1月23日(月)北蔵王の雁戸山へ登ってきました。関沢インターから旧笹谷古道を八丁平(笹谷峠)へ、そこから南へ進路をとり、カケスガ峰、蟻の戸渡り、雁戸山へと尾根を忠実になぞります。 今回の天気図は日本海と太平洋、南日本に低気圧が3つ存在する疑似好天になりやすい、ある意味危険な天気図でしたが、等圧線の幅が非常に広く、また岩手県沖に高気圧があったため、天気の推移は鈍いと判断し、早い時間の行動、笹谷峠でガスがあった場合は撤収の気持ちで登山しました。 装備は笹谷古道〜蟻の戸渡り手前まではヘルメット、ポール、スノーシューで、蟻の戸渡りからはアイゼン、ピッケル装着で行動しました。 前日22日は珍しく北蔵王のみに分厚い雲がかかっておりましたが笹谷峠から雁戸山までひたすら霧氷が出迎えてくれる素晴らしい景色となりました。 登山口から前山までは比較的トレースがしっかりついていました。戸渡りから雁戸山まではやせ尾根の急登となり、登りの際はしっかり支点を取ってから、宮城県側は雪庇になっている箇所があるので回避する、特に下りは無理をせず後ろ向きに下る事が大切かと思います。 そして、雁戸山山頂ではかわいいリトルモンスターが出迎えてくれました。 今回は「たまたま」条件が良かったと考えており、明日24日からの寒波で条件は大きく変わってくると思います。 安全第一で今年の冬山も楽しめたらと思います。 ※先日、先輩方が刈田岳に登られておりましたが、今月、刈田峠付近で敗退しました。羨ましさと共に今年は刈田岳が遠い気がしてなりません…
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No.72 - 2023/01/23(Mon) 18:23:19
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