の体を抱いた小鳥が止まっていた
 鏡の前に座っているのは
 よぼよぼのハエである
 ミシンを踏む音が聞こえた
 蛇の眠る季節となった
 軒に干し柿が忘れ物のようにぶらさがっていた
 

No.2989 - 2025/12/13(Sat) 02:05:31

Re: 冬 / 荻座利守
冬木立や庭木の自分の体を抱いた小鳥と、家の中のゴキブリやハエとが、面白い対比になっていますね。
また、ミシンを踏む音や軒に忘れられた干し柿が、仄かに暖かな雰囲気を醸し出しています。
どこかホッとするような感じの作品ですね。 

No.2993 - 2025/12/13(Sat) 10:29:57
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