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後烏帽子は今が最高! / staka
昨日(3月2日)、後烏帽子岳を歩いて来ました。
当日のテンクラはCでしたが、ゲレンデ辺りの風は3m前後と穏やかでゴンドラ・リフトも9時から運行。
今年初の後烏帽子はゲレンデTOPから山頂目ざして歩きます。
雪は昨年より多くトレースは消えてありませんでした。
コンパスを頼りに東に15分ほど行くと地図上の1409mに着きます。(1.5mほどの枯木が目印)
ここから南にむけて本格的な登りです。樹林帯の中の歩きやすいところを選びながら、あまり西側の森の中や東側の谷の方へ寄らないよう進みます。
途中、昨年つけた赤布や昔の山スキー用の丸い看板などがあり、それらも手掛かりに南南東を目指して登ります。1550m辺りから左手に大きく開けたエリアが出てきますが、西側の樹林帯との脇を進みます。この辺りでやや登りがきつくなりますが、ここまでくれば山頂はすぐです。
この日の山頂は、かなりの風で屏風岳も全く見えませんでした。次回のお楽しみです。
写真を撮ってすぐ下山。喘ぎながら登ったところも下山は青空と下に広がる景色を楽しみながらあっという間です。
リフトTOPからカモシカコースを降りて、レストハウスを経由、千年杉コースに向かいます。ここまで来ると雪質も大きく変わり重くなります。千年杉手前の渡渉地点は今のところ雪で覆われています。
ゴンドラ脇の尾根上を東に辿り下山口に到着です。
石子ゲレンデTOPから山頂往復、下りは千年杉コースで登山口まで約6.5kmの道のり、ゆっくり歩いて5時間と少しの山行でした。
今度の日曜日(6日)も風が収まると良いですが。

No.56 - 2022/03/03(Thu) 11:08:21
野鳥の森でスノートレッキング! / staka
令和4年2月27日(日)蔵王自然の家の裏山の「宮城県野鳥の森」で今冬2回目のスノートレッキングを楽しみました。
一般参加者14名、会員12名合計26名での山行です。
当日はテンクラCでしたが、このエリアは烏帽子岳東側ふもとの樹林帯の中なので風の影響はほとんどありません。
時折日が差す中、一同勇んで出発しました。
カッコウコースから入りホオジロコースを通り、オオルリコースに抜けてスキー場の直ぐ脇にでたところで約2時間。
林の中で暫しの昼食タイムをとり、12時少し前に下山開始です。
この頃から本格的に雪が降りだし厳しい冬山の気配となってきました。一同、笑い声も途絶えモクモクと歩きます。
エボシセッチュウコウグンの様相です。
疲れも少し出て来た頃、ヤマガラコースに入り急坂をおります。
スノーシュー組はかなり苦戦。しまいには尻スキーでの下降も。
大きな笑い声に包まれながらどうにか全員無事に難所を乗り切りました。
後は、ホオジロコースの平坦な歩きを楽しみながら、終着点の自然の家に辿り着きました。
1月の国立蔵王野営場でのスノートレッキングに続く冬山経験でしたが、雪の時期ならではの道のない山歩きの楽しさと吹雪見舞われた冬の厳しさも少し味わいながらの山行でした。皆様ご苦労様でした。そして、サポートしていただいた会員の皆様にも感謝申し上げます。
次回は、後烏帽子岳を予定しています。
ではまた。

No.54 - 2022/03/01(Tue) 10:48:09
今年もやってきました刈田岳! / staka
協会行事として予定していた刈田岳山行は、コロナ感染第6波のため中止。会員の自主山行として現地集合により実施しました。テンクラAとのことで澄川スキー場からリフト一番乗りで出発。リフトトップから中央コースを一路西へと進みます。左手に烏帽子、南蔵王を望みつつ、時折雲に覆われる刈田山頂を目指して早まるテンポを抑えつつ歩きます。45分ほどでエコーライン着。ここからが本日の登り本番。有難いことに剣ヶ峰辺りまで竹の指導標が差し込まれています。吹雪の際は本当に助かります。急登部の表面は、いつもは凍っているのですが、今回は少し雪が覆っていてカンジキのままでも難なく歩けます。風も弱くこれも元気につながりました。エコーラインから1時間もかからず避難小屋到着。小屋は凍った雪に覆われています。山頂神社の鳥居は、今年はマルマルと太っています。お参りし下山。避難小屋から南下し雪深い樹氷原へ。今年は良い姿に出来上がっていて安心しました。帰路は、久しぶりに大黒天、コマクサ平を通って三途の川伝いにエコーラインに抜け、更に、樹林帯を抜けて後見ゲレンデに出るコース。雪は思ったよりしまっていてラッセルというほどもなく歩けます。程よい天気の中、冬の蔵王を愉快に歩かせてもらいました。
No.52 - 2022/02/13(Sun) 10:42:58
名号峰も秋 / staka
3年10月3日(日)ガイド協会山行で名号峰へ。
参加総勢28名となりました。
刈田峠駐車場出発時は濃いガスに覆われており、少々気落ちしながらの歩きだしでしたが、馬の背からは霧の中にお釜もくっきりと見え、先行きの希望も感じさせました。
ただ、熊野岳は見えず避難小屋まで一気に登り、今度は自然園までの長い下りとなります。
両脇のコマクサの名残をみつつ進み、岩場では足元に注意しながら雁戸山や眼下に広がる紅葉も愛でつつの山歩きです。
この頃にはガスもすっかり晴れ、暑い位の陽気となりました。避難小屋から約1時間で自然園到着。3班も合流し休憩です。ここからは緩い下りですが、枝葉もあり頭上や足元に注意しながら進みます。追分を過ぎ、峩々分岐まで至ると数分で山頂です。11時20分やっと到着。ここから五色岳、ロバの耳岩の裏側や熊野岳方面を仰ぎ見る光景もまた格別です。また、名号峰より少し北側に行った場所から、山肌が次第に赤く染まりつつある雁戸山を眺めるのもまた絶景です。山頂で昼食をとった後、下山となります。ただし、熊野から300mほど下った分を登り返すことになります。仰ぎ見る分岐点は遠く、高く見えますが、これがゆっくり行くと意外にそうでもありません。時折振り返って眼下に広がる北蔵王の山々を眺めながら、少しづつ高度を上げていきます。自然園から1時間ほどで分岐点へ。ここから熊野岳に向かい、中丸山やそのすそ野に広がる紅葉を楽しみました。あとは再び馬の背を通り、左手にお釜を心行くまで見つつ下山となりました。
快晴のもと、大満足の秋の山行でした。

No.49 - 2021/10/04(Mon) 09:23:40
南蔵王縦走路に秋が来た! / staka
3年9月17日(金)刈田峠から南屏風岳まであるいてきました。中腹までは濃いガスでしたが山頂部は晴れ。よくある天気です。登山道は先日来の整備で笹や体にかかる枝葉も刈り払い大分歩きやすくなりました。
芝草平では草紅葉も進み、青空に黄色や赤の草花が良く似合うようになりました。
芝草平からやや登り、烏帽子分岐を越えて更に駆け上がるとさわやかな風の吹く稜線に至ります。ここから宮城県最高峰まであと少し。誰かが、ちょっと遠慮がちに最高点をマークしてくれています。屏風岳で一休みして、いよいよ南屏風へ。たおやかな稜線を45分ほど歩くと岩の点在する南屏風岳山頂です。
ここで昼食をとり戻ります。戻りながら見る前方には、芝草平のさらに奥まで湿地帯の黄色と松の緑とが鮮やかなコントラストで大きく広がっているのが確認できます。これも南蔵王の誇らしい景色の一つと思います。
どうぞ多くの方に秋の南蔵王を満喫してほしいと思います。
なお、先日、登山道の整備を行い笹や枝葉を刈り取り脇に寄せていますが、雨や風で登山道に散乱していることがあります。皆様が歩かれた際、特に、ガイド協会会員には、そのような状況に遭遇しましたら、脇に寄せていただければ幸いです。蔵王がより多くの皆様に愛され安全に登山できるよう、ご協力をお願いします。

No.48 - 2021/09/18(Sat) 12:30:21
テンクラCだが熊野岳へ。 / staka
8月18日熊野岳へ。当日テンクラCで朝はカッパで出発。すぐに雨は止み空は高くなります。
刈田から馬の背、十字路と歩き、ついでに縦走路を少々北の方面へ向かってみます。この辺りもコマクサの群生地でまだまだ名残の花がそこここにあります。
雁戸山は東側が雲に覆われ梅雨時の奥羽山脈の状態。
熊野岳では風は少々あるものの、久しぶりの青空で月山も姿を現しています。本来ならば「ざおうさまトレッキング」で皆さんに眺めてもらいたかった景色です。これからしばらく天気も安定するようです。長引くコロナに意気消沈の折、気晴らしに歩いてみませんか。

No.46 - 2021/08/19(Thu) 08:36:06
南蔵王縦走路は秋の気配。 / staka
8月16日、南蔵王縦走路を屏風岳まで歩きました。
このところ、台風の余波に続き前線が停滞し梅雨時のような気候が続いています。
当日はテンクラAとのことで、半信半疑で出かけましたが、ガスに覆われたもののまずまずの登山日和でした。
峠の駐車エリアは3台ほどで、時季を過ぎれば寂しいものです。登山道脇は花が終わって実をつけ始めた花が一杯です。
さすがに紅葉にはまだまだ時間がありそうですが、板状節理辺りのミヤマシャジンはそろそろピークを過ぎ、その先の山道にはリンドウが青い花を見せ始めました。そのそばにはウメバチソウも咲いています。
間もなく芝草平の草紅葉も始まるでしょうか。
今は季節の移り変わりが楽しめる静かな縦走路です。

No.45 - 2021/08/17(Tue) 17:55:42
不忘山で植物研修会 / staka
令和3年7月17日(日)、ガイド協会恒例の植物研修会を三島木元会長を講師に不忘山で実施しました。
梅雨明けの炎天下での講習会でしたが、一同、高まる気持ちで出発。配布資料の中の植物の種類は約80種。知っているものもいくつかはあり、ちょっと気やすい気持ちで歩き始めたものの、同種の中での見分け方や登山道脇の植物を手当たり次第に説明されていく様子に、次第に頭は混乱。出しゃばらず、ただ黙ってメモを取りながら追いかける状態となりました。カエル岩目前のガレ場辺りでダウン寸前となりながらも昼食タイムで持ち直し全員山頂まで到着。
さらに南屏風との鞍部まで降り、この一帯の花々を残らず観察。厳しい環境の中で健気に咲く花々に感動しながら、不忘山まで一気に登り返し、山頂から意気揚々(?)と下山。
講師の懇切丁寧な説明に、一同、大い満足した研修会となりました。
それにしても、暑かった!

No.43 - 2021/07/18(Sun) 11:10:25

Re: 不忘山で植物研修会 / carol
暑かったですね〜(-"-;A ...アセアセ
でも春に見た花々とはガラッと衣替えした不忘山のお花畑は素晴らしかったです。
途中、何度もくじけそうになったけど、皆さんの励ましの中で目的地までたどり着けました。
三島木先生はじめご参加の皆さん、お世話になりました。

No.44 - 2021/07/18(Sun) 13:51:23
南蔵王縦走路に夏が来た! / staka
7月15日、南蔵王縦走路を屏風岳まで歩きました。
エコーラインの中腹までは霧雨でしたが、大黒天から上は快晴。7月、5回目の蔵王で今回が初めての青空でした。
縦走路は初夏の花から夏の花への移り変わりの時期で、これはこれで、葉や実から花を探す楽しみとなります。
芝草平のキンコウカも間もなく咲き出す気配です。
屏風岳からはガスの切れ間に烏帽子、馬の神、水引が見え隠れし、握り飯を頬張りながらも目が離せないひと時でした。
これから行う登山道整備の下見にもなり、大いに満足し帰途につきました。
いよいよ南蔵王にも夏がきます!

No.41 - 2021/07/16(Fri) 09:32:03

Re: 南蔵王縦走路に夏が来た! / carol
天空の縦走路、うらやましい〜(⋈◍>◡<◍)。✧♡
お疲れ様でした。

No.42 - 2021/07/16(Fri) 11:24:41
オンリーワン〜蔵王にひとつだけのコマクサ〜 / oi_oiki
6月25日(金)イロハ沼と御田の神の下見にプラスして名号峰(みょうごうほう)へ足を伸ばしました。
名号は仏教語で、浄土真宗、浄土宗にとって最も重要な語句だそうで、阿弥陀仏の本願(四十八願)、その十八願に「わが名号を称えるものを命を賭けて必ず救う」とあるそうです。(浄土真宗のお寺さんに伺いました)
場所は刈田岳と雁戸山のほぼ中間にある蔵王では珍しい花崗岩の峰です。
花崗岩の山と言うと北アルプスの燕岳が特に有名でコマクサが咲く時期は全国から登山者が集まります。
この花崗岩に咲くコマクサの写真を撮りたく足を伸ばしました。まず、熊野岳東側のコマクサですが、花を付け始めといったところです。
旧ロバの耳コースとの分岐を北蔵王縦走路へ下りると北側斜面にもコマクサの群生がみられますが25日現在ではこちらの方がお釜側より花付きが良く感じます。また、オノエランも間もなくと言った感じです。
自然園までの下りは大きな岩の間を縫う様に進みますが転倒に注意し、ゆっくり進みたいところです。
自然園からは登山道も狭くなり、歩き辛さが増します。
当たり年と言われるコバイケイソウが繁茂しており、かき分けながら進むと足元にはベニバナイチヤクソウが比較的多くみられました。
名号峰が近づくと大きな糞が2つみられました。恐らく熊でしょうか。
やっと花崗岩の並ぶ名号峰に到着、山はどの山頂でも気持ちの良いものです。
お目当てのコマクサは花崗岩が風化した砂の真砂土に1株小さな花をつけていました。
これから他の株も花をつけると思いますので楽しみです。
コマクサと言うとニセ刈田や熊野岳周辺が大きな群落をなしますがこの様な“オンリーワン”もまた良いものです。
※写真は名号のコマクサ

No.40 - 2021/06/27(Sun) 19:27:54
イロハ沼と御田の神 / oi_oiki
6月25日(金)個人的に下見も兼ねて刈田駐車場から熊野岳、いろは沼、ロープウェイを使用し地蔵山頂、御田の神を周回しました。
刈田駐車場からの登り始めから馬の背にかけてはミヤマオダマキが数株、朝露をまとい瑞々しく花を咲かせていました。
ワサ小屋跡の分岐からのトラバース区間は足元の悪い日は注意をしたいところです。
また、2年振りにこの区間を歩きましたが、祓川との分岐からは登山道が一部付け替えになっております。指示通り進めば迷う事は無いと思います。
この区間はハクサンチドリが多く咲いていますが、白花種がちょっと得した気分にさせてくれました。
イロハ沼へ下りると、コバイケイソウ、ワタスゲが綺麗に揺れており何とも心地良い空間となっています。
地蔵山のトラバース道ではヒナザクラ、ミネズオウ等がみられ、さながら花盛りと言った感じでしょうか。
駐車場へ戻り、御田の神湿原へ足を伸ばすとこれまたワタスゲが見事でメルヘンな(自分に似合わない表現ですが)空間となっていました。
天候に恵まれ花も随所にみられ、花の知識が乏しい自分なりに楽しむ事ができました。
コマクサの状況(明日、書かせて頂きたいと思います)も7月4日のガイド協会主催山行“コマクサとイロハ沼”への期待をさせてくれる状況でした。
※写真は御田の神のワタスゲ

No.39 - 2021/06/26(Sat) 12:45:59
雁戸山も花盛り / staka
3年6月20日(日)雁戸山へ仲間15人で登ってきました。前日の雨で、関沢分岐からカケスガ分岐まではいつも通りのドロンコ道。滑らないよう慎重に歩きます。前山トラバースのルートも木の根っこで歩きにくさもいつものとおり。新山分岐からは杖を背にねじ込み岩をよじ登ります。三つ目の峰で山頂到着。山頂からは運よく360度の展望に恵まれ大いに満足して下山。途中の斜面には、咲き始めのコバイケイソウの群落が見られます。今年は当たり年でしょうか。カケスガ峰で月山等眺めながら昼食。再びドロンコ道を辿って登山口へ。2週間ぶりの山行は、少々落ち込んだ気持ちを吹き飛ばしてくれました。
No.38 - 2021/06/24(Thu) 11:35:57
レイニーハイク〜蔵王温泉の外輪〜 / oi_oiki
6月19日(土)全国的に雨の中、レイニーハイクとして瀧山(りゅうざん)〜五郎岳を周回しました。蔵王温泉の外輪山を縦走です。
山名で「黒部五郎」や「野口五郎」は登山用語の「ゴーロ」から来ている様ですが、蔵王の「五郎」は大正〜昭和の教育・研究者の「伊東五郎」氏の名を冠しているとの事です。
さて、上の台から瀧山を目指すと屏風岩の断崖があり、迫力があります。本道から5分程度登る展望地からは蔵王温泉が一望でき、秋の紅葉の季節は尚の事綺麗な景色となりそうです。
瀧山山頂からは縦走となり、灌木帯〜ブナ林の緩やかなアップダウンとなります。ここまでノギラン、ハクサンチドリ、今年お初のベニバナイチヤクソウ等がみられました。
雨のブナ林は霧と樹幹流が何とも幻想的な雰囲気を作ってくれます。
ここからは、ドッコ沼、五郎岳、うつぼ沼、片貝沼を経て中央ゲレンデとなります。ハイライトはこの中央ゲレンデのマイヅルソウで一番長い場所で約200メートル程の群落が綺麗に花をつけており川の様で、そこかしこがマイヅルソウの花畑となっていました。
今回は雨と分かった上で計画し、?@標高を下げ、強風帯を回避する。?A雷の発生しやすい午後を回避し、早出早着きに終始する。?B落雷率が限りなく低い事を確認し、万が一でもエスケープを取れる様にする。を意識し、このルートを歩きました。
登山道の情報ですが、瀧山から最初の分岐、三百坊方面の下りはロープが張られております。
蔵王スカイケーブル下の登山道入り口が藪で不明瞭となっており、大変分かりづらいです。見つけられない場合はそのままゲレンデの下降でよろしいかと思います。
別件となりますが、蔵王ダムへの車道が上宝沢よりしばらくの間通行止めとなっている様です。蔵王ダムを起点に登山を計画されている方は注意が必要です。
会社員の身で休日も限られておりますので、これからもっとスキルを身に着け、上手に山を楽しんでいきたいものです。

No.37 - 2021/06/20(Sun) 16:40:18
北蔵王ブドウ沢〜笹雁新道 / oi_oiki
6月3日(木)山岳写真家の方と北蔵王のブドウ沢〜八方平〜南雁戸〜雁戸山〜笹雁新道を歩きました。
川崎町出身の自分にとっては今は亡き祖父と水を汲みに来た思い出の場所です。
まず、このブドウ沢コースですが、正式には東北森林管理局の管理地であるため、仙台森林管理署への入林届が必要です。
また、現在小屋の沢林道が巨岩の崩落により一般車は登山口手前より入れなくなっているため、20分程多く時間を要します。
さて、本題の登山ですが、このブドウ沢から名号峰は蔵王火山の基盤岩が露出しているエリアだそうで、歩き出しから花崗岩の石が目立ちます。渡渉を何度かしますが、都度ゆっくりルートを確認したい所です。
蔵王の中でも屈指の地味なコースかと思いきや、高度を上げると期待を裏切ります。
ブナ林の巨木帯を抜るとシロヤシオのトンネルが見事です。南雁戸付近ではシラネアオイ、ユキワリコザクラ、ミヤマキンバイ、アズマシャクナゲ等が綺麗に咲いています。
帰路の笹雁新道はギンラン、ズダヤクシュ等がみられ、ハイライトの象ヶ沢噴水も見ていただきたいところです。
天気も良く、見所も多い中、他の登山者は誰一人見られない静かな山歩きでした。
仙台森林管理署への手続き詳細等はコメント頂けましたら回答致しますのでお気軽にお問合せ下さい!
※写真はブドウ沢コースのシロヤシオ

No.36 - 2021/06/04(Fri) 10:03:13
えぼしの千年杉〜白龍の滝コース / oi_oiki
5月12日(水)、主催山行の下見としてガイド協会の先輩と、えぼしスキー場の千年杉コース〜石子ゲレンデ〜白龍の滝コースを歩きました。
春先に咲くフデリンドウやショウジョウバカマが残っており、ムラサキヤシオやハウチワカエデの花などを見ながらブナの新緑の中を歩く心地良いトレッキングでした。
そして、貸し切りの展望台から牡鹿半島までを望む景色はお昼ご飯をより美味しくしてくれました。
気になるシロヤシオの様子は??
16日のガイド協会主催山行でぜひ楽しまれて下さい!!

No.35 - 2021/05/13(Thu) 10:57:18
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