6月19日(土)全国的に雨の中、レイニーハイクとして瀧山(りゅうざん)〜五郎岳を周回しました。蔵王温泉の外輪山を縦走です。 山名で「黒部五郎」や「野口五郎」は登山用語の「ゴーロ」から来ている様ですが、蔵王の「五郎」は大正〜昭和の教育・研究者の「伊東五郎」氏の名を冠しているとの事です。 さて、上の台から瀧山を目指すと屏風岩の断崖があり、迫力があります。本道から5分程度登る展望地からは蔵王温泉が一望でき、秋の紅葉の季節は尚の事綺麗な景色となりそうです。 瀧山山頂からは縦走となり、灌木帯〜ブナ林の緩やかなアップダウンとなります。ここまでノギラン、ハクサンチドリ、今年お初のベニバナイチヤクソウ等がみられました。 雨のブナ林は霧と樹幹流が何とも幻想的な雰囲気を作ってくれます。 ここからは、ドッコ沼、五郎岳、うつぼ沼、片貝沼を経て中央ゲレンデとなります。ハイライトはこの中央ゲレンデのマイヅルソウで一番長い場所で約200メートル程の群落が綺麗に花をつけており川の様で、そこかしこがマイヅルソウの花畑となっていました。 今回は雨と分かった上で計画し、?@標高を下げ、強風帯を回避する。?A雷の発生しやすい午後を回避し、早出早着きに終始する。?B落雷率が限りなく低い事を確認し、万が一でもエスケープを取れる様にする。を意識し、このルートを歩きました。 登山道の情報ですが、瀧山から最初の分岐、三百坊方面の下りはロープが張られております。 蔵王スカイケーブル下の登山道入り口が藪で不明瞭となっており、大変分かりづらいです。見つけられない場合はそのままゲレンデの下降でよろしいかと思います。 別件となりますが、蔵王ダムへの車道が上宝沢よりしばらくの間通行止めとなっている様です。蔵王ダムを起点に登山を計画されている方は注意が必要です。 会社員の身で休日も限られておりますので、これからもっとスキルを身に着け、上手に山を楽しんでいきたいものです。
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No.37 - 2021/06/20(Sun) 16:40:18
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