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御来房の皆様、おはようございます。 毎月15日の担当、楽曲房ダンエモンです。
まず、完全にタイミングを外してはいますが、「楽曲」を解説する者として、今月6日にこの世を去られた中山美穂さんの御冥福を慎んでお祈り申し上げます。
享年の若さも驚きでしたが、世代・ジャンルを超えた幅広い知名度・人気・活躍には今更ながら惜しい方が亡くなったと思っています。 故人に失礼かもしれませんが、私は中山さんのことを詳しく知りません。中山さんがドラマで大活躍していた頃、彼女の演じる役どころ、キャラクターが好きではなく、殆んど見ていませんでした。 何かの番組(『セーラー服反逆同盟』だったかな?)でスケ番っぽい、主人公達が殺陣を展開している中、彼女達を救う様に物陰からバラの花を投げ、それに気づいた一人が心中で、「美穂さん、ありがとう。」と云っていたのを見て、「実名そのまま?中山美穂って、素でそういうキャラなの?」と驚き、ヤンキーキャラとの偏見を強くした馬鹿な記憶があります。
それ以来、ほとんど注目しなかった歌手・女優さんでしたが、それでも代表曲や代表ドラマはぱっと出て来るのですから、それだけ存在感が大きかったことを今更痛感しています。
一応、拙房としても全く無関係な方ではありません。 岡本真夜さんの「Wiii」は元々真夜さんが中山さんに楽曲提供したのを自分で歌ったもので(ラストの歌詞は微妙に異なりますが)、古くから交流の有った真夜さんはやはり衝撃を受けていました。
また、深い縁と云う訳ではありませんが、中山さんの代表曲、「世界中の誰よりきっと」は織田哲郎氏の作曲で、その縁から摩季ネェのバックコーラスに参加したことがあるそうです。
「殆ど興味ない。」と思っていても、気が付けば敬愛するアーティスト二人と縁を持っていて、時折その歌を口ずさんでいた訳ですから、やはり私にとっても突然の訃報は衝撃でした。
毎年12月はその年なくなった有名人が偲ばれ、多くは天寿を全うしたと云えるのですが、それでも早過ぎるし、受け入れ難い悲しい別れが散見されます。
自然の摂理は百も承知ですが、それでも来年は夭折・不慮の事故による有名人の死が1件でも少ない年であって欲しいものです。
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No.416 2024/12/26(Thu) 11:10:55
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