|
御来房の皆様、おはようございます。 毎月10日の担当、特撮房シルバータイタンです。
戦国房薩摩守が申しましたように、公私ともに多忙で様々な更新を滞らせています。殊に現在制作中の「復讐を捨てるとき」に関しては、ゴレンジャー、ウルトラマンヒカリ等、制作に当って改めて見直さなくてはならない対象があったり、仮面ライダーアクセルの様に、全話解説でかなり詳細に追ったが故に内容をまとめるのが大変な者もいます。 閲覧者の皆々様には今少しの猶予を期待せずに頂ければと思います(苦笑)。
さて、今回話題にするのは、薩摩守に続いて「熊」です。
仮面ライダーシリーズに登場する改造人間の多くは人間に生化学の力をもって動植物の能力を植え付けた者なのですが、昆虫や爬虫類がメインで、哺乳類は割合としては少ない方になります。 意外なのは、猛獣系が少ないことです。勿論調べればいくらでも出てきます。
ムカデタイガー、クモライオン、ベアコンガー、ジャガーマン、ハサミジャガー、タイガーネロ、黄金ジャガー、イソギンジャガー、リングベア、etc
とそれなりに見受けられるのですが、やはり割合としては少なく、道場主の好きな熊系は数える程しかいません。 ただ、少し考えて見れば分からない話ではありません。その理由は大まかに二点。
一点目は、他ならぬ仮面ライダーの多くがバッタを初めとする昆虫系の改造人間で、その対極に立つものとしてはやはり昆虫系である方が話としては盛り上がるでしょう。
二点目は、すべての生物が同じ体長・体高とした場合の妥当性です。 例えば、ノミを人間の大きさに拡大したすると、その運動能力はジャンプ25回で富士山頂に登頂できます。『新ジャングルの王者ターちゃん』の最終巻でとある博士が昆虫こそ最強と述べていました。 そう考えると初代仮面ライダーがバッタの改造人間であったことも納得が出来ます。
逆に人間より遥かに大きな動物である熊が人間と同じサイズになったら、帰って弱体化するかも知れません(苦笑)。 ま、自分で振っておいてなんですが、人間とクマの共存が悩ましい昨今、熊型の改造人間が人間を襲うシーンは極少な方が良いかもしれません。
ではまた来月。
|
No.409 2024/12/10(Tue) 11:59:01
|