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新雪 / 異邦人
   お金が紙くずになった
   地球が異星人に支配された
   地球の国境はなくなっている
   核兵器もオモチャのように取り上げられた
   地球がパンツ一枚になった
   地球は黒星として生きている
   足下に草も生えない
   欲が黒い雪になって降り積もっていた

No.2600 - 2025/09/20(Sat) 00:57:14

Re: 新雪 / 荻座利守
何だかシュールな感じの詩ですね。
地球を支配した「異星人」とは、何を指しているのでしょうか。未来への希望でしょうか、それとも人間の醜い欲望でしょうか。
国境がなくなり、核兵器が取り上げられるところが、平和な時代がやってくる希望のようにも思えますが、その一方、「足下に草も生えない/欲が黒い雪になって降り積もっていた」という、とても暗い終わり方をしてもいます。
現実の複雑さを表しているとも捉えられるような、読み手によって様々な解釈がされそうな作品ですね。
どこか前衛的で面白いです。

No.2603 - 2025/09/21(Sun) 16:49:02
秋の別れ / 異邦人

   雨上がりスケッチブックを持って丘へ出かけた
   金木犀と彼岸花が並んで咲いていた
   風が吹いてしまい忘れた縁側の風鈴が鳴っている
   描きかけた肺を病む蝶が咳をした
   一期一会の渡り鳥が 夕日の中 点となって飛んでいた

No.2599 - 2025/09/20(Sat) 00:30:08

Re: 秋の別れ / 荻座利守
ようやく秋の足音が聞こえ始めてきましたね。そんな秋の景色を描いた作品のようです。
その景色の中の「風が吹いてしまい忘れた縁側の風鈴が鳴っている」というところが、どことなく寂しげで秋らしいですね。
また、「描きかけた肺を病む蝶が咳をした」というところも、斬新な感じで面白いです。
そして最後に、飛び去って点となってゆく渡り鳥も、末尾の表現に合っています。
秋の風景が目に浮かぶような詩ですね。

No.2602 - 2025/09/21(Sun) 16:40:22
「人はなぜ生きるのか」 / 万年 草
人はなぜ生きるのか
なぜ人は生きなければならぬのか

その答えは
誰も知らない

知らないから
その答えを求めて
とりあえず生きている

なぜ人は生きるのか
人は生きて人たらしめるために
生きてゆかねばならぬのだ

この世界に
人として生れ落ちて
最後に人であったという
証を残すために

人は人として
生きてゆかなければならない

だが
生きるのに理由など
求める必要はない
ただ与えられた生を
ひたすらに一所懸命に
生きればそれでよいのだ

しかし
生きるということは
およそ一筋縄ではいかぬ
そのつらさのあまり
時に理由を求めたくなるものだ

何でこんな思いまでして
生きてゆかねばならんのかと
なぜこんなにまでして
生きなければならん理由は
果たしていったい
どこにあるのかと

問うて
迷うて
苦しみながら

悶えて
悶えて
転がりながら

その永遠にわからぬ
答えを求めて
人は今日も生きているのだ

わからぬままに
今日も明日も
生きるのだ

最後の最後に
あぁ自分は人で良かったと
笑顔でこの世を去るために

No.2589 - 2025/09/16(Tue) 16:06:13

Re: 「人はなぜ生きるのか」 / 齋藤純二
なぜ生きるのか、
「これが答えです」と納得いくものは出てこなそうですね。
「自分はどう生きるのか」に、もしかしてヒントがあるのかなあ〜。
そんなことを考えながら拝読させていただきました。

No.2597 - 2025/09/18(Thu) 21:09:03

Re: 「人はなぜ生きるのか」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね。その答えを求めて
人は生きるんですね。

No.2598 - 2025/09/19(Fri) 15:54:43
摂理 / テレス
お酢はお酒にはなれない

酢は水に返ってから酒になる

お酒がすぐにお酢になることは無い

何か触媒が必要

No.2587 - 2025/09/16(Tue) 14:51:25

Re: 摂理 / 齋藤純二
お酢から水、水から触媒を使い造ったお酒って美味しいのだろうか? ふとそんなこと思いました。たぶん美味しくなさそうですね。
No.2590 - 2025/09/17(Wed) 07:43:59

Re: 摂理 / テレス
返信ありがとうございます。

最近の水・・危ないらしいですね・・"(-""-)"

No.2593 - 2025/09/17(Wed) 20:22:10
相性 / テレス
見切り品のししとう煮物で

口の中が初めての香辛料

🔥炎

ちょっと美味しくない天然水MOUNTシャスタの湧き水で

引きこもり部屋の

頂上で飲む一杯が

美味し過ぎる

No.2586 - 2025/09/16(Tue) 14:32:12

Re: 相性 / 齋藤純二
辛くて美味い、汗はかきそうですが逆に暑さ吹き飛ぶ感じですね!
No.2591 - 2025/09/17(Wed) 07:47:38

Re: 相性 / テレス
返信ありがとうございます。

まずい飲み物にピッタリ・・香辛料・・

割れ鍋に綴じ蓋? 食べ物編・・<m(__)m>

No.2592 - 2025/09/17(Wed) 20:21:05
「風よ・・・」 / 万年 草
この胸の        風よ
しこりのような     僕の進むべき道は
苦しみは        どっちだ
いつになったら
醒めるだろう      果たして
            その先に
細くてか弱い      希望はあるか
尽きることない
痛みの筋を       虚空に投げた
この曇った空に     叫びの先に
いくら描いて      真の答えは
みたとこで       待っているのだろう

雲の切れ間に      多分
陽は射さず       積み重なった
無情の雨が       絶望の先に
萎えた心を       きっと希望の
冷たく濡らして     光はあるのだろう
ゆくばかり
            風よ
絶望の         それまで吹き止むな
果てに流した      僕を導き
切ない涙        運んでおくれ
いつか錦の
虹になれ        いつか涙の虹が
            夜明けの空にかかるまで
こんなに愚かな     雨上がりの澄んだ空に
僕だって        大きなアーチを描くまで
希望の光を浴びて
笑っていたいのに

今日も僕には
あかく錆びた
風が吹く

No.2584 - 2025/09/15(Mon) 09:45:47

Re: 「風よ・・・」 / 齋藤純二
いつもの万年さんの
答えを見出した感じではなく、
•••、と空を見つめ風に問いかけ、
もやっとした心情が強く伝わってくる作品ですね。
このような作風もいいですよ!

No.2585 - 2025/09/16(Tue) 07:23:31

Re: 「風よ・・・」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
いつもと違った感じで書いてみました。

No.2588 - 2025/09/16(Tue) 15:53:50
辞書 / Ema
潜ると
ただ
しずかに
整然と
泳ぐ
サカナの群れ

そのほとんどが 
変容しないサカナだが
 群れからはぐれて 見えなくなるもの
 群れにあっさりと 加わるもの
 群れにとどまって 色や模様が変わるもの
時の流れとともに 
移ろうサカナもいる

めくるめく 
群れ

まだ見ぬサカナをさがしていると
知ったサカナが
知らない泳ぎ方を見せてくれる

数多の群れを見送って
はじめて出遭ったサカナは
私の日常とかけ離れたところで
ひそやかに息をしている

たとえ交わらなくとも
私と同じ時代をいきている

だからそっと お伺いを立てる
こんなにも無関係な私と
ほんのすこしだけ
関わってくれませんか

私の綴る 
言葉になってくれませんか

深く 
深く
私のいきる時代を漂って
ふと息継ぎをしたとき
ほんのすこしだけ
新しい私がいる 

No.2575 - 2025/09/13(Sat) 08:13:59

Re: 辞書 / 荻座利守
辞書の中の言葉を、水の中のサカナの群れに喩えて表した作品ですね。
辞書からなくなる言葉、新たに加わる言葉、意味が変容する言葉、そしてそれまで知らなかった意味を持っていた言葉。それらが巧みな表現で描かれています。
辞書の言葉をサカナに喩えたこと。「私の日常とかけ離れたところで/ひそやかに息をしている」「たとえ交わらなくとも/私と同じ時代をいきている」「私の綴る/言葉になってくれませんか」「ふと息継ぎをしたとき」。これらのところに感じたことは、秀逸であるが故に、この初心者向け掲示板では書ききれません。
このレベルの詩を書かれるようでしたら、メールアドレス登録が必要となりますが、詩誌MY DEARの掲示板へ投稿されてはいかがでしょうか。

No.2580 - 2025/09/13(Sat) 11:46:28

荻座利守 様 / Ema
こんにちは。お読みくださり、たくさんお言葉をくださりありがとうございます。(私はきっと1ヶ月は幸せな気持ちで過ごすと思われます。)辞書で見つけた新しい言葉をどうにかさらっと使いたい…という私欲まみれの思いを詩にしました。タイトルは別のものを考えていたのですが、はっきり明記しなければ「辞書」になぞらえていると伝わらないかもしれない…と思い直球にしました。正直なところ、自分の書いた詩の良し悪し(レベル?)が自分では判断つきません。MY DEARの方には、長めの詩が書けたら挑戦させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
No.2581 - 2025/09/13(Sat) 14:18:55
ニューロトキシン / ゆづは
忘れかけていた記憶が
彼女の声に触れるたび
冷たく凍った枝のように絡みつく

それはまるで鉛の針が
肌を貫く痛み
一瞬にして全身を駆け巡り
心の奥深くへと忍び込む

シナプスの微細な糸は
切断され 
目の前の景色が徐々にぼやけ
意識は無音の涯へと沈みゆく──

言葉の解毒さえ届かぬ場所で
闇の囁きだけが
頭の壁に跳ね返り散らばる

毒に呑まれたプライドは溶け
元のカタチを留めずに
その姿も 触れようとする手が
虚空を切るだけ──

私はもう、私ではなくなり
すべての色を失う

No.2574 - 2025/09/13(Sat) 03:22:49

Re: ニューロトキシン / 荻座利守
タイトルのニューロトキシンとは神経毒のことですね。ある女性から発せられた言葉の記憶が、神経毒のように心を蝕んでゆく、その苦しみを描いた作品と受け取りました。
絡みつく凍った枝、肌を貫く鉛の針、切断されたシナプスの繊細な糸、そして「言葉の解毒さえ届かぬ場所」。これらの表現が心の苦しみを巧みに表していると感じました。
他者の言動の記憶がいつまでも心の中に居座り、それにより長いこと苛まれる人は少なくないようです。多くの人々から共感を得られる作品だと思います。

No.2579 - 2025/09/13(Sat) 11:17:07

Re: ニューロトキシン / ゆづは
荻座利守さま

こんにちは。この度も、拙い詩にご感想をありがとうございます。
〈多くの人々から共感を得られる作品〉
そのように言っていただき、また作品としてお読みいただけて、とてもうれしく思います。

No.2582 - 2025/09/13(Sat) 15:13:13
色ことば / 異邦人
   黒と白の能舞台  赤と白の路上ダンス  
   緑と黄の音楽ホール
   バイオリン  ピアノ    木管楽器  の下に見る
    青赤    藍緑     橙

   空に花火   川に筏    山に日差し
   黄赤     青とオレンジ 青緑

   夜に咲く花
   赤紫  水色  黄色

   私の背中に 白 灰色 黒

   

No.2573 - 2025/09/13(Sat) 02:20:13

Re: 色ことば / 荻座利守
世の中の様々な色の名前を、それが存在している様を表すように配置していますね。
能舞台、路上ダンス、音楽ホール、空の花火、夜に咲く花、それらが目の前にあるものであるのに対し、最後の「私の背中」は決して直接見ることのできないものです。そこの白、灰色、黒とは、実際に目に見えた色ではなく、心の中に現れたものなのでしょうか。
目の前の、目に見える色と、心の中に感じられる色との対比を、象徴的に表した作品のように感じました。

No.2578 - 2025/09/13(Sat) 10:52:10
絶命 / 異邦人
暗闇の中 手は宙をもがいていた 音があれば音のほうへ匂いがあればそちらに向かって宙をかく 手にあたるものは何もなかった
 ひとりの男が陸橋から下を見下ろしていた 夕焼けが間もなく目を閉じようとしている 海へ突き出た岬に向かう者もいた 風が強くなり鳥が思うように飛べず鉄塔に翼を休めている 陸橋の男が持っていた新聞紙が下へ落ちていった 鉄塔の鳥が飛び立った 崖からダイブする黒い影があった 陸橋を指差す人がいる 銃声がした
 鳥がひらひらと舞い落ちていった 列車が急ブレーキをかける音がした 落ちた鳥が翼を地面にばたつかせている レールのまわりに光るビー玉が散らばった 崖下に白い波の花が浮かんでいる 風に巻き上げられた赤いリボンが高いポールに巻きついていた

No.2572 - 2025/09/13(Sat) 00:57:17

Re: 絶命 / 荻座利守
何か不穏な雰囲気が漂う作品ですね。夢の中の風景や出来事のようでもあり、また、何かを象徴して表しているかのようでもあります。
「崖からダイブする黒い影」「陸橋を指差す人」「銃声」などは、心理的な危うさや不安定さを表しているようにも受け取れます。また冒頭の、闇の中で宙をもがく手もそのようなことを示唆しているようにも思えます。
読み手により、様々な受け取り方ができるような詩だと感じました。

No.2577 - 2025/09/13(Sat) 10:35:40
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