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abさん、お久し振りです。 相変わらず返信が遅くなりまして申し訳ないですが、新規の当BBSでも宜しくお願い致します。
> 2014年に亡くなられましたが、「石田一」(いしだはじめ)という方がいらっしゃいます。 > 日本初の西洋ホラー映画雑誌の編集長だったとかで、その後も西洋のホラーやSFに関する執筆をなさってた方でした。 全然知りませんでした(苦笑)。
> > この方が98年に世に出した「斬魔京都変」という全1巻の小説があります。 > クトゥルーやら日本の陰陽師やら西洋のモンスターやら、もう色んなオカルト・ホラーネタをまぜこぜにした小説でした。 何か、様々な伝承に通じていないと堪能し辛そうですね(苦笑)。
> 日本の特撮にも詳しい方だったようで、主人公の名前が「佐原明彦」という、どこかのヘリパイロットと博士を組み合わせたような名前でした。 はあ、「健二」と「平田」ですか………(笑)。
> また作中でギリシャ神話のヒドラの話題に対し「ヒドラってウルトラマンの怪獣じゃなかった?」というセリフが出たり、陰陽師が式神を操っていたという話題には「カプセル怪獣みたいで便利そう」というセリフが出たりしていました。 ポケモンがカプセル怪獣に準えられる声は偶に聴きますが、陰陽師の式神に準えるとは………。
> > で、タイトルの通り舞台は京都なんですが、主要キャラの1人に大阪人のオッサンが1人いて、この人がとにかくウザい人物として描かれてます。 > 他の人の話にいちいち合いの手入れたり、同行者の女性にセクハラしたり、京都料理を「大阪料理と違って食った気がしないからダメだ」と罵ったり。 大阪人の中に、時折関東、取り分け東京に異常な対抗心や嫌悪感を示す人がいますが、それ以上に困ったキャラですね。
> そしてなぜか主人公の佐原君が、そのたびに「大阪人は皆こうなのか」「これだから大阪人は!」と、なぜかオッサン個人ではなく大阪人全体を悪く言いたがるんですよね。 健二君………じゃなかった(苦笑)、佐原君もオッサンと同じ穴の狢ですかな?
> 実際はオッサンもウザいだけの人ではなく、険悪な雰囲気の2人に飲み物を奢って場を和ませたり、善良な一面もあるんですが、それでも佐原君は評価を改めず「大阪人は、大阪人は」と罵り続けます。 オッサンを認めないだけならまだしも、すべての大阪人を一緒くたにするのは感心しませんね。 暗い例を持ち出せば、「宇宙人は宇宙人であることが悪なのだ!」との念が充満していた「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣使いと少年」に出て来た分からず屋どもを思い出してしまいます。
> > そして物語後半、真っ先に実にあっさりとオッサンは悪役に殺されます。 > またこの小説は01年にプレステ1で「魔紀行」というタイトルでゲーム化されたんですが、そのゲーム独自のストーリーでも1人だけ殺されたりします。 1人だけ………ひどいですね………。
> > …作者やゲーム会社は大阪に恨みでもあるのか?と思えるほどですが、実は作者は大阪出身で、ゲームの開発元も大阪の会社でした。「ビリケンソフト」って言う名前の…。 時には生まれ故郷を憎む人も存在しない訳ではないですが、そんな粋な会社名を付けながら地元を貶し続けた要因には何があったのでしょうか? 私も大阪人として、大阪の好きなところもあれば、嫌いなところもあります。 当道場の戒めるところでもありますが、やはり極論は戴けませんね。
> > ではこのオッサンの扱いはいったい何だったんでしょうか……? 地元に対する嫌な想いへのスケープゴートだったのでしょうか?
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No.11 2022/10/05(Wed) 16:22:08
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