0027787

🔰 初心者向け詩の投稿掲示板

詩誌MY DEAR運営掲示板
http://www.poem-mydear.com/(HOME🔘)


⭐ ⠀ ⭐ ⠀ ⭐

詩を書くこと
作品を読んでもらえることが楽しくなる掲示板 😄

⚫︎詩を書き始めた方
⚫︎詩を書いているれど、詩になっていない気がするという方
 ⚫︎自分の詩ってどんな感じなんだろうと思っている方
⚫︎作品をまだ掲示板へ投稿する勇気がないと思っている方
 ⚫︎小中学生の投稿もお待ちしてます(お家の方の許可をもらってください)
〜そんな初心者の投稿をお待ちしております〜

⠀💐作品にはMY DEARのレギュラーメンバーから感想をもらえ、
⠀そして、作品へのアドバイスがもらえます!

⭐ ⠀ ⭐ ⠀ ⭐


🙇 投稿上のお願い

⚫︎投稿はおひとり週二作品まで(毎週金曜日しめきり)
⚫︎作品への返信(感想)は、議論(特に対立)とならないようお願いします
⚫︎感想等が要らない場合は、タイトルの横に「感想なし」と入れてください
⚫︎詩誌MY DEARの掲示板で佳作以上の評価を得た投稿者による
初心者向け詩の掲示板への投稿はご遠慮ください
⚫︎参加している他者に迷惑をかけることはなさらないよう、
インターネット上で参加する、基本的なマナーはお守り下さい

💻 投稿フォームは、
「名前」のところにペンネーム、「件名」に詩のタイトル
下の大きな枠に詩を書いて「投稿する」ボタンを押せばOKです。
(メルアド・URLの記入は不要です)
なお、「編集パス」を入れると
書き込んだあとで、自分で修正や削除ができます。
『届出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由です👍』


HOME | お知らせ(3/8) | 記事検索 | 携帯用URL | フィード | ヘルプ | 環境設定

名前
メール
URL
件名
ファイル
/ 編集パス

請求書 / 津田古星
私は最近、気がついた。
「私を愛して欲しい」という表明をした人は愛され、
遠慮している人は愛されない。
つまり、請求書を出せば払ってもらえるけれど、
出さない人はちっとも支払ってもらえない。

—そうだろうか?
「求めよ。さらば与えられん」とか「叩けよ。さらば開かれん」
とは言うが。

そう、どんなに愛しても、
請求書を出さない奥ゆかしい人は、愛を返されない。
私は請求書は出さなかった。
それでいいと思っていた。

—うん、尊いんじゃないか。
あなたは、愛した人に愛は返されなかったかもしれないが、
ほかの人から愛されてきたよ。
請求書など書かなくても、支払ってくれる人が
たくさんいたんだ。

そうね、有り難いことだった。
それに、そもそも請求書を出さなきゃならないような人は、
友人でも隣人でもない。
理解し、共感し、励ましたからって
それに見返りは求めない。
「私を頼ってくれて、こちらこそありがとう」と言いたい。
私はこのまま請求書は出さない。

No.1239 - 2024/07/13(Sat) 10:28:27

Re: 請求書 / 秋冬
面白い視点ですね。
請求書を出すか出さないか。
請求書が発生するとやはり「取引」になってしまいます。
そう考えると津田さんの選択、判断は正しいと思います。

愛について「契約書」「取扱説明書」に添って書いたものは読んだ記憶がありますが、「請求書」はありません。

でも、愛も「請求書」の時代になっているのかもしれませんね。
新しい視点を持つ詩をありがとうございました。

No.1241 - 2024/07/13(Sat) 15:09:33

Re: 請求書 / 齋藤純二
津田古星さん へ

興味深く作品を拝読させていただきました。
日本と外国との恋愛時のプロセスの違いみたいなものを
個人的には思い浮かべていましたね。
日本の恋愛では「付き合ってください」という「請求書」が渡され
「はい」という「同意書」が返されたり「契約破棄」が言い渡されたり。
外国ではデートに誘い共に過ごす時間を費やし愛を育んだり別れたり、
って、感じですかね。
「約束した、いや約束してない」そんなところで友情や愛はあり得ない、
というシメの連ではとても共感しました。
愛は惜しみなく与えるもの、ですかね。
独自の視点からの具現化、全体の作品の流れも良く
読者を上手に惹きつけていると思います。

なお、こちらの掲示板は初心者ようなので
津田古星さんが最近、詩を書き始めたとしても
かなり書く力量は備わっていますので、
詩誌MY DEAR(本家)での投稿をお勧めいたします。
そちらでは感想のみならず詩作へ評や評価などももらえて
間違いなく表現力はアップすると思います。
正直、個人的には津田さんの作品をこちらで拝読したいですが、
レベルアップした津田さんの作品をMY DEARでも拝読は可能なので。
すでにこちらからの投稿板から卒業ってことで
MY DEARへ投稿され活躍されている方もいますので。
ご一考いただけると幸いです。
(もし、その時は私から本家の管理人である島さんへ
お伝えしておきますので、よろしくお願いいたします)

齋藤純二

No.1243 - 2024/07/13(Sat) 22:29:42

Re: 請求書 / 津田古星
秋冬様
感想ありがとうございます。

ちょっとこれは、ぼやきみたいになってしまったかなあと、思いながら書いて、最初は「愛の請求書」という題にしたのですが、それではあまりに品がないというか、あからさまかと変えました。
無償の愛と言うには、高潔過ぎますが、日々の暮らしの中で、人に対する時の心構えでしょうか。

No.1245 - 2024/07/14(Sun) 10:22:05

Re: 請求書 / 津田古星
齋藤純二様
過分なお言葉ありがとうございます。

私も最近、契約社会である欧米で、告白や表明なしに交際が始まると知って意外な気がしました。
日本では、近しい関係であればあるほど、きちんとした表明や契約はなく、察し合いで済ます傾向があるから、誤解が生じたり不満が募ったり。

そんなちょっとした不平から書いたものです。


実は、若い頃にほんの少し詩を書いていました。学生時代に詩の授業で、二、三編の詩を先生に読んでいただいたこともありましたが、友人以外に読んで貰った事もありませんでした。

リルケの言葉に出会って、書きたければ書き続けようと思っているのですが、私が初心者なのはパソコンです。
操作に苦労している状態で、どうしたらMY DEARへ投稿できるのか、今から調べます。

No.1246 - 2024/07/14(Sun) 11:12:04

Re: 請求書 / 齋藤純二
津田古星さん

ご一考ありがとうございました!
PCの操作ですね……
本家の掲示板もここと同じロケットbbsという掲示板なので
背景とちょっした配置が違うだけで操作方法は同じです。
ちょっと頑張ってみてください。
ただひとつ管理人へメールでペンネームをお届けください。
ハイパーリンクから送れます(添付ありです)。

何かわからないことがあれば
こちらの掲示板でお問い合わせください。

齋藤純二

No.1248 - 2024/07/14(Sun) 14:24:16

Re: 請求書 / 津田古星
齋藤純二様
再度、お知らせ頂きありがとうございます。
これから、どれほど書けるか分かりませんが、お勧めいただいた所へ投稿をしてみようと思います。
そちらの管理者の方へ、メールでご挨拶しなければなりませんか?
アドレスの入力の後にメールの欄がありますが。

No.1250 - 2024/07/15(Mon) 08:33:34

Re: 請求書 / 齋藤純二
津田古星さん

ご自身のアドレスを入れていただき

ペンネームを『津田古星』で投稿させていただきます。

お決まり的なものなので、これだけでオッケーです。
もう島さんには津田古星さんのことは
お伝えしていますので。
よろしくお願いいたします。

また何かありましたらここに問い合わせください。

齋藤

No.1253 - 2024/07/15(Mon) 11:40:47

Re: 請求書 / 津田古星
齋藤純二様
ありがとうございます。

No.1254 - 2024/07/15(Mon) 14:31:40
「希望の星」 / 万年 草
またひとつ
希望の星が
輝いて

夜空が少し
明るくなった

夜空を照らす
あの星は
未来を指さす
道しるべ


いつの日か
希望の星に
導かれ

描いた夢を
果たしてみよう


青く輝く
あの星は
僕らを見守り
笑ってる

No.1235 - 2024/07/11(Thu) 15:14:45

Re: 「希望の星」 / 荻座利守
夜空に瞬く星は、古くから人々に様々な夢をいだかせてきたようですね。
そのため星は、夢や希望の象徴になったのでしょう。
そんな星を見上げながら、諦めることなく歩んでゆこうという決意を感じました。

No.1236 - 2024/07/12(Fri) 08:29:03

Re: 「希望の星」 / 齋藤純二
最近は夜空を眺めていないなあ、と
そんなことを思いながら拝読し
なんだか希望の星を眺めたくなりました。

No.1237 - 2024/07/12(Fri) 11:32:45

Re: 「希望の星」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
星ってなんだかいいですよね。

齋藤様
ご感想ありがとうございます。
私も最近夜空を眺めていません、
今夜あたり久しぶりに眺めてみますか。

No.1238 - 2024/07/12(Fri) 15:47:15

Re: 「希望の星」 / 秋冬
たまに夜空を見上げて
星が見えるときれいだなと心から思います。

ただ「輝いている」とまでは思いません。
しかし、時々「輝いている」と思うこともあります。
たぶん、その時の僕の心が決めているのでしょう。

星が「笑っている」と思ったことはないので
万年草さんの優しさを感じ、何だか良いなぁと思いました。

No.1240 - 2024/07/13(Sat) 15:03:33

Re: 「希望の星」 / 万年 草
秋冬さん、
ご感想ありがとうございます。
星って、なんだか気持ちを前向きにさせて
くれますよね。

No.1251 - 2024/07/15(Mon) 09:30:00
いつも / 津田古星
 寂しさに耐えきれなくなった時
 私を励まし
 慰めてくれたもの達に
 ありがとう

 庭の植物と庭仕事に
 ありがとう

 手仕事の数々
 針を持つことに
 ありがとう

 今を忘れさせ
 別の世界を見せてくれる本に
 ありがとう

 そして、いつも私の心を
 明らかにしてくれる
 書くことに
 ありがとう

 ずっとずっと私に寄り添い
 私に付き合ってくれた
 私に
 ありがとう

No.1231 - 2024/07/10(Wed) 08:00:31

Re: いつも / 齋藤純二
辛いこともあるがふと自分に帰る時があって
その気づきを感謝する様子が、
日常の中から描かれていい感じですね。
そして最後の連では自分に寄り添ってくれる
自分に感謝とあり、とてもほっこりした
喜びが伝わる作品は素敵ですね。

No.1232 - 2024/07/10(Wed) 11:20:01

Re: いつも / 滝本政博
丁寧に言葉がコントロールされたしなやかな詩だと思います。
日々の中のささやかな、それでいて確かな気づきが掬い取られています。

No.1233 - 2024/07/10(Wed) 19:56:46

Re: いつも / 津田古星
 齋藤純二様、滝本政博様

 読んで頂きありがとうございます。励みになります。

No.1234 - 2024/07/11(Thu) 09:43:02
オフィーリア / 霧
水鏡に浮かぶ
恐ろしいほど白いからだ

氷のように冷たい水面
散った花々はゆらめき色を
コマドリは音を奏でる

永遠に綺麗なまま
透き通る
嫋やかに
艶やかに
大空を見つめる虚ろな瞳

未来も過去も水を吸って
古い歌 もう忘れてしまった

思い出なんかいらない
あなたは風になってしまったから

ああ 最後の歌を始めましょう
跡形もなく沈んでゆく
冬のロマンス

今度こそ さようなら

白い記憶はゆらいで
この景色は雪化粧のように
なんと冷たく 美しい

No.1226 - 2024/07/06(Sat) 20:04:05

Re: オフィーリア / 荻座利守
恥ずかしながら、私はシェークスピアにも絵画にも詳しくはないのですが、この詩はハムレットで描かれたオフィーリアの死にゆく様子から書かれたものでしょうか、それともミレーの絵からインスピレーションを得たものでしょうか。
いずれにしても、
「思い出なんかいらない
 あなたは風になってしまったから」
というところに、その悲劇性がうまく表されていると感じました。

No.1228 - 2024/07/07(Sun) 09:09:49

Re: オフィーリア / 霧
荻座利守さん

ご感想を頂きありがとうございます。
仰る通りです。私もその絵に詳しくはありませんが、
物語を調べているうちに、言葉にしたいと思いました。

No.1273 - 2024/07/20(Sat) 01:15:48
四枚の便箋 / 津田古星
「とても懐かしく」という言葉を
 最初に読んだ時は、
 ほっこりと嬉しかった。

 二年経った今は
 何とも切ない気持ちになる。 
 何故だろう。

 長い間、思い出しもしなかった
 若い頃の一ページを
 思い出してくれたなら
 それを喜べばいいのに。
 
 ああ、私は彼にとって
 遠い存在だったのだろうなと
 いう思いがよぎるのだ。
 過ぎてしまったこと、 
 さほど心を
 動かされもしなかったこと、
 それが彼にとっての私だったのか。
 所詮その程度の感情しか
 持ち合わせていなかったのだろうと
 淋しい方へ考えてしまう。

 しかし、彼は確かに思い出したのだ。
 そして、私に返事を書こうと
 ペンを執ってくれて
 四枚の便箋を
 私への返事で埋めた。 

 普通、あるいはそれ以上の
 友情は持ってくれたのだ。
 その彼の思いを
 もう一度心の中で
 トレースする。

No.1220 - 2024/07/06(Sat) 09:53:40

Re: 四枚の便箋 / 荻座利守
この詩を拝読して、砂漠の砂粒の中から宝石の原石を探し出す様をイメージしました。
自分の心を淋しさへと向かわせてしまう、そんな淋しさの砂漠の中から希望の原石を探し出す、そんなイメージです。
末尾の三行が、人の思いへの希望の光を思わせていて、いいですね。

No.1221 - 2024/07/06(Sat) 11:13:19

Re: 四枚の便箋 / 津田古星
荻座利守様

読んで頂きありがとうございます。
出会ったものの中から、良いものを見つけるのが日頃心がけていることなので、希望を感じて下さったのなら、とても嬉しいです。

No.1222 - 2024/07/06(Sat) 13:23:39

Re: 四枚の便箋 / 齋藤純二
やはり想い出というのが
今の自分を支えている部分もあるのでしょう。
彼との距離を感じたりしたが四枚の便箋での返事というのは
間違いなく友情(恋愛?)、青春がそこにあったからだと思います。
四枚は思いがないと書けませんね。
今後の糧にもなる手紙であったと想像しながら拝読しました。
作品は流れもよく上手くまとまっています。

No.1223 - 2024/07/06(Sat) 16:23:53

Re: 四枚の便箋 / 紫陽花
初めまして。読ませて頂いて、随分と私が忘れてしまっているとても綺麗な感情だなとしみじみ感じました。友情と恋心と愛情とがすれ違って触れ合って、美しい詩になっていると思いました。
No.1227 - 2024/07/06(Sat) 20:20:59

Re: 四枚の便箋 / 津田古星
> やはり想い出というのが
> 今の自分を支えている部分もあるのでしょう。
> 彼との距離を感じたりしたが四枚の便箋での返事というのは
> 間違いなく友情(恋愛?)、青春がそこにあったからだと思います。
> 四枚は思いがないと書けませんね。ね。
> 今後の糧にもなる手紙であったと想像しながら拝読しました。
> 作品は流れもよく上手くまとまっています。


齋藤純二様

四枚もと言う気持ちが、伝わっていれば嬉しいです。自分の糧になる出会いだったから、詩に残しておきたいと思いました。
詩の流れはあまり考えませんでしたが、まとまっていると言っていただきありがとうございます。

No.1229 - 2024/07/07(Sun) 09:17:10

Re: 四枚の便箋 / 津田古星
> 初めまして。読ませて頂いて、随分と私が忘れてしまっているとても綺麗な感情だなとしみじみ感じました。友情と恋心と愛情とがすれ違って触れ合って、美しい詩になっていると思いました。

紫陽花様
初めまして。
こちらの思いとあちらの思いが違うのは、当たり前と分かっていても期待してしまう若き日の恋が、時折蘇ります。
それが表現できたらと思いますが、美しい詩と言っていただけたのは、とても嬉しいです。
今は友情も愛の一つだと思えます。

No.1230 - 2024/07/07(Sun) 09:30:59
黒い聖書 / 霧
「ある夜、西の方角。金星と。
 拡大縮小を繰り返す小宇宙。
 時空の狭間から覗く。
 色とりどりの輝く天体。
 あるいは二匹の蜉蝣の顔。
 舌なめずり。真っ黒な本。
 楽しそうな読書。
 森羅万象、この世のすべて。
 あの闇の向こうから生まれた。
 ママがそう言ったの。
 パパは何も聞いていないの。」
 
さあ悪徳の始まりだ
清きものは産めよ増やせよ
我ら神の子 正義の子

殺し争う定めならば
罪びと浄化し隣国滅ぼせ

毒の稲穂は実りに実り
過去の栄華は歴史に眠る

我ら神の子 正義の子
高き教えは 隣人愛せ

禁断の果実 世界に一つ
誰かが食べたら
誰もが狂った

さあ悪徳の始まりだ
清きものは産めよ増やせよ
我ら神の子 正義の子

果てるまで流そう 血と汗と涙
誰かの頭蓋を 十字に巻き付け

それが私だ
それがお前だ
あるいは誰かのママで
誰かのパパで

No.1216 - 2024/07/04(Thu) 00:23:07

Re: 黒い聖書 / 荻座利守
宗教戦争や狂信をイメージして書かれた詩でしょうか。
悪を悪と認識して行うことと、正義の名のもとに正義だと信じて悪を行うこととは、表裏一体なのかなと、この詩を拝読してそんなことを思いました。
末尾の
「あるいは誰かのママで
 誰かのパパで」
というのがシニカルな感じでいいですね。

No.1217 - 2024/07/04(Thu) 07:03:55

Re: 黒い聖書 / 齋藤純二
悪徳が正義、正義が悪徳?
概念が思想で変わる感じが恐ろしいですね。

No.1218 - 2024/07/04(Thu) 07:51:00

Re: 黒い聖書 / 霧
荻座利守さん

ご感想頂きありがとうございます。
自分にとっては縁遠い、戦争に対するもやもやした感情を言葉にしてみました。


齋藤純二さん

ご感想頂きありがとうございます。
私も正義や悪徳という言葉は、人の心の拠り所になるというところが恐ろしいと思います。

No.1225 - 2024/07/06(Sat) 19:48:33
「さびしんぼうの子守唄」 / 万年 草
小さな部屋の片隅で
さびしんぼうがただひとり
膝を抱えて泣いている

夜が長いか切ないか
小窓の月が慰める
何がお前を泣かせるの
今夜は泣くだけ
泣くがいい

たっぷり涙を流したら
長い夜も明けるだろ


小雨のそぼ降る街角で
さびしんぼうがただひとり
傘もささずに泣いている

雨は寒いか冷たいか
街のネオンも気に掛ける
何がお前を泣かせるの
今夜は泣くだけ
泣くがいい

たっぷり涙で濡れたなら
冷たい雨も上がるだろ

No.1212 - 2024/07/03(Wed) 15:52:33

Re: 「さびしんぼうの子守唄」 / 荻座利守
雨に滲む夜の街のネオンの灯りは、どこか哀愁を感じさせますね。
都会に生きる者の孤独を表しているように感じます。
夜の雨に涙を流し尽くした後には、きっと笑顔を取り戻すのでしょう。

No.1214 - 2024/07/03(Wed) 16:35:37

Re: 「さびしんぼうの子守唄」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね。涙の後には笑顔ですね!

No.1219 - 2024/07/04(Thu) 14:42:16
ブーメラン その二 / 久保田
様々な周波数の空気振動を利用して虚偽の利益を得る者がいた

奸計が脳内で沸騰し口から無数の水蒸気のブーメランが各方面に飛び出していった

ブーメランは所有権の移動を促すこともあった

ブーメランは紙幣をもたらすこともあった

ブーメランは人の心にぶつかることもあった

ブーメランの威力は天にも響き渡った

しかしながら、ブーメランの使用法によっては後払い制と定められており徐々に償還日を迎えつつある

飛ばすブーメランの内容に関して事前に永遠の時間との兼ね合いを検討することの重要性を示している

No.1210 - 2024/07/03(Wed) 08:29:37

Re: ブーメラン その二 / 荻座利守
このブーメランとは経済政策のことでしょうか、それとも財政や赤字国債のことでしょうか。
もしそうでしたら、いずれにしても将来への影響をよくよく考慮しなければならないのでしょう。

No.1213 - 2024/07/03(Wed) 16:24:36

Re: ブーメラン その二 / 久保田
荻座様、感想をありがとうございました。励みになります。様々な事象における負の遺産はやがて支払いの時を迎えます。不完全な存在である人間ですが、よく考えて行動するほうが良いと思い、それを詩にしてみました。
No.1215 - 2024/07/03(Wed) 22:35:25
「笑っていよう」 / 万年 草
野原に揺れる
お花のように

雨の降る日も
晴れの日も
空を見上げて
笑っていよう

今日はつまづき
転んでも
笑って明日を
迎えよう


森でささやく
小鳥のように

風が吹く日も
雪の日も
明るく元気に
笑っていよう

今日は涙を
流しても
笑って明日を
過ごそうよ


笑っていよう
どんな日も
笑っていよう
つらい日も

笑っていれば
そのうちに
必ずいいこと
やってくる

信じて今日も
笑うのさ

No.1207 - 2024/07/02(Tue) 14:37:28

Re: 「笑っていよう」 / 齋藤純二
どんな時も自然の囁きがあり
自分を信じさせてくれる時間を与え
そして少し折り合いのついた心になり
微笑むことができるのだろう、
と思いながら拝読させていただきました。

No.1208 - 2024/07/02(Tue) 20:27:50

Re: 「笑っていよう」 / 荻座利守
「笑う門には福来る」
この詩を拝読して、その言葉を思い出しました。
笑うということには、普段我々が気づいていない大きな力が宿っているのかもしれませんね。
その力を
「信じて今日も
 笑うのさ」
という姿勢で生きてゆきたいと思います。

No.1209 - 2024/07/03(Wed) 08:26:56

Re: 「笑っていよう」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
笑えることが何よりですね。

荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、笑うことの力を信じて、
これからも生きてゆきたいと思います。

No.1211 - 2024/07/03(Wed) 15:47:01
「花は咲く」 / 万年 草
きっと
きっと
いつか

花咲く時が
やって来るって
信じていれば

本当に花は
咲くんだからね

絶対に
最後まで
あきらめちゃ
ダメだよ

No.1204 - 2024/06/27(Thu) 14:19:50

Re: 「花は咲く」 / 荻座利守
花の中には、咲くのに冬の寒さを経ることが必要なものが多いそうです。
そんな「花が咲く」ということは、再生と希望の象徴でもあり、人生の永遠のテーマでもあると思います。
ですからまさしく、
「絶対に
 最後まで
 あきらめちゃ
 ダメだよ」
なのですね。

No.1205 - 2024/06/28(Fri) 09:01:22

Re: 「花は咲く」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
いつか花が咲くと信じて、
あきらめずに生きてゆきましょう!

No.1206 - 2024/06/28(Fri) 15:55:44
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
300/300件 [ ページ : << 1 ... 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >> | 過去ログ | 画像リスト ]