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御来房の皆様、こんにちは。 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。 二月に入り、想像以上に公私に渡って忙しく、日々帰宅後は入浴・留守録番組鑑賞・夕飯でその日が終わってしまう日々を送り、雑文も更新もかなり滞らせていますことをお詫び申し上げます。
先日お話ししました映画鑑賞もまだ行けていません。仮に行けなかった場合でも、来月には何の映画だったかはお伝えすことになるかと思います。
現在、アップ中の『注目の夜討ち集』ですが、戦国時代以外の歴史に対する検証がまだまだ不足していることを痛感させらるのはいつものことですが、比較的詳しいと思っている戦国時代の歴史に関しても、信長・秀吉・家康の三英傑をメインとした知識で、歴史のターニングポイントなった戦史として認識している河越城の戦いや厳島の戦いに関しても知識・検証ともにまだまだ不足していることを思い知らされています。
また、日本史とは少し離れますが、先日、ケーブルTVにて長年観たいと思っていた『大王世宗(テワンセジョン)』を全話見ることが出来、改めて中国と陸続きだった朝鮮半島が良くも悪くも中国の影響を強く受けざるを得ず、海に囲まれて近代までは鉄壁の天然防御力を持っていた日本が独自の文化を築き得たことは大きいと実感しています(勿論いい面も悪い面もある訳ですが)。
一例を挙げると、李氏朝鮮の国王は「陛下」ではなく、「殿下」と呼ばれ、臣下が諸手を挙げて長寿を寿ぐ際も「万歳(マンセー)」ではなく、「千歳(チョンゼ)」と叫ばれ、「何処まで中国の皇帝に遠慮せにゃならんのだ?!」と何度も思いました。 その点、「中華の長にしか許されない。」とした「皇」や「帝」の字を日本の天皇が使えたことも、距離や海の影響が大きいと改めて気づかされます。
もっとも、今世界が某合衆国の返り咲き大統領に振り回されている状態を鑑みると、中国と朝鮮の関係は決して過去のものでも、この二国だけのものでもないことを感じずにはいられませんが(嘆息)。
ではまた来月。
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No.438 2025/02/20(Thu) 13:34:43
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