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御来房の皆様、こんにちは。 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。
相変わらず分身の中にあって法倫房リトルボギーと並んで制作を滞らせていていますが、五月、六月には遠征も視野に入れてライブ参加に臨みたいと思っていますので、それに合わせて未アップ分の楽曲解説も進めたいと思っています。
今日話題にしたいのはカバーについてです。 先日、民放とBSの歌番組にて様々な歌手が名曲をカバーするのを見たのですが、カバーされる楽曲が、カバーする歌手の(ジャンル・性別・曲調・声質による)普段のイメージとかけ離れていても見事に歌い上げているのを見て、今更ながらに
「さすがプロ。」
と感嘆させられました。 例を挙げればキリがないのですが、数年前に見た映像では、昨年末に亡くなられた八代亜紀さんが、映画『タイタニック』で有名なセリーヌ・ディオンさんの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を歌った時、その声量と迫力に圧倒された記憶があり、やはり一流は得意分野は勿論、そうでない分野においてもある程度の力量が求められるものだと感心させられました。
一方、持ち歌であってもライブで歌う際には事前にある程度練習しないと上手く歌えなかったり、歌詞を間違えたりすると聞きます。 となると、カバーされる曲とは、それほど万人に馴染まれる程の名曲であるか?逆に一流の歌手たるもの、ある程度世に知られた名曲は歌えるようマスターしておく必要がるのか?等とも考えさせられたりしました。
摩季ネェも『フレンズ』というカバーアルバムを出しており、デビュー時に名洋楽を幾つも日本語カバーしてきた椎名さんは云うに及ばずです。 こういう動きを見ると、自分の「狭く深く」という主義が時に考え物だと思わされます(苦笑)。
改めて、「誰でも知っている。」という名曲は凄いと思います。 殊に、「好きな歌手の曲はとことん追求するが、それ以外が丸で知らない。」というダンエモンでも知っているとなると、それだけで凄いですし、そんなヒット曲の中にも時代とともに忘れられるものも少ない一方で、延々と歌い継がれるものが有る訳ですから、まだまだダンエモンは名曲に対する敬意を強く持って今後の制作を続けねばと思わさせられました。
それでは。
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No.242 2024/02/14(Wed) 15:45:05
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