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静かな世界 / aristotles200
ある日、ある朝、気付いた
私、以外の人、全ての髪が丸坊主になっている
昨日は、こうでなかった
そして
私の禿げた頭には、髪がふさふさに生えている

次の日の朝、気付いた
私、以外の人、全てが黒縁のメガネをかけている

次の次の日の朝、気付いた
私、以外の人、全てが赤色のシャツを着ている

次の次の次の日の朝、気付いた
私、以外の人、全てが左靴を履いていないことを

5日目、金曜日、今日はトレンドに合わせてやろう
私は丸坊主にして、黒縁メガネ、赤色のシャツ、左靴は履かずに家を出た

皆、まともな格好をしている
会社に着くと、上司から真顔で注意を受けた

その日の夜
奇妙な格好で、一人、場末の酒場で呑んでいる
呑み過ぎた、日付が変わろうしている
支払いを済ませ街に出た

日付が変わる

誰もいない
ネオンが煌々と灯る繁華街、一人歩いている
駅に向かう、無人
自動運転で電車は動いている
誰もいない家に帰る

その日から、私は一人で暮らしている
毎日、会社に通い、定時に帰宅する
誰もいない世界で、規則正しく生きている

すぐ横、壁越しに
たくさんの人の気配を感じる
そこに行っても、誰もいない
後ろに、たくさんの人がいる気がする
振り返れば、誰もいない
誰もいない世界で、一人、生きている

No.2306 - 2025/06/21(Sat) 02:27:16

Re: 静かな世界 / 齋藤純二
夢に出てきそうな話しですね。
唯一、上司に注意を受けるところだけ
世間とコミュニケーションがあり、あとは静かな世界で暮らす私。
多くの人がいる中での孤独な心情をうたっているのでしょうか。
しかし、焦りや寂しさは伝わってはこない不思議な感じですね。
無機質な空気の中でなんか疲れてしまって惰性で生きている様子だが、
やはりそれでも周りを気にして生きていることが伝わってきます。

ひとりになると自分と会話をするような
詩を書く静かな世界、みたいなことも考え拝読いたしました。

No.2310 - 2025/06/21(Sat) 16:47:23

Re: 静かな世界 / aristotles200
齋藤純二様
ご感想、ありがとうございますいます。

デイストピア系で滅んだ世界は月並みになりつつあり、
じゃあ、滅んでいないけど、誰も見えない世界って、どうだろう、
ここから空想を広げました。

詩の主旨は、
無機質な一人の世界、それでも他人が付き纏う、
何故なら、自分自身も、その他人の一部である、です。

来週も、宜しくお願いいたします。

No.2316 - 2025/06/22(Sun) 07:12:04
じぶんのふりしたじぶん / yuishinron
じぶんのふりしたじぶんきらい

思ったことは全部言いたい
感じたことも全部言いたい

誰かの気持ちとか考えたくない
それが好きな人とかでも

そもそも、自分が愛した自分が愛した誰かを愛したい

最優先は自分

みんなに嫌われてもいい
嘲笑も罵倒も気にならないくらい自分でいたい

それくらいありのままがいい

No.2302 - 2025/06/19(Thu) 22:31:05

Re: じぶんのふりしたじぶん / 荻座利守
一行目の、ひらがなの表現が新鮮でいいですね。
周囲からの同調圧力や「空気を読む」ことを求められる、息苦しさや閉塞感が伝わってくる詩ですね。
「みんなに嫌われてもいい/嘲笑も罵倒も気にならないくらい自分でいたい」というところに、そうなれない自分へのもどかしさを感じます。
この作品に共感する人は大勢いるのではないかと、そんなことを考えさせられます。

No.2308 - 2025/06/21(Sat) 08:49:24
「世界の終わり」 / 万年 草
巷では
世界が終わると
騒いでいるが

そんなにすぐには
終わらない

心が騒いで
しまうのは
心のどこかで
終わればいいと
望んでいるから
なのかしら

世界が終わる
世界が終わる
外れた予言は
数知れず

それでも人は
予言にすがる

今日もどこかで
予言者が
世界が終わると
のたまわく

外した後の
悲劇も知らず
まことしやかに
言いふらす

世界が終わる
世界が終わる
確かにいつかは
終わるだろう

それが世の常
なのだから
何も恐れる
ことはない

それまで
悔いなく
生きればいいさ

それが出来れば
世界の終わりは
恐くない

No.2300 - 2025/06/19(Thu) 16:02:29

Re: 「世界の終わり」 / 荻座利守
今、何やら世間では「7月5日」に大津波が発生するような噂が流れているようですね。
これについて専門家は、科学的な根拠はないと言っているそうです。
もしもの時の備えは必要ですが、あまり不安にとらわれるのは避けたほうがよさそうです。
でも「心のどこかで/終わればいいと/望んでいるから」というところは印象的でした。この噂の背景にはそんな心理が隠れているのかもしれませんね。

No.2303 - 2025/06/20(Fri) 07:40:54

Re: 「世界の終わり」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
この詩の一番の肝を、わかってくださって。
ありがたいです。

No.2304 - 2025/06/20(Fri) 15:48:17
「紡ぐ」 / 万年 草
誰かのことを想って
何かを出来たなら
それだけで
幸せなことじゃ
ないかい

今はまだ
何物にもならなくても
とにかく続けて
みることだね

有名にならなくたって
売れなくたって
自分が創り上げたものが
誰かのためになれば
それでいいじゃないか

見返りを得るためじゃなくて
誰かに喜んでもらうために
何かをするのさ

今まで積み上げてきたものは
きっと無駄にはならないから
君がこの世に残したものは
きっと誰かの宝になるから

これまで紡いできたものは
必ず誰かを支えているから
心配しないで自信をもって
紡ぎ続ければいいのさ

No.2297 - 2025/06/18(Wed) 14:46:56

Re: 「紡ぐ」 / 荻座利守
タイトルの「紡ぐ」とは、言葉を紡ぐことを表しているように思えました。
でも、誰かに認められるとか、評価されるとかではなく、自分の発したはたらきかけが、世界にほんの僅かでも波及して、誰かに届いて、その人の支えとなる。そう考えると、「紡ぐ」とは、言葉だけに限らないものなのかもしれないですね。
「君がこの世に残したものは/きっと誰かの宝になるから」というところから、「一隅を照らすこれすなわち国宝なり」という言葉を思い出しました。
一隅を照らす生き方をしてみたいものです。

No.2301 - 2025/06/19(Thu) 16:33:45

Re: 「紡ぐ」 / 万年 草
荻座様、

ご感想ありがとうございます。
ご指摘の通り、タイトルの「紡ぐ」は、
基本的には言葉ですが、その人の心を紡いでいるものであれば、
何でもよいと思います。

私も、自分の紡いだ詩が、誰かの力になればと、
常日頃思っております。

No.2305 - 2025/06/20(Fri) 15:51:44
勤勉な怠惰 / 多年音
席が空いて
ワクワクさんが来たら遊んで
席が空いて
メラメラさんが来たら働いて
席が空いて
シクシクさんが座ったら泣く

そんな風に席は空いて、みんなで話し合って座っていくんだけど
だらだらさんは率先して前に来る
「誰も詰めないなら私が詰めますよ」とせかせかしている
みんなが優柔不断な間を通って抜けてくる
そんなに急がなくてもいいのに
だらだらさんは名前の割に勤勉なんだ

ほんとうは辞めてほしいから、叱ってあげたいんだけど
あまりに健気にしてるもんだから

No.2295 - 2025/06/17(Tue) 20:56:28

Re: 勤勉な怠惰 / 齋藤純二
語り部といろんなキャラクターとの絡み。
相手によってその場の空気やイメージが変わる感じが
ああ、わかるなあ〜、なんて思いながら拝読しました。
そしてだらだらさんへ叱りたいけど叱れない、がユニークでした。

No.2299 - 2025/06/18(Wed) 20:49:28
2時間目に晴れ / まようねこ
少女は
窓越しに映る、
自分の欲望を追求する

いつか本で知った
虹色クリームソーダの
夢が見たくて。

制服を貫く

想像力よ

No.2294 - 2025/06/17(Tue) 16:39:17

Re: 2時間目に晴れ / 荻座利守
作者さんは高校生でしょうか、あるいは学生時代の思い出でしょうか。
短い詩ですが、一つ一つの表現が巧みだと感じました。
タイトルの「2時間目に晴れ」というところから、もしかしたら、雨上がりの空に架かる虹を見て、クリームソーダを思い浮かべたのかな、などとも思いました。
末尾の「制服を貫く/想像力よ」というところが象徴するような、何ものにも縛られない、心の自由を感じさせる作品ですね。

No.2296 - 2025/06/18(Wed) 07:40:07

Re: 2時間目に晴れ / まようねこ
荻座利守さん、素敵な感想を本当にありがとうございました。
(いただいたご感想に返信するということが初めてなので、正直、緊張しています。)
私は、学校の文芸部に所属している、中学三年生です。顧問の先生に許可を頂きまして、時々、この場所を利用させてもらっています。
部活の引退、また、卒業までに、自分自身の言葉に磨きをかけていきたいと思います。
レギュラーメンバーの皆さま、ご感想やアドバイス、いつもありがとうございます。まだまだ未熟な初心者ですが、これからもよろしくお願いします。

No.2298 - 2025/06/18(Wed) 17:22:28
YOU ARE MY CURSE♥ / まようねこ
今だってまわってる
頭の中に
あんたの言葉たち

カーテンも湿気もまぜまぜしちゃえ

ずっと縛られてるよ
このままでいいのかもね

(あの一面はとっておいて。この一面は使い捨てだからさ、)

染まれよ染まれ
あたしの心
ボロボロになっても、
生きていてね?

No.2292 - 2025/06/16(Mon) 23:17:56

Re: YOU ARE MY CURSE♥ / 荻座利守
他者の言葉に縛られている、あるいは振り回されている心の様子を描写した詩のように感じました。
「(あの一面はとっておいて。この一面は使い捨てだからさ、)」という表現が、とても実感がこもっていていいですね。
末尾の「ボロボロになっても、
生きていてね?」というところが、軽めの感じの中に、どこか切なさを感じさせます。
心の描写が巧みな詩だと思います。

No.2293 - 2025/06/17(Tue) 08:43:28
能舞台 / 異邦人
   ひびのはいった仮面をかぶり続けてきた
   能舞台に扇子を持って立った
   観客のいない舞台であった
   私は床から足をあげた
   足は床を強くけった
   水と油があざやかに分離した花火が
   夜空に爆発した
   ひびのはいった仮面が床に落ちた
   私の素顔が露出した
   開かれた扇子を持った私の手はまっすぐ前方をさし
   床を踏みしめた足はそのまま前へ前へ運ばれていった
   扇子は裏返され自分をあおるように上下に動いた
   うしろから鼓の音が聞こえてきた
   私の中で私の詩が声を上げて読み上げられていった
   

No.2286 - 2025/06/15(Sun) 00:49:41

Re: 能舞台 / 齋藤純二
ひびのはいった仮面をかぶり続けた

出だしが素晴らしいですね。
素の自分を出したいけれどずっと隠していたという心情を
「ひび」として表していることろがカッコいい。
そして、一歩を強く踏み出すことで能面が割れ自分らしさが露になり、
その勢いでどんどん進んで行ける。
能の舞台を使い詩の世界を歩き出した様子が描かれ、
構成もよく、「〜た」と一行ごとに言葉を切っていたのも
効果的に読者に語り部の声が聞こえてくると思います。
どんどん詩を楽しまれてください!

No.2290 - 2025/06/15(Sun) 11:04:20
あーらやしき / タンチョウ
地獄でいいと思ったら

五右衛門の種が

何万メートルも

根を張る

その芽が出る前に

No.2282 - 2025/06/14(Sat) 17:59:58

Re: あーらやしき / 齋藤純二
地獄でいいやと思ったら
五右衛門の悪への勧誘が来て……。
芽が出る前に、ということで
道徳心でストップがかかったようですね。
楽しく拝読させていただきました。

No.2285 - 2025/06/15(Sun) 00:41:08

Re: あーらやしき / タンチョウ
受験に落ちて生きる意味の無かった私も

無明が真如に薫じる・・教えを受けました

感謝・ハレルヤ・スパシィーパ・Thank you・カムオンチ―・

アサンテ・カムサハムニダ・シェシェニ―・・・・・etc.

No.2288 - 2025/06/15(Sun) 01:42:31
地獄で会いましょう / aristotles200
金曜日の夕方、電車内
蓄積された疲労・ストレスと週末の期待

腕時計の針を動かして、貯時間する
気付くと月曜日の朝、通勤電車に乗っている
そう、時間を貯めれる腕時計
祖父の形見、かなり古く動かない
それでも、いつ見ても時間は合っている

企みがある
1週間、時間を貯めて旅に出ようと思ってる
毎朝、リセットする
つまり、片道で、どこまで行っても日付が変われば自宅に戻れる

二日目のこと
あっと、気付いた時には宙に飛ばされていた
高級スポーツカーが、そのまま去っていく
意識が遠ざかり、、、、、、

何処かの市役所、待合いに座っている
5番窓口の人に呼ばれた
すいません、記憶がなくて
ここ何処ですか?
地獄だけど
えっ、貴方は?
閻魔です。
は? 僕、死んだんですか?
はい、ひき逃げです
あああ、そうか、そうだったのか、でも
何で、地獄なんですか?
何も悪いことしてないけど
ペーパーを渡す閻魔
牛、1056匹
豚、26601匹
鶏、68908匹
主なる犠牲者ね、Aさん
こりゃ、地獄行きだよね、どうしようもない
え?
食べても駄目なの?
勿論、生命の価値に差はありません
じゃあ、肉食する生物、全部地獄落ち?
頷く、閻魔

と、腕時計のアラームが鳴る
三日目、自宅12時01分
戻った!
これは夢なんだろうか
不思議な腕時計がなければ、今頃、、、
いや、結局死ぬんだし
みんな地獄行きとは、、、

そうだな、所詮、人間の善なんて
全て、偽善に過ぎないんだな

No.2281 - 2025/06/14(Sat) 01:41:58

Re: 地獄で会いましょう / 齋藤純二
不思議な時計で
生き物の命を奪ったということで地獄行きを知るとは……
善とは……、難しいですね。
小説にある展開のようで興味深く拝読いたしました。
とても上手に書けていますね、素晴らしい!
もちろん佳作です。
ああ、この掲示板はそういう評を出すところでないですね。
失礼しました。

No.2289 - 2025/06/15(Sun) 10:43:32

Re: 地獄で会いましょう / aristotles200
齋藤純二様
ご感想(評)、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
叙情詩を目指して、色々なタイプの詩を作っています。

元は(今も)、儒学を独学で学んでいる者ですので、つい論述が多くなり、目指す叙情詩から逸脱、良くて哲学詩、悪ければ断片集になることが多いです。

どうすれば論述から離れられるのか、それが今作のようなストーリーものです。
悪戦苦闘していますが、詩らしい詩を目指して、頑張ります。

No.2291 - 2025/06/15(Sun) 11:56:19
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