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今日は草臥れた / 積 緋露雪
何だかな、
今日はとっても草臥れた。
何にも考へたくもないのだが、
つらつらと草臥れた頭蓋内の闇には
例へば落として割れた鏡の欠片に
それぞれ違った顔付きのおれが映ってゐるやうな
意味不明な表象がぶつ切りに浮かんでくる。
それをいちいち追ふ力もなく、
草臥れちまったおれは
唯、眠る時のそれを待ち望んでゐる。

しかし、草臥れちまったおれは、
さう簡単には眠れずに、
往生する筈なのだ。
草臥れちまった時程に、
おれの自意識は爛爛と覚醒しはじめ、
その好奇心溢れる自意識はその頭をむくりと擡げては、
おれの頭蓋内の闇を攪拌す。

だからといって何ものかが見つかる筈もないのだが、
眠れぬ自意識はおれの臀部に噛み付き、
へっへっへっ、と憎たらしい嗤ひを浮かべる筈なのだ。

再び割れた鏡の表象が表れ
それらの欠片全てににたりと嗤ふおれの顔が映ってゐて、
何だかな、
今日はとっても草臥れた。

No.2650 - 2025/10/07(Tue) 22:29:47

Re: 今日は草臥れた / 齋藤純二
ひとに気を使う自分、感情を抑える自分、
和を重んじようとする自分、曲げてしまう自分、
背伸びしようとする自分、なんとか頑張ろうとする自分、
社会的な一日の自分、草臥れてしまいますよね。
それぞれの自分が破れた鏡に表情を変えて映っている、
という表現が感情を具現化しているようで場面がとても伝わってきます。
疲れているのにいろいろ考えてしまい眠れない、
ああ、これじゃ疲れが取れない明日が辛くなる〜
そんなことありますね。ひつじを数えるしかないのかな……

No.2652 - 2025/10/08(Wed) 07:41:41
「幸せ」 / 万年 草
何も心配しなくてもね
そのうちきっと
幸せは必ずやってくるよ

どんなに切なく
長い夜も
いつかは明けて
明るい朝になるからね

今は激しく降る雨も
やがては上がって
陽が射して
大きな虹が架かるからね

大丈夫
何も迷わず
胸を張って
生きてゆけば
それでいいのさ

それまでずっと
幸せはやってくると
強く信じていよう

信じていれば
いつか人生に
やさしい光が
射してくるよ

明るい未来をその手の中に
抱きしめられるその日まで
決して歩みを止めずに
生きてゆこうよ

No.2649 - 2025/10/07(Tue) 13:21:33

Re: 「幸せ」 / 齋藤純二
幸せは歩いてこない
だから(胸を張って)歩いてゆくんだよ、
なんて歌を思い出しながら
歩んで行こう、と拝読する朝でした!
そしていい天気です!
ああ、これも幸せだなあ。

No.2651 - 2025/10/08(Wed) 07:11:39

Re: 「幸せ」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、どんな時でも
幸せあだなって、感じることが
大切ですね。

No.2660 - 2025/10/09(Thu) 15:34:25
夜間自宅警備 / テレス
夜中の三時から一時間後

オリオン座が斜め右に動いて

最近の滅茶苦茶な軌道に

カントさんの規律正しい宇宙は大嘘

定位置に居るのは道路上の猫たち

少しは 信じてもいい 色々な動物の理性というものを

No.2646 - 2025/10/07(Tue) 04:15:03

Re: 夜間自宅警備 / 荻座利守
カントの思想についてはよく知らないのですが、人の世が秩序だった動きをしないことはよくありますね。
むしろ、長い進化の過程を生き抜いてきた動物たちの行動のほうが、人の世よりもずっと合理的に思えることもあります。
それは、個を超えた理性のようなものなのかもしれません。

No.2647 - 2025/10/07(Tue) 06:52:51

Re: 夜間自宅警備 / テレス
返信どうも有難うございます<m(__)m> 人間の友達の画像です・・

https://jp.freepik.com/free-photos-vectors/%E7%8A%AC-%E7%8C%AB

No.2648 - 2025/10/07(Tue) 08:40:49
人生の帰り道 / 異邦人
   荻座利守様

      いつも私の下手な詩をあたたかく見守っていただき
     ありがたく感謝にたえません。
      荻座さんを喜ばせる詩が書けたらいいのですが、
     私には才能がないので長い目で見てやって下さい。
      お尻を叩いてがんばります。

No.2645 - 2025/10/05(Sun) 12:06:43
晩秋 / 異邦人
   瀬未様

    つたない詩を読んでいただきありがとうございました。

No.2644 - 2025/10/05(Sun) 11:46:24
晩秋 / 異邦人
高い煙突から煙が長くたなびいている
花嫁姿の女性が付き添いと村をあいさつ回りしていた
ヒヨコのように子供たちがついて動いている
縁側で猫が日なたぼっこしていた
藁葺き屋根に白鷺が座っている
夕餉の匂いが村を包んでいた
寺の鐘が山の上から聞こえてきた

No.2641 - 2025/10/04(Sat) 09:19:19

Re: 晩秋 / 瀬未
情景が鮮やかに浮かぶ詩ですね。
リズムと五感を使った描写がとても心地よいなあと思いました。

No.2642 - 2025/10/05(Sun) 07:19:00
人生の帰り道 / 異邦人
   ビリヤードの白い球が緑の玉にあたった
   山道を下りている
   かつて寺へ登った道だった
   高い崖の川を蝶があがっている
   鳥の声が山びこになって聞こえてきた
   池のほとりから山むこうの白い雲を見ている
   地球のそとにいるようだった

No.2640 - 2025/10/04(Sat) 05:17:01

Re: 人生の帰り道 / 荻座利守
様々なメタファーを連結して、人生の帰り道を描き出した作品ですね。
跳ね返るビリヤードの玉、山を下る道、やまびこ、それらは人生の折り返し地点を過ぎたことを表しているように思えます。
そして、川を昇る蝶や山向こうの白い雲は、再生、あるいは転生を暗示しているようにも思えます。
末尾の一行が、自分の人生、あるいは自分の世界を俯瞰しているようで、いいですね。
感慨深い詩だと思いました。

No.2643 - 2025/10/05(Sun) 09:08:46
「幸運の女神」 / 万年 草
幸運の女神がね
優しく微笑んでいるよ
もう何も心配しなくていいってね

ほら水平線を真っ白な鳥が
朝陽に向かって飛んでゆくよ
ほら七色の虹が
空の大きなアーチを描いているよ

もう大丈夫だからね
きっといいことあるからね
幸せが黄金の鈴を鳴らして
必ずやってくるからね

希望をもって生きてゆこうよ
まぶしい朝陽を浴びて
笑いながら新しい今日を
自由に生きてゆこうよ

幸運の女神が導く
明るい明日に向かって

No.2633 - 2025/09/30(Tue) 16:02:52

Re: 「幸運の女神」 / 齋藤純二
心は正しく自由であれば
女神は自分に微笑んでくれるんだ、
と拝読して前向きになりました!

No.2636 - 2025/10/01(Wed) 07:26:55

Re: 「幸運の女神」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
この詩を読んで前向きになってくださって、
とても光栄です。

No.2639 - 2025/10/02(Thu) 14:47:51
羊雲 / ゆづは
微睡みの視線の先
ふわり やわらかな群れが
淡い光の中 背を寄せ合い
夢の淵をたゆたうように

白い羽を纏った彼らは
天空の草原を渡ってゆく
誰かの呼ぶ声がするのか
それとも ただ流れるままに

それぞれが異なる場所を目指しながら
それでも どこかで繋がっている
星座を辿る旅人のように

ただひとつ 確かなことは
どんな形にもなれる自由が
この空の奥に息づいていること

やがて── 
燃え尽きるような夕映えに染まり
ひとつずつ
宵闇に溶け 夜へと還る

その後に残るのは
遠い記憶と幽かな影
指先でなぞれば 無限の空に
また新たな旅路が描かれる

No.2632 - 2025/09/30(Tue) 07:15:15

Re: 羊雲 / 荻座利守
どこか幻想的な感じもする詩ですね。
「微睡みの視線の先」とあることから、現実と夢との中間の景色でしょうか。
「天空の草原を渡ってゆく」「星座を辿る旅人のように」「宵闇に溶け 夜へと還る」といった表現が美しいですね。
また、どこかで繋がっていながらも、どんな形にもなれる自由があるということは、理想的な生き方の象徴のようにも思えます。
そして、最終連の表現の中に、羊雲の姿に観た、希望と郷愁のようなものを感じました。
とても繊細で美しい作品だと思います。

No.2634 - 2025/10/01(Wed) 07:16:58

Re: 羊雲 / 齋藤純二
空を眺め雲の流れに身を委ね、
これからの生き方(自由な)を
ふと見つめている雰囲気がとても素敵ですね。
上手に作品が仕上がっています!

No.2635 - 2025/10/01(Wed) 07:22:47

Re: 羊雲 / ゆづは
萩座利守さま

素敵なご感想をありがとうございます。
幻想的と感じていただけたこと、また美しい作品とおっしゃっていただき、とても嬉しく思います。
詩の雰囲気や深さをしっかり感じ取ってくださっていることが伝わり、改めて喜びを感じています。

No.2637 - 2025/10/01(Wed) 17:18:07

Re: 羊雲 / ゆづは
齋藤純二さま

いつもご感想をありがとうございます。
ぼんやりと空を眺めながら、自由な生き方を考える姿を感じ取っていただけたこと、とても嬉しく思います。
「上手に仕上がった」とお褒めいただき、大変励みになります!

No.2638 - 2025/10/01(Wed) 17:20:11
爽籟 / Ema
さらりとかるくなった風が
日差しの隙間を駆け抜ける
三十度を下るようになった
温度計の針

すこしカサつく肌
空のかわきにふれた鼻腔
いつのまにか反転していた
湿度計の針

まだ暑さの残る昼下がり
地上に降り続けた熱に
ようやくおとずれた秋の端っこ

暦を追いかける君は伝書鳩
言伝を受け取った金木犀が
ちかちかと返事をして

秋がほころびはじめる

No.2628 - 2025/09/28(Sun) 07:55:57

Re: 爽籟 / 荻座利守
1連目の「温度計の針」と、2連目の「湿度計の針」との対比が巧みですね。
また、「さらりとかるくなった風が/日差しの隙間を駆け抜ける」「ようやくおとずれた秋の端っこ」「暦を追いかける君は伝書鳩」といった表現が独特で美しいと感じました。
金木犀が香り始めると、秋の到来を実感しますね。(ちなみに私は、沈丁花が香り始めると春の到来を感じます。)
タイトルの「爽籟」とは、秋に吹く風、あるいはその爽やかな響きのことだそうですね。この作品にぴったりのタイトルだと思います。

No.2629 - 2025/09/28(Sun) 09:20:12

荻座利守 様 / Ema
こんばんは。ご感想をくださりありがとうございます。
やっときた秋の片鱗を逃すまいと詩に書き留めました。(鈴なりの沈丁花の香りに春の訪れを感じるのも素敵です。)タイトルにいつも力をいれているので、ぴったりというお言葉とても嬉しいです。丁寧に読んでくださり表現にたくさん触れてくださりありがとうございました。

No.2630 - 2025/09/28(Sun) 18:37:17
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