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「恋遊び」 / 万年 草
たった二合の
冷や酒呑んで
酔ったふりして
私を口説く

あなた本当に
悪い人

遊びの恋なら
相手を見てね
私はそんなに
軽くない


雨ににじんだ
裏町通り
今夜も屋台に
灯りがともる

ふらりと寄った
赤ちょうちん

たまたま出逢った
男と女
気ままに呑んで
恋遊び


呑んで唄って
更け行く夜に
恋の駆け引き
出逢った二人

甘い視線に
酔いしれて

始まる予感
物語
グラスの氷も
解けてゆく

No.2270 - 2025/06/10(Tue) 14:40:43

Re: 「恋遊び」 / 齋藤純二
グラスの氷も解けてゆく
時間の経過もあるが、
お互いが解けてしまった、とすると
むっむっ、これは遊んでしまったのだろう、
なんて勝手に想像して楽しんでしまいました。
いや〜、この作品は雰囲気といい
言葉のチョイス、話の流れ、
とてもよく書けていると思います。

No.2271 - 2025/06/11(Wed) 01:19:57

Re: 「恋遊び」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
いろいろご想像いただけて光栄です。
褒めていただきありがとうございます。

No.2272 - 2025/06/11(Wed) 14:49:02
逆狼男 / 多年音
月はいい
あんまり遠くにありすぎて壊したくならないから
光は冷たいのに、温かみを帯びて
静かなのに寂しくならない

昼間はあんななのにね
飢えて飢えて吠えて吠えて
仕様がない僕を
そんな僕を、清き光はそんな僕を暴く
穢れが消えて優しさだけが残る
優しさだけが残る

これが本当だったらいいな
夜にだったら、きっと君にだって謝ってあげられるのに
どうか勘違いしないでくれ
白日の元に晒された僕は本当の僕じゃない
そういう血なんだよ

No.2265 - 2025/06/08(Sun) 20:58:48

Re: 逆狼男 / 荻座利守
逆狼男とは独特で面白い発想ですね。
月の光が自分の穢れを消してくれる、というのはなんとなくわかる気がします。
強い陽の光は、むしろ競争心や自尊心を掻き立ててしまうのでしょうか。
「夜にだったら、きっと君にだって謝ってあげられるのに」というところに、素直になりたい、優しく在りたいという心情が感じられます。
現代の競争社会を生きざるを得ない人々の、秘められた心の内を描いているようにも思えました。

No.2269 - 2025/06/09(Mon) 19:20:22
信頼 / タンチョウ
真面目にしている人しか

寄せてはいけない命令

将軍の勝つための戦略

信じられるのは将軍とおじいちゃんの教え

息子を戦死させた人たちの

忠誠

No.2261 - 2025/06/08(Sun) 14:30:38

Re: 信頼 / 荻座利守
戦争に関する詩でしょうか。
「将軍」「息子を戦死させた人」「忠誠」といった言葉から、日露戦争の乃木大将を思い浮かべました。
乃木大将の二人の息子も戦死しており、乃木大将自身は、明治天皇が崩御された際、自刃・殉死したそうです。
現代に生きる私から見れば、そのような忠誠心は極端に思えますが、当時はそのような価値観が一般的だったのでしょう。
この作品の行間から、そんな価値観の隔たりのようなものを感じました。

No.2263 - 2025/06/08(Sun) 17:58:24

Re: 信頼 / タンチョウ
祖父も長男が戦死して先妻さんも逝去され

後妻の祖母が小学校の教師を辞めて幼稚園を(2億円)位で創設し

その幼稚園までリヤカーで祖父がのせて運んで1時間位・・

生まれた父親は青年の頃はスパルタ教育・・

私も酷い目にあいました・・スパルタ_| ̄|○・・

No.2264 - 2025/06/08(Sun) 18:14:02
現実 / 異邦人
将軍は沈黙を貫いた 敵兵はわが街の侵略を開始していた 名ばかりの講和交渉が続いていた 連絡員が来た 街が占領されかけていると伝えた 相手方の交渉人たちが立ちあがった 彼らはひきあげていく 将軍は席を立たなかった 双方から笑い声が起こった 芝居の幕が下りた 重い照明器具が上から落ちて将軍役が亡くなった 
 ここで詩の物語は終了している 時を経ずWebからこのつまらない詩は削除された 詩の下書きノートは燃やされた 詩を作るという現実が消えた いまがなくなった 記憶の中の自作詩が過去になった 過去がめくらになった 盲の私は瞳を開けている
 

No.2260 - 2025/06/08(Sun) 00:44:44

Re: 現実 / 荻座利守
独特な構成の詩ですね。
戦争の歴史、舞台劇、そしてWeb上の詩。場面が次々と展開してゆきくところが面白いです。
後半の部分は、詩作に行き詰まった状況を表しているのでしょうか。その状態を「いまがなくなった」「過去がめくらになった」と表現しているのは、詩作が「今」を生きる自分と一つになっていることを表しているように感じました。
そして末尾の「盲の私は瞳を開けている」というところに、尚も生きようとする意志が窺えます。

No.2262 - 2025/06/08(Sun) 16:48:11
至るところの実存的狂気 / aristotles200
世の中は、常、普通通りに動いているが、
これは単なる断片か、
やがて収束される一片か
今、ここは断片である
例えば電車に乗るとは
目的が明快でなければならない
通勤、出社、MT、事務、外回り、
帰社、MT、事務、退社、通勤が、
本日の為すべきことである
周囲に存在する人、
皆、このような予定で動いている
全ての像が、何らかの目的を持っている

薄皮を剥がすような違和感を覚える
放置していた古い米に大量の虫が涌いた
濡れたマットをめくったときに見かける蛆虫
蜂の巣を叩いた、襲いかかろうとする蜂の大群
人間を切り開く手術室の光景
得体の知れぬ、無条件の拒否感
生きる醜さ、残酷、冷徹、
そして生、そのものを表す日常での動態
もし、昆虫が進化した世界があり、
そこに一人、人が混ざり込んだような困惑

これは狂気なのかも知れない、
怖気だつ肌が無条件の退避を呼びかけてくる
世界が間違っている、
否、ここは私の場所ではない、
生臭い、リアルは好きではない。

「ラダトームのまちに ようこそ」
「ラダトームのまちに ようこそ」
「ラダトームのまちに ようこそ」
「ラダトームのまちに ようこそ」
本来の私は、これだけのセリフしかない
いつ、向こうへ戻れるのだろう
永遠に、私は同じことを言っている
これは狂気ではない、安心だ

No.2255 - 2025/06/07(Sat) 13:30:51

Re: 至るところの実存的狂気 / 齋藤純二
一連は通常に過ごすしていると言われる者たちについて、
二連は語り部の一連にある世界の印象描写、
三連は一、二連からの辿り着いた考察、
そして四連でバーチャルリアリティで安心を得ると結んでいるが、
「いつ、向こうに戻れるのだろうか」と模索している心境もうかがえ、
複雑な心情を上手く構成された作品だと思います。
また四連での世界は、通常に過ごしていると言われている者たちも
なんだかその気持ちわかるなあ、と思うことがあるような気がします。
ここで読者と語り部の接点が生まれることでしょう。

薄皮を剥がすような違和感、生きる醜さ、などの表現もインパクトがあり
いいスパイスになっています。

No.2258 - 2025/06/07(Sat) 21:13:45

Re: 至るところの実存的狂気 / aristotles200
齋藤純二様 御礼
ご感想、ありがとうございます。

この詩の主旨は、現実からの逃避です。
人間、色々あります。
未来を、見続けることがしんどくなる時もあります。

これは弱さでしょうか、
私は、社会のそういう風潮に、真っ向に背きたいと思います。

ドラクエ1の世界を出したのは、高校生の時、交通事故で大怪我を負い、退院後の自宅療養中に親がフアミコンを買ってくれて、ひたすら現実から逃避していた過去を思い出して詩にしました。

詩としては中途半端に終わってしまいましたが、このプロットは、再度、挑戦します。

思いが、自由に詩になりません。
難しいですね、詩作は。
でも、とても面白いです。

詩作は、そのまんまで行きたいと思います。
愚作100、次に一つ傑作が生まれれば、私は満足です。

No.2259 - 2025/06/07(Sat) 23:58:00
皆、幸せに生きている / aristotles200
平穏な日常、穏やかな風景
歴史の頂点に位置する平和な生活
過去には、膨大な貴い犠牲、無数の墓標
歴史の教訓とは壮絶な死体の山の上にある
銃を持つ必要はない
ある日いきなり兵隊になることもない
満ち足りた生活

心はどうか
世界9位の自らを弑す国
平和な国の内情を物語っている
自分一人、以外は皆、幸せに生きている
窓を開けて、扉から出て街に行こう
皆、幸せに生きている、風に見える
真綿に包まれている
じわじわと首を、心を絞められていく
高層ビル街に、都心に、学校に、会社に
社会に居場所がない
居場所を見つけられない

穏やかな葬式
ベルトコンベアに乗って死まで生きている
漫然と生きている
心とは何か、思いが心
思いやりが心に力を与える
古来から思いやりとは、自ら発するもの
今は、思いやりは受けるものなってしまった
思いやりが報酬になってしまった
誠は、映画や小説
アニメの登場人物のみのスーパーパワー
人間から、社会から誠が消えてしまった

平穏な日常、穏やかな風景
歴史の頂点に位置する平和な生活
誠と思いやりは失われ、弱肉強食が美化される
かの尊い犠牲の上にいる、この意味が問われる
過去を振り返らねばならない
思いを誠に
誠は思いやりへと昇華せねばならない

美しい都市の風景と無関心へ
全てが変質しつつある
ニヒリズムが世界を支配しようとしている

No.2252 - 2025/06/07(Sat) 06:33:09

Re: 皆、幸せに生きている / 齋藤純二
タイトルが「みんな平和に生きている」とあるが、
いやいやそうではないだろう、と問いかけている作品だと思います。
自さつ死亡率が高いこの国、女性は韓国に次ぎ二番目、
男性も世界では死亡率が高い。
作品であるように居場所のない者たちを生む社会、
ほんとうにこの国は平和なのだろうか、と私も思うことがあります。
無関心、生きている実感の薄れ、
これがやはり危険なのかな、と作品を拝読して共感しました。
よく書けていると思います。

aristotles200さんの初心向け投稿板からの卒業も近いと思います。
MY DEAR投稿板でも活躍されていますね。
詩作を楽しまれてください!

No.2256 - 2025/06/07(Sat) 13:41:42

Re: 皆、幸せに生きている / aristotles200
齋藤純二様 御礼
述べたいこと、十分に読み解かれ、共感していただき、ありがとうございます。
ご感想、とても嬉しいです。

詩を始める前は、私は一人っきりでした。
今、私のような一人っきりの人が、たくさん私の周りに居ることに気づいています。

詩は自分一人に向き合い、言葉を奏でるもの、
そんな一人が共鳴しあい、大きな思いを、多くの人たち伝える。
「mydear」の素晴らしさが、少し理解出来た気がします。

まもなく、この初心者向けサイト卒業とのお言葉、ありがとうございます。

短い間ですが、ここから育った者ですので、少し寂しく思います。
「卒業」まで、まだまだ頑張ります。
(愚作続きで、ずっと居候したらごめんなさい)

No.2257 - 2025/06/07(Sat) 18:19:02
父の日におもふ / タンチョウ
杜鵑花(とけんか、とけんのはな)が盛りです

お父さんの一番好きな花

ツバメが卵を温めて

何もかも歴史は繰り返すのに

空の雲だけは

秋の雲なんです

大雨が来るよ

お父さん

No.2250 - 2025/06/06(Fri) 13:54:11

Re: 父の日におもふ / タンチョウ
「人魂で、行く気散じや、夏野原」の名言

気散(古語)

天才画家の元ネタは素晴らし過ぎます<m(__)m>

父親に贈りたい今年のプレゼント・・

No.2251 - 2025/06/07(Sat) 05:21:59

Re: 父の日におもふ / 齋藤純二
花見て父を思い、
(♪とけんかとけんか咲いた道)
ツバメが卵を温めるのは父の愛情、
父さん濡れるよ、と声をかけ
ほっこりと素敵なプレゼントですね!

No.2253 - 2025/06/07(Sat) 09:12:57

Re: 作詩ネタバレ / タンチョウ
実際は・・

『野性の証明』劇場予告編

思って書きました・・

映画の人間の証明と正反対の・・<m(__)m>

No.2254 - 2025/06/07(Sat) 11:13:03
ホームシック / 多年音
久しぶりの街の景色
変わらないもの30%
そんな気はしていた
電車が一時間おきに減っていたから
まぁ、それでも。
横断歩道を無視して渡る
彩度の低くなった看板達を横目に進む

河川敷
それでも、ボロタクシーは毅然と立っていた
錆びついた面持ちは錆びつきを感じさせない
ドアを両手でこじ開ける
助手席のシーツは破けている
草の匂いに満ちた部屋の中で十八年を思い出す
あれから、どんな風にして
あれが起きて、それが起きて
猫もジジイも元気だろうか
なんて

改札
心のままに帰ってくる
スキップで通り抜ける
抜けてから気づいた、家まで帰っていない事
まぁ、それでも。

No.2248 - 2025/06/05(Thu) 16:19:53

Re: ホームシック / 荻座利守
久しぶりの帰郷の心情を描いた詩ですね。
「変わらないもの30%」「彩度の低くなった看板達」といった表現が独特でいいと思います。
河川敷のボロタクシーは、放置されたものでしょうか。この連は、何らかの思い出が染み込んでいる様子が、うまく描かれていると感じました。
最後に家まで帰っていないことに気づくのも、ユニークで面白いですね。
どことなくユーモラスで、笑みを誘う作品だと思います。

No.2249 - 2025/06/06(Fri) 12:03:06
君しかいない! / レノルー

まばゆい光の中で、ふと姿を消した…夢でも見てるのか?

惑星にまたがっている様だ、眩しい光、声がする…

ここだよ?どこ?分からないの?もういいよぉー、待ってくれ!

流れ星が流れた瞬間に涙がこぼれた 

悲しみが…力となってまた探し出そうとしている

だーれだ? みーつけた、ダーリン おはよう

パっと目が覚めるとなりに寝ていた

まばゆい光の中にただ眠っていただけなのにゆり起こす!

No.2245 - 2025/06/05(Thu) 00:19:46

Re: 君しかいない! / 荻座利守
幸福の中に潜む不安感、あるいは幸福ゆえの不安感のようなものを感じさせる詩ですね。
「惑星にまたがっている様だ」という表現の内に、現状がどこか遠い世界の出来事であるかのように感じているさまを表していると思いました。
そして末尾の「まばゆい光の中にただ眠っていただけなのにゆり起こす!」というところは、読む人によって、様々な解釈ができそうです。

No.2246 - 2025/06/05(Thu) 08:47:54
「雨」 / 万年 草
1,        2,       3,

さみしげな     窓を打つ     いつまでも
雨のささやき    雨のつぶやき   雨の嘆きは
聴きながら     数えても     終わらない
ひとり泣いてる   心の痛み     愛する人は
昼下がり      消えなくて    もういない

切ない       さみしい     哀しい
切ない       さみしい     哀しい
胸の内       この胸の     雨の唄

誰にも       震えは      心に
打ち明け      いつまで     響いて
られないで     続くのか     離れない

涙でささやき    教えてほしい   逢いたいけれど
聴いている     雨音よ      叶わない

No.2241 - 2025/06/03(Tue) 14:35:55

Re: 「雨」 / 齋藤純二
雨粒が落ちるように
言葉も心からこぼれ落ちるように
しとしと、と繰り返されたリズムの作品でしんみり伝わってきます。

No.2244 - 2025/06/04(Wed) 22:03:37

Re: 「雨」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
雨の季節なので、
こんな詩を書いてみました。

No.2247 - 2025/06/05(Thu) 15:23:14
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