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菜根道場BBS THE V
何でもお気軽に書いていってくださいね。
菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
 オッス!毎月20日の担当、法倫房リトルボギーだ!
 何?態度が悪い?まあそう固いことを云うな(お約束)。

 今日話題にするのは明日(21日)に高裁判決が控えている事件についてだ。正直、明日の判決を見届けてから書き込もうかと思ったが、昨今の高裁に対する不満と、不安を事前に明らかにしたい想いから敢えて判決前に書き込んでいる。

 その事件とは、日立市で起きた、妻子6人が犠牲になった事件だ。
 事件について簡単に触れると、被告の小松博文は平成29(2017)年10月6日に就寝中の妻子6人を包丁で刺し、放火して死に至らしめた
 これだけで充分、「こんな奴は極刑だ!」となる案件だが、俺がこの事件に注目し、経緯を追っているのには幾つかの要因がある。

 一つには、幼児虐待を初め、親が子を手に掛けた事件における判決が信じられないくらいに大甘だからだ。
 「子を手に掛けた段階で親として充分に傷ついている。」という訳の分からない理由で大幅に減刑される例が後を絶たない!

 少し話が逸れるが、かつて刑法の世界には「尊属」・「卑属」という概念があり、子が親を、孫が祖父母を手に掛ける「尊属に対するもの」は日本古来に儒教思想の影響が強いこともあってか、通常の罪より重罪と見做され、死刑か無期懲役しかなかった。
 こうなると「虐待に耐えかねて」という、親にとんでもない問題がある場合でも被告は厳罰を免れなかった。さすがにこれは酷いと思われたのか、道場主の馬鹿が生まれたか生まれないかの頃に起きた栃木県での悲惨な事件をきっかけに最高裁で「尊属への罪」が「法の下の平等」に反する意見概念とされ、以後尊属殺は適用されなくなり、後に刑法からも正式に削除された。

 このこと自体は悪い話ではない。
 ただ、「尊属」への罪が厳罰対象とされたと云うことは、親が子、祖父母が孫を対象とした「卑属」に対する罪は処罰が寛大になる傾向があったことを意味し、これまた「法の下の平等」に反する様に俺には想われるのだが、これはいまだに続いているように思われてならない。

 とまあ、身内間の事件についてはいろいろ歴史や背景からも思うところ、考えるところが多い訳だが、当事件の被告である小松は働きもせず、妻子を虐待し、妻から離婚を切り出され、「他人の物になるぐらいなら………。」という身勝手な理由で妻子6人を手に掛けており、さすがにこの罪状に対しては水戸地裁にて死刑判決が下った(ちなみに水戸地裁で取り扱った裁判員裁判としては初の死刑案件である)。

 この事件に前後して小松に関して、「無理心中を図ったものだが、死に切れずに自首した。」とか、「取り調べ中に心肺停止状態に陥り、事件前後の記憶を亡くした。」などと、様々な意味で顎を落とさずにいられない話が入って来た。
 一応、小松自身は言葉の上では、「極刑もやむを得ない。」、「死刑なら受け入れる。」として、写経して日々を過ごしているらしいが、地裁での死刑判決後、当然の様に控訴した。

 控訴が弁護士による入れ知恵なのか、小松自身殊勝な振りをして死刑を受け入れる気が更々ないのかは、俺には分からん。
 死刑判決の通例から云えば、地裁で死刑判決が下って、被告がそれを受け入れる気でいても、弁護士は100%控訴する。ただ、被告人にはそれを取り下げる事由があり、それにより一審で死刑が確定した例も存在する。
 つまり、小松が本当に妻子の死に罪悪感を抱いており、命をもって詫びる気があるなら、控訴を取り下げて死刑を受け入れれば良い。だが、結果として明日の高裁判決を待っているのが現状だ。

 ここで独断と偏見を挟むが、俺は小松の記憶喪失を詐病だと思っている。勿論専門家ではないし、証拠もなく、専門医が心肺停止によって小松が記憶の一部を失ったことに間違いないと証言していることは承知している。
 ただ、小松が喪失した記憶部分が余りに都合が良過ぎると思われてならないし、仮に本当に記憶を失っていたとしても、事件を起こした時点の責任能力に疑問は無く、そんな事実を完全に無視して死刑を課すべきであるほど小松の罪状は非道極まりないと思っている。

 人数的にも、動機的にも、判例的にも、小松の死刑は確定事項だとは思っている。ただ、これまでも裁判員裁判による死刑判決が覆りまくってきたことや、子供への虐待殺害に対する判決の大甘さから一抹の不安が拭えない。
 殊に司法の世界には、死刑に関しては素人の判決なんかに、これまでの判例を少しもはみ出させて堪るかと云いたい気な意固地さが蔓延されているように思われてならない。

 勿論これは俺の独断と偏見だが、同じフィーリングを抱いている人は少なくないと思う。そうでなければ一審の死刑判決がことごとく覆るだけでなく、その様なケースに対して高検までもが弱腰になって上告を断念するケースの続発に納得がいかない!

 永山基準や、情状酌量を無視しろとは云わない。
 ただ、どんなに同情すべき事情があったとしても絶対に許すことの出来ない限度を超えた酷い罪状は確かに存在すると俺は思っている。
 明日の判決では、しっかりと小松の罪状を重んじ、訳の分からない回避理由に耳を貸さない判決を望む次第である。

 ではまた来月。

No.97 2023/04/20(Thu) 16:29:24
菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。
 今月(4月)は先月(3月)シルバータイタンに出番を譲ったことから、10日分と15日分を担当しています。

 15日分として話題にさせて頂きますのは、「ダンエモン」の名乗りのモデルとなった塙団右衛門についてです。
 過去に何度か触れたことありますが、道場主がネットの世界で「ダンエモン」を初めて名乗ったのは、平成12(2000)年10月のことで、当道場設立(平成13(2001)年11月)よりも先でした。

 「ダンエモン」を名乗る4か月前、つまり23年前に道場主は初めて塙団右衛門の墓(大阪府泉佐野市にあります)に詣でた際に、「機会あれば貴殿の名をお借りします。」と墓前で申告していました。
 そう申告した経緯には、学生時代に知った個性の塊漢(おとこ)・塙団右衛門が同じ大坂の陣で活躍した武将・豪傑達の中にあって真田信繁(幸村)や後藤又兵衛(基次)程には名が通っていないことを惜しく思うとともに、文で世に名を成したい野望を持つ者として、「団右衛門の名を有名にせずにおくものか!」という想いを抱いていたと云うことがありました。

 あれから23年の時を経て、一応は摩季ネェと椎名恵さんには「ダンエモン」の名を覚えて頂くには至りましたが、「文で世に名を成す」にはほど遠い一介のサラリーマンを脱せないことから、まだまだ塙団右衛門には申し訳ないと思っています。

 昨年の団右衛門の命日には非常任師範代・田夫野人庵とともに墓参りをしていますが、今年は休みが取れませんでした。
 楽才もなく、「目立つファン」の域を脱してはいませんが、それでも想いを捨てるつもりはありません。
 独り善がりな雑文ではありますが、初心を忘れない為に記させて頂きました。拙サイト全房を閲覧して下さる方々が何らかの形でダンエモンを通じて塙団右衛門の名に少しでも強い印象を持って頂けたらこれにすぐる喜びはありません。

 相変わらずの独善野郎で、独り善がりなサイトではありますが、今後も御高覧頂ければ幸いです。
 では、また来月。

No.96 2023/04/20(Thu) 15:19:13
菜根道場5・10日雑文 / ダンエモン
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月10日の担当、特撮房シルバータイタンの代理、楽曲房ダンエモンです。
 先月(3月)、シルバータイタンに頼まれて15日の雑文を譲ったので、今月はダンエモンが10日分と15日分を担当致します。

 とは云うものの、現在、私はリアルでは休養状態にあります。1〜3月にかけて摩季ネェのライブ(2月は『超英雄祭』でしたが)に参加し、生摩季ネェを堪能してきましたが、今月から来月にかけてはスケジュールや予算の関係から現行ツアーの参加は残念ながら見送りの予定です。
 ただ、先月は摩季ソングの楽曲解説を少し少しアップし続けており、今月の数曲は挙げるつもりでいます。

 薩摩守も申しましたように、諸事情あって更新を滞らせてはいましたが、体調も何とか回復しましたので(一時はコロナ発症が疑われましたが、陰性でした)、徐々に更新速度を上げられればと思います。

 ではまた来月。

No.95 2023/04/20(Thu) 15:05:32
菜根道場5・10日雑文 / 薩摩守
 御来房の皆様、こんにちは。
 毎月五日の担当、戦国房薩摩守です。

 まずは拙房を含め、全房の更新、及び当BBSの更新を三週間に渡って滞らせていたことをお詫び申し上げます。
 偏に生業が絶不調で、休みの日も家事に忙殺され、体調不良に加えて、車両事故まで起こし(幸い、物損のみで怪我人無しでしたが)、自らの至らなさをただただ恥じ入るばかりです。
 一応、この間も、新作制作自体は進めていましたので、今月末か、来月頭には新作をアップ出来るかと思われます。

 さて、今日の雑文は室町幕府最後の将軍・足利義昭について。
 拙房において、過去六作品にて義昭を採り上げており、個人的には能力はともかく、将軍家存続に対する執念や、利用出来るものは何でも利用せんとした徹底ぶりを結構買っており、その結果、幾度も採り上げる人物となっています。

 ただ、世間一般には「最後の将軍」となったイメージは悪く、歴代大河ドラマでも、名優を起用しても阿呆っぽい演技ばかり展開されてきたことに辟易していました。
 同じ悪しきイメージを引き摺ってきた人物でも、石田三成などはかなり見直されてきていると思うのですが(それでも『軍師官兵衛』での三成は酷かった!)、義昭に関しては安全地帯のボーカル・玉置浩二氏に変声を出させてまで情けない役柄を演じさせてきたわけですが、現在放映されている『どうする家康』でも今月二日に初登場した古田新太氏演じる義昭はやはりそんな悪しき伝統(?)を踏襲した役柄でした(泣)。

 古田氏自身、意図して嫌われ役を演じており、改姓から間の無い家康をいくら訂正しても「松平」と呼び続け、酔って引見するなど、それまでの苦労を忘れたかのような尊大な人物として演じられ、例年以上に辟易させられました。

 徳川家康や明智光秀や源頼朝の様に、誰を主役に据えるかによってイメージの良し悪しが左右される人物は少なくなく、それが個々のドラマの個性を引き立てている訳ですが、義昭に関してはいい加減、「信長を頼り、都合が悪くなると裏切っただけ」扱いを改める作品も出てきて欲しいものです。

 まあ、だからこそ、私が今後も様々な作品で義昭をアピールする余地が残されている気もしますが(苦笑)。

 ではまた来月。

No.94 2023/04/20(Thu) 14:50:07

Re: 菜根道場5・10日雑文 / ベルトラン
こんにちは、ベルトランです。
じつは『どうする家康』の義昭は案外間違っていない面もあるそうなんです。
足利義昭は家康が足利将軍を介さずに公家と交渉して三河守の官位と徳川への改姓を行ったことが気に入らず、数年の間松平と呼び続けたようなんです。
したがって『どうする家康』の義昭の描写は家康から見た義昭としては案外正しい面もあるようなんです。
このあたりは家康主人公の義昭の描写としてはある程度しかたないといえるのかもしれません。

No.98 2023/04/22(Sat) 00:06:21

Re: 菜根道場5・10日雑文 / 薩摩守
> こんにちは、ベルトランです。
 こんにちは、返信が遅くなり、申し訳ないです。

> じつは『どうする家康』の義昭は案外間違っていない面もあるそうなんです。
> 足利義昭は家康が足利将軍を介さずに公家と交渉して三河守の官位と徳川への改姓を行ったことが気に入らず、数年の間松平と呼び続けたようなんです。

 それは知らなかったです。話としては完全に理解出来ました。確かに自分を含む将軍家を差し置いて公家と交渉した結果に義昭が臍を曲げてもおかしくないと思います。

> したがって『どうする家康』の義昭の描写は家康から見た義昭としては案外正しい面もあるようなんです。
> このあたりは家康主人公の義昭の描写としてはある程度しかたないといえるのかもしれません。

 そもそも家康を主役とした話では義昭の影が薄くなるのは止むを得ないと思います。家康と信長の結び付きが余りにも強いから、信長の重要行動もある程度焦点があてられる傾向にありますが、義昭と結び付きが強い人物と云えば、細川幽斎、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、毛利輝元辺りになるので、描写があるだけ良いかも知れませんね。

 とても参考になりました。またの書き込みを楽しみにしています。

No.99 2023/04/26(Wed) 14:29:30
宇宙へ帰っていったウルトラマン / ab
団時朗さん。
ウルトラシリーズの主役俳優として、最初にお亡くなりになりました(アニメも含めれば、ザ☆の富山敬さんが先ですが)。

元々歌手としても活動してらした方で、すぎやまこういち氏作曲の主題歌も自ら歌われてました。
ジャンプ漫画の「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」が90年代にアニメ化した時、そのOPとEDも団氏が歌ってらっしゃいました。すぎやま氏繋がりですねー。

「ダイの大冒険」と同じ原作者による「ウルトラマン超闘士激伝」でも初期に新マンが割と良い扱いもらえてたのは、その繋がり…だったのかどうか。

震災当時のインタビューで「僕が本当にウルトラマンなら、変身して原発の燃料棒を宇宙にでも持っていくのに」と発言なさってました。
「津波をバリアで押し返すのに」と仰らなかったのには配慮を感じてなりません。

そういえば初代ヒロインを演じた榊原るみ氏は、その後も映画に夫婦役で出たり、インタビューも受けたりされてましたが、二代目ヒロインのルミ子役の人って見かけないな…と思ったら、「帰マン」の2年後以降消息不明なのですね。
坂田次郎の俳優さん以上に情報が無い…。

No.92 2023/03/25(Sat) 19:58:04

Re: 宇宙へ帰っていったウルトラマン / シルバータイタン
abさん、返信が遅くなりましたm(__)m

> 団時朗さん。
> ウルトラシリーズの主役俳優として、最初にお亡くなりになりました(アニメも含めれば、ザ☆の富山敬さんが先ですが)。

 本当に逝去から十日近く経って尚、名残が尽きません。

>
> 元々歌手としても活動してらした方で、すぎやまこういち氏作曲の主題歌も自ら歌われてました。
> ジャンプ漫画の「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」が90年代にアニメ化した時、そのOPとEDも団氏が歌ってらっしゃいました。すぎやま氏繋がりですねー。

 それは存じませんでした(さすがにすぎやま氏とドラクエの繋がりは知っていますが)。
 間違いなくその繋がりでしょう。

>
> 「ダイの大冒険」と同じ原作者による「ウルトラマン超闘士激伝」でも初期に新マンが割と良い扱いもらえてたのは、その繋がり…だったのかどうか。

 一応、それも読みましたが、そこまで断言するのは微妙ですね。

>
> 震災当時のインタビューで「僕が本当にウルトラマンなら、変身して原発の燃料棒を宇宙にでも持っていくのに」と発言なさってました。
> 「津波をバリアで押し返すのに」と仰らなかったのには配慮を感じてなりません。

 そうですね、そこまでピンポイントに云うと、実際に津波の犠牲になられた方々を苦しめたかもしれません。
 それぐらいでよかったと思います。

>
> そういえば初代ヒロインを演じた榊原るみ氏は、その後も映画に夫婦役で出たり、インタビューも受けたりされてましたが、二代目ヒロインのルミ子役の人って見かけないな…と思ったら、「帰マン」の2年後以降消息不明なのですね。
> 坂田次郎の俳優さん以上に情報が無い…。

 ホシノ少年を演じた津沢彰秀氏も長く芸能界から離れつつもメディアに出て来るようになられました。
 御存命ならいつかは視聴者の前に現れて欲しいですね。勿論三井恒、桂木美加氏も。

No.93 2023/03/31(Fri) 00:11:10
菜根道場5・10日雑文 / 道場主
 御来房の皆様、おはようございます。
 毎月25日の担当、菜根道場道場主・菜根道人です。

 本日の雑文は菜根道場一行in高松(勿論、一行と云っても一人ですが………)。
 真言宗の信者であるにもかかわらず、昨日、生まれて初めて弘法大師様の故郷である四国に足を踏み入れました(厳密には学生時代に小豆島を訪れていますが、部活の合宿で、ひたすら旅館と練習場との往復だったため、自分の中では四国入りにカウントしていません)。

 では恒例の分身達の動向を通して、近況及び初訪問の讃岐に対する想いを語りたいと思います。

戦国房薩摩守
 高松城に行ってきました(関係ないですが備中高松城は訪問済み)。生駒親正が建て、四代経た後に松平頼重(水戸黄門の兄上)の家系が統治した高松の地が瀬戸内海に面しているのは知っていましたが、城の北側が当時は海に接しており、現在でも堀の一部に潮の満ち引きが入り込み、城内では鯉ではなく、鯛に餌をやることが出来ます。
 鯛の餌への食いつきぶりは鯉より貪欲で、背鰭を海面からのぞかせでまで食らいつく様は圧巻でした。
 そして高松松平家の人々や、地元の方々の高松城への想い入れはそれ以上に圧巻でした。
 本日は弘法大師様所縁の三大霊場の一つ善通寺に参ります。

特撮房シルバータイタン
 この文章を読んでいる多くの(?)特撮ファンが予測済みと思いますが……………泣いてます。
 高松には高速バスで来たのですが、その車中で『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹を演じた団時朗氏の訃報に接しました………。
 団氏の活躍はここで書き切れるものでは無く、ウルトラシリーズで主役を務めた俳優諸氏で初めて鬼籍に入られた方が出てしまったことに言葉もありません………。
 今はただただ団氏の御冥福をお祈りするしか出来ません。どうか、安らかにお眠り下さい。

楽曲房ダンエモン
 昨夜、摩季ネェのライブに参加してきました。これにて本州・北海道・九州・四国の総てにおいてライブ参加を果たしました!
 今回のツアー(30周年記念サードシーズン)は尼崎市でも参加しているのである程度内容は先刻承知でしたが、ロシアのウクライナ侵攻の為に摩季ネェが知り合いのアメリカ系クロアチア人の方を二人亡くされていることを知りました。
 海外にも友人知人の多い摩季ネェですから、海外の事件で友人知人が巻き込まれることがあり得るのは薄々思っていましたが、実際に聞くとやはり辛かったですね………本当に一日も早く戦争が終わって欲しいものです。

 また、楽曲房ダンエモンとして、四国には忘れてはならないことがあります。それは岡本真夜さんの故郷高知があると云うことです。色々あって、もう8年近く真夜さんのライブに行けていませんが、それでもいつの日か真夜さんの故郷である高知のライブに参加する決意を新たにした次第です。

法倫房リトルボギー
 雑文で書いていましたが、長年冤罪の疑いが色濃いと叫ばれてきた事件の再審がようやく確定したことを喜ぶ一方で、殺人未遂犯の地裁での有罪判決が精神疾患を理由に逆転無罪になったことに憤りまくっており、いつも以上に感情の起伏を激しくしています。

 ではまた来月。

No.91 2023/03/25(Sat) 08:35:34
菜根道場5・10日雑文 / リトルボギー
 オッス!毎月20日の担当、法倫房リトルボギーだ!
 何?態度が悪い?まあそう固いことを云うな(お約束)。

 今日話題にしたいのは二つの裁判について。

 一つは所謂、袴田事件の再審が確定したことだ。
 さすがに60年近く昔の事件に関して詳細を調べた訳ではないので、袴田氏の有罪無罪に関してはコメントしないが、袴田氏を無実と仮定するなら、様々な意味でとんでもない57年間だったと云わざるを得ない。

 まず呆れるのが司法の腰の重さである。
 有罪無罪はさて置くにしても、取調から判決に至るまでの経過や証拠にこれだけの疑問がありながら、(検察が粘りまくったことがあったにせよ)再審決定まで57年も掛からなければならなかった理由が俺には分からない。
 袴田氏のお姉さんを初めとする支援者の方々は今回の最新確定を我が世の春が来たかのごとく喜ばれていたが、人間の寿命を考えると袴田氏が失った約60年は余りにも重過ぎる。
 誤認逮捕や誤った取り調べ・判決が無ければ、袴田氏はまともな人生が遅れていたのであり、それが60年近く失われたのである。

 そして検察の悪あがきも見苦しかった。
 さすがに今回は最高裁への特別抗告を見送ったが、事実や状況を謙虚に受け入れたものであればいいのだが、これまでの例を見れば、恐らくは「恥の上塗り」や「勝てない喧嘩」を避けたとしか思えん。

 最後に思うのは、誰が犯人であれ、味噌メーカーの専務一家四人が殺害された事実に変わりはないと云うことだ。勿論袴田氏に限らず、無実の人間が有罪判決を下される、ましてや死刑が執行されるようなことがあってはならない訳だが、袴田氏が無実として、真犯人が見つかることはとてもじゃないが見込めない(既に寿命が尽きている可能性も高い)。

 それでも無実の人間が死刑執行されないため、その名誉を回復する為、例え手遅れ的に遅くても糺す皇位は為されなくてはならないのだが、過ぎた時間は余りに長過ぎた。

 もう一つの裁判は大阪府吹田市での交番襲撃事件に関する高裁判決だ。
 交番の警察官を襲い、めった刺しにして拳銃を奪い、地裁で懲役12年の判決が下った飯森裕次郎の高裁判決が下されたのだが、判決は何と無罪!
 責任能力なしとしての判決とのことで、一審を誤りとしていたが、わざわざ誤情報で交番に警官が一人になる状況を作り出すと云う周到さを見せていた被告が「責任能力なし」とは顎を落とさずにはいられなかった!!

 この問題は単に飯森一人の問題じゃない。
 めった刺しにされた警官は身体の頑健さが幸いして、奇跡的に一命を取り留め、職場復帰も果たされたが、もし一命を落としていたり、まともに働けない身体にされていたりしても、「責任能力なし」で泣き寝入りせざるを得なくされるのはどう考えても納得がいかない。

 正直、心斎橋で二人を無差別に刺殺した磯飛京三の裁判員裁判での死刑判決を覆したり、ふざけた言動で控訴取り下げとその無効申し立てを繰り返す山田浩二の控訴取り下げ無効を認めたり(さすがに二度目は却下していたが)、といった経緯を見ると、名誉棄損を承知の上で書くが、

 「大阪高裁!そんなに多くの人間の悲しみを踏み躙ってまで、「凶悪案にまで慈悲深く接する私達ってかっこいい!」との自己陶酔に浸りたいんかい!!」

 と怒鳴りつけたくなる。

 今回も怒りに任せてかなりの辛口を展開したが、国家権力によるものであれ、凶悪犯罪者によるものであれ、被害者と云うものを俺が重視していることを汲んで頂ければ幸いである。

No.90 2023/03/24(Fri) 14:11:12
(No Subject) / 通りすがり
いつ書いた記事か知らんけど、「風に抱かれて」に関して

「THE WIND」と殆ど変わらない内容である。サビの冒頭の英文詞とその直後が「今は風に抱かれていたいたから ずっと風にまかせていたいの」になったことを除けば全く同じである。〜

〜「THE WIND」の方がアレンジである可能性濃厚である。

と書いてるが、【濃厚】じゃなくて
事実、「風に抱かれて」の方が原曲なのに
なに言ってるんです?

No.86 2023/03/23(Thu) 18:35:47

Re: / ダンエモン
> いつ書いた記事か知らんけど、「風に抱かれて」に関して
>

 多分、18年程前と思います。その頃、東京から大阪に戻り、生活が安定し、椎名さんファン仲間の協力が得られたこともあって、一気に解説アップを行いましたので。

> 「THE WIND」と殆ど変わらない内容である。サビの冒頭の英文詞とその直後が「今は風に抱かれていたいたから ずっと風にまかせていたいの」になったことを除けば全く同じである。〜
>
> 〜「THE WIND」の方がアレンジである可能性濃厚である。
>
> と書いてるが、【濃厚】じゃなくて
> 事実、「風に抱かれて」の方が原曲なのに
> なに言ってるんです?

 それは知りませんでしたね。早晩修正したいと思います。わざわざのお知らせありがとうございました。
 ファンとしてまだまだ修行が足りないですね(苦笑)。

No.89 2023/03/24(Fri) 13:43:16
菜根道場5・10日雑文 / シルバータイタン
 御来房の皆様、こんばんは。
 本来、15日は楽曲房ダンエモンが担当なのですが、特別に替わってもらって、私・特撮房シルバータイタンが雑文を綴っています。

 と云うのも、本日3月15日はウルトラセブン=モロボシ・ダンを演じた森次晃嗣さんの誕生日で、森次さんは本日で傘寿、つまり80歳になられました。
 『ウルトラセブン』放映から57年の時を経て、今も現役を続けられていることは誠に御同慶の至りです。

 6年前の『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』にモロボシ・ダンとして客演された際、発表会にて「80歳までやりたい。」とおっしゃられていた森次さんでしたが、お体に無理のない限りいついつまでも続けて欲しいものです。

 勿論、歴代ウルトラシリーズの主人公を演じられた俳優の方々が御年83歳の黒部進氏を初め、全員が御健在でいられることも目出度い限りです。
 一方で、少し暗い物の云い方をすると、昭和のウルトラシリーズで正義のチームの隊長を演じた俳優で御存命なのはMAC隊長を演じた森次さんだけになってしまいました。

 かかるサイトを運営するまでに好きになった特撮の世界に尽力された俳優諸氏は数多くいらっしゃいますが、その一人として森次さんの存在感は一際大きく、いついつまでも御元気でいらっしゃることを祈念して、祝福の雑文を綴らせて頂きました。

 森次のおやっさん、お誕生日おめでとうございます。
 いついつまでも御元気で!

No.85 2023/03/15(Wed) 22:53:47
菜根道場5・10日雑文 / シルバータイタン
 御来房の皆様、こんばんは。
 毎月10日の担当特撮房シルバータイタンです。

 つい先ほど、制作中の「善意?の侵略者」を完成させました。一方で、「舞台は大阪!」の更新を滞らせているのは誠に汗顔の至りです。

 汗顔の至りついでに申し上げますと、「善意?の侵略者」のラストが当初考えていたのとはかなり違うものになりました。
 話の締め括りとして、現実の歴史における侵略と対比したのですが、偶然数日前に歴史に対する無知を思い知らされ、内容が変更されました。

 本作は題材的にも重い話になりましたので、次回はコミカルなものにしたいと思っていますが、現時点でまだ題材は決まっておらず、道場全体としては更新が滞りがちな楽曲房を優先したいとも思っていますので、気長にお待ちいただければと思います。

 ではまた来月。

No.84 2023/03/10(Fri) 23:09:32
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