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all 《緊急鼎談第二弾》樋口陽一、小路田泰直、小沢一郎の三氏 - hasebe - 2015/06/25(Thu) 22:25:23 [No.6121]
Re: 《緊急鼎談第二弾》申込みサイト - hasebe - 2015/06/26(Fri) 23:03:44 [No.6122]
読書会のお誘い - hasebe - 2015/07/06(Mon) 21:09:33 [No.6124]
《緊急鼎談第二弾7/24のお誘い》 - hasebe - 2015/07/17(Fri) 22:49:04 [No.6127]
今一度  ブログ【つぶやきいわぢろう】を読む - hasebe - 2015/08/14(Fri) 01:09:13 [No.6129]
ウォルフレン氏《不平等な日米関係 独立の日はいつ来るのか?》 - hasebe - 2015/08/18(Tue) 11:30:44 [No.6133]
橋下徹&松井一郎の「けじめ」とは?(日刊スポーツ) - hasebe - 2015/08/24(Mon) 11:01:11 [No.6134]


ウォルフレン氏《不平等な日米関係 独立の日はいつ来るのか?》 (No.6129 への返信) - hasebe

カレル·ヴァン·ウォルフレン氏が、日本の問題点を鋭く指摘した
論文を発表しています。

nicolさんがツイッターで紹介してくれていましたので、それを
一部転載させてもらいます。

まだ、たった5年前のことなのに大昔のような気がしますが
鳩山政権時、オバマ米国大統領に米国での面談をオファーしましたが
彼と米国外務省は、かなり日本国に対し失礼なやり方で拒絶しました。

安倍総理に対しても、中国、韓国の厚遇に対してずいぶん差別するやり方で
遇しましたが・・。

日本のマスコミの報道を視ていると、中国、韓国の悪いところをことさら
強調する論調ですが、日本以外の世界は中国、アジアの成長力に依存しつつ
あることを認めています。

米国民ですら半数は、数年後中国が世界一位になると思っています。

日本の政府が、米国にどんなに忠誠を尽くしても、米国は日本を利用は
しても、彼らの注目は中国です。

今後、世界の中で大きな発展を続けるとしたらこのアジアです。
中国・アジアと寄り添うことでしか日本の未来は無いのでは、と
思います。

世界情勢が激しく変化している今、周遅れのアンテナは、国の方向を
見誤ります。

小沢さんが言っていた三角形、その距離感は分かりませんが、バランス
感覚、絶妙な黄金比率の感覚で世界に対峙する日本のリーダーであって
欲しいと願うのですが・・。




《不平等な日米関係 独立の日はいつ来るのか?》

http://t.co/rshfzbZOfC

オランダの社会政治評論家カレル·ヴァン·ウォルフレン氏は、
自身の論文の中で「日本が戦後手にした最も重要な負の遺産は、
真の独立国家としての地位を取り戻せなかったことだ」と指摘した。


以下、氏の論文の内容を抜粋して御紹介したい。

「終戦からしばらくの時期、吉田茂及び岸信介両首相は『日本が米国に暗黙のうちに
従属するのは、一時的なものだと覚悟し、国力を蓄えたら、そうした関係を捨て去る
ことができるだろう』と考えていた。

しかし彼らの後に続いて、首相の座に就いた人達は、そうした事を思い起こすのを
もう止めてしまった。

日本の新しい世代の政治家達は、自主的な対外政策とは一体何かについて想像する
能力さえ失ってしまったのだ。

しかしその中で、突破口を開く事を運命づけられた政治家も確かにいた。
例えば鳩山(由紀夫)政権は、中国との善隣関係確立を目指すと表明したが、すぐに
米国政府に罰せられてしまった。

〜略〜


ウォルフレン氏は、日本は世界にとどろいた奇跡の経済成長も米国なしでは達成
できなかったはずだと認めている。

ウォルフレン氏は、だがもはや、忠誠的な立場をとりつづけても、それは何の功も
奏さないと指摘する。

米国の擁護は理論上だけのことであり、グローバル経済も政治情勢もラディカル
な変化を遂げてしまったからだ。

〜略〜

「沖縄の米軍駐留は日本の防衛のためではない。彼らは攻撃力として機能して
いるのであり、中東、中央アジアに派遣しうる軍事力だ。

厳しい言い方をすれば、沖縄駐留米軍は、米軍の基地使用は日本防衛のためだけ
であるという日米の平和条約に違反して、あの場所に駐屯しているのだ。

もし北朝鮮との問題が発生すれば、これと最初に突き当たるのは韓国と中国だ。

仮に日本が北朝鮮の仮想的な脅威を真剣に受け止めているのであれば、北朝鮮
との外交深化に取り組まねばならない。」

ウォルフレン氏は、シベリアを通り、中国の沿岸都市と欧州の港を直で結ぶ
高速鉄道の建設など、ユーラシアのインフラに広範な変化が起きることによって、
近い将来、日本はチャンスを逸する恐れがあると指摘する。
(こうした鉄道は史上かつてない貨物量を誇る交易ルートになることは間違いない。)

「長期的には日本は、もし米国の全面的覇権の達成計画に引きずられるがまま
であれば、自分の身にさらに不快な事態を招くリスクを犯すだろう。」

記事の筆者:カレル・ヴァン・ウォルフレン(Karel van Wolferen)氏。

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏、オランダ人ジャーナリスト。
日本関連の著書は20冊以上に上る。
なかでも『日本/権力構造の謎(原題はThe Enigma of Japanese Power)』はベストセラー。

引用文典:http://www.japantimes.co.jp/news/2015/08/15/national/history/dependence-day-japans-lopsided-relationship-washington/


[No.6133] 2015/08/18(Tue) 11:30:44

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