3月4日(金)南蔵王の馬ノ神岳と水引入道を歩きました。 天候は朝のうちは雪が舞う天気でしたが、お昼頃から 高気圧が宮城県上に乗る予報でしたので信じて登山開始。 白石スキー場から神嶺林道を歩き、田代沢の橋を越えた所から取りつきます。 コンパスをセットし、尾根沿いに歩くとカラマツ、そしてブナの樹林帯となり頂上稜線へと取りつきます。 ここから西に進路を取りますが、この稜線の綺麗な事と 登りやすい事が気分を高揚させてくれます。 馬ノ神岳からは屏風岳、後烏帽子岳、水引入道が綺麗に見渡せました、ここから水引入道へ取りつきますが、この登山最大の傾斜となります。 しっかりとキックステップで足場を確保しながら登ると水引入道の山頂となり 正面には屏風岳と南蔵王縦走路から不忘山までの稜線美が大きく構え、天気予報通り厚い雲が抜け、青空も覗かせてくれました。 下山はジャンボリーコース沿いに歩き、標高1150メートル付近からやや南寄りに進路を取り ジャンボリーコース登山口南側の神嶺林道へ出て白石スキー場へ戻りました。 今回の登山では馬ノ神岳〜水引入道間は薄いクラストの上に新雪が乗った状態でしたのでワカンで登れましたがこれからの季節は雪が締まってきた場合、アイゼンとピッケルは必要かと思います。 また、夏道との重複区間が短いため、しっかりと地図を読み解く必要があると思います。 この時期ならではの歩いて良し眺めて良しの2つの稜線を楽しめた山行でした。
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No.57 - 2022/03/04(Fri) 19:17:13
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