[ リストに戻る ]
No.4608へ返信

all 平野貞夫氏と財界人を国会喚問して小沢政治捜査の解明を! - sugiyama - 2012/05/01(Tue) 13:25:59 [No.4567]
岡留安則さんのメッセ−ジ@2012.4.26 - 米ちゃん - 2012/05/01(Tue) 13:53:11 [No.4569]
デビさんのブログが絶好調とかトラさんが伝えてくれました - 米ちゃん - 2012/05/01(Tue) 15:49:13 [No.4571]
Re: 平野貞夫氏と財界人を国会喚問して小沢政治捜査の解明を! - sugiyama - 2012/05/01(Tue) 13:40:23 [No.4568]
Re: 平野貞夫氏と財界人を国会喚問して小沢政治捜査の解明を! - 米ちゃん - 2012/05/01(Tue) 14:19:59 [No.4570]
【新しい政治の動きに気づかない 民主党の末期】 - hasebe - 2012/05/01(Tue) 22:32:54 [No.4573]
◎達増拓也岩手県知事 "小沢裁判と「オザワ現象」!" - hasebe - 2012/05/07(Mon) 14:10:56 [No.4608]


◎達増拓也岩手県知事 "小沢裁判と「オザワ現象」!" (No.4573 への返信) - hasebe

◎ 小沢裁判と「オザワ現象」!

                 日本一新の会 達増 拓也
                      (岩手県知事)
 
 小沢一郎氏の裁判で無罪判決が出た4月26日、ツイッターで
「小沢」と検索した。

すると、一分間に100も200も、というようなものすごい勢
いで大勢の人々が書き込んだツイートのラインが立ち現れた。

そのほとんどが小沢支持、検察批判、マスコミ批判であり、
反小沢はざっと1割程度だった。

このツイッター上の大反響で思い出すのが、1年半前の民主党
代表選挙での「オザワ現象」だ。

私はその頃次のような文章を書いた。

「今回の民主党代表選で、多くの国民が、小沢一郎氏の演説や
討論の姿を直接あるいはテレビやインターネットで見聞きし、
少なからず驚き、考えさせられた。

その結果、小沢支持がかつてないほど拡大・深化すると共に、
マスコミ情報を鵜呑みにしないで、自分で見聞きし自分で考え
自分で判断する態度が、国民に広がった。
これを私は『オザワ現象』と呼んでいる。」

 ちなみに脳科学者の茂木健一郎氏は、当時次のようにツイート
した。

「今回、お互いに連絡しあったわけでも、誰かが指示したわけで
もなく、心ある人たちの間に小沢一郎さんを支援する動きが自
然発生的に生まれたことは、近年の憲政史上、実は画期的な
ことだったと思う。
明らかに質的に違う何かが現れた。
その名前はまだない。」

 「その名前」を私は「オザワ現象」と呼んだのだが、その後、
「オザワ現象」は着実に発展して、今日に至る。

小沢裁判を巡るネット論調は成熟を遂げ、大きく広がった。

リアルでのデモや集会も重ねられ、多くの参加者を集めた。

その結果として今回の無罪判決があった、と総括してもいいと
思われるほどに、「オザワ現象」は力を得てきている。

判決が出た時の裁判所前で、熱心な小沢支持者の皆さんが感動し、
喜ぶ姿は、遂にテレビに映し出された。

多くの国民の目に留まり、これだけ熱心な小沢支持者が大勢いる
のか、と全国に衝撃が走った。

 去年、ツイッターやフェイスブックが「アラブの春」や「ウォ
ール街占拠運動」を巻き起こした。

日本における同種のムーブメントが、小沢裁判を巡って展開され
た心ある人たちの発言と行動であったと思う。

「オザワ現象」は日本の政治史上画期的な展開であると同時に、
ネットを活用した世界的な民主主義運動の一環でもある。

 判決が出た後のマスコミの報道振りは、やはり1年半前の民主
党代表選を思い出させるひどいもので、マスコミの側には進歩も
発展もない。

未だに検察の暴走に加担しており、むしろマスコミの劣化を感じ
させる。

世論調査の数字で小沢氏を悪く言うのも、民主党代表選の頃と同
じやり方である。

 思い出すといえば、今の野田内閣の体たらくは、民主党の代表
が前原誠司氏で国対委員長が野田氏だった2006年のガセネタ
メール事件の頃を思い出させる。

2002年に鳩山代表が辞任を迫られ(自由党との合併を進めよ
うとしたから、という今では考えられないような理由で)、その
後代表になった菅直人氏が失脚し、続いて岡田氏、前原氏と若い
世代が代表になるがますますダメで、結局小沢一郎氏が代表にな
るしかない、となる決め手がガセネタメール事件だった。

 当時の民主党が、代表は小沢一郎という結論に至るのに3年ほ
どかかった。

民主党はそのプロセスを、2009年の政権交代後、より壮大な
スケールで繰り返しているように見える。

政権与党になっているし、東日本大震災があったので、民主党の
試行錯誤や迷走によって国民にかける迷惑は、野党時代と比べて
桁違いに大きい。

 2006年にせっかく実現した小沢民主党の体制を、政権交代
直前に、検察の暴走が破壊した。

党を挙げて検察の暴走と戦うべきだったのに、民主党議員の多く
が萎縮してしまい、検察の暴走の尻馬に乗って自己の権力欲を満
たそうとする者も出てきて、民主党は以前のカオス状態に戻って
しまった。

 検察の暴走は2006年頃には明確に存在しなかった難敵だが、
やはりその頃は存在しなかった強い味方が「オザワ現象」である。

 日本の民主主義を破壊しようとする暴挙に対し、日本の民主主
義を守ろうとする心ある人たちの発言と行動がネットを活用して
大きな力になってきた。日本政治の希望は、ここにこそある。


[No.4608] 2012/05/07(Mon) 14:10:56

Name
E-Mail
URL
Subject
Color
Cookie / Pass

- HOME - 新規投稿 - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS