16074
菜根道場BBS THE V
何でもお気軽に書いていってくださいね。
このサイトの戦国房についての感想4 / ベルトラン
こんにちは、お久しぶりのベルトランです。
また丁寧に返事をいただきありがとうございます。
また批判的な意見が多くなりますが、申し訳ありません。

まず新コーナーの「殿中」で「刃傷」!のコーナーの豊島明重事件の項目についてです。
この事件、前も言いましたが徳川秀忠が大御所として健在のこの時期に井上正就の婚姻に口を出せるほど春日局の権力が強かったか疑問視する意見もあり、そうなると島田家と井上家の縁談帳消しには春日局は無関係の可能性も否定できず、もしそうだとするとこの事件に無関係な春日局がこの事件に言及していないのは当然かもしれませんね。

次に稲葉正休事件の項目についてです。
この事件はこの項目にもあったように犯人が死亡してしまったこともあって、犯行の動機がよくわからない事件です。
稲葉正休もドラマなどでは商人から賄賂を受け取る悪役人として描かれることもありましたね。
これは将軍綱吉が評判が悪いことも原因でしょうね。

次に松の廊下事件の項目についてです。
喧嘩両成敗って実は家臣同士でのいさかいを武力ではなく話し合いや裁判で解決するために生まれた決まりのようです。
室町時代には、公家が商家に発注した商品の納期をめぐるいさかいがもとで、京都での軍勢同士の市街戦に発展した事件など、殺伐とした事件が多かったためこのような武力衝突を減らす目的があったため、この時代としては必要な決まりでしょうね。
この赤穂事件もそもそも将軍綱吉がきちんとした裁きをしなかったために大事にしてしまった事件といえますし、この事件は武家にとって訴訟がいかに重要かを示しているとも言えます。

あと吉良上野介の人物像についてですが、彼は名君ですがしかし果たして人格者ではあったのでしょうか?
吉良が上杉家家臣から嫌われていたのは史実の記録もあり、吉良家当主としては名君でも、高家としては仕事では優秀でも性格的には人格者ではなかったのかもしれません。
つまり領主としては名君でも、織田家家臣としては嫌われ者であった明智光秀みたいな人物だった可能性も。
討ち入り時の近所の旗本の冷たい態度も、そもそも嫌われ者であったことも影響していたのかもしれませんね。

次に水野忠恒事件の項目についてです。
水野忠恒の処分については刃傷事件が乱心によるものの場合罪一等を減じるのが武家における決まりで、当時の法令としては問題ない裁きだったようですね。
むしろ赤穂事件も本来ならこのように処分されるのが本来は妥当であり、だからこそ討ち入り事件にまで発展してしまったといえるでしょうね。

次に板倉勝該事件の項目についてです。
これもほんとうに人騒がせな事件ですね。
細川家に対する処置については急な災難に対する同情と、そして江戸時代初期と違い幕府も安定して外様大名の脅威も少なく、むしろ大藩を取り潰した場合の浪人の増大や有力大名同士の勢力バランスの変化などのほうが問題であったことなどが大きいでしょうね。
また細川家は外様とはいえ親徳川と考えられ、熊本城が西南戦争の主戦場となったように薩摩藩が万が一謀反を起こした際の抑えが期待されていて、軽々しく改易できなかったとはいえるかもしれません。

次に佐野政言事件の項目についてです。
まあよくわからない事件です。
黒幕説もあるようですが、まあ私としてはやはり特に裏はない可能性が高いとは思いますね。

次に千代田の刃傷の項目についてです。
この事件はどう考えても被害者側に同情の余地はないですね。
加害者に寛大な処分で、被害者に厳しいのも納得としかいえません。

「殿中」で「刃傷」!のコーナーのコンプリートおめでとうございます。
江戸城内において起きた七件の「刃傷沙汰」についてについて総合的に考えると、名誉を現在よりもはるかに重視したことが背景にある気がします。
そういった意味ではやはり現在感覚で評価するのは正しくないのでしょうね。


次に未発見の「遺体」は何処に?のコーナーの明智光秀の項目についてです。
まあ普通に考えるならこの三つの首のうちのどれかが本物なんでしょうね。
まあ信長ファンとしてはいい気味というのが本音でもあるのですが。

次に大谷吉継の項目についてです。
私もこのまま眠り続けてほしいと思う反面、発見されて現代の技術で分析されてほしい気もしてしまうのも本音ですね。

次に明石全登の項目についてです。
これは私としてはおそらく戦死したか、細川ガラシャと同じく家臣に討たせたあたりが現実かなと思いますね。


次に豊臣秀頼の項目についてです。
正直言うと、加藤清正はまだしも浅野幸長、池田輝政、真田昌幸、島津義弘がはたしてそこまで親豊臣だったか疑問な気がします。
浅野幸長、池田輝政は秀次と親しい関係で、秀頼に複雑な感情があってもおかしくないし、真田昌幸、島津義弘に至ってはただ領地を増やしたいなどの思惑があっての西軍加担だったように思えるからです。

方広寺鐘銘事件については、方広寺と同じく秀頼の寄進で造立された東寺金堂の棟札には、鐘銘に類似して家康の名も豊臣の名も入らない「国家太平 臣民快楽」とあり、これを考えても偶然入っただけとは考えにくいようです。
また『本光国師日記』には、鐘銘文の問題の部分さえつぶせばそれでよいとの家康の内意があったともあり、徳川方にも戦争回避の動きが見られます。

また家康は方広寺大仏の開眼供養に出席のため上洛する計画で、また同時に後の禁中並公家諸法度・寺社法度を発布する予定。
そのための資料収集を命じるなど上洛の準備を進めていて、方広寺鐘銘事件は少なくとも最初のうちは徳川方にとっても予定外の事件だったようです。

またこの時代、他の大名家との連絡役を務める家臣を相手に無断で処分することは宣戦布告に等しいこととされていて、徳川家との連絡役を務めていた片桐且元を追放したことで大坂の陣開戦が決定的になりましたが、この追放劇の原因が豊臣家で絶大な権力を持っていた片桐且元に大野治長ら豊臣家臣からの反発が起きたことが原因のようで、浪人衆の暴走を止められなかったことで大坂夏の陣開戦になったのも考えると、最初から最後まで豊臣家内部のごたごたが解決できずに自滅したとしかいえませんね。

最近になって秀頼と比較するのが承久の乱の後鳥羽上皇です。
後鳥羽上皇は承久の乱で敗北したあと味方の武士たちを見捨てて降伏してしまいました。
薄情ではありますし、見捨てられた武士たちからすればふざけんなと思うのもわかりますが、ここで上皇が徹底抗戦していたら京都は完全に焼け落ちていたかもしれませんし、そうなれば三種の神器の残りをはじめ多くの朝廷の宝物も失われてしまったかもしれません。
事実大坂夏の陣では秀頼が蔵一つ残すまで徹底抗戦したために、大阪の街は焼け落ちて多くの民衆も犠牲となり、大坂城に所蔵されていた多くの宝物も失われてしまいました。
薄情でも京都の被害を可能な限り少なくして朝廷の宝物も守った後鳥羽上皇と、潔い最期ではあっても家臣も領民も犠牲にし、所蔵の宝物も失わせた秀頼。
この二人を見ると、家臣や領民や領地を守り新時代を切り開いたりできるのはずる賢かったり、薄情だったりする人で、潔かったり、義理堅かったりする人は結局何一つ守れず、新しい時代を切り開いたりできないんだなと思います。


次に天草四郎の項目についてです。
これについては万に一つの可能性を完全に否定するのも難しいかもしれません。
原城の包囲は海側においては完全ではなく、ここから舟で脱出した一揆勢が少なからずいたとも言われていますから、天草四郎も首の確認に疑問があることも考えれば生存説を完全に否定することもできないかもしれません。
これはほかの武将でも考えられるかもしれません。

家臣が主君の身代わりになった話などは多く伝わっていますし、実は人に知られることなく生き延びた例が全く存在しないとは断言することはできません。
もちろん当時は血液や遺伝子を鑑定する技術もなく、現代ですらスターリンやフセインに実際に影武者がいたり、外見というのは意外とあてにならないものでもありますから。
学者ならともかく私たちみたいなただの歴史好きなら、たまにはこういう生存説を考えてみるのもよいかもしれませんね。


次に辻政信の項目についてです。
私も辻は行方不明の直後に落命したのではという意見には同意です。
死因については、確かに敵愾心を抱いていた者の手に掛かった可能性が高いとも思いますが、場所を考えると虎か毒蛇に襲われ死亡したという説も否定できない気がします。

あと私の辻政信の人物評価についていうと、あるテレビ番組で辻政信の遺族の話が出ていた際、辻政信に過大に責任が押し付けられているのではと言っていました。
いくら辻政信でも巨大組織である陸軍を一人で自由にできたわけでもないのに、辻政信一人を諸悪の根源みたいに主張する人が多いというわけです。
これは確かにその通りで、辻政信に重大な責任があるにしろ彼一人に全ての責任を押し付けるのは正しくないでしょうね。


未発見の「遺体」は何処に?コーナーのコンプリートおめでとうございます。
完全消失の恐怖の話はもっともですが、ここの項目で取り上げられた人の大半はむしろ遺体が見つかってほしくない人たちかもしれませんね。


次に新コーナーの愛妻は一人のコーナーについてです。
愛妻は一人コーナーのコンプリートおめでとうございます。
ただ私は昔の立場のある人物には側室を設けて子供を産むのも義務とも考えるため、子供が正室から生まれればともかく、なかなか生まれなかった場合にはあまり評価できないと考える主義でもあるのですけどね。


次に降伏は幸福か?のコーナーの安部頼時の項目についての続きです。
どうも最近では阿久利川事件は、源頼義の謀略というよりは反安部派の現地豪族の陰謀ではないかともいわれているようです。
源頼義は河内国を根拠地とする河内源氏の出身であり、陸奥国の覇権より陸奥守の任務を大過なく勤めて新たな官位を得ることのほうが重要だったというわけです。
つまりある意味源頼義も本当は騒動を穏便に終わらせて早く都に帰りたかったのに現地豪族の陰謀にだまされて、長期にわたる奥州での戦いを強いられた被害者の側面もあるという説です。
確かに源頼義は朝廷に仕える廷臣の印象も強い人物ですし、源平合戦のころの価値観とはかなり違った価値観で動いている人物ですからありそうな話ではあります。
どうも頼義・義家父子と義家の玄孫・頼朝では武士とはいえそもそも時代も価値観も状況も違いすぎているわけで、同じに考えるのは危険のようですね。

次に降伏は幸福か?のコーナーの松永久秀の項目についての続きです。
浅井と朝倉が同盟関係にあったという話の出どころはやはり江戸時代の軍記物のようです。
まあ歴史書なら浅井長政の裏切りの理由なんてわからないでもいいでしょうけど、歴史小説などの娯楽作品で浅井長政が裏切りました、理由はわかりませんというわけにもいかないというのも理由の一つではないかと思います。
また浅井家はむしろ裏切りを繰り返した、史実を見ると松永久秀よりよほど裏切り者の印象の強い家で、信長擁護派からみても史実寄りに描くと、なんでそんな奴信じたというようになってしまいます。
つまり史実通りに描くと信長がおろかに見えてしまうわけで、信長擁護派にとっても、浅井家擁護派にとっても浅井家と朝倉家の同盟を浅井長政の裏切りの理由にしておくのが都合がよかったとはいえるかもしれません。


次に偉人達の親のコーナーの藤原兼家の項目についてです。
藤原家の権力が飛鳥時代後半には既に確立していたとありますが、これに私は疑問です。
藤原家は壬申の乱の際に一度失脚、藤原不比等は完全に自らの実力で出世した人物です。
つまり藤原家の権力が飛鳥時代後半には既に確立していたというのは後世から見てそう見えるだけで、実際にはかなり紆余曲折あったわけです。

また安和の変で源高明が失脚した件についても、当時の藤原氏の要人たちには天皇の外戚でなかったり、年を取りすぎていたり、逆に若すぎて官位もそれほど高くなかったり、積極的に源高明を追い落とす理由がある人物が見当たりません。
むしろ藤原氏内部の権力闘争に、藤原氏とも縁戚でもある源高明が巻き込まれて発生した事件という説もあったりと、藤原氏の陰謀説は安和の変の原因の中の一つの説でしかないことには注意すべきでしょうね。


新作「「大敗」を検証」についての感想などほかにも書きたいことはありますが、間が空きすぎてこれ以上書くと長くなりすぎるので、今回はこれまで。
更新を楽しみにしています。
それではまた。

No.165 2023/11/02(Thu) 23:56:33

Re: このサイトの戦国房についての感想4 / 薩摩守
> こんにちは、お久しぶりのベルトランです。
> また丁寧に返事をいただきありがとうございます。
> また批判的な意見が多くなりますが、申し訳ありません。

 お久し振りです!お待ちしました!
 長いので、何回かに分けて返信させて頂きます。
 また、「批判的意見」ですが、例によって詫びられるには及びません。
 どうしてもお気になられるようなら、「反論・反証が多くなります。」とされては如何でしょうか?

>
> まず新コーナーの「殿中」で「刃傷」!のコーナーの豊島明重事件の項目についてです。
> この事件、前も言いましたが徳川秀忠が大御所として健在のこの時期に井上正就の婚姻に口を出せるほど春日局の権力が強かったか疑問視する意見もあり、そうなると島田家と井上家の縁談帳消しには春日局は無関係の可能性も否定できず、もしそうだとするとこの事件に無関係な春日局がこの事件に言及していないのは当然かもしれませんね。

 成程、自分で言及しておきながら、「秀忠存命中」で、家光及び春日局の影響力が小さいことを失念していましたね。

>
> 次に稲葉正休事件の項目についてです。
> この事件はこの項目にもあったように犯人が死亡してしまったこともあって、犯行の動機がよくわからない事件です。
> 稲葉正休もドラマなどでは商人から賄賂を受け取る悪役人として描かれることもありましたね。
> これは将軍綱吉が評判が悪いことも原因でしょうね。

 悪い意味で、「死人に口なし。」と云ったところでしょうか?
 神妙にしていた正休を滅多斬りにした三老中に激怒した水戸光圀に対して改めてもっともだったと思います。

>
> 次に松の廊下事件の項目についてです。
> 喧嘩両成敗って実は家臣同士でのいさかいを武力ではなく話し合いや裁判で解決するために生まれた決まりのようです。

 「暴力はいかん。」ありきということでしょうか?

> 室町時代には、公家が商家に発注した商品の納期をめぐるいさかいがもとで、京都での軍勢同士の市街戦に発展した事件など、殺伐とした事件が多かったためこのような武力衝突を減らす目的があったため、この時代としては必要な決まりでしょうね。
 まずはいきなり暴力に走るのを止める必要があったのでしょうね。

> この赤穂事件もそもそも将軍綱吉がきちんとした裁きをしなかったために大事にしてしまった事件といえますし、この事件は武家にとって訴訟がいかに重要かを示しているとも言えます。
 桂昌院の従一位授与が掛かっていたので、勅使の手前、性急に事を運びたかった綱吉の気持ちも全く分からないのでもないのですが、やはり浅野内匠頭の即日切腹は性急過ぎましたね。

>
> あと吉良上野介の人物像についてですが、彼は名君ですがしかし果たして人格者ではあったのでしょうか?
> 吉良が上杉家家臣から嫌われていたのは史実の記録もあり、吉良家当主としては名君でも、高家としては仕事では優秀でも性格的には人格者ではなかったのかもしれません。

 赤穂浪士の討ち入りでは実父吉良上野介の危機に上杉家に養子に行っていた綱憲が迅速な行動を起こせず、批判的に見られていますが、米沢藩上杉家にしてみれば、とばっちりに過ぎなかった様ですね。
 人格と政治的手腕の両立はなかなか難しいようですね。

> つまり領主としては名君でも、織田家家臣としては嫌われ者であった明智光秀みたいな人物だった可能性も。
> 討ち入り時の近所の旗本の冷たい態度も、そもそも嫌われ者であったことも影響していたのかもしれませんね。

 どうも伝記ものの影響で、織田家中では成り上がり者の秀吉が浮いていた面が目立つので、光秀が嫌われていたのは知りませんでした。
 考えてみりゃ、光秀は秀吉以上に織田家中における「成り上がり者」でしたね。

>
> 次に水野忠恒事件の項目についてです。
> 水野忠恒の処分については刃傷事件が乱心によるものの場合罪一等を減じるのが武家における決まりで、当時の法令としては問題ない裁きだったようですね。
> むしろ赤穂事件も本来ならこのように処分されるのが本来は妥当であり、だからこそ討ち入り事件にまで発展してしまったといえるでしょうね。

 「お上の恩情により、罪一等減じ……。」は平安時代からの日本司法の一般傾向だったようですね。
 特に武士の社会は「打ち首」を「切腹」に死罪を変えることなく「減刑」が出来ましたから、傾向は強かったと思います。
 まあ、被害者サイドから見れば、その「加害者への温情」に腹立たしい思いをしている人々が多いのは現代も変わらない気がしますが。

>
> 次に板倉勝該事件の項目についてです。
> これもほんとうに人騒がせな事件ですね。
> 細川家に対する処置については急な災難に対する同情と、そして江戸時代初期と違い幕府も安定して外様大名の脅威も少なく、むしろ大藩を取り潰した場合の浪人の増大や有力大名同士の勢力バランスの変化などのほうが問題であったことなどが大きいでしょうね。
> また細川家は外様とはいえ親徳川と考えられ、熊本城が西南戦争の主戦場となったように薩摩藩が万が一謀反を起こした際の抑えが期待されていて、軽々しく改易できなかったとはいえるかもしれません。

 幕府に目を付けられがちな、所謂、「豊臣恩顧」でも細川家は徳川より見られていた様ですね。なかなか興味深い物の見方ですね。

>
> 次に佐野政言事件の項目についてです。
> まあよくわからない事件です。
> 黒幕説もあるようですが、まあ私としてはやはり特に裏はない可能性が高いとは思いますね。

 実際に、突発的に起きる「刃傷」は古今東西数多くあると思います。
 ただ、世の人々の多くは何らかの「理由」や「背後関係」を求める傾向が強いですね(苦笑)。

>
> 次に千代田の刃傷の項目についてです。
> この事件はどう考えても被害者側に同情の余地はないですね。
> 加害者に寛大な処分で、被害者に厳しいのも納得としかいえません。

 逆に公正な裁きに近く、半ばホッとしていました。

>
> 「殿中」で「刃傷」!のコーナーのコンプリートおめでとうございます。
> 江戸城内において起きた七件の「刃傷沙汰」についてについて総合的に考えると、名誉を現在よりもはるかに重視したことが背景にある気がします。
> そういった意味ではやはり現在感覚で評価するのは正しくないのでしょうね。

 ありがとうございます。
 確かに時代における価値観の相違から単純比較は難しく、また適切でないと思います。
 しかしながら、「名誉」で簡単に人を害する時代は来てほしくないとも思います。

No.175 2023/11/08(Wed) 13:41:26

Re: このサイトの戦国房についての感想4 / 薩摩守
 返信の続きです。

> 次に未発見の「遺体」は何処に?のコーナーの明智光秀の項目についてです。
> まあ普通に考えるならこの三つの首のうちのどれかが本物なんでしょうね。
> まあ信長ファンとしてはいい気味というのが本音でもあるのですが。

 分かり易くて良いです(笑)。
 人間である以上、どうしても好き嫌いがあり、それによって正しい見方が多少揺らぐことがあると思います。
 それゆえ、私は源頼朝と織田信長が嫌いなことは予め明言し、それを考慮して下さることを閲覧者の方々に求めています。
 勿論、両名の能力や歴史的功績は認めているつもりです。

>
> 次に大谷吉継の項目についてです。
> 私もこのまま眠り続けてほしいと思う反面、発見されて現代の技術で分析されてほしい気もしてしまうのも本音ですね。

 良く分かります。湯浅五助の想いからも見つかって欲しくないと思いますし、一方で、病んだ面相の首を晒されることを厭うて首を隠したことを思えば、既に骨と化していることから、ちゃんと見つけて子孫による然るべき供養が行われて欲しい気もします。

>
> 次に明石全登の項目についてです。
> これは私としてはおそらく戦死したか、細川ガラシャと同じく家臣に討たせたあたりが現実かなと思いますね。

 そうですね。「見つからない」=「死亡」の図式は大いにあり得ますから、全登がガラシャと同じ方法を取ったことは充分にあり得ますね。

>
>
> 次に豊臣秀頼の項目についてです。
> 正直言うと、加藤清正はまだしも浅野幸長、池田輝政、真田昌幸、島津義弘がはたしてそこまで親豊臣だったか疑問な気がします。
> 浅野幸長、池田輝政は秀次と親しい関係で、秀頼に複雑な感情があってもおかしくないし、真田昌幸、島津義弘に至ってはただ領地を増やしたいなどの思惑があっての西軍加担だったように思えるからです。

 正直申します。
 「加藤清正、浅野幸長、池田輝政、真田昌幸、島津義弘」を「親豊臣」としたのは、山岡荘八原作・横山光輝漫画の『徳川家康』の一コマをそのまま使いました(苦笑)。
 確かに島津は曲者ですし、真田は世の動きによって誰についてもおかしくありません。池田輝政は家康の娘婿(父と兄を家康との戦いで亡くしてもいますが)、浅野幸長は領地的にも徳川に近いところがありました。
 ただ、二条城での家康・秀頼会見直後から加藤清正を初めとする、秀頼に味方する可能性のあった大名が次々死んだことを強調したくてそのまま引用しました。
 後に大坂の陣で大名クラスが誰一人豊臣方につかなかったことを思えば、清正達も生きていたとして味方したかは疑問ではありますが。

>
> 方広寺鐘銘事件については、方広寺と同じく秀頼の寄進で造立された東寺金堂の棟札には、鐘銘に類似して家康の名も豊臣の名も入らない「国家太平 臣民快楽」とあり、これを考えても偶然入っただけとは考えにくいようです。
> また『本光国師日記』には、鐘銘文の問題の部分さえつぶせばそれでよいとの家康の内意があったともあり、徳川方にも戦争回避の動きが見られます。

 前にも書いたと思いますが、いまだに方広寺の大鐘に「国家安康」・「君臣豊楽」が消されずに残っていることが「云い掛かりの証拠」と思っています。

> また家康は方広寺大仏の開眼供養に出席のため上洛する計画で、また同時に後の禁中並公家諸法度・寺社法度を発布する予定。
> そのための資料収集を命じるなど上洛の準備を進めていて、方広寺鐘銘事件は少なくとも最初のうちは徳川方にとっても予定外の事件だったようです。

 まあ、そう考えると家康の意志ではなく、幕閣で力を持ち始めた重臣達の、豊臣家滅亡推進派の起こした騒動かも知れませんね。

> またこの時代、他の大名家との連絡役を務める家臣を相手に無断で処分することは宣戦布告に等しいこととされていて、徳川家との連絡役を務めていた片桐且元を追放したことで大坂の陣開戦が決定的になりましたが、この追放劇の原因が豊臣家で絶大な権力を持っていた片桐且元に大野治長ら豊臣家臣からの反発が起きたことが原因のようで、浪人衆の暴走を止められなかったことで大坂夏の陣開戦になったのも考えると、最初から最後まで豊臣家内部のごたごたが解決できずに自滅したとしかいえませんね。
 これは、且元が、そして秀頼・淀殿・大野治長が上手く嵌められたと見ています。確かに且元を信用しなかったのは秀頼達の落ち度です(例えそれが嵌められたものでも)。
 やはり且元に取り付く島もない態度を取りつつ、大蔵卿局に歓待した二面外交からも徳川家が「嵌めた」との念は拭えません。

>
> 最近になって秀頼と比較するのが承久の乱の後鳥羽上皇です。
> 後鳥羽上皇は承久の乱で敗北したあと味方の武士たちを見捨てて降伏してしまいました。
> 薄情ではありますし、見捨てられた武士たちからすればふざけんなと思うのもわかりますが、ここで上皇が徹底抗戦していたら京都は完全に焼け落ちていたかもしれませんし、そうなれば三種の神器の残りをはじめ多くの朝廷の宝物も失われてしまったかもしれません。
> 事実大坂夏の陣では秀頼が蔵一つ残すまで徹底抗戦したために、大阪の街は焼け落ちて多くの民衆も犠牲となり、大坂城に所蔵されていた多くの宝物も失われてしまいました。
> 薄情でも京都の被害を可能な限り少なくして朝廷の宝物も守った後鳥羽上皇と、潔い最期ではあっても家臣も領民も犠牲にし、所蔵の宝物も失わせた秀頼。
> この二人を見ると、家臣や領民や領地を守り新時代を切り開いたりできるのはずる賢かったり、薄情だったりする人で、潔かったり、義理堅かったりする人は結局何一つ守れず、新しい時代を切り開いたりできないんだなと思います。

 これも難しいですね。単純に人としては秀頼の方が好感が持て、後鳥羽上皇の方が嫌悪感を感じますが、仰られるように「巻き添えを食った人々」を思えば、さっさと逃げた後鳥羽上皇の方がマシだったとも考えも成り立ちます。
 いずれにしても、ポツダム宣言受諾ももっと早くあって欲しかったと思われてなりません。

>
> 次に天草四郎の項目についてです。
> これについては万に一つの可能性を完全に否定するのも難しいかもしれません。
> 原城の包囲は海側においては完全ではなく、ここから舟で脱出した一揆勢が少なからずいたとも言われていますから、天草四郎も首の確認に疑問があることも考えれば生存説を完全に否定することもできないかもしれません。
> これはほかの武将でも考えられるかもしれません。

 写真もない時代ですし、同じ年頃の少年がごまんといたことを思えば、よねの号泣が芝居だった可能性が考えられるのは拙作でも触れています。
 海路で逃げるのが比較的容易だったのは知りませんでした。

>
> 家臣が主君の身代わりになった話などは多く伝わっていますし、実は人に知られることなく生き延びた例が全く存在しないとは断言することはできません。
> もちろん当時は血液や遺伝子を鑑定する技術もなく、現代ですらスターリンやフセインに実際に影武者がいたり、外見というのは意外とあてにならないものでもありますから。
> 学者ならともかく私たちみたいなただの歴史好きなら、たまにはこういう生存説を考えてみるのもよいかもしれませんね。

 二・二六事件の時ですら、総理大臣岡田啓介の身代りに義弟の松尾伝蔵が殺された際もすぐには真偽が判明しませんでした。それ以前の時代なら大いにあり得ますし、それを考察るのが楽しみの一つなのはその通りですね。

>
>
> 次に辻政信の項目についてです。
> 私も辻は行方不明の直後に落命したのではという意見には同意です。
> 死因については、確かに敵愾心を抱いていた者の手に掛かった可能性が高いとも思いますが、場所を考えると虎か毒蛇に襲われ死亡したという説も否定できない気がします。

 拙作でも触れましたが、生きていれば何らかの痕跡を辻が見せない筈ないと見ています。

>
> あと私の辻政信の人物評価についていうと、あるテレビ番組で辻政信の遺族の話が出ていた際、辻政信に過大に責任が押し付けられているのではと言っていました
> いくら辻政信でも巨大組織である陸軍を一人で自由にできたわけでもないのに、辻政信一人を諸悪の根源みたいに主張する人が多いというわけです。
> これは確かにその通りで、辻政信に重大な責任があるにしろ彼一人に全ての責任を押し付けるのは正しくないでしょうね。

 辻一人に責任を押し付けるのが不当なのは私もその通りだと思います。「死人に口なし。」は個々でも悪しき傾向として出ていると思います。
 辻の身内が辻を庇うのは自然な感情であり、発言だと思います。それゆえ、辻への擁護としては認めがたいのですが、周囲が都合よく責任を押し付けすぎている面があることには同意しますし、遺族が辻を庇うのは無理ない話だとは思っています。

>
>
> 未発見の「遺体」は何処に?コーナーのコンプリートおめでとうございます。
> 完全消失の恐怖の話はもっともですが、ここの項目で取り上げられた人の大半はむしろ遺体が見つかってほしくない人たちかもしれませんね。

 それは云えてますね(笑)。逆を云えば、「遺体が見つからない」を望む最期自体が悲しむべきことではありますが。

No.176 2023/11/08(Wed) 14:09:10

Re: このサイトの戦国房についての感想4 / 薩摩守
 続きです。

> 次に新コーナーの愛妻は一人のコーナーについてです。
> 愛妻は一人コーナーのコンプリートおめでとうございます。
> ただ私は昔の立場のある人物には側室を設けて子供を産むのも義務とも考えるため、子供が正室から生まれればともかく、なかなか生まれなかった場合にはあまり評価できないと考える主義でもあるのですけどね。

 いぜれにせよ、五十路で未婚で、後継ぎを為してない我が身にはエラソーなことが云えません(泣笑)。

> 次に降伏は幸福か?のコーナーの安部頼時の項目についての続きです。
> どうも最近では阿久利川事件は、源頼義の謀略というよりは反安部派の現地豪族の陰謀ではないかともいわれているようです。
> 源頼義は河内国を根拠地とする河内源氏の出身であり、陸奥国の覇権より陸奥守の任務を大過なく勤めて新たな官位を得ることのほうが重要だったというわけです。
> つまりある意味源頼義も本当は騒動を穏便に終わらせて早く都に帰りたかったのに現地豪族の陰謀にだまされて、長期にわたる奥州での戦いを強いられた被害者の側面もあるという説です。

 そうなると、前九年の役で終盤から味方した俘囚の清原氏辺りが怪しいですかね?

> 確かに源頼義は朝廷に仕える廷臣の印象も強い人物ですし、源平合戦のころの価値観とはかなり違った価値観で動いている人物ですからありそうな話ではあります。
> どうも頼義・義家父子と義家の玄孫・頼朝では武士とはいえそもそも時代も価値観も状況も違いすぎているわけで、同じに考えるのは危険のようですね。

 確かに、前九年の役・後三年の役の頃の陸奥は京都から見ればとんでもない辺境で、「早く都に帰りたい。」と思う兵も多かったと云われればその通りかな?と思います。
 ただ、安部氏側も早く帰って欲しかったでしょうから、「人馬殺傷が貞任の仕業とするのは濡れ衣」との認識は変わりません。

>
> 次に降伏は幸福か?のコーナーの松永久秀の項目についての続きです。
> 浅井と朝倉が同盟関係にあったという話の出どころはやはり江戸時代の軍記物のようです。
> まあ歴史書なら浅井長政の裏切りの理由なんてわからないでもいいでしょうけど、歴史小説などの娯楽作品で浅井長政が裏切りました、理由はわかりませんというわけにもいかないというのも理由の一つではないかと思います。

 現在制作中の「『大敗』を検証」の「姉川の戦い」で貴見について触れさせて頂きました。
 長政の「裏切り」に信長は相当驚愕したことを思えば、「朝倉を責める前に相談」は無かったという説はある程度頷けます。
 ただ、そうなると何故に長政が新進気鋭で勢いもある信長に背を向け、内向的で、外交・軍事が苦手な義景に随身したかに謎が残るのですが。

> また浅井家はむしろ裏切りを繰り返した、史実を見ると松永久秀よりよほど裏切り者の印象の強い家で、信長擁護派からみても史実寄りに描くと、なんでそんな奴信じたというようになってしまいます。
> つまり史実通りに描くと信長がおろかに見えてしまうわけで、信長擁護派にとっても、浅井家擁護派にとっても浅井家と朝倉家の同盟を浅井長政の裏切りの理由にしておくのが都合がよかったとはいえるかもしれません。

 何者かを擁護するという立場に立って史書を綴るのも大変ですね(苦笑)。


>
> 次に偉人達の親のコーナーの藤原兼家の項目についてです。
> 藤原家の権力が飛鳥時代後半には既に確立していたとありますが、これに私は疑問です。
> 藤原家は壬申の乱の際に一度失脚、藤原不比等は完全に自らの実力で出世した人物です。
> つまり藤原家の権力が飛鳥時代後半には既に確立していたというのは後世から見てそう見えるだけで、実際にはかなり紆余曲折あったわけです。

 確かに長い目で見ると、藤原家が絶対的な権勢を誇った時代は然程長くないとも思いますし、それでも朝廷にある程度の立場をもって居座り続けたのは大したものだとも思います。

>
> また安和の変で源高明が失脚した件についても、当時の藤原氏の要人たちには天皇の外戚でなかったり、年を取りすぎていたり、逆に若すぎて官位もそれほど高くなかったり、積極的に源高明を追い落とす理由がある人物が見当たりません。

 奈良時代に藤原四兄弟が天然痘の流行で相次いで急死した直後もそんな感じでしたね。

> むしろ藤原氏内部の権力闘争に、藤原氏とも縁戚でもある源高明が巻き込まれて発生した事件という説もあったりと、藤原氏の陰謀説は安和の変の原因の中の一つの説でしかないことには注意すべきでしょうね。
 たしか、藤原道長は源高明の娘を側室に迎えているので、その辺りの背後関係も留意する必要がありそうですね。

>
>
> 新作「「大敗」を検証」についての感想などほかにも書きたいことはありますが、間が空きすぎてこれ以上書くと長くなりすぎるので、今回はこれまで。
> 更新を楽しみにしています。
> それではまた。

 楽しみにしています。
 今回も大変参考になりました。
 またの書き込みを心よりお待ちしています。

No.177 2023/11/08(Wed) 14:20:37
菜根道場5・10日雑文 / 道場主
 御来房の皆様、おはようございます。
 毎月25日の担当、菜根道場道場主・菜根道人です。

 個人的なことを書いても閲覧者の方々には無関係且つ無関心なことですので簡単に述べますが、日常は相変わらず不調です。
 逆を云えば、そんなときほど拙サイトの更新は少しずつながら進みます。
 では、例によってそんな分身達の動向をば。

戦国房薩摩守
 現在制作中の『「大敗」を検証』が恐らく年内に完成します。出来れば年内次回作と「日露の間」に着手したいと思っています。

特撮房シルバータイタン
 「ヒーローの父親」がコンプリートしました。来月頭にはこのBBSでリクエストのあった分を制作に掛り、徐々にアップ出来るかと思います。

楽曲房ダンエモン
 もうすぐ「摩季の間」でアップを続けている『MUSIC MUSCLE』の解説アップがコンプリートします。
 思えば、数年前にリリースされたアルバムの更新がまだ終わっていないのですから、我ながら呆れています。

法倫房リトルボギー
 つい先ほど雑文で本人が書いたように現状に何も無さ過ぎてぽつねんとしています。
 良い意味でリトルボギーが無感情でいられる世が来て欲しいものです。

 ではまた来月。

No.164 2023/10/26(Thu) 11:23:46
菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
 オッス!毎月20日の担当、法倫房リトルボギーだ!!
 何?態度が悪い?まあそう固いことを云うな(お約束)。

 実のところ、今日の話題はない(苦笑)。

 死刑制度を巡る歴史・現状・是非・判決に執行に関して日々考察しているが、一向に執行されず(法務省・刑務所・拘置所があんな体たらくだから、少なくとも国会が閉会されるまでは執行し辛いのだろう)、裁判においても死刑求刑自体が以前に比べて物凄く少ない。
 現在進行形の案件で最近気を引いたのは、袴田巌氏の再審公判における出廷が免除されたことぐらいだろうか。

 凶悪な犯罪が減ったり(←実際に以前よりは減っているらしい)、凶悪犯の贖罪や国による被害者への支援が充実したりすることで、被害者サイドからも「死刑にするまでもない……。」との認識が深まったことで死刑案件が減っているなら喜ばしいことだが、実際に俺のフィーリングでは(誤解を恐れず書くが)似非ヒューマニズムの横行や検察関係者の弱腰や外圧に対する政府の弱さにしか思えない。

 ま、凶悪犯罪が一件も起きず、死刑制度が形骸化するのが一番の理想なんだがな。
 但し、そんな社会が成立したとしても、既に凶悪犯罪への裁きを受けた上で死刑囚となった者の執行はされるべきだと思っている。

 ではまた来月。

No.163 2023/10/26(Thu) 11:00:30

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ニャンマンバス
う〜ん、わたしもニュースなどは、インターネットでみていて、凶悪事件などもYouTubeなどからも見ていますが、窃盗などには遭ったことはあっても、身内には人名にかかわる事件はないので、イマイチぴんと来ないのは確かです。

それよりも普段の生活を直撃したり、自分の関係あることのほうがどうしても先になりますね。

こちらは全国的ですが、北海道でもバスの廃止、減便が進んでいて、道民の特に免許を持たない人へ影響が深刻です。

国鉄、JRなどの鉄道廃止代替バスまで廃止されています。
わたしも北海道内旅行や普段の生活でバスを利用するので、バスの廃止、減便は困ります。

12月には自宅最寄りを走っていたバスが廃止になることになり、今までバス1本て行けたのが、地下鉄とバスを乗り継ぐか、更に遠いバス停まで歩くようになります。
近くのバス停から新千歳空港まで行く高速バスも運休中ですし、このまま廃止になってしまうと思います。

10月には、ライブや旅行で乗った新札幌駅からの、夕鉄バス夕張行きの急行バスも廃止になり(このバスは、昭和50年頃に廃止になった夕張鉄道とほぼ同じルートを走っていて、鉄道廃止代替バスでもあった)
夕張でのライブ検討したのですが、このバスが廃止なったので断念しました。

地方だけでなく、都市部でもバスの廃止や減便が進んでいますが、決して利用が少ない区間だけではありません。

バスや鉄道は、車何十台分走らせるよりエコで省エネルギーなので、環境のためにもいいし、何とか維持させたいてます。

No.172 2023/11/06(Mon) 22:15:46

Re: 菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
> う〜ん、わたしもニュースなどは、インターネットでみていて、凶悪事件などもYouTubeなどからも見ていますが、窃盗などには遭ったことはあっても、身内には人名にかかわる事件はないので、イマイチぴんと来ないのは確かです。
 まあ、当事者にすれば、死刑廃止論も死刑存置論も「他人事だから云える意見。」に映るかも知れん。
 特に被害者遺族の「気持ちが分かる。」と云うのは薄っぺらい同情論にしか聞こえないと云うのはよく聞く話だ。

>
> それよりも普段の生活を直撃したり、自分の関係あることのほうがどうしても先になりますね。

 そりゃそうだ。

>
> こちらは全国的ですが、北海道でもバスの廃止、減便が進んでいて、道民の特に免許を持たない人へ影響が深刻です。
>
> 国鉄、JRなどの鉄道廃止代替バスまで廃止されています。
> わたしも北海道内旅行や普段の生活でバスを利用するので、バスの廃止、減便は困ります。

 大阪でも一部の市町村で四月から減便したり、廃止されたりするらしい。
 人手が足りないのが主因らしいが………老後の再就職の為に今から大型二種免許でも取るかな?(笑)

>
> 12月には自宅最寄りを走っていたバスが廃止になることになり、今までバス1本て行けたのが、地下鉄とバスを乗り継ぐか、更に遠いバス停まで歩くようになります。
> 近くのバス停から新千歳空港まで行く高速バスも運休中ですし、このまま廃止になってしまうと思います。

 そりゃ、痛いな。どうにかならんもんかな?


>
> 10月には、ライブや旅行で乗った新札幌駅からの、夕鉄バス夕張行きの急行バスも廃止になり(このバスは、昭和50年頃に廃止になった夕張鉄道とほぼ同じルートを走っていて、鉄道廃止代替バスでもあった)
> 夕張でのライブ検討したのですが、このバスが廃止なったので断念しました。

 かつて、苫前郡に札幌から出ていたバスで行ったことがあり、道内のバス網充実に感動したこともあった。
 もっとも、苫前についてからは足が全くなく、薩摩守の馬鹿が、三毛別羆事件跡地に徒歩で行けなくて嘆いていたがな(結局、翌年レンタカーで訪れた)。

>
> 地方だけでなく、都市部でもバスの廃止や減便が進んでいますが、決して利用が少ない区間だけではありません。
>
> バスや鉄道は、車何十台分走らせるよりエコで省エネルギーなので、環境のためにもいいし、何とか維持させたいてます。

 やはり一極集中が是正されていないから地方が寂れるんだろうな。何十年も前から云われていることなんだが、一向に解決せんな。

No.174 2023/11/08(Wed) 13:14:58
菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。

 房門を訪れたことのある方々は御存じかと思いますが、拙房では四人のアーティストを応援しています。
 摩季ネェ、椎名恵さん、岡本真夜さん、堀内孝雄氏の四人で、それぞれ「摩季の間」、「恵の間」、「真夜の間」、「堀内の間」を設けています。

 ただ四つの間の力の入れ具合は明らかに異なっており、それは敬愛するアーティストにあっても、順位が存在するからです。
 最も敬愛しているのは摩季ネェです(このことは椎名さんファン仲間、真夜さんファン仲間にも明言しています)。一方、最も力を注いでいないのはべーやん(堀内孝雄氏)です。

 詳細は割愛しますが、単純論として、男よりは女を優先します(笑)。その結果、べーやんが最下位となっていますが、べーやんファンの閲覧者の方々(いるのかな?)にはご勘弁願いたいと思います。

 ただ、全曲の解説を網羅することを諦めている訳ではありません。正直、開房当初には「恵の間」に関しては歴の長さや、既に絶版されたCDが少なくないことからコンプリートは無理だと思っていました。しかしながら、ファン仲間の協力もあって、最新アルバムの解説がまだ完成していないものの、充分コンプリートは可能なところまで持ってくることが出来てます。

 正直、べーやんのコンサートは2回しか云ったことが無く、『はぐれ刑事純情派』が藤田まこと氏の逝去で完全に新作が生まれ亡くなって以来、べーやんの動きも積極的には追い切れなくなっています。
 そんなことを考えている昨今、今月9日に、べーやんが「50年来の親友で、リーダーで、良きライバル」としていた谷村新司氏が逝去されました。

 ダンエモン個人としては谷村氏に関しては詳しくはないのですが、さすがに同じアリスのメンバーとしてある程度は関心を持っていました。
 今年の24時間テレビを病欠した谷村氏の為、引退状態だった加山雄三氏と、アリスの仲間であるべーやんと矢沢透氏が駆け付け、病床の谷村氏にエールを送る姿が記憶に新しいだけに残念でしたし、べーやんの心痛は外野の想像を絶する事と思います。

 ただでさえ女性アーティストに比して注目度合いの少なかったべーやんを、それでの活動しか追っていませんでしたが、アリスの曲にも好きな曲はたくさんあり、それらも追える限りは追えればと思っています。

 改めてチンペイこと谷村新司氏の御冥福をお祈りします。

 ではまた来月。

No.162 2023/10/19(Thu) 13:36:06

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ニャンマンライブ
なかなか書き込みできず申し訳ありません。

わたしのほうも、ライブ、イベントなどは、やはり女性のほうがいいですね。

ワンマンライブやニャンマンライブではなく、スリーマンライブ、フォーマンライブ以上になる場合もありますが、やはり女性メンバーが一人でもいたほうがいいですね。
これは、昔から人間の本能ですからね。

まあ、男性だけのライブにも行きますし、道内遠征もします。
また、いつもお世話になっている、フォークのふきのとうさんの「白い冬」作詞の工藤忠幸さんは、毎年12月のバースデーライブは行っていますし、道内遠征もしました。

SNSの時代になり、北海道に住んでいるのに、札幌だけでなく、大阪や沖縄などからもライブのお誘いが、フライヤー付きで来ますね。

ライブ、コンサートなどは、黙っていてもお客さんたくさん来るのはほんの一握りですならね。

わたしもしがない自営業、気持ちはよくわかります。

No.171 2023/11/06(Mon) 21:39:35

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
> なかなか書き込みできず申し訳ありません。
 いえいえ、こちらこそ返信が遅くて申し訳ないです。

>
> わたしのほうも、ライブ、イベントなどは、やはり女性のほうがいいですね。
>
> ワンマンライブやニャンマンライブではなく、スリーマンライブ、フォーマンライブ以上になる場合もありますが、やはり女性メンバーが一人でもいたほうがいいですね。
> これは、昔から人間の本能ですからね。

 はい、本能です(笑)。

>
> まあ、男性だけのライブにも行きますし、道内遠征もします。
> また、いつもお世話になっている、フォークのふきのとうさんの「白い冬」作詞の工藤忠幸さんは、毎年12月のバースデーライブは行っていますし、道内遠征もしました。

 道内でも「遠征」……北海道は本当にデカいですね。昨年札幌から夜行バスで函館に行き、午後三時に特急で新千歳に向かい、関空から特急で辛うじて終電に間に合った記憶があるので、本当にその大きさを痛感しました。

>
> SNSの時代になり、北海道に住んでいるのに、札幌だけでなく、大阪や沖縄などからもライブのお誘いが、フライヤー付きで来ますね。
>
> ライブ、コンサートなどは、黙っていてもお客さんたくさん来るのはほんの一握りですならね。

 その、ほんの一握りは正に驚嘆すべき行動力を持たれた方々です。恐らく獄門島でライブを行うとしても来られるでしょう(笑)。

>
> わたしもしがない自営業、気持ちはよくわかります。

 すべてを自力でやられている方が立派だと思います。
 こちとら、人に使われるサラリーマンとしても三流なので………。

No.173 2023/11/08(Wed) 13:06:58
菜根道場5・10日雑文 / シルバータイタン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月10日の担当特撮房シルバータイタンです。

 少し先のお知らせを。
 現在更新中の「ヒーローの父親」は今月中にはコンプリートすると思われます。
 そして来月上旬にはこのBBSでリクエストされた作品のアップが始まると思われますので、きっかけを与えて下さったこの場ではいち早くお知らせしたいと思います。

 さて、先日申し上げましたように、また折に触れて申し上げていますように、長い仮面ライダーの歴史にあって、昭和・平成・令和の各作品で、作り易さも知識もかなり差があります。

 云うまでもなく、昭和作品は記憶力が最盛期だった自分に視聴しており、視聴も考察も回数を重ねています。
 一方、平成作品には通してみたのが一回だけのものも多く、令和作品は現時点ではすべてがそうです。それゆえに考察の深さも、背景に対する情報把握も昭和作品のそれに比べて大幅に劣っています。

 時間的な配置と云えばそれまでですが、作品数が多いと同じ平成作品でも差異はかなりあります。
 『仮面ライダードライブ』以降は通して一回見ただけで、それ以前の作品はたいてい複数回見ています。
 『仮面ライダー鎧武』以前でも、『剣』・『カブト』は一回だけで、『響鬼』に至ってはこれからです。
 
 今までは知識や考察の中途半端さから、平成作品には余り触れていなかったのですが、逆を云えばまだまだ新鮮とも取れます。
 ケーブルTVでライダーシリーズの過去作品以外にも戦隊シリーズ・宇宙刑事シリーズ・その他も少しは知識が増えましたので、今後改めて平成・令和作品を視聴することでリアルタイム視聴時に比して認識や考察も変化が生まれるとは思いますが、それも楽しみの一つと捉えて可能な限り積極的に触れていきたいと思っています。

 場合によっては過去作における減給や考察と矛盾をきたすかも知れませんが、そこは閲覧者の皆々様には温かくスルーして頂ければと思います(苦笑)。

 それではまた来月。

No.161 2023/10/19(Thu) 13:19:22
菜根道場5・10日雑文 / 薩摩守
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。

 先日、拙房に新作『「大敗」を検証』をアップし始めました。年内にはコンプリートし、次回作や日露の間にも着手出来ればと思っています。

 今日話題にしたのは、先日大阪地裁にて判決の出た水俣病の患者認定に関する訴訟についてです。
 報道されいる通り、水俣市を離れた後に発病したことで患者認定を受けられなかった原告全員が勝訴したのですが、原因企業はこれを不服として控訴しました(国と熊本県はまだ検討中とのことです)。

 過去作にて『対公害闘士伝』という作品を作り、制作した数年後に実際に水俣の地を訪れ、きれいになった水俣湾をこの目で見てきた記憶があるだけに、海の清らかさが戻って尚、今も当事者であることを余儀なくされている人々が少なくないことに悲しみを覚えます。

 裁判判決や被害者・加害者に対するコメントは長くなるのでここでは行いませんが、心からの和解が為される日が一日でも早いことを願われてなりません。

 ではまた来月。

No.159 2023/10/06(Fri) 17:16:34

Re: 菜根道場5・10日雑文 / 薩摩守
 あ〜あ………。
 原因企業だけじゃなく、国も県も控訴しやがったよ………。
 蟻田功さんの偉業を讃えていた人と同じ知事の判断とは思いたくないな………。

No.160 2023/10/19(Thu) 13:03:22
菜根道場5・10日雑文 / 道場主
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月25日の担当、菜根道場道場主・菜根道人です。

 9月も終わろうとしてるのに暑い日々が続く一方で、一日の中でも寒暖差の激しい日があり、体力を消耗されている方も少なくないと拝察しますが、御来房の皆々様は如何お過ごしでしょうか?
 私自身は、コロナに感染することもなく(昨年夏に感染していたのでは?と思われた時期がありましたが)、大病とも大怪我とも無縁で、生業は相変わらず不調で、なかなか心底楽しめない日々が続いてはいますが、まずは大過なく過ごしています。

 では例によって分身達の動向を。
 最近度々書き込みを頂いているmikaさんが様々なリクエストを下さっていることから、分身達も新作にその意を反映させる準備に入りつつあります。

戦国房薩摩守
 近々新作をアップする予定です。また年内には「日露の間」にも新作アップを始めるつもりです。
 いまだウクライナ侵攻が終わらず、親露家としては複雑な気持ちを抱く一方で、今だからこそ日露友好の歴史をクローズアップしたい気持ちもあります。

特撮房シルバータイタン
 現在制作中の「ヒーローの父親」が平成ライダー編に入って更新が遅々としていますが、アップに至っていないだけで、制作自体は進んでいます。一方で新作や全話解説の方も進めつつあります。

楽曲房ダンエモン
 11月と12月にライブ参加の予定ですが、11月の分は抽選に受かればの話ですが、受かればまさに8年振りに真夜さんのライブに参加することになります。

法倫房リトルボギー
 先日、また一人確定死刑囚が執行されることなく病死し、憤りを新たにしています。
 死刑制度は、確かに国の数で見れば橋が世界の潮流だとは思いますが、民意や復活論をとなる人物の存在見れば、真の意味では潮流とは云えないのでは?と思っています。
 では何故、民意無視が罷り通るのか?死刑廃止を唱える団体は、世論がどうあろうと死刑を廃止すべきとしていますが、乱暴な云い方をすれば「民意を無視しろ!」と云っていると感じざるを得ません。
 百歩譲って、死刑廃止が正しいにしても、「正しければ民意を無視して良い!」という論は、いつか核兵器の発射スイッチを押すことに繋がりかねないとも思っていますので、モラトリアムに留めるべきではないかと思います。
 勿論、冤罪の疑いが色濃い案件や、真っ当な裁きが行われたことに疑いが残るケースでの死刑執行には容赦なく抗議して欲しいと思っていますが。

 ではまた来月。

No.156 2023/09/27(Wed) 14:08:54

Re: 菜根道場5・10日雑文 / 猫猫病院
いつもお世話になっております。

今年の夏は、北海道も記録的な猛暑になり、熱中症にはなりませんでしたが、夏バテして、仕事には行っていましたが、ライブなどのお誘いは、夏バテしているのでとお断りするような状態でした。

北海道は涼しいはなりましたが、夏の疲れが歯に来てしまい、歯医者さんを受診しました。
あと、定期的に病院に通っています。

現在では最後まで、Yという名前で付き合いがあった人が、長野に移住してからご縁が切れました。

現在では、わたしの個人事業の屋号がはやり猫が絡むので、北海道では、やはり猫さんなどと呼ばれることもあります。

わたしのほうは、去年の年末から、業務委託で、会社に入って仕事をしています。

わたしとしては、東京で仕事していて会社がビッグ〇ーターよりひどいブラック企業だったので、はやり会社という組織に所属するより、個人事業としてやりたかったのです。

北海道は、どうしても大阪や東京などより給料が安いですが、1人でする仕事が多く、自分のペースでできるので、その点はよかったです。

コロナだけではありませんが、諸般の事情によりご縁が切れた方、疎遠になった人がたくさんいます。
告白した音楽の先生とも疎遠になりました。

No.157 2023/10/03(Tue) 07:12:25

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
> いつもお世話になっております。
こちらこそ。

>
> 今年の夏は、北海道も記録的な猛暑になり、熱中症にはなりませんでしたが、夏バテして、仕事には行っていましたが、ライブなどのお誘いは、夏バテしているのでとお断りするような状態でした。

 それは夏バテといえどもかなり体を痛められましたな。

>
> 北海道は涼しいはなりましたが、夏の疲れが歯に来てしまい、歯医者さんを受診しました。
> あと、定期的に病院に通っています。

 うちの道場主も定期的に通院しています。痛風治療で、会社の同僚は「酒の飲み過ぎだ。」として誰も同情してくれません(泣笑)。

>
> 現在では最後まで、Yという名前で付き合いがあった人が、長野に移住してからご縁が切れました。

 私やライブで顔を合わせた方々の出中ではYさんなので、些か寂しいですな。

>
> 現在では、わたしの個人事業の屋号がはやり猫が絡むので、北海道では、やはり猫さんなどと呼ばれることもあります。
>
> わたしのほうは、去年の年末から、業務委託で、会社に入って仕事をしています。

 断片的に聞いてはいましたが、それはそれで大変なことと思います。

>
> わたしとしては、東京で仕事していて会社がビッグ〇ーターよりひどいブラック企業だったので、はやり会社という組織に所属するより、個人事業としてやりたかったのです。

 拙サイトを立ち上げた直後、道場主も酷いブラック企業に勤めていました。結局それが遠因で関東での生活を失った訳ですが。

>
> 北海道は、どうしても大阪や東京などより給料が安いですが、1人でする仕事が多く、自分のペースでできるので、その点はよかったです。

 東京や大阪は給料が多少良くても、物価高が酷いです(苦笑)。

>
> コロナだけではありませんが、諸般の事情によりご縁が切れた方、疎遠になった人がたくさんいます。
> 告白した音楽の先生とも疎遠になりました。

 会者定離ですな…………学生時代から見ますとどうしても疎遠になる方々出て来ますが、中には知らない間にこの世を去った方がもいます。
 仏縁は大切にしたいですね。

No.158 2023/10/06(Fri) 10:37:58
(No Subject) / mika
そういえば、道場主さんは、
宇宙刑事シリーズの続編シリーズである
「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」、「宇宙刑事 NEXT GENERATIONシリーズ」
の事はご存知でしょうか?

いつかは、宇宙刑事シリーズの「大山小次郎」について取り上げてほしいです。

No.151 2023/09/23(Sat) 18:10:09

Re: / シルバータイタン
> そういえば、道場主さんは、
> 宇宙刑事シリーズの続編シリーズである
> 「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」、「宇宙刑事 NEXT GENERATIONシリーズ」の事はご存知でしょうか?

 すみませんが、宇宙刑事シリーズに関しては『宇宙刑事シャイダー』で止まっています。
 一応、MOVIE大戦を見たことで、一条寺烈が宇宙刑事の高官となり、十文字という新しいギャバンを指揮していたことを辛うじて見ているぐらいです。


>
> いつかは、宇宙刑事シリーズの「大山小次郎」について取り上げてほしいです。

 これはまた渋い選択ですね(笑)。
 大山小次郎はコム長官とともに、三部作すべてに登場した一般人で、演じた鈴木正幸氏は、『ウルトラマンレオ』、『3年B組金八先生』でも気の良い警察官を演じており、ある意味、「特撮界の親しめるお巡りさん」を象徴する人と思っています。

 いつか採り上げることをお約束します。
 いつになるかの明言は出来ませんが(苦笑)、面白い着眼点を与えて下さったことに感謝します。 

No.154 2023/09/27(Wed) 13:31:05
(No Subject) / mika
そういえば、法倫房リトルボギーさんは

優生学とトロッコ問題についてどうお考えなのでしょうか?

No.150 2023/09/23(Sat) 17:59:48

Re: / リトルボギー
> そういえば、法倫房リトルボギーさんは
>
> 優生学とトロッコ問題についてどうお考えなのでしょうか?


 mikaさん、ご質問有難うございます。
 道場主の馬鹿は、大卒だが、経済学部の卒で、こんなサイトを立ち上げておきながら何だが、法学も史学も素人だ。
 それゆで、トロッコ問題は本当に初耳で恥じ入るしかないが、もう一方の優生学に関しては歴史好きの観点から大反対の立場にいることを明言しておきたい。

 俺が優生学を批判する一因は何と云ってもナチスドイツの蛮行が挙げられる。
 「氏より育ち」という言葉があるように、人間は「どう生まれたか?」より、「どう育ったか?」が大切で、生まれ持った資質で生きる権利の有無が決められるなら、万事において才覚が無に等しい道場主の馬鹿など、正に生きる権利を否定されてしまう。

 そんな遺伝による生きる権利の有無を決める特権など、ヒトラーは勿論、誰にも無いと俺は考える。
 あくまで素人の一意見だが、どうしようもない悪行を為した人物の命を奪う事(=死刑制度)を否定しないからこそ、何も為していない、生まれ出た段階で命を否定する考えを俺は許さない。

 質問されたことへの答えにはなっていないかも知れないが、こんなもんで勘弁して欲しい。

 では、またの書き込みをお待ちしている。 

No.153 2023/09/27(Wed) 13:24:53
菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
 オッス!毎月20日の担当、法倫房リトルボギーだ!!
 何?態度が悪い?まあそう固いことを云うな(お約束)。

 今日話題にしたいのは法務大臣についてだ。

 先日、内閣改造があり、新しい法務大臣に小泉龍司氏が就任した。新しい法相が就任すると必ず死刑制度に関する質問がマスゴミから寄せられる。
 今回小泉法相が返した回答は、「執行は慎重に対応する。」、「現時点での死刑廃止は適切ではない。」とする、俺的に「当たり障りのないもの」だった。

 ただ、これは俺自身の反省も含めて述べるのだが、「法務大臣=死刑執行」との安直な図式を脳内で立ててしまっている者が多過ぎはしないだろうか?
 法務大臣とは司法の長(戦前、法務省は司法省だった)で、三権分立の国家体制にあって、行政と司法の橋渡しを担う大切な役職で、当然死刑に関する事だけが職務ではない。

 ざっと箇条書きにすると、

・国を当事者または参加人とする訴訟について国を代表する。
・外国人の在留、永住、帰化の許可。
・個々の事件の取調べ又は処分について検事総長のみに対する指揮権。
・司法書士への認定業務の付与や司法書士試験の実施、日本司法書士会連合会からの建議、答申、会則変更の認可。

 と云った職務がある。
 個人的なことを書くと、かつて外国人だった道場主の馬鹿は法務局に帰化申請を行い、最終的に法務大臣が許可したことで日本国籍を取得した過去がある。

 まあ、これは一例だが、要は死刑以外にも法務大臣には大切な職務が沢山あると云うことだ。
 しかしながら、多くの者が「死刑執行」だけに注目しているように思われてならない(俺も余りエラソーには云えないが)。
 その悪しき例が、今回外務大臣に就任した上川陽子氏だ。

 悪い意味で予測通りだったが、新内閣の顔ぶれを紹介する各記事において、上川外相を紹介する記事が例外なく上川氏が法相時代にオウム真理教関係者十三人の死刑執行を命じたことを触れていた

 確かに事件が事件だったし、執行人数からすればあの死刑執行が日本司法史にて大きな存在感を残し、同時に上川氏の名が色濃く残るのは仕方がない。
 殊に死刑廃止論者は一度に大人数を処刑したことを大量殺戮として非難した。

 だが、刑事訴訟法では「共犯者は同時執行」が原則だ(それゆえに死刑囚の片割れが超法規的措置で国外逃亡をづづけるあさま山荘事件の死刑囚どもは執行がままならず、一人は病死し、一人は判決確定前に自害した)。
 凶悪事件に関わった者が50人なら50人、100人なら100人同時に死刑執行するのがルールで13人を二度に分けたことすら本来はルール違反だ(分けたこと自体を批判するつもりはない。恐らくは執行に携わる刑務官の気持ちを慮ったのだろう)。

 凶悪且つ、悲惨極まなく、犠牲者数も甚大なオウム事件の死刑囚どもの死刑執行は何時かはだれかが担わなくてはならいものだった。
 被告の数が多く、個々の被告が最高裁まで粘り、数名の容疑者が逃げまくったこと犯人どもの逮捕から23年、死刑確定から5〜14年も経てからの死刑執行となってしまったが、最後の被告の刑確定を思えば法務省は死刑執行を急いだ方で、たまたまそのお鉢が回って来たのが当時法務大臣だった上川氏だったに過ぎない。

 こんなところで名前を採り上げて何だし、普段の死刑執行を声高に叫ぶ俺の言動からもエラソーには云えないが、法務大臣を死刑関連だけで見ることは慎むべきだと思うし、ましてや上川氏をオウム事件死刑執行とセットで見るのはもっと慎むべきだと思う。

 そもそもWikipediaで歴代法相のリストに死刑執行人数を併記していることが丸で、執行人数をキルマーク、法相をキルマシーン呼ばわりしているようで気に食わない。
 まあ、死刑廃止論者や死刑反対派マスコミはそうすることで死刑執行へのダークなイメージを植え付け、法相が執行命令を出すことを躊躇させるのが目的なんだろうけれどな。

 勿論、俺は上川氏の死刑執行を全面的に支持しているし、同時にそれが法相としての職責を果たしたものとして過大評価も過小評価もしないように注意したいと思っているし、上川氏をこのことだけで見ない様にも注意したい。

No.149 2023/09/21(Thu) 14:16:24

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ニャンマンライブ
お久しぶりです。本題とは直接関係ありませんが、北の国で訃報がありましたのでよろしくお願いします。🙇

先日、わたしがよくニャンマンライブに行っていた、女性ピアニストのHさんが、病院のため、40代の若さで亡くなりました。

去年から、病気療養中で、まあしばらくゆっくりすれば回復するだろうと思っていたのですが、力及びませんでした。

また、よくリクエストにもお応えしていただき、岡本真夜さんの名曲「TOMORROW」や、春はイルカさんや神園さやかなどの「なごり雪」夏はジッタリンジンさんとWhiteberryさんの「夏祭り」冬は札幌オリンピックの「虹と雪のバラード」などをおねがいしていました。

コロナ禍を上手くくぐり抜け参加し、なごり雪、虹と雪のバラードなど飛び入りで歌わせていただき、ワンマンライブから本当のニャンマンライブになったこともありました。

結婚して、子どもが生まれて少しで、このようなことになり、喪主を務められたご主人さまや、ご両親などももう悲しみに打ちひしがれていて、なんとお言葉をかけていいかわかりませんでした。

後日、その方がよく出演していたライブハウスに行きました。その時にお店のママさんに「惜しい人が早く亡くなって、憎まれっ子世にはばかるですね」と言ったら「本当にそうですね」とのことてました。

この方のお師匠様も先年亡くなり、やはり友を引くというのがあるのでしょうか?

僧侶の方が法話してくださいましたが、少しは悲しみを癒すことができただろうか?

この方の宗教を尊重し、南無阿弥陀仏とお唱えし、ご冥福をお祈りいたします。

No.152 2023/09/25(Mon) 06:23:01

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
> お久しぶりです。本題とは直接関係ありませんが、北の国で訃報がありましたのでよろしくお願いします。🙇
 猫さん、お久し振りです。
 縁起悪いこと云いたくないのですが、若き日に大病を患ったと耳にしていたので、しばし書き込みが無いと少々心配なっていました。
 リトルボギーの書き込みに対する返信ではありますが、内容とリアルで面識があることを重んじて、ダンエモンから返信します。
 本来は知り合うきっかけとなった掲示板でのお呼びしていた「ゆ●●●●さん」とお呼びしたいのですが、このBBSでのHNを尊重して、引き続き、猫さんと呼ばせて頂きます。


>
> 先日、わたしがよくニャンマンライブに行っていた、女性ピアニストのHさんが、病院のため、40代の若さで亡くなりました。

 まこと痛ましい話です。面識のない方ながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

>
> 去年から、病気療養中で、まあしばらくゆっくりすれば回復するだろうと思っていたのですが、力及びませんでした。

 本当に人間の命数は分かりませんね。特撮房シルバータイタンは、特撮やアニメに関連した俳優さんや声優さんが若くして亡くなる度に、特撮ファン仲間と共に「死神の人選は絶対間違っている!」と声を荒げていますし、法倫房リトルボギーは、「何で凶悪犯罪をやらかした死刑囚が全然死刑執行されねぇのに、多くの人々に愛された名優やアーティストが早死にしてんだ!?」と日々憤っています。

>
> また、よくリクエストにもお応えしていただき、岡本真夜さんの名曲「TOMORROW」や、春はイルカさんや神園さやかなどの「なごり雪」夏はジッタリンジンさんとWhiteberryさんの「夏祭り」冬は札幌オリンピックの「虹と雪のバラード」などをおねがいしていました。

 貴重な思い出ですね、リクエストに応じて頂けるとは有り難い話です。猫さんと一緒に参加したライブで、アーティストの方にリクエストしたところ、ライブの定番外を選曲したせいか、「練習していない!」と断られたことがありましたが、持ち歌でさえしばし練習しないと人前で披露出来ないことを思えば、メジャーな曲でもリクエストに応じて頂けるのは本当に有り難い話だと思います。

>
> コロナ禍を上手くくぐり抜け参加し、なごり雪、虹と雪のバラードなど飛び入りで歌わせていただき、ワンマンライブから本当のニャンマンライブになったこともありました。
>
> 結婚して、子どもが生まれて少しで、このようなことになり、喪主を務められたご主人さまや、ご両親などももう悲しみに打ちひしがれていて、なんとお言葉をかけていいかわかりませんでした。

 御主人様の悲しみも一入だと思いますが、展開から残されたお子様方も幼少とお見受けします。
 道場主は父上に70歳にならずして死なれましたが、40代まで父が健在で、五十路を迎えて尚母上が健在なのはまだ有難い方だと思えなくもないですね。


>
> 後日、その方がよく出演していたライブハウスに行きました。その時にお店のママさんに「惜しい人が早く亡くなって、憎まれっ子世にはばかるですね」と言ったら「本当にそうですね」とのことてました。

 その論に従うなら、内の道場主は相当長生きしそうですね(苦笑)。
 まあ、イメージはあると思います。多くの人々に愛された方なら、70代でも「早い!」と云われる一方で、高い地位に就きながら政治家は60代で亡くなっても「早い!」とは(世間一般には)云われません。
 『笑点』で人気を博した六代目三遊亭円楽師匠が亡くなって約一年になりますが、円楽師匠は5年前に81歳で亡くなった桂歌丸師匠に「ジジイ!早過ぎるんだよ!!」と愛有る罵倒で送っていましたが、その僅か四年後に72歳で逝去され、座布団運びの山田君に「早過ぎるんだよ!」と叫ばれていました。
 70代も、80代も、人間の寿命で云えば然程短命でもなかったとは思いますが、惜しまれる人物は例え90、100で亡くなっても「早い!」と云われると思います。

 勿論、単純に人間の寿命を鑑みて、40代での逝去は短命で、不幸だったと思います。せめて、享年は短くとも、色濃い人生を送られたと思いたいものです。


>
> この方のお師匠様も先年亡くなり、やはり友を引くというのがあるのでしょうか?

 あるとしても、それが御仏によるものだとは私は信じません。1755年にポルトガルの首都リスボンを大地震が襲った時、人智の及ばぬ天災に対して教会関係者は「天罰」と唱えましたが、フランスの哲学者・ヴォルテールは「地震や津波で命を落とした子供達に何の罪があったと云うのか!」と云って「天罰」を否定しました。私も同感で、東日本大震災を「天罰」とほざいた時の都知事を口を極めて非難しました(あの都知事にしては珍しく、その後その発言を謝罪していましたが)。

>
> 僧侶の方が法話してくださいましたが、少しは悲しみを癒すことができただろうか?

 猫さんのお気持ちが通じれば、ピアニストさんも、ご遺族も少しは癒されたと思います。

>
> この方の宗教を尊重し、南無阿弥陀仏とお唱えし、ご冥福をお祈りいたします。

 浄土宗か、浄土真宗の門徒の方だったのでしょうか?
 阿弥陀如来様の結願通りに極楽往生を遂げたと信じたいところですね。

No.155 2023/09/27(Wed) 13:55:03
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
200/200件 [ ページ : << 1 ... 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ]

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - メール - 環境設定 -

- Skin: Modern v2.0 - Author: ロケットBBS -

Rocket Board Type-X (Free) Rocket BBS