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御来房の皆様、こんにちは。 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。
今月に入って、新作『人質………その様々な待遇と存在意義』の制作に着手しました。 相変わらず公私ともに多忙なので、なかなか更新が進まず、この雑文も滞っていますが、それでも可能な限り続けていきたいと思っています。
さて、先月の雑文で沖縄にて行われた平和祈念式典を既報通り録画して見ました。 案の定、石破茂総理が挨拶をしている最中に野次が起きた。幸いと云っては変だが、一〇年前に見たときよりは小規模で、短時間で終わり、総理も淡々と挨拶を続けられていた。
改めて思いますが、余程とんでもない発言(戦死者を揶揄する等)が無い限り、二〇万もの犠牲者を追悼する場で野次は飛ばすべきではないと思います。 勿論、戦中戦後を通して、沖縄県民の方々が本土政府に対して立腹するところ、野次を飛ばさずにはいられないところは多々あると思いますが、文句を云う場や手段は幾らでもあります。 少なくとも(腹の内はどうあれ)亡くなった方々への追悼に来て下さる方々に野次を飛ばすような品位無い行為は眉を顰めざるを得ません。 少しホッとしたのは、一〇年前の様なスルーは無く、小規模ながらも報道機関も野次については報じていました。
今年は終戦から八〇年という節目の年でもありますので、先の大戦への注目度も例年以上に高いとと共に、当時の是非を巡る論戦は激化すると思われますが、少なくとも犠牲者の冥福を祈る場での品位無い行為は慎まれることを願っています。
それでは。
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No.529 2025/07/17(Thu) 12:47:40
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