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御来房の皆様、おはようございます。 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。
まずは道場主の分身を代表して、今月の更新が滞り、それ以上に当BBSへの書き込みが大幅に遅れたことをお詫び申し上げます。 正直、仕事のある日は「帰宅、即就寝」で、日々留守録している録画番組を見るので精一杯です。また、休みの日は休みの日で家事や一族行事に忙殺されています。今年は身内に不幸が相次いだこともあり、来年頭までこの傾向が続くことを予めお伝えするとともに、重ねてお詫び申し上げます。
一応、そんな中、『人質………その様々な待遇と存在意義』が何とかコンプリートし、来月頭には新作のアップを開始できるかと思われます。
近況はそんなものにして、今月の「雑文」ですが、新総理誕生を巡るネット界隈の反応に色々想う所があります。 周知の通り、日本史上初の内閣総理大臣が誕生しました。この女性総理及び内閣に対してはまだコメントしません。良きにつけ悪しきにつけ、まだ発足したばかりでどうなるかは見ずものです。この女性総理に対して薩摩守がどういう印象を抱いているか、長年拙サイトを閲覧して下さった方々ならある程度予測がつくのではないかと思われますが、まあ、いずれにせよまだ評価は下せません。
さて、予測していたことですが、この女性総理、支持される方、支持されない方が極端な為、ネット界隈の賛否や毀誉褒貶は実に両極端です。 ネットだけではなく、リアルでも、礼賛に等しい祝意・期待を露わにするコメンテーター、論客、Youtuberがいる一方で、親の仇の如くぼろくそに貶す者も見受けられます。 賛否があること自体は世の常で、言動が目立つ人は好かれるのも嫌われるのも極端になりがちなので、それ自体は別に驚くに値しません。
ただ、ネット世界における支持・不支持の動きで先日妙に思う事がありました。 それは四日前に北朝鮮がミサイルを飛ばした時のことです。
北朝鮮の示威とも、挑発とも取れるミサイル発射に対し、その都度国民は不安に駆られ、同国の非友好的な言動に種々の怒りと憤りを抱き、政府は抗議を行い、遺憾の意を表明してきました。
ただ、抗議も遺憾の意も、正直彼の国には「蛙の面に小便」と思う人が大半で、うちの道場主も「私もそう思うが、かと云って、抗議も遺憾も示さん訳にはいかんだろう。」として冷ややかに見ています。 実際、Yahoo等のネットニュースのコメント欄には、
「どうせまた、いつもの「遺憾砲」だろう?」 「抗議しても無駄だって。」 「もっと強硬手段を取れ!」 「弱腰政府め……。」
といった揶揄が大半を占めてきました。 ところが、先日の発射に対し、新総理は「被害はない」、「万全を期している」と云っただけで、遺憾も抗議も示さなかったのに、コメント欄は
「総理は万全を期している。」 「被害はなかったようだね。」
といった、動静を見守ったり、総理の言を繰り返すようなコメントばかりで、批判的なもの、強い対応を求めるものはついぞ見かけませんでした。
ここから導き出されるのは、
「ネットコメント欄には、政治家の手先となって世論誘導の書き込みを行うべく常駐している者達が居る。」
とのことです。 陰謀論は好きじゃなく、普段冷ややかに見ているのですが、世論誘導に動いている者はマスコミを初め、実在しても不思議じゃないと見ています。また、以前からも記事によっては右にせよ、左にせよ、ほぼほぼ似たような意見で占められることが多いのも不可解に思っていました。
一例を挙げると、今回の女性総理誕生を心待ちにしていた声をネット上には数多く見られます。実際になったのですから、少なくは無いでしょう。 ただ、道場主の周囲には皆無です。まあ道場主の対人関係からそう見えるだけかも知れませんが、少なくともネットやTVを除けば、リアルでは礼賛者を見たことがありません。
虚と実、言と動………果てさて、この国及び世界はこの後どうなるでしょう? まずは巷に囁かれている「帰化人の帰化許可を取り消す。」という言がただの陰謀論で終わることを願っています。
ではまた来月。
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No.598 2025/10/26(Sun) 11:18:49
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