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私がいる / 凰木さな
あなたの努力が
何の成果にならなくても
私が知っているから大丈夫

あなたの苦労が
誰の目にも留まらなくても
私が見ていたから大丈夫

誰かに邪魔者扱いされても
独り居場所が失くなっても
怖くて辛くて恥ずかしくて
顔を覆ったまま立ち上がれずに
吐き気のする無力に押し潰された時も
私はあなたと共にいた

あなたが信じられなかったとしても
私がいるから大丈夫


追記∶齊藤純ニ様へ
すみません。
返信に対する返信のルールと方法があまり分かっていません。

No.112 - 2023/09/19(Tue) 16:39:32

返信について / 齋藤純二
凰木さんへ

お願いのところに返信について書いてありますが、
返信欄で作品について投稿者と返信者が議論にならなければいいかな、と。
そこのルールは分かりづらく書かれているので、後ほど改訂しますね。
なので、マナーを守ってもらえればオッケーです。
ご自由にご使用ください。
方法は返信ボタンを押すと返信欄が出て投稿できます。

No.116 - 2023/09/20(Wed) 01:55:40

Re: 私がいる / 齋藤純二
返信のルールを書き直しました。
よろしくお願い申し上げます。

No.117 - 2023/09/20(Wed) 02:04:22

Re: 私がいる / 齋藤純二
あなたが自身を信じられなくとも「私がいる」。
世界でひとり絶対的な味方がいてくれる心強さ、
それがあれば生きていける気がするし、
ほんとにありがとう、って気持ちで拝読しました。
(成果の出ない努力、それも財産になっているでしょう)

No.119 - 2023/09/20(Wed) 08:48:37

Re: 私がいる / 凰木さな
齊藤純ニ様へ

お手数かけて申し訳ありません。

仏教では他力本願を信仰しますので本来”私“にとらわれる事は良くない事です。
だとしたら、私って何かな?と考えた時、色即是空でありながら、また空即是色である事に思い至りました。
色である“私”も“空”である事。
この詩は信仰の覚え書きのようなものとして書きました。

No.120 - 2023/09/20(Wed) 09:28:09
果てない海に / ともみ

潮騒の聴こえる丘で
海の音はやさしくて
思いきり呼んでみたい 果てない海に
君の夢にあこがれて

流れていた時は 果てない海に
あこがれている何かを呼んで見たい

どうしたら良いのか 迷いながら
探してみる 青春の頃の夢をもう一度
あの時の君の声
なにか聴きたい

余計なものはいらないから
果てない海に思いを
夢をもう一度
心踊る時を大切にしたい

No.109 - 2023/09/18(Mon) 20:13:52

Re: 果てない海に / 秋冬
夢、あこがれ、思い、心踊る時……はっきりと分かるようではっきりとは分からない……「何か」あるいは「なにか」……受け止めてくれるのは海ではなく、きっと「果てない海」なのだろう、と思いながら読ませて頂きました。

「呼んでみたい」「呼んで見たい」「聴きたい」「大切にしたい」という願望の連なりも、「果てない海」なら受け止めてくれると思いました。

読み終えて『果てない海に』というタイトルに納得しています。

No.110 - 2023/09/18(Mon) 22:51:54

Re: 果てない海に / 齋藤純二
寄せては返す波は時間の重なりとなり
「君」という若い頃の志を思い出す。
今、ぽっかりと空いてしまった夢、希望という穴に
波の音が響いているのでしょう。
やはり自分らしく生きようとする充実が
心踊りその幸せに微笑むことができるのだろうなあ、
ほっこりとする勇気をもらいつつ、こちらの作品を拝読いたしました。

「君」というのは自身だと思いますが、
他者として受け取ってしまう表現にもなっているようです。
(これが他者だとしても……。とくに一連ですかね)
少し手直しされるといいと思います。

No.111 - 2023/09/19(Tue) 09:02:27
あたたかい明日を求めて / めくろり
遠くへ 遠くへ行きたい
遠くの地下へ
遠くのマンホールの下へ
どこかの都市が停電だって
電気があるから停電だって起きるんだ
怪奇現象とかなんとか言って騒ぐなら
電気が届かない僕らがいることを
生きていることを騒いでくれ
僕らはマンホールチルドレン
死骸と共に生きている
僕らは同じ動物の死骸を見て
自分のことのように悲しむことができる
明日は我が身とだとそう思える
地上にいる皆さんごきげんよう
明日が来るって美しいですね
僕らが眠りにつく前 
いつも考えることは明日への希望
地面の隙間から少しの明かりが漏れるとき
僕のまぶたはさびきってはいないだろうか

僕らだって行きたいんだ
遠くへ遠くへ行きたい
遠くの地下へ
遠くのマンホールの下へ
仲間が欲しい
あたたかい仲間が欲しいんだ
まだ僕らだと言えるうちに

遠くで 遠くで 生きたい
僕らにとって地上は遠い遠い異国の地だから
もしかしたら天国なのかもしれないけれど

遠くへ行きたい
遠くで生きたい

あたたかいミルクが飲みたいな

No.101 - 2023/09/17(Sun) 23:12:13

Re: あたたかい明日を求めて / 瀬未
めくろりさん こんにちは。
着想鋭く、そしてとても読みやすい作品ですね。電気が届かない…明日への光というものを考えさせられました。ラストの一行、タイトルと呼応していてキマっているなあと思いました。前半、少し連分けをされるともっと素敵になるような気がします。ご参考までに。

No.102 - 2023/09/18(Mon) 12:02:27

Re: あたたかい明日を求めて / 齋藤純二
ずいぶん前ですが、テレビの特集でマンホールの下で暮らす人びとの映像を見たことがありました。社会の影響と寒いという環境がもたらし、そのような人びとがいることを知りました。そこで生きている子どもたちは「マンホールチルドレン」と呼ばれているんですね、勉強になります。生きて行くためにたどり着いた生活なのでしょう。ちょっと調べたのですが、現在は欧米や日本の支援団体の活動もあり、そこで暮らす子どもたちは激減しているということなので、すこしほっとしました。マンホールチルドレンの気持ちになって語られたこちらの作品は、強いメッセージとして読者に伝わっていると思います。世の中にはさまざまな過酷な環境に追いやられている人びとがいますので、そういったところに目を向けることも大事だと考えさせられる作品でした。
No.104 - 2023/09/18(Mon) 19:12:47

Re: あたたかい明日を求めて / めくろり
瀬未さま
ご感想ありがとうございます。ラスト一行について触れてくださりありがとうございます。連分けをした方がよいというご指摘もありがとうございました。

齋藤さま
ご感想ありがとうございます。齋藤さまのご感想で支援団体の活動によりマンホールの下へで生きる方々が激減していると知り、継続的な支援でその方々がもう二度とマンホールの下で生きることがないといいなと思いました。

No.113 - 2023/09/19(Tue) 19:00:02
つまらない海 / 紫陽花
キリンのラガービールを
飲んでいる
ゴクゴク飲んでいる
それからあなたのおすすめ
サッポロ黒ラベルを
ゴクゴク飲んでいる
酔わない

お好みの黒生に変える
ゴクゴク飲んでいる
コーヒーゼリーを
かき回しながら
酔わない
いつからだろう
飲んでも飲んでも
面白くない
挙句の果てには
涙が出てくる

あなたが隣で
ぐーぐー寝始める
私は飲み続ける
私の体は海だ
きっと海なんだ
悲しいも楽しいも
嬉しいも寂しいも
全部全部薄めてしまう
なんてつまらない海
私はつまらない海になった
あなたも泳がない
つまらない海

No.99 - 2023/09/17(Sun) 20:53:47

Re: つまらな / 齋藤純二
紫陽花さん、チアーズ🍻

いきなりビールの銘柄が出てきましたね。
私は普段、発泡酒(糖質ゼロ)なのでビールを飲むと
「濃いなあ」なんて感じる舌になってしまいました。

酔わないし、相方は寝てしまうし、孤独ってるし、
感情も薄められ中和するし、
いくら飲んでもザル状態でつまらないという私。
上手く表現され場面が目に浮かんできます。

なんだかんだとつぶやき涙も出てきて、
「あなたも泳がない / つまらない海」と
酔っている感じにも思えてしまう
微妙な描き方もいいですね。

飲んでいるけど面白くない自分と
自身の存在があなたにとって
つまらない人間だという自分も表現され
ふたつのつまらないがリンクしているようです。
つまらないとつぶやきながら
つまらないひと時をうめている作品は
「つまらなくなかった(😀)」ですよ!

No.103 - 2023/09/18(Mon) 16:30:14

Re: つまらない海 / 紫陽花
「つまらなくなかった(😀)」ですよ!

ありがとうございます。安心しました😊 ビールは私も久しぶりでした。濃いです。いつもは焼酎お湯割りの人です🙋‍♀️

No.107 - 2023/09/18(Mon) 20:06:28
宵町食堂 / 鯖詰缶太郎
おやっさんの体調が
すぐれないらしく

急遽 ネコのコックに
きてもらったみたいだ

からあげ定食をたのんだ

注文をとり
鼻唄を歌いながら
奥の厨房へ

(もしかしたら あれは
忘れないように 注文を繰り返していたのであって
鼻唄ではないのかもしれない。
同じメロディーを繰り返していたから。
ニャーニャニャ ニャーニャニャ
やけに陽気な節だったので
鼻唄であっていたかもしれないが。)

しばらくして
冷やし中華がきた

厨房に戻っていくネコの背を
しばらくながめた

「いただきます。」

俺、今日 レジで
一万円の誤差をだした
マイナスの。

そうだな
本当は俺、冷やし中華食べたかったかもしれないな。

土橋が入店してきた

俺を見つけるなり
テーブルのはす向かいに座り
週末の競馬の話をし始めた

土橋は
「それ、いいな」と言い
冷やし中華をたのんだ

ネコは鼻唄を歌いながら
奥の厨房へ

しばらくして
食堂中に
カレーの香りが
漂い始めた

No.93 - 2023/09/16(Sat) 14:09:47

Re: 宵町食堂 / 滝本政博
宵町食堂が二度目の登場。もうシリーズ化してほしいです。
猫の手も借りたいということか、唐突に猫のコックが登場するが違和感はない。というか、いい味を出しています。土橋も登場して役者は揃った感じ。
面白いなー。こういうユーモアは大好きです。

No.94 - 2023/09/16(Sat) 15:31:49

Re: 宵町食堂 / 齋藤純二
「注文の多い料理店」ではなく
「注文通りに来ない料理店」になっていますね。
食べたくないメニューを頼めば、ワンチャン希望のものがくるのかなあ。
なんて思いながら面白おかしく拝読させてもらいました。
まあいいかっなんでも、って感じの登場人物ですが、
出された料理はきっと美味しんだろうなあ😺

No.96 - 2023/09/17(Sun) 20:12:47

Re: 宵町食堂 / 鯖詰缶太郎
滝本様

読んでいただきましてありがとうございます。
楽しんでいただけたようで嬉しいです。
こういうのを書いている時、興にのってくると楽しくなってきますね。

また宵町食堂に行った時に、文章になるような事があれば書いてみたいなあと思います。
ありがとうございます。

No.105 - 2023/09/18(Mon) 19:46:08

Re: 宵町食堂 / 鯖詰缶太郎
齋藤様

詩を読んでいただきありがとうございます。
ネコだから許されるのか、こんな調子のネコだから、語り手は許したのか。

たぶん、土橋の前にでてくるカレーも美味しいのだと、僕は思います。

ありがとうございます。

No.106 - 2023/09/18(Mon) 19:49:30
あたらしい やくそく / 鯖詰缶太郎
やくそくを たがえて
たましいは
じごくに
いってしまうというのなら

いかれる しゅらに
こころを
つらぬかれようとも

あなたのために
てんごく すら しんじない

No.92 - 2023/09/16(Sat) 13:18:53

Re: あたらしい やくそく / 齋藤純二
あんたがそんなんだったら
あたいはあんたのあしをひっぱり
そこには いかせやしないよ

それが新しい約束なのだろう
地獄行きを信じるのではなく、天国行きを信じない
軽めの怨みを感じながら拝読しました。

No.97 - 2023/09/17(Sun) 20:24:46

Re: あたらしい やくそく / 鯖詰缶太郎
齋藤様

感情の置き所といいますか、意味の所在が抽象的になっているので、齋藤さんはそう受け止めてくれたのかと、真新しいような気分になりました。

個人的には
「やくそくを たがえて」
というのは「あなた」が守りたくても守れなかった語り手との「やくそく」で「あなた」はそれを鬼籍に入ってしまう事となり、結果的に果たせなくなってしまった。
「あなた」は死のとこで、語り手との「やくそく」が守れなかった事を悔しく語った。
まるで大きな罪でも犯したかのように。
地獄にでも堕ちてしまうかのように。
語り手はそんな「あなた」を心から慮るばかりに、地獄も、天国ですらも否定してしまいたい、と思った。
それが「あなた」と交わす「あたらしい やくそく」だと。

という風なイメージではありましたが、多様な解釈があるのは詩を書いて読んでもらう事の醍醐味だな、と改めて思いました。

読んでいただきましてありがとうございます。

No.108 - 2023/09/18(Mon) 20:07:57
囲繞の場所 / 上田一眞(じょうでんかずま)
人は必ず囲まれた場所を持つ
と 語るものがある

それは小さな小さな珈琲店にある
窪みに置かれた 黒い
椅子であるかもしれない

椅子はあなたの広さでなければならない
あなたと あなたの影を
そっくり埋めこむ
樫の椅子 しかし
希望してはならない
椅子はあなたほどの力量しかありはしないのだ

魂を計量するその場所に
あなたは物の怪のような群衆から
身を隠さねばならない

ああ この囲繞の場所よ
日々は埋れ木のようにあなたに埋没しようとも
あの彼方にある 静寂を
決して装ってはならない

それが残された あなた
と あなたの影がスパークする場所なのだ

あなたは疾風となって
幾度となくこの囲繞の場所を
駆け抜けてゆこうとしたことか

あなたにとって この囲繞の場所は
安息ではなく むしろ
擾乱であったのだから

それは呪われた場所だ
と 語るものがあるとしても
走り去ることはできないのだ

知らなければならないのだ
あなたの広さを
隠された官能を

そして人はかならず囲まれた場所を持つ
と 語るものの存在を

知ることが たとえ
永遠の苦痛であるとしても

No.91 - 2023/09/16(Sat) 13:15:44

Re: 囲繞の場所 / 齋藤純二
こちらの作品を何度か拝読していますと
囲繞の場所は「自分という器(魂の器)」なんだろうなあ、と思いました。
人それぞれの魂の大きさ(自分のサイズに合った椅子)があり、
それ以上大きくなく、小さくもなく一生この器からは逃れられない。
苦痛があろうともこの器で生きるしかない、
そんなメッセージが伝わってくる作品は読み応えありました!
(個人的は解釈、感想です)

No.98 - 2023/09/17(Sun) 20:42:43

Re: 囲繞の場所 / 上田一眞(じょうでんかずま)
齋藤様

このように拙作を丁寧にかつ正確に読んで頂いたことはありません。感激しております。

No.100 - 2023/09/17(Sun) 22:49:23
雨の情景 / 上田一眞(じょうでんかずま)
雨に地面が泣いている
降り止むことのない
あなたとぼくの季節に
透きとおる声で泣いている

硝子のように落ち着いて
傘で地面をつついてみる
ひねた顔してつついてみる
こころの重みで何かが壊れる

無慈悲に雨は降りかかる

地面に愛を描いてみる
儚い想いが壊れてゆく
白い香りで崩れ去る
愛が雨にそぼ濡れて
こころの重みで壊れてゆく

雨はしんしんと降り落ちる

こんなとき
マッチ箱の あなたを
信じたくなる

No.89 - 2023/09/16(Sat) 00:34:10

Re: 雨の情景 / 秋冬
上田さんの詩は雨、月、風などから思いが広がり深まり、時には温かく、時には切ない読後感をもたらします。「雨」と言っても、悲しいと思う人もいれば、嬉しいとはしゃぐ子供もいれば、会社に行くのが嫌だなと何の情緒もない私みたいな人間もいます。雨から愛を描く本作も興味深く読ませて頂きました。同じテーマ(ワード)で書いても人それぞれ全く違う、というのが詩の面白さだと思います。次作も楽しみにしております。
No.90 - 2023/09/16(Sat) 10:39:00

Re: 雨の情景 / 齋藤純二
「雨に地面が濡れている」ではなく、
「雨に地面が泣いている」という表現の出だしは、
ぐっと読者を惹きつけますね。
地面はあなたとの関係の終わりを見せる心情なのでしょうか。
心を突いてみたり、もう一度愛を描こうととしたりするが、
やはり雨は無情にそれを壊してゆく。
こんな時にはマッチのように自分を照らし
温めるあなたをもう一度信じてみたくなる……
なんだかせつない気持ちになり拝読しました。
雨の情景を満喫させていただきました☔️
(最後の連が、それまでの流れと絡みがうすく唐突な感じがします。
そこを推敲されるともっと雨の中の暗さを灯すような気がします)

No.95 - 2023/09/17(Sun) 09:34:57
小雨 / 凰木さな
小雨降る降る
水の冷たさ

傘から伝って
肩に浸みる

小雨降る降る
水の優しさ

肩から伝って
心に沁みる

小雨降る降る
降る降る降る降る

見上げた空から
小雨降る降る

No.85 - 2023/09/14(Thu) 11:45:08

Re: 小雨 / 齋藤純二
とてもリズムがいい作品ですね。
小雨の降るやさしい音が聴こえてくるようです。
「降る」の言葉が小雨の音に感じられるのでしょう☔️
雨の日をじんわりと感じながら
街の静けさを楽しんでいるようです。

作品の雰囲気からすると「降る」だと少しかたい表現なので、
(雨にあたると痛そうかな)
「ふる」と、ひらがなの方が小雨のやさしさが伝わるでしょう。

No.87 - 2023/09/14(Thu) 12:22:28

Re: 小雨 / 秋冬
一読するととても分かりやすい詩のように思えますが、足し算ではなく引き算で選ばれた言葉は、様々な可能性を秘めています。例えば……


小雨降る降る

傘から伝って
肩に浸みる

水の冷たさ


小雨降る降る

肩から伝って
心に沁みる

水の優しさ


「降る降る」「冷たさ/優しさ」「浸みる/沁みる」どこに焦点を当てるか? どこにも当てられる気がします。そういう意味でとても奥深い詩だと思います。読ませて頂き、ありがとうございました。

No.88 - 2023/09/16(Sat) 00:03:53
小さな花束 / ともみ

野山で咲いてた小さな花を花束にして
あなたの住んでる 山小屋の峠の坂道を
ゆっくり歩きながらするとあなたは
 
窓をあけて日差しの中でそして
嬉しそうな顔で窓からわたしを
迎えてくれた
 
愛を語る言葉より
吹きすぎる風のなかであなたと一緒
にいることが好き
花は枯れて冬がきてもすぐまた春が
きて野山に花が咲くからとあなたは言ってくれる
 
いつも自然とともに生きようが
あなたのくちぐせ

ゆっくり歩いていると道のかたすみ
に小さな命が生きている

No.82 - 2023/09/14(Thu) 07:54:27

Re: 小さな花束 / 雨音
ともみさん
最初から最後までとっても素敵です。
季節がめぐりますね。その折々に優しい気持ちが生きているようです。
こうして拝見すると、詩って本当に小さな世界にある大きな広がりです。
ともみさんの世界をぜひ書き続けてくださいね。

No.83 - 2023/09/14(Thu) 09:06:49

Re: 小さな花束 / 齋藤純二
お互いを思いやるやさしさ。
自然の中でゆっくりと歩んで行こうとする幸せ。
読んでいてとってもほっこりとした気持ちになりました!
いろいろな時や場所に連れて行ってくれる作品っていいですね!

No.86 - 2023/09/14(Thu) 12:06:02
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