本日は、悪天候にもかかわらず応援に駆けつけていただき、誠にありがとうございました。今年のチームは、ここ数年、順調に部員が増えてきたのとは逆に、人数不足に悩まされ、単独チームとしてのスタートが半年遅れとなり、非常に苦しい日々が続きました。それを支えてきたのが3年生であり、苦しい状況を自分たちの手で盛り立てようとする上級生を慕い、明るい雰囲気を漂わせてくれた1・2年生でした。また、そのような状況下、選手のために陰からそっとサポートしてくださる保護者の皆さん、温かいお言葉をかけ続けていただいた卒業生の保護者の皆さん、そして、勝てないチームに懇切丁寧なアドバイスをしていただいたOBの皆さん、全国大会予選の初戦、まだまだ甘いと言われるかもしれませんが、たくましくなった選手の姿をベンチから見ることが出来たこと、本当に感謝いたします。 子どもたちのパワーは計り知れないものがあります。来週13日萩工業戦に向け、一秒一秒を大切にさせ、見に来ていただいた人に感動を与えられる試合にしたいと思っております。夢実現を心に焼き付け、目の前の一つ一つの試合を大切にしていきますので、是非、選手の後押しをしてやってください。合い言葉は「前進」です。 また、多々良学園・新南陽高校の皆さん、合同チームとして、励まし合い助け合い、数多くの試合を経験させていただいたこと。何の因果か、そのチーム同士が対戦するという今大会でしたが、本日のゲーム終了後、多々良の選手が涙を目一杯にためながら、敵チームである私に「先生ありがとうございました。」といって頭を深々と下げてくれたことに、ラグビーの素晴らしさを改めて感じ、このような子どもたちに出会えたことに感謝します。ありがとう。 君達の思いは、きっと山口高校ラグビー部の一人一人に伝わっているはずです。また、それを感じ行動することができる部員たちです。それゆえ、子どもたちは私にとって誇りです。その誇りをこれからも大切にしていきます。
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No.328 - 2005/11/07(Mon) 00:46:37
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