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記事No.59に関するスレッドです


5月20日(水曜日) 神学研究会のお知らせ / 中川 [関東]
5月20日(水) 神学研究会のテーマは『神の美術〜スペイン・ロマネスクの魅力〜』です。

講師はスペイン・ロマネスク・アカデミー〔日本〕理事長の勝峰昭先生です。

ロマネスクは、11世紀初頭から13世紀初頭ごろまでの約200年の歴史における独特な美術です。

まだゴシック様式の豪華な飾りを知らない素朴なキリスト教の信仰を教えてくれます。

キリスト教の純粋さ、素朴さ、奥ゆかしさがこの美術にはあります。

とくに、スペインのロマネスクは長くイスラム勢力の支配にあったこと、またスペイン内戦などによって多く破壊され、傷つけられてしまいました。

しかし、だからこそスペイン・ロマネスク美術は、キリスト教美術としての魅力をさらに惹き立てるのかもしれません。

さて、とかく純粋で素朴なものは粗野な蛮行を前にすぐにも壊れて失われてしまうものです。

ところがそのような中でも、決して失われないものがあるとしたら、それは見えるモノというよりも、見えないモノそれは精神でり、魂であり、霊であり、神の世界です。

スペイン・ロマネスク美術は、破壊されつつも決して失われることのない「神の世界」をハッキリと伝えているのです。

だから、真のロマネスク美術はスペイン・ロマネスクにあります。

ところがこの美術の真の価値はキリスト教思想の真の輝きを知らなければ発見することはできません。

あまりに純粋であまりに素朴であまりに霊的な美術なので、単なる芸術家の眼力では見ることができないのです。

この美術を見るためには「霊の眼」が必要です。

皆さんには、この美術の魅力が分かるでしょうか。

きっと勝峰昭先生が皆さんの「霊の眼」を開いてくださるでしょう。

ですから、今回はいつもと違って、キリスト教霊性の神秘的な魅力を味わうつもりでお越しください。

5月20日をお楽しみに!

案内・申込はこちらをご覧ください↓
         http://theology.hp-ez.com/page11

No.59 - 2015/04/17(Fri) 03:05:57