今年度の、久住久住合宿も大きなケガもなく無事終了致しました。多くの皆様方が、山口から4時間〜5時間をかけ、生徒の激励に来て頂き、大変感謝致しております。山口高校を含め多々良学園・新南陽高校の生徒、そして、指導者が疲労がそろそろ出始めるときに、今一度集中力を高めることが出来きたことは、周囲の皆さまの目に見えないサポートのおかげと改めて感じました。ありがとうございました。 この合宿を通し、多くの課題が新たに生まれましたが、各自が自己の責任のもと、一つ一つ克服してくれることと信じております。それを気づかせてくれた合宿だったように思います。 合宿期間中の朝礼において、様々な事を受ける(与えられる)のではなく、感動を与える人になろうという合い言葉のもと多くの人が、合宿中にMVPをいただきました。チーム全体を常に引っ張っている人、裏方でチームを支えている人、常の前向きの気持ちを持ち続けている人、自分も苦しい状況のなか隣あるいは遠くで辛そうな表情をしている人に声をかけるなど気持ちの優しい人、一生懸命さが全面に出ている人など、様々な観点より選出されました。山口連合では、豊田君(多々良学園)と近藤君(新南陽)の二人が、選ばれ記念品を受け取り、嬉しそうな表情をしている姿が非常に印象的でした。このように朝礼で一生の財産となる言葉をいただいたり、プレーはさることながら様々な角度から学校を超えて声をかけて頂くこの合宿の素晴らしさに、感謝致しております。 合宿中、選手のため、スタッフのためグランドを走り回っていたマネージャーさん、君達がいなければこの合宿は円滑に進んではいなかったでしょう。ありがとう。これからもよろしく。 また、今合宿中を通し、改めて人との出会いの大切さを感じました。遠路はるばる応援に駆けつけて下さった皆さま、合同チームとして参加しくれた多々良・新南陽高校、引っ越し間際の忙しい中、福岡から駆けつけいただいた堀田さん、仕事休みの中、出先の途中のわずかな時間の中、日帰りで指導して下さった緒方さん、そして久住合宿に参加している高校生のみんな、ラグビーの素晴らしさ、そして、前向きな言葉をかけて頂き、常に情報交換の場と楽しい雰囲気を作っていただける指導者の方々・久住スポーツセンター鷲司所長さん、山口高校の生徒に学校の枠を超えて指導してくれている学生、山高を温かくそして厳しく支えて下さる河野OB会長さんを中心とした山口高校ラグビー部OBの方々、子供達の汗と涙と笑顔をファインダー越しに表現して頂いている松岡さん、その他紹介しきれないと事が残念ですが、これからも多くの人との出会いを大切にしていこうと思います。 また、部員達においても、勝敗だけでなく、素直で・謙虚で・感謝の気持ちを忘れず、感動を与えられる子供達に育ってくれることを期待しております。 最後になりましたが、まだまだ甘いなと言われることも多々ありますが、合宿中に、試合の全日程終了後、走り込みとコンタクト練習を実施した後、宿舎にバスで移動するところを走って帰る事を生徒自身が選択し、時間はかなりかかったものの明るく歯を食いしばって走る姿は、今後に必ず生きてくると思います。
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No.272 - 2005/08/10(Wed) 09:22:46
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