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白沙の記憶 / ゆづは
さらさらと
脆く崩れ去る沙を
掬うことも出来ず
私はただ見ているだけでした

さらさらと 
空から降ってきた別れ
あの人の乾いた言葉は
果てしなき沙丘になり
熱風が吹きつけては
目眩のするような 
うねる波紋を描いてゆきました

さらさら さようなら
私の涸れた瞳から溢れ出す沙
硝子の沙音が この胸に
美しい痛みを刻みました

No.2443 - 2025/08/08(Fri) 22:53:40

Re: 白沙の記憶 / 荻座利守
末尾にあるように「美しい痛み」を描いた詩ですね。
「さらさら」という言葉がこの詩の核となっていると感じました。
この軽やかに流れる感じや、湿り気のない乾いた感じを表す言葉が、心の痛みの表現に用いられているところが秀逸だと思います。
特に、「さらさら さようなら/私の涸れた瞳から溢れ出す沙」という表現が美しいと感じました。
また、「白沙の記憶」というタイトルもいいですね。

No.2446 - 2025/08/09(Sat) 14:54:48

Re: 白沙の記憶 / ゆづは
荻座利守様

こんにちは。はじめまして。よろしくお願いいたします。
拙作へのご感想をいただきまして、うれしいお言葉をどうもありがとうございました。
このようなご評価をいただけるのは、この上ない喜びです。

No.2447 - 2025/08/09(Sat) 17:21:39
(No Subject) / 拒否柴
猫好きなら知っている

野良猫は三年の命

家猫は何十年も

うちの猫は

柴犬と同じ皿で同じ時間に

ご飯を食べてたんよ

交通事故で死んだ柴犬も多いんよ

No.2435 - 2025/08/08(Fri) 06:14:45

Re: / 齋藤純二
犬と猫は仲がよかった感じですね。
山之内貘の「ねずみ」という詩を思い出しながら
こちらの作品を拝読いたしました。

No.2437 - 2025/08/08(Fri) 09:04:22

Re: / 拒否柴
返信ありがとうございました<m(__)m>

梅崎春生さんの「猫の話」は、昭和23年(1948年)9月号の『文芸』

は後出しでしょうか?

No.2438 - 2025/08/08(Fri) 10:29:58

Re: / 拒否柴
生存実体には自然の元素以外に

生き物の友愛と憎しみが含まれている(アリストテレス)

No.2439 - 2025/08/08(Fri) 10:52:18

Re: / 拒否柴
楽になったという話
山之口貘さん

僕をモデルにした小説が、佐藤春夫氏の「放浪三昧」なのである。その中には、次のような僕の詩が登場している。

(@_@) 本当ですか?

No.2440 - 2025/08/08(Fri) 11:04:20

Re: / 齋藤純二
ごめんなさい、わかりません。
No.2441 - 2025/08/08(Fri) 11:40:58

Re: / 拒否柴
頭の小さな人には

これ以上の情報は中也さまの二の舞を踏むかもしれません<m(__)m>

No.2442 - 2025/08/08(Fri) 12:59:18
未熟、矛盾、確かな喪失。 / まようねこ
零れることのない涙が、
頭の奥の哀しみを
夜空で蒸している、

どうか、
あなたの声が
私の心に容赦なく刺さって、
ずっと、ずっと!
憎んでいて欲しい、と思う。

あなたによって
夢は解かれて、
私は呪われて、
眠れないでいて!

裏切らないで、嘘を吐かないで、
私が全部の悪役だってこと、
一生かけても、証明してみせて。
私が、誰も幸せにできない存在でいられるように。

No.2433 - 2025/08/07(Thu) 19:58:52

Re: 未熟、矛盾、確かな喪失。 / 荻座利守
第一印象としては、どこか自虐的な感じもする作品だと思いました。
でも、タイトルから観て、自分の未熟さや、それによる苦しみをバネに、さらに伸びてゆこうとする強い意志を、行間に感じました。
冒頭、1連目の表現が独特で秀逸ですね、そして3連目もいいと思います。どちらも自らの内に燻る苦悩を、とても上手く、読み手の想像力を誘うように描かれています。
また書いてみてください。期待しています。

No.2434 - 2025/08/08(Fri) 05:46:26
「長崎の楠」 / 万年 草
その木は
今でもそこに立っている
そこに立って
人間の繰り返してはならない
大きな過ちを
無言で語っている

あの
地獄の業火にも耐え
生き残ったのには
絶対的に大きな意味が
あったに違いない

あぁ
長崎の楠よ
貴方は老いてなお
そこに息づいて
その命の続く限りに
訴え続ける

「繰り返しては
 なりませんぞ」と

業火に受けた傷跡も
そのままに
貴方は生きる
平和のために
貴方は生きる
命のために

No.2432 - 2025/08/07(Thu) 15:15:57

Re: 「長崎の楠」 / 荻座利守
長崎の山王神社の境内入口にある楠のことですね。
原爆により一時は枯死寸前になりながらも、その後、奇跡的に復活した楠。長崎の復興と平和のシンボルですね。
この詩の最終連に、その精神が美しく表現されていると感じました。

No.2436 - 2025/08/08(Fri) 07:33:33

Re: 「長崎の楠」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうです、先日テレビで拝見いたしました。
広島の青桐もそうですが、奇跡的に残って、
戦争の悲惨を伝えているのですね。

No.2445 - 2025/08/09(Sat) 09:38:22
「楽になって」 / 万年 草
もうここらへんで
自分を許してあげて

楽なったら
いいじゃないか

自分は十分
がんばった

誰がなんと
言おうと
いいじゃないか

それでいい
それがいい

No.2429 - 2025/08/06(Wed) 14:26:31

Re: 「楽になって」 / 荻座利守
自分を許すのは、意外と難しいですよね。
許したつもりでも、心のどこかでまだ許せていない自分がいたりすることもあります。
そんなとき、今の自分、ありのままの自分を受け入れてくれる声が、欲しくなるものです。
そんな声を表したような詩ですね。

No.2430 - 2025/08/06(Wed) 19:17:28

Re: 「楽になって」 / 万年 草
荻座様、
ごかんそうありがとうございます。
そうですね、自分を許すって、
なかなかできないですね。
だからこそ、こんな詩を書いてみました。

No.2431 - 2025/08/07(Thu) 15:07:32
#うちら妄想組 / まようねこ
他愛ない会話が、
半透明の絆が、
大切な私たちが、
映る窓。
狭い世界の、雪。

それぞれ夢に溶けた涙の味。
何度も、何度も。

私たちだけで、『理解』。

曖昧なままで、
触れ合うことすら、できない関係。
もどかしい手を。

ばいばい、(またね。)
非日常を思い出に、

まだ、それはだめだ。

信じているよ、諦めてなんかないよ?
あの頃の雪は、いつの間にか。
あるのかもわからずに、見つけてくれるのを、
待たなきゃ、待たなきゃ、、。誓いを、立てて。

No.2425 - 2025/08/05(Tue) 20:02:16

Re: #うちら妄想組 / 荻座利守
瑞々しい感覚で描かれた詩ですね。
「半透明の絆」や「狭い世界の、雪」といった表現が光っています。
この「狭い世界の、雪」とは何を表しているのでしょう。友達との関係の中にある、すぐに溶けてしまう儚くも美しい何か、のようなものでしょうか。
「あの頃の雪は、いつの間にか。/あるのかもわからずに、見つけてくれるのを、/待たなきゃ、待たなきゃ、、。」というところは、失われたように見えてもまだどこかに存在していて、それは再び自然と現れてくる、ということでしょうか。
読む人により様々な受け取り方ができそうな詩で、それ故の美しさがあると思いました。

No.2426 - 2025/08/06(Wed) 08:52:51
世界は広い / ひまわりのため
神様がどんな人か

信じられるか信じられないか

そんなことよりも

狭き門を目指して

神様に愛される義人になりたい

駅でピアノのまわりでハレルヤを歌う

未だに義人はいて

丸焼きにされる人ばかりとは限らない

No.2424 - 2025/08/05(Tue) 11:46:26

Re: 世界は広い / 齋藤純二
世の中には自分の模範となる人がいて、
道を照らしてくれるんだな、
なんて思いながら拝読いたしました。

No.2427 - 2025/08/06(Wed) 09:08:28

Re: 世界は広い / ひまわりのため
返信有難うございます。

どの師を選ぶかで人生大違い<m(__)m>

No.2428 - 2025/08/06(Wed) 09:27:05
神影 / 積
果たせる哉、例へば闇夜が神の影とするならば、
それは成程、∞を呑み込む様相といっていいのかもしれぬ。
何故に神に∞が纏はるのかは、人間の知が∞を前にすると、
屈服するしかなく、
それでも人間は∞に立ち向かふのであるが、
馬鹿らしい、
人間の知の限界がまた∞を前にすると俄かに露はになるのだ。

∞を表象しようとじたばたした人間の五蘊場には
既に知恵熱で破綻しさうな堂堂巡りに没入し、
そのあっぷあっぷしてゐる中で、
人間が仮に∞の尻尾に捕まる事が出来たなら、
それは儲けものに違ひない。

その闇夜を例へば神影と名付けるならば、
神影は絶えず人間の傍に潜伏してゐて、
気付かぬのは人間のみなのだ。

例へば夜行性の動物はそれだけ神に近しいものに違ひなく
闇の中で、つまり、神影の中で自在に動けるそれらのものは
多分、人間以上に神を知ってゐる筈なのだ。
獣が毛に蔽はれてゐるのは、
毛が神に近づく姿の基本で、
体毛を極極僅かにしか軀に留めぬ人間が
此の世で一番神から遠い存在なのは間違ひない。

それ故に人間は宗教に毒され、また、狂信的にそれを信じなければ、
一時も安寧を得られぬやうに創られてしまってゐるのだ。

そして、宗教から此の世で一番遠い存在の人間は
狂信的に宗教に煽られて、
同類で殺し合ひをその人類史と同じ長さで続けてゐるのだ。

それならば、闇を信仰の対象にすればいいのであるが、
既に人間は闇を信仰の対象としてゐて、
然しながら、それは光あっての闇でしかないのだ。
しかし、それは偏向した神に対する接し方で、
闇そのものが主神である宗教体系が作られなければ、
人間が神に近づくなど烏滸(をこ)がましいと言ふものだ。

その時、お前は作麼生(そもさん)と言ひ放ったので、
俺は思はず説破と応じた。

――何故に人間は闇を畏怖したのか。
――畏れ多いからです。つまり、人間も闇が神でしかないと言ふ事を本能的に知ってゐて、それ故に神を疎んじたのです。何故かと言ふに、神は戦好きと来てゐるから手に負へぬのです。そんな物騒なものは早く消したく、人間は火を使ひ、さうして神たる闇を遠ざけたのです。
――ならば、もう一度闇に対する信心を復活させればいいのではないのか。
――いや、人間は一度光を制御できる術を知ってしまったならば、闇なんぞに構ってゐられぬのです。光の下、人間活動は続けられ、さうして人間は更に神から遠くなるのです。神から遠くなる事が、つまり、人間らしいと言ふ皮肉に気付かぬまま、光を神と信ずる錯覚の中で、一生を終へたいのです。

No.2422 - 2025/08/03(Sun) 12:23:17

Re: 神影 / 荻座利守
光ではなく闇を神とする見方が、一般的な宗教の考え方と逆をいっていて面白いと思いました。
また、夜行性の動物が神に近く、人間のほうが神から遠いが故に、人間は宗教を必要としているというのが、どこかアイロニカルで良いですね。
そして、一度光を制御できる術を知ってしまい傲慢となった人間は、闇に恐れを覚えても、畏れをいだかなくなった、そんなふうに受け取りました。

No.2423 - 2025/08/04(Mon) 07:05:34
/ 異邦人
夕方街中の霊園を小学校高学年の娘を連れて訪れた 4才で亡くなった下の娘の墓があった 悦子と深く刻まれた小さな墓は墓地の奥のほうにあった 別れた妻とばったり会ったのは偶然だった 娘の命日でもなかった 上の娘は母親と気づいて私の後ろに隠れた 私は軽く会釈しただけだった ばつの悪い雰囲気が互いをぎこちなくしていた 娘の墓を挟んで双方が柄杓で水をかけた 花が両側から供えられた 花も背中合わせに立っている 上の娘が手を合わせている私と元妻の間に入って線香をたむけた 私は立ち上がって頭を撫ぜるように小さな墓に手を伸ばした 上の娘が妹の墓に話しかけた 
「悦ちゃん きょうは父さん母さん一緒だよ うれしいね」 手を合わせていた元妻が思わず娘を抱きしめた 私は膝が折れる思いだった 声が出なかった 桶と柄杓を持ったまま立ち尽くしていた 私の長い影が墓地のさらに奥にのびている 影は私が振り向くことも歩くことも許さない 私は二人をじっとみつめていた 元妻の頬に水が流れていた 
 

No.2419 - 2025/08/02(Sat) 01:32:15

Re: 墓 / 齋藤純二
妹さんが家族を合わせてくれたのでしょう。
家族、繋がり、そのようなものが墓を介して
とても情景が見えてくるよい作品でした。

No.2420 - 2025/08/02(Sat) 14:29:04
どこまでも遠く / 異邦人
   空に気球があった
   山を越えて私の住家がある
   夢破れて破裂した風船
   遠くあるは雲の果て
   幼子の思い
   私の墓が崩れていく
      

No.2418 - 2025/07/31(Thu) 10:30:04

Re: どこまでも遠く / 齋藤純二
幼子はどこまでも遠くにいる。
そこで私の墓が崩れていく、という意味合いが分からず
どのように読めばいいのか迷ってしまいました。

No.2421 - 2025/08/02(Sat) 14:32:05
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