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漫画家の御童カズヒコ氏がガンでお亡くなりになりました。 90年代に講談社の児童誌「コミックボンボン」で、ギャグマンガ「ウルトラ忍法帳」を何年も連載された方です。 当時ウルトラシリーズはTV休眠期で、再放送もなかなかやってくれず、この漫画からウルトラに入った世代も多いのです。 この少し前に、ライバルである小学館の「コロコロコミック」で「ウルトラ怪獣かっとび!ランド」を連載していた玉井たけしに対して「絵も可愛いしギャグも面白いから」と、ひそかにライバル心を燃やしていたと仰ってました。その玉井氏が04年に病死されていたと知った時はショックを受けてらっしゃいましたが(玉井氏は「小学何年生」でも仮面ライダーSDのギャグマンガを連載されてました。「爆走笑学校」という…)。
グレート・パワード展開当時の小学館はウルトラの最新作を扱えないという「大人の事情」があり、講談社に独占権があったんですよね。超闘士激伝もボンボンで始まるし、当時のウルトラと言ったらボンボンでした。 ダイナの「怪獣工場」の回には、ウルトラ忍法帳の漫画単行本がまさかの小道具として劇中に登場し、アスカ隊員やヒビキ隊長がそれを読んで気が〇ったように爆笑してました。 御童氏は事前に知らされておらず、自分もテレビで見て驚いたと語ってましたよ。
その後忍法帳は連載終了し、完全オリジナルの漫画を連載するようになるのですが…短期で打ち切り。 01年のコスモスに合わせて忍法帳の連載は復活し、まさかの講談社漫画賞受賞。それはめでたいのですが、その漫画賞はそれまで他社の漫画には決して受賞させず、初めて小学館の漫画が受賞して話題になったと思ったら直後にサンデーとマガジンの50周年共同事業を始めたりと、何かと胡散臭い賞なので、「円谷プロのご機嫌を取りたくて受賞させたのでは?」と黒い噂が立ったものです。 なんせ受賞に合わせて単行本を2冊同時に出したのに、それ以降は全く単行本化されませんでしたから。しかも雑誌の紙面刷新で普通に打ち切るし。
近年、円谷プロの許可により電子化で全て読めるようになったのが、亡くなる前のせめてもの幸福だったことを願わずにはいられません。
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No.377 2024/10/18(Fri) 19:51:17
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