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御来房の皆様、こんばんは。 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。
「五日の担当」と云いつつ、遅れて七日に書き込んでいますが(苦笑)、三月五日はうちの道場主にとって思い入れのある日です。 過去にも何回か触れていますが、三月五日は近現代史において、道場主が最も尊敬する人が生まれ、道場主がもっと弾劾している輩のくたばった日で、後半的には不謹慎ですが、非常に目出度い日としています。
道場門の自己紹介にも記していますが、その日に生まれた尊敬する人とは、周恩来で、弾劾している輩とはヨシフ・スターリンです。 ちなみに、奇しくも共産主義国家の重鎮の名が並びましたが、別に道場主は共産主義者ではありません(笑)。
この二人の詳細を書けばいくら書き込みスペースがあっても足りないので人物については割愛しますが、少なくとも七〇年前のこの日にスターリンがくたばったことによって、朝鮮戦争が休戦に向かい、旧ソ連の粛清政治が緩和に向かい、東西冷戦・米ソ核開発競争に歯止めがかけられたと思っています。
ただ、史上最悪級の独裁者がくたばって七〇年経過した今、その系譜を受け継いだロシアが戦争していることは非常に悲しく思います。 同時にそれを契機に成立した休戦もあくまで休戦状態が継続しているだけで、終戦には至らず、南北朝鮮も分断されたままです。
ただ、近況を楽観視出来ないながらも、ウクライナ情勢も、朝鮮半島情勢も、いつまでもこのままでいられるとは思いません(だからこそ韓国にて徴用工問題も一応の同意が為されたと思っています)。 新型コロナウィルスの疫禍もまだまだ終息せず、民族・領土・宗教を巡る対立も解決には程遠い世界ですが、まずはそれに巻き込まれて失われる命が少しでも少なくあることが願われてなりません。
ではまた来月。
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No.80 2023/03/07(Tue) 21:25:25
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