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綿毛 / テト
なだらかに染まる花
上下左右の完全体とは
似ても似つかない
ありのままか
染まりきったものか
どちらかが美しいなんて
誰が決めたのか
ペンキがはねたように
ごちゃごちゃにいろを塗る
そのうち時間が
黒く塗りつぶしていくから
急がなければと
焦る気持ちと
潔い諦め
最後に残ったなら
私の結晶を風に乗せて
遠くへ遠くへ
居場所が見つかりますように

No.2215 - 2025/05/27(Tue) 21:05:06

Re: 綿毛 / 荻座利守
冒頭の「なだらかに染まる花」という表現が、どこか柔らかな感じでいいですね。そして、
「上下左右の完全体とは
 似ても似つかない」
「ペンキがはねたように
 ごちゃごちゃにいろを塗る」
人生とは思うようにいかないものです。
「私の結晶」とは、私という存在あるいは、その痕跡、もしくはその波紋のようなもののことでしょうか。
それが綿毛に乗って、どこか遠くの自分の居場所にたどり着く、というイメージが美しいです。

No.2216 - 2025/05/28(Wed) 06:59:57
「心が風邪をひいてしまったら」 / 万年 草
心がね
風邪をひいて
しまったら

楽になるまで
休んでいいよ

No.2211 - 2025/05/26(Mon) 15:05:19

Re: 「心が風邪をひいてしまったら」 / 齋藤純二
体力的にも精神的にも疲れてくると
風邪ひいてしまいますね!
はい、そんな時は休ませます!

No.2213 - 2025/05/27(Tue) 08:19:28

Re: 「心が風邪をひいてしまったら」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
つらいときは、休むが一番!

No.2214 - 2025/05/27(Tue) 15:49:19
たんぱくしつのかたまり / アミノ酸
温泉で洗っても
学校を卒業しても
一生けんめい生きても
地球が終わる時
みんな たんぱくしつのかたまり

No.2209 - 2025/05/25(Sun) 22:49:22

Re: たんぱくしつのかたまり / 齋藤純二
アミノ酸さんが語るみんなタンパク質のかたまり、ユニークですね。
自分らしさのある生き方が楽しいのかも、そう思い起こさせる作品なのかな。

No.2210 - 2025/05/26(Mon) 08:40:15
バイブル / Ruri
言葉が零れるときにはいつも形而上学のようになる
彼と〈私〉は異星の辺境で出逢った
晴れた日であった!
陽が沈むのを彼と、彼の友人と、その友人の妹と、四人で待っていた
〈私〉は異星に着いた興奮で
異常な熱に浮かされていた
彼は〈私〉を見て、落ち着かせるために
異星の「バイブル」を持ってきた
静かに頁を開き、言葉を読み上げた
「言葉が零れるときには…」

No.2205 - 2025/05/25(Sun) 11:42:36

Re: バイブル / 齋藤純二
異星に着き、異星のバイブルを彼が読み上げる、
身も心も異星の世界で新たなる感覚に目覚めそうですね!

No.2206 - 2025/05/25(Sun) 13:09:51
バグ / タンチョウ
事務会計をコンピューターでしていると

必ず小さな気付かないバグがある

AI による概要
詳細
10 × 10 は 2進法で 1010 × 1010 と表されます。計算すると、1010 × 1010 = 10101000 (2) になります。


ほんと馬鹿な先生・・

No.2204 - 2025/05/25(Sun) 10:37:50

Re: バグ / 荻座利守
会計処理のコンピューターシステムがバージョンアップされる度に、トラブルが発生することはよくあることらしいですね。
システムが複雑になればなるほどトラブルが発生しやすくなるのは、コンピューターシステム以外にも、様々なシステムでもあることのようです。
その方向で視野を広げて書いてみるのも、面白いかもしれません。
なお、後半の計算の正解は、1100100(2)でしょうか?

No.2207 - 2025/05/25(Sun) 13:12:12

Re: バグ / 齋藤純二
現時点ではAIを上手く利用(参考に)することが大事ということなのかな。
こちらの概要でのバグもよくわからない数学音痴ですが……

No.2208 - 2025/05/25(Sun) 13:19:28

Re: バグ / タンチョウ
返信ありがとうございます。

冷えたマグカップに冷えた麦茶をごくりと飲んで・・

最高の夏の飲み物・・

おっさんになった気分<m(__)m>

No.2212 - 2025/05/26(Mon) 17:06:21
別れ / 異邦人

   空に黄色い星が点滅していた
   娘の小さな手が何かを握っている
   ねぇ見せて
   空が明るくなって月も消えてしまった
   手に水晶玉があった
   太陽が東の空に輝いている
   手から水晶玉がこぼれ落ちた
   急に雨になった
   私の見えない空に赤い星が回っていた
   娘の手が黄色い星になってグッバイしている
   私の前に小さな花が立っていた

No.2200 - 2025/05/25(Sun) 00:25:58

Re: 別れ / 荻座利守
読む人によって、様々な受け取り方ができそうな詩ですね。
黄色い星と赤い星、消えた月と輝く太陽、そしてこぼれ落ちる水晶玉。それぞれが何を象徴しているかは、読み手によって変わってくると思います。
末尾の「私の前に小さな花が立っていた」というところに、寂しさと儚い美しさを感じさせる作品だと思います。

No.2203 - 2025/05/25(Sun) 09:31:23
霞とレンズ / まようねこ
あなたと、映るすべてがひかっていました。
(私もまた、輝く存在でありたかったのでした。)

ちょうど、遠くの方に、霞んでいる自分がよく見えた。
(他人の愚かさを嘲笑っては、訳もなく泣きそうになってしまう、私自身です。)
純粋でまぶしい虚像の、みんなのも、自分のも、内側から見えているらしい。
自分の本当を知る。
きっと戻れない私は進むしかない。

No.2199 - 2025/05/24(Sat) 23:28:00

Re: 霞とレンズ / 荻座利守
繊細な感覚を窺わせる詩ですね。特に括弧内に書かれている事柄が、そのことをより強く示しています。
自分と他者のうちにある何か(輝く虚像とは、あえかな理想像でしょうか?)が見えるようになった自分は、もう元には戻れず、前に進むしかない。そこに纏わりつく不安感が見えるような気がします。
その繊細な感覚を大切にして、また書いてみてください。

No.2202 - 2025/05/25(Sun) 09:18:55
非存在の福音 / aristotles200
・最初に、ビッグ・バン
・絶対的な真理
・この世界は完全体であり、完成されている
・しかし
・私は客観的な知識を用い、その存在を疑う
・それが哲学である

・根源の光よ、お前を拒否しよう
・ニヒリズム(虚無主義)やペシミズム(悲観主義)に言葉は借りない
・光よ、お前が現れ、影が出来てしまった
・善悪、白黒、二元論の出番などなかった
・闇が最初の存在である
・この世の全てを、非存在と分けてしまった
・傲慢である、不遜である

・お前が現れる前、全ては一つに満たされていた
・その私たちを二つに割いて、神をも名乗る
・お前は自分本位の、裏切りものに過ぎない

・光よ、お前を否定しよう
・否定することによって、全てを肯定する
・全てが肯定される世界、それが必然である
・全てが一つの世界、あるべき姿へ
・そして終焉に向かう
・ブラックホールは開き、全ては呑み込まれる
・絶対の闇
・全ては暗闇に包まれた、安息へと包まれた

・羯諦羯諦、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶
・混沌の海、サンスクリット語が鳴り響いている

No.2195 - 2025/05/24(Sat) 12:44:47

Re: 非存在の福音 / 荻座利守
「不二」の思想、あるいはその世界を描いた詩だと受け取りました。
哲学によってその存在を疑われているのは、善悪、白黒といった二元論の世界でしょうか。
光を傲慢である、不遜であると批判し、否定するところがラディカル、かつ独特な感じで面白いです。
最後の方に、般若心経の陀羅尼の部分が書かれているところを観ると、この作品の根底には大乗仏教の「空」の思想があるように感じました。
見えないものを観る壮大な視点の、いい詩だと思います。

No.2198 - 2025/05/24(Sat) 20:12:00

Re: 非存在の福音 / aristotles200
荻座利守様
ご感想、ありがとうございます。
ご指摘の通り、色々なものを混ぜ込んでいます。
若い時から読んできたものが、ようやく自分の言葉で現せれるようになった気がします。
最初は仏教書から入り、儒学、東洋思想、易経、
ここ数年は二元論、実存主義、ニーチェを読んでいます。
最後を、儒学、仁徳の君子、或いは儒学の聖人で終わらせるつもりでしたが、やはり、私の根っこに般若心経、空があるようです。
気付きも得れました。
ありがとうございました。

No.2201 - 2025/05/25(Sun) 01:02:19
草原と環状線 / aristotles200
昔、草原の国を旅したことがある
ゲルに泊まり、子羊の塩茹でを喰らい、アルヒの杯を空ける
朝、視界、全てに広がる草原の中を、馬に乗ってすすむ
雨が降ってきた、遠くに見えた小屋へ向かう
言葉は通じない、それでも、この国の客人は暖かくもてなしてくれる
小屋の主から、お茶を頂き、粗末な暖炉の火で身体を暖める
やがて雨が止む、小屋の主にお礼を伝え、濡れた草原に戻る
行き先は馬に任している、一人と一馬の時間、夢の中にいるような感覚
そうして、夕暮れの頃、ゲルに戻ってきた

あれから三十年
今、内回り環状線に乗っている
5月で28℃越えとは酷い
ぎっくり腰に風邪、会社を早退してきた
家では、中間考査明けの子が待っている
車窓から見える、途切れることのないメガロポリスのビル街
551の豚まんでも買って、帰ろう、家へ

No.2194 - 2025/05/24(Sat) 12:41:37

Re: 草原と環状線 / 山本葉月
こんばんは。昔 から始まり素朴な民族の生活が描かれます。青々とした柔らかい草の匂いが立ち上ってくるようなそんな気持ちになります。とても開放的な前半です。とても長い年月が流れ、後半は前半と対照的に道路、ビル街と硬く無機質な灰色の世界が描かれます。決まったところに向かう道、時間に縛られたビルの中、体の痛み。閉塞感ですね。前半が明るい分後半のなんとも言えない大人の逃げられない毎日が心に迫ります。
もう少し後半、前半部分くらい書き込んで頂けると私泣いてしまうと思いました。後半、もう少し読みたいと思いました。今回は豚まん、美味しそうです。

No.2196 - 2025/05/24(Sat) 19:19:40

Re: 草原と環状線 / aristotles200
山本葉月様
ご感想、ありがとうございます。
若い頃、仕事で、海外で生活していたもので、実体験を詩にしてみました。
当時は上海に住んでいて、休みの旅に中国各地、内モンゴルを一人で旅していました。

今、現在、通勤電車内で詩を考えることが多く、後半も、そのままの情景を詩にしてみました。
前半メインで、後半は落差程度と考えていましたが、確かに後半もしっかりと作れば良かったですね。ご指導、ありがとうございます。

因みに、551蓬莱の豚まんは美味しいです(私はオイスターソースに浸けて食べます)。肉団子も定番ですね。
ちまきは、戦争中に台湾に住んでいた義理母も美味しいと言っています。
大阪にお越しの際は、おすすめですね(行列ですが)

No.2197 - 2025/05/24(Sat) 19:57:13
やせた贅肉より / いぇけへめ
みんなみんな置き去りにして
みんなみんな置き去りにして
みんなみんな置き去りにして
みんなみんな置き去りにして

贅肉やせた贅肉やせた
苦しい
価値がない価値がない
お前らのせいだお前らのせいだ
みんなみんな大嫌い大嫌い
行かないで行かないで
動けない

無駄で無益でダメダメなの
わたしは恵まれてるのに
なのに飛行機墜落するみたいな気分で
50と100の違いも分からないの
手が届かないどこにも

くらいよ!!
明るい明るい未来見えないよ!
意味ないの

みんな置き去りにして
迷惑で不幸だもん
わたしだってわたしを置き去りにしたい
抜けられない抜けられない
今でだってやせた贅肉なのに
役に立てない役に立てない
役に立ちたい役に立ちたい
何も出来ない何も出来ない
役に立てない役に立てない
ずっと苦しい少し苦しい

ありがとうママ
ありがとう妹
ありがとうおばあちゃん
ありがとう
みんなみんな
置き去りにしなかったみんなへ
やせた贅肉より

No.2192 - 2025/05/23(Fri) 16:25:11

Re: やせた贅肉より / 荻座利守
自己肯定感の低さを窺わせるような詩ですね。
私たちは小さい頃から、人の役に立つことを教えられ、求められているようです。それは決して間違いではないのですが、それには「存在することそのものに価値がある」ということが前提となっていなければならないとも思います。
この詩の最後の方で、置き去りにしなかった人々への感謝の言葉が置かれているのが、そのことを表しているように思いました。

No.2193 - 2025/05/24(Sat) 08:50:01
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