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オッス!毎月20日の担当、法倫房リトルボギーだ!! 何?態度が悪い?まあそう固いことを云うな(お約束)。
今日話題にするのは、今朝知ったニュースで、死刑執行を巡る訴訟についてだ。
大阪拘置所に収監されている死刑囚2匹が、現在死刑執行を巡って係争中で、その判決が来春4月に出るというものだ。
内容は死刑執行の告知を当日の朝に行うことを違憲として、過去には執行2日前に行われた告知によって、身内との面会や別れの挨拶が為せたのが、それが出来ず、異議申し立ても出来ない事を不服としたものだ。 割と有名な話だが、告知が当日になったのは、前日告知を受けた死刑囚が自害したことを受けてのものだ。それゆえ当日告知になった訳で、死刑囚は告知から執行までに出来ることが出来なくなったのが不服なのだろうが、はっきり云ってやる、
全く不要な配慮
だと。
身内との別れ? 死刑囚の手に掛かった者が身内との別れを交わせたと思っているのか?!
心の準備? ある日突然命を奪われた被害者にそんな余裕があったの云うのか?!
異議申し立てだぁ? 裁判、それも(多くの場合は)控訴・上告を重ね、再審請求などで散々不服を並べておいて、どの口が云う!?
まだ人権団体が云うなら分かるし、死刑囚が提訴するにしても、死刑そのものを刑法第36条に違反するとして訴えるならまだ理として分からないでもない。 まあ、それでも「お前が云うな!!!」という罵声は浴びせたくなるがな。
日本の死刑執行は相変わらず法務省に隠し事が多過ぎて次いつ誰が行われるかもはっきりしない。 過去の例から見れば今年の年末辺りに行われそうな気がするが、現在の内閣や法務省の体たらく、そして上述の判決を控えている状況では見送られる可能性も低くはないだろう。
一方で世界に目を転じると、報道が少ないだけで死刑復活を求める声も散見される。 特にお隣の韓国では、死刑制度自体は維持されており、20年以上執行がない現状に対して、凶悪犯罪の続発を受けて執行再会を求める声が上がっている。
洋を問わず、人の命を奪った凶悪犯は原則、そ奴も命を奪われるべきと俺は考えているが、それでも「命」という命題を考えた場合、あくまで純粋に罪状によって断たれるべきで、駆け引きや世の勢いで左右されて欲しくないものである。
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No.194 2023/11/29(Wed) 18:14:45
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