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御来房の皆様、こんにちは。 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。
既報通り、拙房にて「愛妻は一人」を制作中です。徐々に更新を続けているのですが、正直、「恐妻家列伝」を作っていた時と同じで妙な気分です。 その理由ははっきりしていて、私(=道場主)がいまだ妻帯していないからです(苦笑)。
勿論妻帯していないから、妻を想う夫の気持ちも、妻を持ちながら別の女性を愛する心境も分からないのは制作前から分かっていたことでした(それゆえ長年制作に着手するのを躊躇っていました)。 それでも、(自分でも意外なのですが)いざ制作を始めると比較的順調に筆は進んでいます。思うに、側室を持つことが当たり前だった時代でたった一人の女性を愛し続けた者達への敬意と憧れが執筆意欲を高めていると思われます。
そんなことを考えながら大河ドラマを見ていると、今年の『どうする家康』における瀬名はかなり異色で、興味深く、それだけにその最期が(信康共々)より悲劇的でした。 来週あたりに怒る本能寺の変は完全に家康が目論んだものとなっており、明智光秀すら利用された存在になる訳ですが、そんな背景を持ちつつ、家康が信長謀殺の黒幕と目されることなく天下取りにどう邁進するのかが興味深く感じられます。
芸能界では某女優がダブル不倫の果てに数々の仕事を亡くし、幼児虐待(←シングル・マザーの彼氏によるものが本当に多い!)が後を絶たず、つい先日道場主の住む大阪府の某市でも母親が逮捕されました(全然面識も交流もない人でしたが)。
同じ人間は二人といないからこそ、夫婦関係を初めとする対人関係は第三者には計り知れないものがあり、だからこそ歴史は面白いのかもしれませんが、身勝手な男女関係に子供達が巻き込まれる事だけは一件も起こって欲しくないと思われてなりません。
最後が暗くなりましたが、ではまた来月。
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No.117 2023/07/19(Wed) 16:20:26
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