08354
菜根道場BBS THE V
何でもお気軽に書いていってくださいね。
菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
 御来房の皆様、おはようございます。
 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。

 三日前(22日)、既報通り摩季ネェのクリスマスディナーライブに参加してきました。
 座席の位置は1番前のど真ん中!これで運を使い果たしたものか、その前後数日はとことんついていませんでした(苦笑)。
 応援グッズの説明の都合で摩季ネェから舞台下まで来るように云われ、握手やハイタッチはなりませんでしたが、僅かに会話が出来、僅か数時間ではありましたが、満ち足りた時間を過ごせました。

 自己満・自慢はさて置き(苦笑)、ライブで良いことや、ラッキーなことがあると概して他の事(特に仕事関係)がついていません。
 17年前、ライブ後の楽屋招待に当選し、初めて摩季ネェとツーショット写真を撮った後の一年間、パチンコで一回も当りが引けませんでした(まあ、一回当たり多くても3000円しか使いませんでしたが)。

 私の例とは逆に、かつて務めていた会社の顧客の一人にパチスロに無茶苦茶強く、何の努力もせずにひたすら勝ちまくっている人がいましたが、それ以外の運(仕事運・健康運・レジャー運・家庭運)が激烈に悪い人がいました。
 周囲の人間は、「絶対にあいつはすべての運をパチスロで使い果たしている。」と云われていました。

 時折思います、

 「人間の幸運の総量は予め決まっているのではないか?」

 と。

 星の巡りもあってか、昨年今年とついていないことの多い日々が続いていますが、それでも身内や親しい人との死別はなく、業務が不調と云っても俄かに生活が逼迫する状況でもないですし、すべてがついていなかった訳でもなく、不運の中にもその不運のお陰でより大きな不運を避けられていた局面もありました。

 余り運に頼らず、幸運を使い果たさず、不運を避ける為にもまだまだ己を磨き続けなければなりませんね。
 まずはまだ直接対話・ツーショット撮影が成立せず、7年間もライブに参加出来ていない真夜さんとの時間を掴みたいと思っています。

 それでは。

No.209 2023/12/25(Mon) 11:32:11
菜根道場5・10日雑文 / シルバータイタン
 御来房の皆様、おはよう。
 毎月10日の担当、特撮房シルバータイタンです。

 日々更新を滞らせていますが、正直、日常の業務が絶不調と云うことにあります。
 まあ生業の不調は今に始まった話ではなく、昨年来の話で、すべては自分自身の能力不足であります。
 ただ、気になるのは(プライバシーが含まれるので詳細には書けませんが)現在の難局が二回り昔である24年前の1999年と極めて酷似しているということです。

 それゆえ、「女々しい!」、「うじうじしてどうする?」と思いつつ、ついつい24年前の同時期を振り返ってしまいます。
 そしてそんな24年前の12月、『ウルトラセブン』が「最終章」を迎えていました。

 1966年に放映された『ウルトラセブン』は歴代作屈指の人気から、1994年にTV特番「太陽のエネルギー作戦」・「地球星人の大地」が制作され、作中ではフルハシ(毒蝮三太夫)がウルトラ警備隊の隊長となっていました。

 そして2年後の1996年にウルトラセブン誕生30周年でビデオ三部作が作られ、第3話で参謀となっていたフルハシとモロボシ・ダン(森次晃嗣)が30年振りの再会を果たしました。

 そして件の(?)1999年、最終章六部作がビデオ作品で作られ、第1話でいきなりフルハシが殉職しました。
 最終話である第6話でフルハシは復活したのですが、その話では現地球人こそが何万年も前に先住民族を海底に追いやって住み着いた侵略者であったことが判明し、現地球人を愛した故に現地球人に味方したウルトラセブンはM78星雲から裁かれる身となるショッキングなラストでした。

 それから24年のウルトラシリーズの歴史の中で、所謂、「平成ウルトラセブン」はパラレルワールドとされ、メインの歴史では『ウルトラマンレオ』の第40話で生死不明となっていたダンはウルトラの母に救われ、『ウルトラマンメビウス』放映の20年前(1986年)に神戸の海にヤプールの怨念を封印したことでセブンに変身する力を失い、行動を共にしたマン=ハヤタ(黒部進)、ジャック=郷秀樹(団時朗)、エース=北斗星司(高峰圭二)とともに地球人として過ごし、牧場主となっていました。

 『メビウス』終盤に他のウルトラ兄弟と共に地球を離れ、その後も一戦士として、ウルトラマンゼロの父として、ニューフェイスとなるウルトラマン達を陰に日向にサポートし、「平成ウルトラセブン」は最終章の後に作られた五部作(←ダンは出て来ない)以降は作られる気配も無さげです。

 ただ、個人的に苦難の時期にその命題の重さを見ていたせいか、平成ウルトラセブンには捨て難いものを感じています。

 最終章6部作最終巻の発売日は1999年12月31日で、実際にはその数日前から販売は始まっており、道場主はそれを神奈川県藤沢市にある森次さんのお店で買いました。
 その日は当時勤めていた会社を解雇された日で、道場主がファンである大黒摩季さんが充電期間に入った日で、ミレニアムを迎えようとしていた日で、何とも様々な想いが錯綜した日でした。

 24年の時を経て、同じような苦境に入っている様は何とも成長の無い話で不甲斐ない限りですが、それでも特撮房は制作開始から来年で23年となります。『ウルトラセブン』も後三年で60周年を迎えます。
 みっともない、成功の無い人生でも、周年を重ねる為にもまずは自分が健康であり、『ウルトラセブン』関係者にも元気でいて欲しいものです。

 それでは。

No.208 2023/12/25(Mon) 11:11:38
菜根道場5・10日雑文 / 薩摩守
 御来房の皆様、おはようございます。
 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。

 毎年師走は仕事が繁忙期で(まあ年末に暇な会社はやばいでしょうけれど(苦笑))、そこにトラブル(と云うかキャンセル)が相次ぎ、拙房と特撮房が僅かに更新しただけで他のことはすっかり滞らせていました。

 さて、今年は単純計算で大坂冬の陣から四一〇年になります。大坂冬の陣、それも師走となると、薩摩守的には一押し武将の塙団右衛門が「夜討ちの大将」の名を為した本町橋の夜襲がありました。

 現在の本末は大阪ビジネス街の中心にして、交通(地下鉄)の要衝で、特にそこで何がある訳でもないですが、やはり毎年思いを馳せます。
 もっとも、一年三六五日歴史上いずれの日も何かが起きており、単純に想いが深い例を挙げるだけで日米開戦、三毛別羆事件と様々です。

 もうすぐ完成する『「大敗」を検証』等を制作していて、改めて私は歴史における敗者や、名前の埋もれた者に焦点を当てたがることに気付かされています。まあ、自分が敗北してばかりで、名を為せていない人間だからなんでしょうけれど(苦笑)。

 来年は一つ、華々しさにも注目してみますかな?
 それでは。

No.207 2023/12/22(Fri) 11:54:04
菜根道場5・10日雑文 / 道場主
 御来房の皆様、こんばんは。
 毎月25日の担当、菜根道場道場主・菜根道人です。

 今年も残すところ一ヶ月とチョットとなりました。
 少し気が早いのですが、今年一年を振り返り、生業でも、公私における対人関係でも、世に流布するニュースでも、思い通りにならないことの方が圧倒的に多い一年でした。

 特に日常業務の不調は酷く、自らの至らなさを痛感させられ、自己嫌悪の日々で、弱音を吐くと来年早々には6度目の失業も現実味を帯びています。

 まあ、私の愚痴を閲覧者が読んでいても不快になるだけで面白くも何ともないでしょうし、決して嫌なことだらけの一念だった訳でもなく、今年はまだ終わっていないので、悪足搔きの人生(苦笑)はまだまだ続きます。

 コロナ禍が少しは落ち着いたように見えた一方で、インフルエンザを初めとする感染症が油断ならず、つい最近職場でもコロナを発症する人が出て、気が付けば職場はコロナに罹ったことのない人の方が若干名となりました。
 ちなみに私は罹っていませんが、昨年の夏に母がコロナを発症したタイミングから、その時に感染していて、発症しなかっただけ、との疑いが濃厚です。

 ともあれ、何を置いても健康が大切ですね。
 では例によって分身達の動向を。

戦国房薩摩守
 恐らく年内には現在制作中の『「大敗」を検証』を完成させられると思います。欲を云えば、新作を年内に始めたいとは思います。

特撮房シルバータイタン
 現在制作中の『特撮に見る「筋違いな恨み」』は、年内の完成は厳しそうです。
 一方で、『全話解説』も少しずつ新作を作っているので、来年早い内にアップ出来ればと思います。

楽曲房ダンエモン
 クリスマスに摩季ネェのディナーショーに参加します。
 来年以降に関しては摩季ネェを初め、どのアーティストも参加は未定です。

法倫房リトルボギー
 死刑問題にやきもきしているのは相変わらずです。現在、死刑以外の刑罰についても考察中です。

 では、残り一ヶ月が閲覧者の皆様にとってよきものとなりますように。
 それでは。

No.195 2023/11/29(Wed) 18:33:28

Re: 菜根道場5・10日雑文 / 化け犬
あの、わたしのほうは、このところ運気が非常に低下しています。

先月、自宅のカギが刺さったまま折れてしまい、業者を呼んだのですが、高額な料金がかかってしまい、ショックのあまり体調を崩し、次の日、会社を当日欠勤し、病院に行き、診断書までもらったので、日当も出ないしまた金がかかってしまいました。

その後東京に行きましたが、母がおそらくは認知症のごく初期症状とおもわれますが、わたしの言うことを聞いてくれなくて最後には喧嘩になり、格安ホテルに泊まるため、東京のあまり治安の良いとはいえない地域に行ったら交通トラブルに遭い、110番通報して警察官に来てもらいました。

告白した音楽の先生が、ハットかぶって演奏しているのが好きだったのちみ、同じようなハットかぶっていたのですがなくしてしまいました。
北海道に帰って来てからも、通帳をどこにしまったかわからなくなったり、今度は歯周病になって歯医者に行ったら、もう歯がボロボロで、抜かなければならないのもあり、治療も相当長くかかるし、費用も保険でもかなりかかります。

そして今日は洗濯機が壊れました。まだ1年半くらいしか使っていないのに。

何だか化け犬や化け猫に取り憑かれているような感じです。

そういえば、個人の仕事で、リピーターのお客様の木を根元から切りにいきました。
わたしなりのお祓いはしましたが、それが原因なのかな?と感じる時があります。

わたしもここ数年、昔の嫌なことを思い出すことが多くなりました。
こちら、認知症の初期症状かもしれません。
定年過ぎても仕事したり、からだをうごかしたりしてこれ以上悪化させないようにしなければ。

せめてクリスマスまでには、運気を上旬させたいですね。

No.204 2023/12/04(Mon) 22:07:38

Re: 菜根道場5・10日雑文 / 道場主
> あの、わたしのほうは、このところ運気が非常に低下しています。
 書き込まれてから三週間ほど経ちますが、運気は上昇されたでしょうか?

>
> 先月、自宅のカギが刺さったまま折れてしまい、業者を呼んだのですが、高額な料金がかかってしまい、ショックのあまり体調を崩し、次の日、会社を当日欠勤し、病院に行き、診断書までもらったので、日当も出ないしまた金がかかってしまいました。

 猫さんの給与システムを知らないので何とも云えませんが、診断書を貰っても通らないとなると、そもそもの規定に問題があったのでしょうか?

>
> その後東京に行きましたが、母がおそらくは認知症のごく初期症状とおもわれますが、わたしの言うことを聞いてくれなくて最後には喧嘩になり、格安ホテルに泊まるため、東京のあまり治安の良いとはいえない地域に行ったら交通トラブルに遭い、110番通報して警察官に来てもらいました。

 それも災難でしたね。一先ず具体的な地名は出されないことをお勧めします。

>
> 告白した音楽の先生が、ハットかぶって演奏しているのが好きだったのちみ、同じようなハットかぶっていたのですがなくしてしまいました。
> 北海道に帰って来てからも、通帳をどこにしまったかわからなくなったり、今度は歯周病になって歯医者に行ったら、もう歯がボロボロで、抜かなければならないのもあり、治療も相当長くかかるし、費用も保険でもかなりかかります。

 歯は保険の適用度合いの範囲がかなり大きいようですね。

>
> そして今日は洗濯機が壊れました。まだ1年半くらいしか使っていないのに。

 保証期間内では?

>
> 何だか化け犬や化け猫に取り憑かれているような感じです。
>
> そういえば、個人の仕事で、リピーターのお客様の木を根元から切りにいきました。
> わたしなりのお祓いはしましたが、それが原因なのかな?と感じる時があります。

 私も12月に入ってから主に仕事関係でついていませんでした。事の是非としては私に非が無いのは関係者一同理解してくれているのですが、今年全般怒られてばかりだったので、同じ様に起きたトラブルでも周囲に比べて私への風当たりは強めです。
 まあ、これまでがしっかりしていれば必要以上に不快にならずに済んだのですが。

>
> わたしもここ数年、昔の嫌なことを思い出すことが多くなりました。
> こちら、認知症の初期症状かもしれません。
> 定年過ぎても仕事したり、からだをうごかしたりしてこれ以上悪化させないようにしなければ。
>
> せめてクリスマスまでには、運気を上旬させたいですね。

 ダンエモンが今日、摩季ネェのクリスマスディナーに参加してきます。
 互いに仏教徒として、基本クリスマスは関係ないのですが、上手いものは食べたくなりますね(笑)。

 今年の末に運が悪かった分、来年は上向いて欲しいですね。

No.206 2023/12/22(Fri) 11:40:09
菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
 オッス!毎月20日の担当、法倫房リトルボギーだ!!
 何?態度が悪い?まあそう固いことを云うな(お約束)。

 今日話題にするのは、今朝知ったニュースで、死刑執行を巡る訴訟についてだ。

 大阪拘置所に収監されている死刑囚2匹が、現在死刑執行を巡って係争中で、その判決が来春4月に出るというものだ。

 内容は死刑執行の告知を当日の朝に行うことを違憲として、過去には執行2日前に行われた告知によって、身内との面会や別れの挨拶が為せたのが、それが出来ず、異議申し立ても出来ない事を不服としたものだ。
 割と有名な話だが、告知が当日になったのは、前日告知を受けた死刑囚が自害したことを受けてのものだ。それゆえ当日告知になった訳で、死刑囚は告知から執行までに出来ることが出来なくなったのが不服なのだろうが、はっきり云ってやる、

 全く不要な配慮

 だと。

 身内との別れ?
 死刑囚の手に掛かった者が身内との別れを交わせたと思っているのか?!

 心の準備?
 ある日突然命を奪われた被害者にそんな余裕があったの云うのか?!

 異議申し立てだぁ?
 裁判、それも(多くの場合は)控訴・上告を重ね、再審請求などで散々不服を並べておいて、どの口が云う!?

 まだ人権団体が云うなら分かるし、死刑囚が提訴するにしても、死刑そのものを刑法第36条に違反するとして訴えるならまだ理として分からないでもない。
 まあ、それでも「お前が云うな!!!」という罵声は浴びせたくなるがな。

 日本の死刑執行は相変わらず法務省に隠し事が多過ぎて次いつ誰が行われるかもはっきりしない。
 過去の例から見れば今年の年末辺りに行われそうな気がするが、現在の内閣や法務省の体たらく、そして上述の判決を控えている状況では見送られる可能性も低くはないだろう。

 一方で世界に目を転じると、報道が少ないだけで死刑復活を求める声も散見される。
 特にお隣の韓国では、死刑制度自体は維持されており、20年以上執行がない現状に対して、凶悪犯罪の続発を受けて執行再会を求める声が上がっている。

 洋を問わず、人の命を奪った凶悪犯は原則、そ奴も命を奪われるべきと俺は考えているが、それでも「命」という命題を考えた場合、あくまで純粋に罪状によって断たれるべきで、駆け引きや世の勢いで左右されて欲しくないものである。

No.194 2023/11/29(Wed) 18:14:45

「ジャッジメント」 / ab
小林由香という人が書いた「ジャッジメント」という小説があります。
現在より少し未来、「復讐法」という制度が制定された時代という設定です。

罪を犯した者は、まずは従来の法律に従って裁判を受ける。そして判決が出ると、被害者(亡くなっていた場合はその遺族)に選択権が与えられます。
その判決通りの処分で納得するか、もしくはその犯人にされたのと同じことをやり返すか、どちらか選べと言われるのです。
「サツジン犯なのに心神喪失だったため不起訴」という判決が出た場合でも、後者を選べば犯人をコロすことができます。ただし、選んだ人自身が実行もしなければならないという掟です。

私が特に印象に残ったのは、3話目の「アンカー」というタイトルの回ですね。
心神喪失者の通り魔による無差別サッショウ事件が起き、コロされた3人の遺族がそれぞれ呼び出されます。
弟をコロされたガラの悪いあんちゃん・母親をコロされた主婦のおばさん・婚約者をコロされた若いリーマン。
判決は不起訴ですが、この3人の過半数が復讐法を選べば、犯人を同じ方法でコロすことができます。
「もちろん復讐だ。俺の手でやってやる!」といきり立つあんちゃんですが、おばさんは「犯人は許せないけど、自分の手でやるとなると…夫からも反対されてますし」と迷い気味。
リーマンもなぜか「迷っています」と言うだけです。
そして三者三様の立場が次第に明かされていくのですが…

三人がどう選択するか。結末まで是非読んで欲しいです。特に最初から答えを決めていたあんちゃんが最後にどうしたかを、ね。

No.196 2023/12/02(Sat) 20:20:46

Re: 菜根道場5・10日雑文 / 仏教徒
こんばんは、まずは、裁判をする権利は、犯罪を犯した人でも認められています。
あと、さ死刑囚の身内が望むなら、最後の面会くらいはと思います。

あと、2人な方が裁判起こしているのに対して2匹という言葉は控えたほうが良い。

2014年春に、死刑囚をかばうようなことを書いたら、「前々回の椎名さん」などどかかれましたが、それでもかまいません。

放送禁止用語のような言葉を使用していることに対しては、反省しなければなりません。

はい、わたしが、2000年代に、椎名惠さんの掲示板に正しいことを書いたら。猛攻撃にあった張本人ですよ。あの時はわたしもかなり傷つきましたがね。

死刑には反対しないが、とても仏教徒が書くような内容ではない。
書き方に対して猛暑を求めます。

No.197 2023/12/03(Sun) 22:50:01

Re: 菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
 おう、abさん、いつもシルバータイタンが世話になってますな。
 まずはリトルボギーに対する初レスに感謝するぜ。

> 小林由香という人が書いた「ジャッジメント」という小説があります。
> 現在より少し未来、「復讐法」という制度が制定された時代という設定です。

 一瞬、『地獄先生ぬーべー』に出て来た女生徒かと思った(笑)。復讐法が制定された設定とは興味深いな。

>
> 罪を犯した者は、まずは従来の法律に従って裁判を受ける。そして判決が出ると、被害者(亡くなっていた場合はその遺族)に選択権が与えられます。
> その判決通りの処分で納得するか、もしくはその犯人にされたのと同じことをやり返すか、どちらか選べと言われるのです。

 現実には難しいと思うが、遺族に選択権があるとは好ましいな。勿論限度はあるのだろうけれど。

> 「サツジン犯なのに心神喪失だったため不起訴」という判決が出た場合でも、後者を選べば犯人をコロすことができます。ただし、選んだ人自身が実行もしなければならないという掟です。
 選択に責任を持てと云うことだな。

>
> 私が特に印象に残ったのは、3話目の「アンカー」というタイトルの回ですね。
> 心神喪失者の通り魔による無差別サッショウ事件が起き、コロされた3人の遺族がそれぞれ呼び出されます。
> 弟をコロされたガラの悪いあんちゃん・母親をコロされた主婦のおばさん・婚約者をコロされた若いリーマン。
> 判決は不起訴ですが、この3人の過半数が復讐法を選べば、犯人を同じ方法でコロすことができます。
> 「もちろん復讐だ。俺の手でやってやる!」といきり立つあんちゃんですが、おばさんは「犯人は許せないけど、自分の手でやるとなると…夫からも反対されてますし」と迷い気味。
> リーマンもなぜか「迷っています」と言うだけです。
> そして三者三様の立場が次第に明かされていくのですが…

 俺も時々自分が裁判官だったり、法務大臣だったり、死刑執行を命じられた刑務官だったりを想像してみるのだが、想像ではバンバン死刑に邁進するも、実際にその立場に立たないと分からないんだろうな。

>
> 三人がどう選択するか。結末まで是非読んで欲しいです。特に最初から答えを決めていたあんちゃんが最後にどうしたかを、ね。

 いつになるかは分からんが是非読んでみたいな。
 お勧めに感謝するぜ。
 それでは。

No.198 2023/12/03(Sun) 23:57:42

Re: 菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
> こんばんは、まずは、裁判をする権利は、犯罪を犯した人でも認められています。
 そうだな。法は認めている。ただ殺された側がどうすることも出来ない事を思えば、凶悪犯が身勝手な理由・くだらない理由・保身の為の屁理屈で何度も裁判を起こせることに不快の念は禁じ得ない。

> あと、さ死刑囚の身内が望むなら、最後の面会くらいはと思います。
 俺は思わん。
 死刑囚の手に掛かった犠牲者が今際の際に身内と別れを交わせたと思われるかな?
 裁判を受ける権利が保障されているだけでも、法に則った上とは云え様々な訴えを含む意思表示をできるだけでも死刑囚は被害者より恵まれている。
 別れの挨拶がしたければ死刑確定後から執行の間に何年もあるのだから、身内が望むならかなりの回数面会出来る。
 まあ、死刑囚の家族は馬鹿な身内の為に職や社会的信頼を失い、働きもしない死刑囚よりも遥かに苦しい日々を送り、それ故に死刑囚は死刑執行後に遺体引き取りを拒否されることも多いと聞く。
 面会を望まれるだけでもありがたいと思うことだ。

>
> あと、2人な方が裁判起こしているのに対して2匹という言葉は控えたほうが良い。

 確かに云い過ぎは感じている。掛かる意見が出た以上、以後は控えるが、死刑判決を食らう程の凶悪事件を起こした上、自分が手に掛けた被害者の行い得ない権利を求める凶悪犯に俺が最低限の人権すら認めたくない程の怒りを感じていることだけは理解して貰いたい。

>
> 2014年春に、死刑囚をかばうようなことを書いたら、「前々回の椎名さん」などどかかれましたが、それでもかまいません。

 ?????? 
 旧掲示板での話かな?
 「前々回の椎名さん」という表現が記憶にない。
 死刑囚を庇ったからと云ってそれだけで非難はしない。
 冤罪の可能性・同じ死刑になるにしても凶悪度の過少に対する考え・最低限の人権等々、どこまで認めるかは人それぞれだろう。
 ただ、凶悪犯を庇いたい一心で加害者を中傷したり、法に則った業務に携わることで死刑囚に遇する人々を悪魔呼ばわりするような庇い方なら俺は許さんがな。

>
> 放送禁止用語のような言葉を使用していることに対しては、反省しなければなりません。

 上述した通り、少し慎もう。
 確かに人間を「匹」で数えるのは非礼だ。
 ただ俺の中では凶悪犯を動物扱いするのは動物に失礼だと云うのが偽らざる思いだがな。

>
> はい、わたしが、2000年代に、椎名惠さんの掲示板に正しいことを書いたら。猛攻撃にあった張本人ですよ。あの時はわたしもかなり傷つきましたがね。

 まあ、そのことなら分かる。
 過去のことを蒸し返したくもないから、ホテルと幽霊の件だな、とだけは確認として思い返しておく。
 ただ、「正しい」が必ずしも人を傷つけないとは限らないとだけ述べておく。俺も当時のあんたの意見が全く間違っていたとは思わないが、正しい意見も出し方、出すタイミング、表現手法次第では人を傷つけ、それゆえにあんたの意見が持つ正しさが霞むことすら有り得る。


>
> 死刑には反対しないが、とても仏教徒が書くような内容ではない。
> 書き方に対して猛暑を求めます。

 猛省ね。確かに俺は死刑存置を求めている段階である意味仏教徒として未熟と思っている。
 だが、過去にも何度か書いたように本音を偽る気はない。
 凶悪犯に対して慈悲深くなる自信は無いし、凶悪犯に必要以上に慈悲深いことで被害者が傷つくことも無視出来ない。

 凶悪犯本人・その身内・弁護士や支持者が俺を鬼畜呼ばわりしたいなら、その罵倒は甘んじて受けよう。
 ただ俺の言説に凶悪犯が傷ついたと云うなら簡単に反論しておく。

 自業自得だ。 

 とな。

 色々辛辣な書き方をしたが、仏教徒さんの論を頭から否定・批難・反論している訳ではない。
 一先ず、「匹」は今後慎もう。

No.199 2023/12/04(Mon) 00:20:00

Re: 菜根道場5・10日雑文 / エラーコーナー
あの、いまスマホで書き込みしているのですが、こちらに限らず入力ミスが多く、修正しようとしても、パスワードは保存されているのですが、エラーになってしまいます。😭

タブレットの調子が悪いもので。

あとは、再度パソコンの導入も考えています。

No.200 2023/12/04(Mon) 08:21:32

Re: 菜根道場5・10日雑文 / エラーコーナー
調べてみましたら、レスポンスごとにパスワードを設定しないと、修正しようとしても、エラーになるようですね。
下欄の、岡本真夜さんの件のには設定してみましたので、試してみます。

No.202 2023/12/04(Mon) 21:28:33
菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
 御来房の皆様、おはようございます。
 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。

 今日の話題は岡本真夜さんについて。

 はっきり云って、もう8年も直に見ていません。
 3年前にはライブ参加の予定もあったのですが、コロナ禍の前に周囲から止められ、今月開催のイベントには落選しました(泣)。
 ライブに参加出来ていないのは椎名恵さんも同じなのですが、そうこうしながら摩季ネェ以外のライブに参加したいなと思っていたところに、驚愕の情報がもたらされました。

 真夜さんのオフィシャルファンクラブ・Sun&Moonの閉鎖です。

 恐らくは新たな形でファンクラブが再編成されると思われるのですが、過去には病気の為に引退を考えたこともあるとのことで、不安と云えば不安です。

 縁起でもないことは考えたくないですし、シンガー以外にも、ソングライターやピアニストとしての顔も持つ真夜さんなので、芸能界からフェードアウトすることはないと思いますが、再来年はデビュー30周年を迎えることもありますので、今後の活躍への期待は抱き続けますがね。

No.193 2023/11/29(Wed) 11:32:18

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ネコワシ
こんばんは、わたしは岡本真夜さん、東京で一度コンサートに行っただけでした。
コロナ前に、告白した音楽の先生が出演していたライブハウスにも来ましたが行けませんでした。
(そのライブハウスは、キャパが広いので、真夜さんならともかく、告白した先生や、先日お伝えした、亡くなられた女性ピアニストさんでは、満員にすることが難しく、他のキャパが少ない場所に転居しました)

あの、神園さやかさんは、ファンクラブをアナログからデジタル登録に変更しましたが、わたしはいまは諸般事情により入っていません。

真夜さんの場合はよくわかりませんが、デジタル化を見送ったためか、やはりコロナの影響でいろいろと支障が出ているのかな?とは思います。

岡本真夜さんは、今の時代の方にもあの名曲「TOMORROW」を歌った方だということはほとんどみな知っています。
ただ、あまりにも有名になりすぎたので、他のヒット曲が目立たなくはなりましたね。
同じことは、太田裕美さんにも言えて「木綿のハンカチーフ」があまりにも有名になりすぎて、他のヒット曲が埋もれてしまい、太田裕美さんは、一時期、木綿のハンカチーフだけ歌って欲しいとのオファーを断っていたそうです。

まあ「飛んで飛んで」という歌を歌って、ネコワシのように1曲て飛んで行ったM氏でだけでなく、北海道出身の、メモリーグラスという歌で、イヌワシのように鳥のように大ヒットを飛ばしながらも、2曲目からは、ネコワシのように失速してしまったH氏も、今でも北海道では大人気で、よくライブやっていますので、岡本真夜さんは、あの名曲を持っているので、平成の名曲などというタイトルでの出演も期待できますし、フェードアウトはないと思われます。

No.201 2023/12/04(Mon) 21:25:21

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
 猫さん、どうも、返信遅くなり申し訳ありません。

> こんばんは、わたしは岡本真夜さん、東京で一度コンサートに行っただけでした。
 ほほう、一度とは云え参加されたことあるんですね。

> コロナ前に、告白した音楽の先生が出演していたライブハウスにも来ましたが行けませんでした。
> (そのライブハウスは、キャパが広いので、真夜さんならともかく、告白した先生や、先日お伝えした、亡くなられた女性ピアニストさんでは、満員にすることが難しく、他のキャパが少ない場所に転居しました)

 個人的にはアーティストとの距離が近いライブハウスが私は好みですね。様々な意味で大勢と群れるのを好まないので、椎名さんのライブぐらいがちょうど良いと思っています。
 アーティスト的には日本武道館や東京ドームで何万人も前にする方が名誉でしょうけれど。

>
> あの、神園さやかさんは、ファンクラブをアナログからデジタル登録に変更しましたが、わたしはいまは諸般事情により入っていません。

 焦ることないと思いますよ。

>
> 真夜さんの場合はよくわかりませんが、デジタル化を見送ったためか、やはりコロナの影響でいろいろと支障が出ているのかな?とは思います。

 少なくとも私はコロナの為に、真夜さんのライブを二度見送ることになりました。

>
> 岡本真夜さんは、今の時代の方にもあの名曲「TOMORROW」を歌った方だということはほとんどみな知っています。
> ただ、あまりにも有名になりすぎたので、他のヒット曲が目立たなくはなりましたね。
> 同じことは、太田裕美さんにも言えて「木綿のハンカチーフ」があまりにも有名になりすぎて、他のヒット曲が埋もれてしまい、太田裕美さんは、一時期、木綿のハンカチーフだけ歌って欲しいとのオファーを断っていたそうです。

 気持ちは分かります。私も久保田早紀さんなら「異邦人」、イルカさんなら「名残雪」、先日亡くなった大橋純子さんなら「シルエット・ロマンス」しか知らず、いずれも名曲で私も好きなのですが、「それしか知らない。」と云うのはさすがに本人を前にしたら失礼と思います。
 一度生で声と名曲を聴きたいアーティストは数多くいるのですが、「一曲の為だけ」の参加はアーティストも私も辛いと思います。
 オファーを断った太田さんの心情はもっともだと思います。


>
> まあ「飛んで飛んで」という歌を歌って、ネコワシのように1曲て飛んで行ったM氏でだけでなく、北海道出身の、メモリーグラスという歌で、イヌワシのように鳥のように大ヒットを飛ばしながらも、2曲目からは、ネコワシのように失速してしまったH氏も、今でも北海道では大人気で、よくライブやっていますので、岡本真夜さんは、あの名曲を持っているので、平成の名曲などというタイトルでの出演も期待できますし、フェードアウトはないと思われます。

 M氏はその一曲だけのヒットを時に本人がネタにしてますね(苦笑)。
 まあ、数々の名曲内容から私も真夜さんのフェードアウトはないと思いますし、引退するならするでちゃんとファンには告知があると思います。

No.205 2023/12/22(Fri) 11:33:11
(No Subject) / なめどり
こんにちは。新作拝見しました。

確かに特撮だと怨霊化はあまり聞いたことないですね。
たまにショッカーがいけにえを捧げて怪人を復活させたりしてましたが・・(恨みが残ってる??)

ZXの映画のラストで博士が言っていた「悪霊のエネルギー」も、もしかしたらZXまでに歴代ライダーに倒された首領や幹部の恨みですかね?

No.191 2023/11/15(Wed) 11:32:22

Re: / シルバータイタン
> こんにちは。新作拝見しました。
 ありがとうございます、PCの不調もあって、返信が遅くなり申し訳ありません。
 
>
> 確かに特撮だと怨霊化はあまり聞いたことないですね。
> たまにショッカーがいけにえを捧げて怪人を復活させたりしてましたが・・(恨みが残ってる??)

 恨みが生き返りの可能不可能を決めるとしたら、アポロガイストが生き返らせた怪人の中に、彼と犬猿だったアキレスがいたことが納得出来ますね。勿論室長への恨みですが(苦笑)。

>
> ZXの映画のラストで博士が言っていた「悪霊のエネルギー」も、もしかしたらZXまでに歴代ライダーに倒された首領や幹部の恨みですかね?

 そうなると、バダンが例題悪の組織の中で群を抜いて多くの過去組織から怪人を生き返らせたことが理解出来ますね。

 非常に興味深い視点でした。まだ制作中ですが、続きも閲覧頂ければ幸いです。

No.192 2023/11/29(Wed) 11:07:03
菜根道場5・10日雑文 / シルバータイタン
 御来房の皆様、こんばんは。
 毎月10日の担当、特撮房シルバータイタンです。

 今回の話題は残念ながら「訃報」です。

 今日知ったばかりのことですが、先月20日に『仮面ライダー(スカイライダー)』でネオショッカーの大幹部・魔神提督を演じた中庸助氏がお亡くなりになりました。

 享年93歳とのことで、天寿を全うしたと云える年齢故、返らぬ繰り言は控えますが、野比のび助の声や、デスマルク大元帥といったキャラクターにおける活躍を振り返れば、惜しまれてなりません。

 昨今声優の世界でもビッグネームを初めとする訃報が相次いでいます。中氏の場合、93歳という長寿と、大往生だったことがせめてもの救いだった気もします。

 謹んで中庸助氏の御冥福をお祈りしたいと思います。

No.188 2023/11/10(Fri) 22:03:33

Re: 菜根道場5・10日雑文 / V3ホッパー
北浜晴子さんの訃報とほぼ同時でさみしいですね。
スカイライダーは、90年代のレンタルビデオで人気が出て再評価されました。魔神提督の存在感が再評価につながったと考えています。
ネットの記事にスカイライダーの魔神提督が代表作としてあげられていたことがリアルタイムのファンとしてうれしく思いました。
ご冥福をお祈りいたします。

No.189 2023/11/11(Sat) 06:49:13

Re: 菜根道場5・10日雑文 / シルバータイタン
> 北浜晴子さんの訃報とほぼ同時でさみしいですね。
V3ホッパーさん、お久し振りです。
 本当に声優の世界ではビッグネームの不幸が相次いでいますね。政治家やミュージシャンの世界も訃報が続いていますが。

> スカイライダーは、90年代のレンタルビデオで人気が出て再評価されました。魔神提督の存在感が再評価につながったと考えています。
> ネットの記事にスカイライダーの魔神提督が代表作としてあげられていたことがリアルタイムのファンとしてうれしく思いました。

 私もはっきり記憶にあるリアルタイムはスカイライダーが最初です。それだけに出演者すべてが思い出深いので残念でなりません。

> ご冥福をお祈りいたします。
 天寿を全うされた年齢ではありましたので、安らかにお眠りになって欲しいものです。

No.190 2023/11/14(Tue) 13:28:23
(No Subject) / mika
戦国房さん。
じゃあ、様々な戦争以外の戦いとは逆に
「グルメや様々な文化の発展など」に焦点を当てた分析、考察はいかがでしょうか?

No.184 2023/11/09(Thu) 01:51:19

Re: / mika
「グルメや様々な文化の発展」っと言っても
その当時は「何にもない何にもない全く何にもない」科学も発展していない時代。
その時代に「新しい事」をやろうとすると
それに対する障害や壁がありましたよね。
その「発展」させた人はどうやってその壁や障害を乗り越えたのか?
というのが気になりますよね。

No.185 2023/11/09(Thu) 01:59:42

Re: / 薩摩守
> 戦国房さん。
> じゃあ、様々な戦争以外の戦いとは逆に
> 「グルメや様々な文化の発展など」に焦点を当てた分析、考察はいかがでしょうか?

 学生時代、好きな歴史で最も苦手なのが文化史でした(泣)。

 グルメには興味があります。様々な時代の御馳走や食文化も好きなジャンルです。
 もっとも、私の場合、「食通」といよりは、「ただの食いしん坊」なだけですが(苦笑)。

No.186 2023/11/10(Fri) 21:50:53

Re: / 薩摩守
> 「グルメや様々な文化の発展」っと言っても
> その当時は「何にもない何にもない全く何にもない」科学も発展していない時代。
> その時代に「新しい事」をやろうとすると
> それに対する障害や壁がありましたよね。
> その「発展」させた人はどうやってその壁や障害を乗り越えたのか?
> というのが気になりますよね。


 基本、新しいこと=未知なるものは、「興味をそそられる」か、「怖がられるか」のいずれかです。
 拙作『天然痘との戦い』で採り上げた種痘などはその最たるものだと思います。

No.187 2023/11/10(Fri) 21:52:26
菜根道場5・10日雑文 / 薩摩守
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。

 今日の話題は熊害について。

 過去作「北海道苫前郡羆害事件(大正四年)」をつくったことがあるように、うちの道場主は熊という動物が大好きです。
 北海道登別市にあるクマ牧場には三回行ったことがあり、その度羆の愛らしさに大興奮して帰っています。
 それだけに、OSO18を初めとする例年に比して群を抜いて頻発している熊害事件には私も大変心を痛めています。

 ブナ(=どんぐり)が不作の年は熊が食糧を求めて人里近くに降りてくるため、熊害が増加する傾向にあるのは前々から感じていましたが、残念ながら今年はそんな年に当たったようです。

 ただ、ここ数日、腹を立てていることがあります。
 それは、ヒグマ、ツキノワグマの獲殺を巡って、自治体に尋常じゃない量の苦情が寄せられていることです。
 私も熊(のみならず動物全般)が好きなので、やむを得ない処置とはいえ、人間に対して殺傷事件を起こしたり、農業を初めとする人間の生業に害を及ぼしたりした熊が討ち取られることには悲しみを覚えます。
 しかしながら、人命や人の生活を守る為に止むを得ない処置に感情論で苦情を寄せる………それも一方的にがなり立てて職員の弁明には一切耳を貸さない暴論ぶりには眉を顰めています。否、明らかな怒りを覚えています。

 「熊を殺さないで!」という意見の中には、「麻酔銃で眠らせて山奥に送り返しては?」という一見、もっともに見えるものもあるのですが、麻酔銃は撃ってすぐに効く訳ではなく、至近距離において麻酔銃で熊と戦うのは極めて危険です。
 また、熊は執着の強い動物で、山奥に追い返しても、「そこに自分が得た得物がある。」と思い込めば何度でも人里に現れますし、それを奪われると思えば極めて攻撃的になります。

 つまるところ、「人里=食事場」との認識を持ってしまった熊は早晩駆除されることになります。
 それを防ぐ為に「熊を近づけさせない。」という対処は重要ですが、そんな処置をとって尚人間の生活圏に入ってきてしまう熊は駆除するしかなく、座視していてはいずれ人が殺され、そのとばっちりで数頭の熊が殺されることになります。

 そんな知識や構想で傍観する限り、秋田県に連日「熊を殺さないで!」と怒鳴りながら寄せられる苦情電話は、極めて短絡的な感情論で、独善的に為されているとしか思えません。
 自治体は勿論、必要対象個体のみを駆除しているハンターに全く罪はありません。

 勿論、行き過ぎ・落ち度・無計画に苦情を寄せるのは悪いことではありません。ただ、それならそれで尚の事冷静且つそれ相応の知識と考察をもって行って欲しいものです。

 それでは。

No.183 2023/11/08(Wed) 14:59:28
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
125/200件 [ ページ : << 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 >> ]

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - メール - 環境設定 -

- Skin: Modern v2.0 - Author: ロケットBBS -

Rocket Board Type-X (Free) Rocket BBS