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花束は戦車に潰された / 大洲直人
花束は戦車に踏み潰される
刹那 色とりどりの花が散る
無垢な美しさは破壊された

ひとりしかいない島には
平和しか存在しない
静寂のなかで心は安らぎを求め
孤独は時に深い安息を与える

他者がいると争いが起きる
互いに異なる欲望を抱え
欲望が交わるとき 摩擦が生まれる
凸があるから 凹が存在する
世界は対立と調和の狭間で揺れ動く
欲望は理解を妨げ 共存の道を閉ざす

理解の扉を開く 共感が芽生える

教会の私達はひとつの存在として
互いの痛みを感じ取る
花束は戦車に踏み潰されるが
その後に残るのは 新たな芽吹きの予感

平和とは静けさではなく
理解と共感の積み重ねで築かれる
ひとりの島に住むことは
時に甘美な夢であるが
現実は 他者と共に生きる
花束を戦車に捧げるのではなく
無垢な美しさを守るために立ち上がる

No.2222 - 2025/05/30(Fri) 10:15:08

Re: 花束は戦車に潰された / 齋藤純二
ひとりでは争いごとは起きないが、
二人になるとそこにはすでに社会が生じ、
争いごとが起きてしまう。
なるほど、と思いながら拝読しました。

花束はひと、洗車はひととして拝読すると
潰される側、潰す側がくっきり背景として浮かんできて
上手に表現されていますね。

「欲望は理解を妨げ、共存の道を閉ざす」とあり
まさにそこだよなあ、どうにか歩み寄りはできないものか、
平和について読者に考えさせる場も作られていて良いと思います。

連のくくりなどは上手になされていますが、
連の順番を変えたりすると流れが良くなりますかね。
例えば、

教会の私達はひとつの存在として
互いの痛みを感じ取る
花束は戦車に踏み潰されるが
その後に残るのは 新たな芽吹きの予感

理解の扉を開く 共感が芽生える

と四連と五連を入れかえると
三連の「共存の道を閉ざす」から
「共感が芽生え」と唐突な感じがなくなり、
読者は流れを汲みとれると思います。
それと全体が「〜する、〜される」という押しの表現となっていますので、
ちょっと引いた表現があると読者が
もっとすっと作品に入り込めるじゃないかな、と。
例えば

花束は戦車に踏み潰される
刹那 色とりどりの花が散る
無垢な美しさは破壊された

この連を

花束は戦車に踏み潰される
刹那 色とりどりの花が散る

と、して
「無垢な美しさは破壊された」
ここの行をあえて言わず読者に想像させる。
全部言わず、読者に入り込める工夫が数箇所あると良いと思いますよ。

とても書く力のある方の作品でしたので、
細かいことを少し書かせていただきました。

No.2225 - 2025/05/30(Fri) 23:13:08

Re: 花束は戦車に潰された / 大洲直人
齋藤様

すべてを言葉に変えずとも
読む側に想像してもらえるような
表現、なるほどと思いました。

今後も言葉の表現など学びつつ
勉強させて頂きます。

ありがとうございました。

No.2230 - 2025/05/31(Sat) 07:45:26
「逃げる」 / 万年 草
ときにはね
心が疲れて
すべてのことを

放り出して
どこかへ
逃げて

楽になりたい
時もある

たまには
逃げても
いいんじゃない

楽になったら
いつかまた
戻ってこれたら
それでいいのさ

No.2220 - 2025/05/29(Thu) 15:21:53

Re: 「逃げる」 / 齋藤純二
そんな時あるな〜、なんて思いながら拝読しました。
逃げた後にさらに大きくなった敵として来るかもしれない、
そう思った時は闘いますが、
逃げてもオッケーじゃん、という時は基本逃げるが勝ちですね!

No.2221 - 2025/05/29(Thu) 23:36:54

Re: 「逃げる」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、時には逃げたほうが
よい場合もありますよね。

No.2223 - 2025/05/30(Fri) 14:34:06
(No Subject) / まようねこ
小さくてたくさんの居場所に
心の奥がジクジクしてる。

臨機応変、
一生懸命、
笑門福来、
七転八起!

淡い夕焼けと
クレープの甘さに
ちょっと溶けるわたしも
その一人だろうな、

No.2217 - 2025/05/28(Wed) 17:35:55

Re: 題名つけ忘れました、、 / まようねこ
題名は「日々、日々。」です

小さくてたくさんの居場所に
心の奥がジクジクしてる。

臨機応変、
一生懸命、
笑門福来、
七転八起!

淡い夕焼けと
クレープの甘さに
ちょっと溶けるわたしも
その一人だろうな、

No.2218 - 2025/05/28(Wed) 17:40:28

Re: / 齋藤純二
自分を鼓舞するような四文字熟語で
日々、適応しようとがんばっているようですね。
そしてクレープが自分へのご褒美だろうか、
夕焼けと甘さに溶けてしまう一日の締めくくり、ご苦労さまでした。
楽しく拝読させてもらいました!

No.2219 - 2025/05/28(Wed) 22:08:42
綿毛 / テト
なだらかに染まる花
上下左右の完全体とは
似ても似つかない
ありのままか
染まりきったものか
どちらかが美しいなんて
誰が決めたのか
ペンキがはねたように
ごちゃごちゃにいろを塗る
そのうち時間が
黒く塗りつぶしていくから
急がなければと
焦る気持ちと
潔い諦め
最後に残ったなら
私の結晶を風に乗せて
遠くへ遠くへ
居場所が見つかりますように

No.2215 - 2025/05/27(Tue) 21:05:06

Re: 綿毛 / 荻座利守
冒頭の「なだらかに染まる花」という表現が、どこか柔らかな感じでいいですね。そして、
「上下左右の完全体とは
 似ても似つかない」
「ペンキがはねたように
 ごちゃごちゃにいろを塗る」
人生とは思うようにいかないものです。
「私の結晶」とは、私という存在あるいは、その痕跡、もしくはその波紋のようなもののことでしょうか。
それが綿毛に乗って、どこか遠くの自分の居場所にたどり着く、というイメージが美しいです。

No.2216 - 2025/05/28(Wed) 06:59:57
「心が風邪をひいてしまったら」 / 万年 草
心がね
風邪をひいて
しまったら

楽になるまで
休んでいいよ

No.2211 - 2025/05/26(Mon) 15:05:19

Re: 「心が風邪をひいてしまったら」 / 齋藤純二
体力的にも精神的にも疲れてくると
風邪ひいてしまいますね!
はい、そんな時は休ませます!

No.2213 - 2025/05/27(Tue) 08:19:28

Re: 「心が風邪をひいてしまったら」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
つらいときは、休むが一番!

No.2214 - 2025/05/27(Tue) 15:49:19
たんぱくしつのかたまり / アミノ酸
温泉で洗っても
学校を卒業しても
一生けんめい生きても
地球が終わる時
みんな たんぱくしつのかたまり

No.2209 - 2025/05/25(Sun) 22:49:22

Re: たんぱくしつのかたまり / 齋藤純二
アミノ酸さんが語るみんなタンパク質のかたまり、ユニークですね。
自分らしさのある生き方が楽しいのかも、そう思い起こさせる作品なのかな。

No.2210 - 2025/05/26(Mon) 08:40:15
バイブル / Ruri
言葉が零れるときにはいつも形而上学のようになる
彼と〈私〉は異星の辺境で出逢った
晴れた日であった!
陽が沈むのを彼と、彼の友人と、その友人の妹と、四人で待っていた
〈私〉は異星に着いた興奮で
異常な熱に浮かされていた
彼は〈私〉を見て、落ち着かせるために
異星の「バイブル」を持ってきた
静かに頁を開き、言葉を読み上げた
「言葉が零れるときには…」

No.2205 - 2025/05/25(Sun) 11:42:36

Re: バイブル / 齋藤純二
異星に着き、異星のバイブルを彼が読み上げる、
身も心も異星の世界で新たなる感覚に目覚めそうですね!

No.2206 - 2025/05/25(Sun) 13:09:51
バグ / タンチョウ
事務会計をコンピューターでしていると

必ず小さな気付かないバグがある

AI による概要
詳細
10 × 10 は 2進法で 1010 × 1010 と表されます。計算すると、1010 × 1010 = 10101000 (2) になります。


ほんと馬鹿な先生・・

No.2204 - 2025/05/25(Sun) 10:37:50

Re: バグ / 荻座利守
会計処理のコンピューターシステムがバージョンアップされる度に、トラブルが発生することはよくあることらしいですね。
システムが複雑になればなるほどトラブルが発生しやすくなるのは、コンピューターシステム以外にも、様々なシステムでもあることのようです。
その方向で視野を広げて書いてみるのも、面白いかもしれません。
なお、後半の計算の正解は、1100100(2)でしょうか?

No.2207 - 2025/05/25(Sun) 13:12:12

Re: バグ / 齋藤純二
現時点ではAIを上手く利用(参考に)することが大事ということなのかな。
こちらの概要でのバグもよくわからない数学音痴ですが……

No.2208 - 2025/05/25(Sun) 13:19:28

Re: バグ / タンチョウ
返信ありがとうございます。

冷えたマグカップに冷えた麦茶をごくりと飲んで・・

最高の夏の飲み物・・

おっさんになった気分<m(__)m>

No.2212 - 2025/05/26(Mon) 17:06:21
別れ / 異邦人

   空に黄色い星が点滅していた
   娘の小さな手が何かを握っている
   ねぇ見せて
   空が明るくなって月も消えてしまった
   手に水晶玉があった
   太陽が東の空に輝いている
   手から水晶玉がこぼれ落ちた
   急に雨になった
   私の見えない空に赤い星が回っていた
   娘の手が黄色い星になってグッバイしている
   私の前に小さな花が立っていた

No.2200 - 2025/05/25(Sun) 00:25:58

Re: 別れ / 荻座利守
読む人によって、様々な受け取り方ができそうな詩ですね。
黄色い星と赤い星、消えた月と輝く太陽、そしてこぼれ落ちる水晶玉。それぞれが何を象徴しているかは、読み手によって変わってくると思います。
末尾の「私の前に小さな花が立っていた」というところに、寂しさと儚い美しさを感じさせる作品だと思います。

No.2203 - 2025/05/25(Sun) 09:31:23
霞とレンズ / まようねこ
あなたと、映るすべてがひかっていました。
(私もまた、輝く存在でありたかったのでした。)

ちょうど、遠くの方に、霞んでいる自分がよく見えた。
(他人の愚かさを嘲笑っては、訳もなく泣きそうになってしまう、私自身です。)
純粋でまぶしい虚像の、みんなのも、自分のも、内側から見えているらしい。
自分の本当を知る。
きっと戻れない私は進むしかない。

No.2199 - 2025/05/24(Sat) 23:28:00

Re: 霞とレンズ / 荻座利守
繊細な感覚を窺わせる詩ですね。特に括弧内に書かれている事柄が、そのことをより強く示しています。
自分と他者のうちにある何か(輝く虚像とは、あえかな理想像でしょうか?)が見えるようになった自分は、もう元には戻れず、前に進むしかない。そこに纏わりつく不安感が見えるような気がします。
その繊細な感覚を大切にして、また書いてみてください。

No.2202 - 2025/05/25(Sun) 09:18:55
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