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水の記憶 / 異邦人
(無人駅)
掘っ立て小屋のような待合室で背を丸めていた 列車がくるまで2時間はある 携帯ラジオがクリスマスソングで盛り上がっていた 水力発電所への出向は例年のものだった 煤けた鏡は白髪の私のくぼんだ目を映していた
(川)
発電所近くの川はいつもとかわりなかった 川は冬になっても粛々と流れている 川を見つめていると胸がいっぱいになる 川は水音を立てて冗舌だ
(水門)
水門は土砂で埋まっていた 水門の内側には新しい湖が出来ていた       ふるさとの私の家は肩まで水に浸かっていた 水門がやっと開いた 
 海が次第に濁っていった 水に溺れたゴミがいっぱいまだ幼い娘といっしょに現れた
(雨)
空から雨が落ちてきた 山の上の小さな墓は雨に濡れて佇んでいる 牛乳瓶に花を1本挿して供えた 牛乳瓶に雨が入り込んでいる 花は仲間を欲しがっていた 見てごらん ダムが出来ている あれが新しい父さんの職場だ あそこにも発電所近く 川が見え隠れしている おまえがかくれんぼしているみたいだ 雨足はますます速くなってきた

No.1900 - 2025/02/21(Fri) 01:14:29

Re: 水の記憶 / 荻座利守
ダム湖に沈んた故郷にあるお墓は、娘さんのお墓でしょうか。全体的に寂しさの漂う詩ですね。新しい職場が沈んた故郷のそばということに、何か宿命のようなものを感じます。
「川は水音を立てて冗舌だ」、「花は仲間を欲しがっていた」、「おまえがかくれんぼしているみたいだ」といった表現が、寂しさに浄化された美しさを宿しているように感じました。

No.1906 - 2025/02/23(Sun) 08:51:31
「別れのうた」 / 万年 草
あなたのおそばに
いさせてほしいの
ひとりの夜は
暗くて寒い

あなたのぬくもり
感じていたいの
お別れなんて
いわないで


あなたがいなけりゃ
夢さえ見れない
眠れぬ夜は
長くてつらい

明日のことなど
何も見えない
あなたのいない
明日なんて


あんなに心を
通わせていたのに
こんな別れが
来るなんて

あなたは誰かと
生きてゆくのね
あたしをここに
置いたまま・・・

No.1899 - 2025/02/20(Thu) 15:02:56

Re: 「別れのうた」 / 荻座利守
とても寂しい感じの詩ですね。
世が移ろうように、人の心も移ろうもののようです。
誰かと共にいた時間が長ければ長いほど、別れの辛さは大きくなるのでしょう。

No.1902 - 2025/02/21(Fri) 19:31:34

Re: 「別れのうた」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
もう何十年も前に、したためた作品です。
どんな形であれ、別れというものは、
つらいものですね。

No.1904 - 2025/02/22(Sat) 09:39:45
人生はサドンデス / タンチョウ
年金暮らしになると

スマホやネットは破産の道です

これからはだしのゲンを読もうと思います

余生は厳しくなるので

ネットで得られない

勉強をしなくてはいけません

いま浮かれている人たちが・・以下省略・・

いつ回線が切れるか解りませんが

人生はサドンデス

あの世でみんな待っている☆彡

No.1894 - 2025/02/19(Wed) 21:19:27

Re: 人生はサドンデス / 齋藤純二
回線が切れるのは人間の方だという視点が
なるほど、と思いながら拝読いたしました。
健康とどのような状況でも
耐えるための知恵や身体が欲しいものですね。

No.1896 - 2025/02/20(Thu) 06:31:16

Re: 人生はサドンデス / タンチョウ
返信ありがとうございます☆彡

人生最大の難問が老後にあるんです☆彡

若い子のどん底何て若さで何とでもできると思いますよ☆

とにもかくにも老後の残酷さ・・

ネットから消えた方方も何人かは何処かで生きていらっしゃると思います・・

No.1897 - 2025/02/20(Thu) 08:28:47
「ぬくもり」 / 万年 草
心にいつも
ぬくもりを
灯して生きて
ゆきましょう

あなたが
灯した
ぬくもりは

きっと誰かを
あたためる
でしょう


胸に抱いた
やさしさを
惜しまず
誰かに
あげましょう

あなたが
与えた
やさしさは

必ず誰かを
救うでしょう


心に灯した
ぬくもりで
みんなが
やさしく
なったなら

世界は平和に
なるでしょう
やさしい
やさしい
ぬくもりで

みんなの心を
つなぎましょう
つないで世界を
救いましょう

No.1893 - 2025/02/19(Wed) 14:27:50

Re: 「ぬくもり」 / 荻座利守
心に灯したやさしさやぬくもりが、次から次へと人の手に渡っていって、受け継がれていって、長い長い鎖のようにつながってゆき、大きな大きな網となって、この世界を覆ってゆくことを夢見るような、そんな詩だと感じました。
No.1895 - 2025/02/19(Wed) 22:41:00

Re: 「ぬくもり」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
ぬくもりの輪がつながってゆくことを、
切に願っております。

No.1898 - 2025/02/20(Thu) 14:21:31
硝子の心 / めくろり
あの人は諭すように
こう言った
私、硝子の心の持ち主だから優しくしてちょうだいねと

あの子は冗談混じりで
こう言った
ああ、私の硝子の心が
傷ついたと

もし硝子の心があるならば
かなり強いに違いない 
心の形は変わらないし
変えられないに違いない

もし硝子の心であるならば
私の心を作ったのは
職人ではないに違いない
きっと肺活量が足りなかったに違いない

もし硝子の心があるならば
欠けてしまうだろうし
いつか割れてしまうだろう

もし硝子の心であるならば
私の欠けた心で誰かを
傷つけているだろうし
誰かの欠けた心に
傷つけられているだろう

No.1891 - 2025/02/19(Wed) 00:16:26

Re: 硝子の心 / 荻座利守
「硝子の心」。
よくある比喩ですが、よく考えると様々な特徴や、それに関する事柄が浮かんできます。
「きっと肺活量が足りなかったに違いない」というところが面白いですね。形の歪んだ吹きガラスを思い浮かばせます。
いろいろなことを気づかせてくれる詩だと思いました。

No.1892 - 2025/02/19(Wed) 12:00:03

Re: 硝子の心 / めくろり
荻座利守さん
ご感想ありがとうございます。
肺活量のところは広い心を持ちたいなと思って書きました。
嬉しいご感想をいただきありがとうございました。

No.1901 - 2025/02/21(Fri) 14:48:39
(No Subject) / POU
大丈夫
何をしくじっても
誰に嫌われても
あなたはあなたらしく
あなたの世界を生きればいい
タンポポの綿毛のように
飛んでいってしまっても構わない
どこかに着いてまた生きられるから
自分のルールに社会のルールに
囚われ過ぎて疲れたあなたは
もう、もう十分頑張った
ひと息ふた息溜息ついたら
手足を外に投げ出して
噴水になりきって
思い切り泣けばいい
乾き切るまで
えんえんと
最後には
笑えるように

No.1888 - 2025/02/17(Mon) 23:34:19

Re: / 齋藤純二
自分に対して、ひとに対しての応援歌になってますね。
泣くのも我慢していたらほんとおかしくなっちゃいますよね。

噴水になりきって
思いっきり泣けばいい

なんか吹っ切れるのを促すいい表現ですね。

No.1890 - 2025/02/18(Tue) 06:37:01
黒い毛糸玉 / POU
時を戻してみたい?
不意に瞳の奥を覗かれる
分からない 分かりたくない
いくつもの日を過ごして
なにか芽生えたものはあったのか
退化と進化を繰り返している
そんな自分に嫌気がさす
当たり前のように前進する毎日と
変わらない鏡の中に問いかける
努力なんてしたくない
だけど誰かに褒められたい
なんてわがままな欲望

繕ってもほつれる糸は
1度解けてしまえば無に還る
そこには何も無い
何も無いのだ

No.1887 - 2025/02/17(Mon) 23:08:49

Re: 黒い毛糸玉 / 齋藤純二
私は褒められて育つタイプなんです、って耳にすることがありますが、
こちらの作品ではそれを言葉に発することがなくとも
そのような心情が密かにあるのかな、なんて思いながら拝読しました。
褒められると自信にもなるしやる気が出ますよね。
自分に嫌気がさす、とはたぶん理想の自分があるけれど
そこに対して変われないところを指すのかな。
詩作していると変われるかもしれませんよ。
気持ちを上手に伝えている作品で良かったですよ!

No.1889 - 2025/02/18(Tue) 06:30:33
一人きりのディストピア / Kuro
目が覚めてから眠るまで、一人ぼっち
「助けて」
その声に応える者はなく
ここにいるのは自分だけ
空気の匂い、広がる青空
それらが辛うじて僕を現実と繋いでいる
「信じられるのは、自分だけなんだ」
目の前に広がる世界は秩序もなく、救いもなく
僕には行くあてもない
一人きりのディストピアを今日も生きていく

いつしか僕は一人になっていた
人を信じることをやめたあの日から
目に映るのは文明の跡
家もある、車もある
そこに人はいない
ここにいるのは自分だけ
目の前に広がる世界は秩序もなく、救いもなく
僕には行くあてもない
孤独の中で僕は願った
「この景色がずっと続きますように」
一人きりのユートピアを今日も生きていく

No.1884 - 2025/02/14(Fri) 13:37:02

Re: 一人きりのディストピア / 荻座利守
「人を信じることをやめたあの日から/目に映るのは文明の跡」というところが印象的です。
自分以外の誰をも信じられない辛さが、目に映る街の風景の全てを廃墟のように見せている、という表現が独特ですね。
また、最後の「一人きりのユートピア」という、表題と逆の表現がされているところも、ユートピアとディストピアが背中合わせであることを思わせて、いいと思います。

No.1886 - 2025/02/15(Sat) 14:38:08
春のとまどい / 異邦人
南国に雪が降るように
三月の庭に雷鳴が轟いた
羽化した蝶が椿の花にしがみついている

心折れた日

花も散るのを止めてしまった
春を待たず咲きそろった花が
私の花畑にひろがっている
風も吹かず青空もない
昆虫たちはどこへいってしまったのか

イノシシが花を食らっている
クマが罠にかかっていた
菜の花が喪服に着替えはじめた

No.1881 - 2025/02/14(Fri) 00:27:49

Re: 春のとまどい / 齋藤純二
自分ひとりだけ時間が止まっているような感じで、
花は自分の心を映し、
風や青空ない世界、昆虫たちは世間なのだろうか。
心が折れた日からの孤独感が伝わってきます。
たいへん表現が上手に描かれている作品ですね。

No.1883 - 2025/02/14(Fri) 10:51:43
石舞台古墳 / こすもす
石舞台古墳には露出した巨大な石室がある
この石たちはいったい何を見てきたのだろう

石たちがいつ露出したのかはわからないそうだ
ただ露出してからは外の景色も見てきたはず

古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸、明治、大正、昭和、平成、令和とそれぞれの時代を石たちは見てきた

巨大な石たちは何も語ろうとはしない
それでもわたしは無性にこの石たちに会いたくなる

No.1880 - 2025/02/13(Thu) 20:10:02

Re: 石舞台古墳 / 齋藤純二
石舞台古墳をネットで見てみました。
巨大な石をその時代にどうやって運んだのだろう、とか
いろんな不思議がわいてきますね。
そこにはひとのその時代のエネルギーがあって、
我々もそこからなんらかの力を与えてもらうのかな、
なんて思いながら時代の長さを感じ拝読させていただきました。
その石はひとが横になって世を見ている格好のようですね。
ああ、私も会いに行きたくなりましたよ。

No.1882 - 2025/02/14(Fri) 09:49:04
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