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父親の死 / 異邦人
   兄     弟      姉      妹
 目の焦点が 手を合わせて 涙が頬を   棺のなかを
 定まらない いる     伝わっている じっと見ている
 木は枯れて 木は灰の中に 木は低く身を 木に枝は
 いく    立っていた  縮めている  なかった
 帰っていく 胸に抱かれた 取り残された 地面に落ちた
 渡り鳥   渡り鳥    渡り鳥    渡り鳥
 かわらない かわりたい  迷子の    他人になった
  私     私      私      私


     駆け落ちした母はいない
     父は雨の朝旅立った
     空き家にペットの猫が残された
          

No.2009 - 2025/03/30(Sun) 00:56:39

Re: 父親の死 / 荻座利守
父親の死に臨んで、兄弟姉妹のそれぞれの思いが、並行して表されている構成が斬新ですね。
それぞれの思いが交錯しながらも、それらが渡り鳥の比喩へと収斂してゆくのは、やはり家族だからでしょうか。
最後の三行の寂寥感も、渡り鳥の比喩を引き立てていて、いいと感じました。

No.2011 - 2025/03/30(Sun) 22:20:48

Re: 父親の死 / 齋藤純二
父親の死から家族の心情を冷静にとらえるほどに
私の孤独が映し出される描写が良かったと思います。

No.2012 - 2025/03/30(Sun) 22:38:38
お芝居を超える / タンチョウ
テレビで外国のテレビは
日本では見ることが出来ないものばかり
ガザ地区で
〚神様お助け下さい〛と祈る姿が
今までに見た事のない
衝撃の
人間の魂の叫び
日本のテレビでは見たことが無い

この世は幻想何て思っている人が
現実をつきつけられて
生きていると言う感覚を取り戻すかもしれない
病み上がりの健康の有難さのように

No.2006 - 2025/03/29(Sat) 21:10:07

Re: お芝居を超える / タンチョウ
一番見るべきガザ地区のテレビ

見た方がいいと思います・・

No.2007 - 2025/03/29(Sat) 21:54:09

Re: お芝居を超える / 齋藤純二
映像の力って凄いですよね。
現実がそこにあり、私たちにイマジンを与えてくれます。
私はテレビは見ないので日本のテレビについてよくわかりませんが、
最近ではSNSなどの動画で現実に世界で起こっていることが
わかるようになりいい時代になりました。
ただ、フェイクニュースなどもありますので気を付けたいところです。

No.2008 - 2025/03/29(Sat) 23:54:35

Re: お芝居を超える / タンチョウ
齋藤純二様返信いつも有難うございます。

哲学の内容がwikiにはフェイクが多過ぎです・・
詐欺師が多いと言う・・最近はメールを開くのが怖いです・・

No.2010 - 2025/03/30(Sun) 10:08:15
感情と理屈 / 赤ん坊
  詩を理屈で解釈すること
  理屈を詩で表現することは
  どう違う? 国語で計算し数学で涙を作る
  アインシュタインの答え ボーアの答え
  谷川俊太郎の答え 茨木のり子の答え 吉野弘の答え
  すべて条件付きの回答だ
  正解は簡単だ
  答えはない 答えを出す必要がない
  答えはあなただけのなかにある

No.2001 - 2025/03/29(Sat) 05:00:44

Re: 感情と理屈 / 荻座利守
感情と理屈、あるいは詩と理屈とは、深いテーマですね。
「国語で計算し数学で涙を作る」という表現が独特でいいと感じました。
答えは各々の中にのみあること、つまり、一般化できる正解はないということは、実は、新たなものの創造の源泉なのかもしれません。
答えがないこととは、全てが答えである可能性を示唆しているようにも思えます。

No.2003 - 2025/03/29(Sat) 11:48:57

Re: 感情と理屈 / 齋藤純二
それぞれの人の感情の約数があって
公約数のところで波長が合い
お互いに答えが一致することもあるのかな、
なんて私は感じてはいるのですが、
そうですね、完璧な答えを出す必要はないですね!

No.2004 - 2025/03/29(Sat) 12:40:51
「星の唄」 / 万年 草
1、      2、     3、

愛しい     やさしい   誰か悲しみ
愛しい     やさしい   癒してあげて
この星が    この星が   誰か怒りを
               鎮めてあげて
傷つき     怒りに
壊れて     任せて    みんななくなる
泣いている   暴れだす   このままじゃ
               みんなつぶれる
勝手気ままな  傍若無人な  そのままじゃ
人間たちに   人間たちに
               助けて
汚され     牙むき    助けて
打たれて    爪たて    この星を
泣いている   暴れだす 
               泣いて
               怒れる
               この星を

No.2000 - 2025/03/28(Fri) 16:04:07

Re: 「星の唄」 / 荻座利守
地球環境の破壊を止めるには、我々ひとりひとりが、自分の欲望を抑える術を学ばなければならないのでしょうね。
そこには、制限がないという意味での「自由」ではなく、自らに由るという意味での「自由」が必要になるのだと思います。

No.2002 - 2025/03/29(Sat) 11:03:59

Re: 「星の唄」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、一人一人の意識が大切ですね。

No.2005 - 2025/03/29(Sat) 15:17:03
雪鎖 / ぺんぱいなぽあぽぺん
夜がくるたび、
名前を置いていく。
肩にかかる言葉も、
くちびるの形も、
知らない誰かのものになる。

指が触れるたび、
少しずつ剥がれていく。
皮膚は柔らかい紙みたいに、
折られ、数えられ、
手の中で薄くなっていく。

「ここにいるよ」と言ってみる。
でも声は乾いていて、
風に流されて、
どこにも届かない。

朝になれば、
体は少し足りなくなっていて、
鏡に映る顔も、
どこか欠けていた。

最後の夜、
まぶたを閉じたら、
指先がふっと消えて、
空気の中に溶けた。

朝がくると、
部屋にはただ、
小さな紙切れが落ちていた。




その街の娼婦は、夜ごと名前を変え、触れるたびに自分を失っていくと言われている。朝には、君の存在を示すのは小さな紙切れだけだった。

No.1995 - 2025/03/26(Wed) 20:56:25

Re: 雪鎖 / 荻座利守
娼婦の哀しみや独特な感覚が、繊細に描かれた詩ですね。
「指が触れるたび、
少しずつ剥がれていく。」
という表現が秀逸だと思います。
夜ごと名前を変え、その名前と存在を紙切れと化して、一枚ずつ剥がしてゆく。それは自分を失うと同時に、自分を保つためのもののようにも思えました。
そんな矛盾した感覚が、行間に感じられます。

No.1999 - 2025/03/27(Thu) 16:39:50
「大丈夫」 / 万年 草
どんなにつらく
苦しい時も
瞳に光が
あるうちは
何があっても
大丈夫

どんなに暗く
悲しいときも
そこに生きて
いるうちは
つらくはないよ
大丈夫

雨が降っても
嵐の日でも
そばにあなたが
いるかぎり
生きてゆけるよ
大丈夫

どんなことが
あったとしても
ひとりじゃないから
泣いたりしない
明日があるから
大丈夫

No.1993 - 2025/03/26(Wed) 16:00:40

Re: 「大丈夫」 / 荻座利守
「大丈夫」という言葉には「立派な男性」という意味もあるそうですが、どんなに立派で大丈夫そうに見えても、そこには秘めたる苦しみがあったり、背後で支えてくれる人がいたりするのかもしれませんね。
No.1994 - 2025/03/26(Wed) 19:28:34

Re: 「大丈夫」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、人から「大丈夫」って、
言われたら、なんだかうれしいですよね。

No.1998 - 2025/03/27(Thu) 14:18:03
みんな / 赤ん坊
  みんなちがって みんないい
  みんながおなじでなくては
  ならないときもある
  みんなとはずれた人もいる
  みんながいない時もある
  みんなが違った場合はどうしよう
  あなたがあなたでなくなる日
  みんなはみんなどう思う?

No.1989 - 2025/03/26(Wed) 08:02:58

Re: みんな / 齋藤純二
短い作品の中でみんなへのさまざまな場合での意識が端的に語られ
読者が「みんなはみんなどう思う?」を考えるように
上手に書かれていますね。

No.1991 - 2025/03/26(Wed) 08:54:07
故郷は遠くに思う / タンチョウ
仰ぎ見ている空の星

心の居場所が無い時に

光り輝く


神の空いつか帰れますように

No.1988 - 2025/03/25(Tue) 23:53:23

Re: 故郷は遠くに思う / 齋藤純二
いつか見た夜空の星、
ぽっかり空いた心の穴を埋めてくれるようですね。
思えば遠くに来たもんだ、
中原中也の詩も被らせ拝読していました。

No.1990 - 2025/03/26(Wed) 08:45:19

Re: 故郷は遠くに思う / タンチョウ
齋藤純二様返信有難うございます。
詩人の居た場所にも結構行った事があって・・
この本のこの言葉の気持ちだとか共通点を探して・・
あぁ気持ちわかるわぁ・・ってなる感じで・・

No.1992 - 2025/03/26(Wed) 12:09:33
春の訪れ / 異邦人
川は浅く川はきらめいている 静かに足を水に漬けた 小魚の群れが見えた 手も浸してみた 素直に喜べない自分がいた 春から投げられたボールをとりそこねてボールは今も川を流れている 水から足を抜くと座っていた岩の上に立った 水鳥が頭を水に突っ込んでいた 蛙の鳴き声が遠くに聞こえた 川面は相変わらず強い陽光を宝石のように反射していた ほかに輝くものはなかった 私は遺骨を拾うように小石を集めた 手が握った石の塊は冷ややかで私をつき離していた 木陰で手をひろげてみた 指の間から小石がこぼれ落ちた 手に残った石をぎゅっと握った 自分の首を思い切り絞めているようだった 素直になれない自分を自分は持て余していた 日が西に傾きはじめた
No.1984 - 2025/03/23(Sun) 02:21:01

Re: 春の訪れ / 荻座利守
川の景色の描写と内省の描写とが、美しく組み合わさっていると感じました。
「私は遺骨を拾うように小石を集めた」という表現は秀逸です。
また、「手に残った石をぎゅっと握った 自分の首を思い切り絞めているようだった」というそのすぐ後に「日が西に傾きはじめた」という文を置いた表現も、ままならぬ自分自身への心情を巧みに表しています。
全体的に非常に美しい詩だと思います。

No.1987 - 2025/03/23(Sun) 11:04:32
地表に浮かぶブラックホール / ほわいと
地表に浮かぶブラックホールを眺めていた
穴の淵よりうねる稲妻に似た黒い閃光が迸る
静かに漂う不明瞭な輪郭より
世界を隔てているような音が聞こえる

椅子に座りヴァイオリンを奏でる麗しの御方
伏し目がちに奏でる旋律は深淵と呼応する
それが吸い込んだのは人々の魂
それが吸い込んだのは悪い夢

旅立たれし作曲家
が最後に残したものは、軌跡と
あなたの見た全ての、景色
それから、あなたが考えた全てのこと

穴の中は覗けないけれど
そこに煌めく星のような
黒く輝く、高貴な魂があるのは分かります
あなたではない私たちは
祈り心を穴に委ね、あなたを求める

我々を深き闇に吸い込んでいく
それは心地よい一つの丸い 幻影
黒い魂はエレガンス
言の葉が穴の淵に浮かび上がっては消える

この現象は、稀に発生する奇跡のようで、
驚嘆です。
この現象を、エレガンスと呼びたい。

No.1983 - 2025/03/22(Sat) 22:22:07

Re: 地表に浮かぶブラックホール / 荻座利守
「地表に浮かぶブラックホール」とは、ヴァイオリンから流れてくる旋律のことでしょうか。
全体的に独特な比喩が光っていると感じました。
特に「言の葉が穴の淵に浮かび上がっては消える」というところは、より幻想的で美しいと思います。
「MY DEAR掲示板」に、ペンネームとメルアドを届け出て、投稿されてはいかがでしょうか。

No.1986 - 2025/03/23(Sun) 10:55:31
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