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対米従属しようがない症候群≠治さないことには日本の再建はない」 (親記事) - hasebe

8月26日、憲政会館で行われた緊急集会『ぶっ壊せ!アベ安保法制』は、
台風の余波の雨の中、515名もの参加を頂き大いに盛り上がりました。

小沢一郎氏、平野貞夫氏、二見伸明氏と貴重な情報を発信して下さい
ました。

下記は、この集会のビデオです。
ぜひご視聴をお願いいたします。




安倍政権の安保法案の変更に対し、何となくおかしい、と危機感を
感じている国民は増えています。

安倍首相の、何が何でも憲法を改正したいとの執念に対し、私達は
「何となく変」ではなく、何が事実なのか、現憲法の誕生の事実、
9条の意味をきちんと学び理解することが大切かと思っています。

敗戦をきに日本人に染みついた「アングロサクソンには刃向かうな」
は、70年を経ても消えそうにもありません。

対米従属しようがない症候群≠治さないことには日本の再建は
ない」

国も国民も、自立してこそ、誇りを持てるのだとつくづく思います。

8月30日の国会包囲網の集会には平野、二見両氏を囲んで参加しま
した。

リヤカーを用意しなくていいのか、と心配するむきもありましたが
お二人ともとてもお元気でした。
きっと政治家として、この時代の変わり目の大きなウネリをご自分
の目で確認しようと思われている?

ウンが良く数分後には身動きがとれなくなった日比谷公園から
国会議事堂近くまで行けました。

実は、私達一行は、車道の封鎖を警官が諦めた直後だったので、
いっきょに車道に空白のスペースが出来たのだとで知りました。

地下鉄から、路地から次々と人々がわき出て来るその光景に胸が
一杯になりました。

同じ危機感、思いで居る人が、こんなにもいたのだ・・・。


日本一新の会のメルマガを下記に転載させていただきます。



日本一新の会 メルマガ配信
━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 通巻第281号・2015/9/3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                     顧問:戸田 邦司
                     発行:平野 貞夫
                     編集:大島 楯臣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎「日本一新運動」の原点―281

            日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

〇安全保障法制関連法案を廃案にする死角≠ェありますよ!16
(緊急集会 『ぶっ壊せ!アベ安保法制』報告!)


 8月26日(水)午後4時から開かれた「緊急集会『ぶっ壊せ!
アベ安保法制』」は、久しぶりに憲政記念館の講堂が満席を超え
る515名の参加者を得て大成功に終わった。日本一新の会会員
も多数の参加者で緊急集会を盛り上げていただき、感謝の意を表
したい。

 またこの「緊急集会」は、いろいろな事情があって8月13日
に実行委員会を立ち上げ、2週間目には集会を開くという、慌た
だしい文字通りの「緊急集会」であった。実行委員会に参加して
くれた各団体、ボランティアの方々の熱心な協力にお礼を申し上
げたい。既に幾つかのネットで録画配信されているが概要を報告
しておきたい。

「緊急集会」のモチーフは、「小沢一郎氏を招き、新日米ガイド
ラインや集団的自衛権の違憲性などについて意見を聴き、タウン
ミーティングを行う」というものであった。総合司会はデモクラ
TVで活躍している女性弁護士の升味佐江子さん、歯切れよく開
会を宣言し、二見伸明共同代表(元公明党副委員長)は緊急集会
の趣旨を説明した。

〇 二見共同代表の挨拶要旨

 平日の午後にもかかわらず、私どもの呼び掛けにお応え頂き、
このように大勢の皆さんにご協力いただきました。本当にありが
とうございました。

 さて、アベ安保法制は日本を再び戦争への道に進める亡国の政
策だ。立憲主義を踏みにじり憲法に違反してのことである。廃案
にするための理論と方策を提示するためにこの集会を開いた。冷
戦後のわが国の安全保障政策は小沢一郎さんを抜きにしては語れ
ない。存分に語っていただきたい。

 私は60年安保の経験者だが、いま国会を取り巻いているデモ
は60年安保とは質的に異なる。いわゆる動員によるデモではな
く、参加者それぞれの自らの意志によって集まっているのだ。

30年後、私の墓場の前で「お爺ちゃん、自衛隊を海外に派遣し
なかったよ。日本は平和を守ったよ」と報告を受けるために今日
の集会がある。戦後70年、戦争をしなかったのはギネスブック
ものだ。さらに30年、平和を延長しようではないか・・。

第1部 国会の安保法制審議はこれでよいのか! 小沢:平野
 冒頭私から「二見さんは白内障の手術を暮れに延ばして、この
集会の共同代表として挨拶してくれた。公明党を除名されたが、
創価学会は除名されていない」として、安保法制に反対する創価
学会の人たちの旗頭となっている、と感謝の意を表して始めた。

 【第1点 新日米ガイドラインの違憲性】

 4月27日に日米の2+2で合意された「新ガイドライン」に
ついて、「日本を非常に危険にする憲法の違反するものだ」と、
厳しい談話を発したのは小沢さんだけだった。この警告的談話を
出した理由と心境を質した。

 小沢さんは「新ガイドラインは周辺事態≠フ項目が削除され、
世界中で日米が共同で軍事行動を行うこと、明らかに憲法九条違
反だ。

1999年の自自連立の時、周辺事態法を成立させたが、周辺
事態≠ノ何の制約もなく、私が強引に、『そのまま放置すればわ
が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態など、わが
国周辺の地域におけるわが国の平和及び安全に重要な影響を与え
る事態』をいれた。

どうしても米国と世界中で共同軍事行動をやりたいなら、憲法改
正と法改正が必要だ。

 立憲主義を何と思っているのか。手順が逆だ、政治手法が狂っ
ている。新ガイドラインとは、日米の行政行為にすぎない。これ
を憲法の上位に置くとは主権国家とはいえない」

 小沢さんのこの怒りように対して、私が、日本でこういうやり
方の政治となる原因をどう思うか、と詰めたところ、

「戦前の戦争に至った経緯をみても、国民は『そこまで行っちゃ
たの、仕方がない』と軍部や官僚の独走を黙認して日米戦争にな
った。日本人の『しようがない』なし崩し心情が原因のひとつだ。

 私は日米同盟は最も重要な二国間関係と思っている。同盟なら
対等に意見を交換し、結論を出していくべきだ。『米国がいうの
だからしようがない』といって従属していく対米従属しようが
ない症候群≠治さないことには日本の再建はない」

 これを受けて私は、「対米従属しようがない症候群という小沢
さんの造語を、今年の流行語大賞にノミネートする運動をしよう」
と提案して、満場の賛同を得た。

 【第2点 集団的自衛権問題】

 集団的自衛権といえば、国連憲章の中でもっとも厄介な問題で
ある。「国連憲章理念の例外」としてつくられたものだ。

安倍政権では「国家の権利として国際法が認めたもの」とまるで
正義の味方のような発想をしている。

とんでもないことで憲章発効の当初、多くの国際法学者から「国
家間の戦争を禁止した国連設立の趣旨に反し、将来問題となる」
と警告されていた問題である。

 30年ほど前、小沢さんが自民党幹事長時代に、国連中心主義
を安全保障の基本とするために研究を始めていた。安倍政権が集
団的自衛権を解釈改憲で容認し、安保法制を国会に提出したこと
を切っ掛けに、根本的問題点を調査するよう夏休みの宿題となっ
ていた。

その回答を前号(280)に掲載しておいた。その中で憲法第9
条の立案過程について、私が初めて知った事実があり、その点に
限って説明しておきたい。

 安保法制問題で最大の不祥事は安倍内閣の憲法解釈変更、所謂、
解釈改憲したことである。

憲法第9条2項の解釈から、国連憲章の例外として設けられた集
団的自衛権の行使が可能かどうかということだ。

私が不勉強であったのは、「憲法第9条は国連の理想主義をその
まま反映し、丸腰の日本を占領軍がつくろうとした」と思ってい
た。

しかし、天木直人氏から提供して貰った資料を調べると、9条2
項の原案を示したマッカーサーの構想は、当時、国連5大国の軍
事参謀委員会で協議していた「国連軍」が日本の安全保障を担保
することにあった。

 日本国憲法が立案され、審議されて公布された昭和21年2月
から同11月の公布の間国連軍設置の協議は真剣に行われていた。

しかし翌年3月頃には米ソ冷戦が始まり、5月3日の施行の時期
には国連軍構想は破綻していた。9条2項は「国連軍=国連集団
安全保障」を前提としており、歴史の悲劇として日本の安全保障
を担保する協議は消滅した。

しかし、9条2項をどう解釈しても、集団的自衛権を誘導できる
根拠はない。

明文を規定するため憲法改正の手続きによる国民投票に問うべき
である。

 この問題で思い出すことがある。講和条約調印のとき吉田首相
が「日米安保条約を国連総会で承認すべきだ」との意見を持って
いたことだ。その理由は国連軍をつくるといって九条を規定した。

米軍の駐留を国連軍に準ずるものとするための理屈であったかも
知れない。そういえば、砂川事件の伊達判決を批判する体制側の
論理として、田中耕太郎・横田喜三郎・宮沢俊義といった法学者
たちが「米軍の駐留は事実上の国連軍の代替え」と主張し、憲法
違反でないとの論文を書いていたことを記憶している。

 憲法第9条は、戦後70年の中で国際政治の犠牲となりながら、
真の平和を実現するシンボルであった。それは世界遺産というよ
り、人類の条理として日本人が死守すべきものだ。

〘第2部 タウンミーティング〙

参加者から50件を超える質問要望があり、時間の関係もあっ
て7人が発言した。5件は安保法制廃案への質問であったが、最
後の2件は「倒閣の方針を示すべき」と「年内に野党を再編、新
党を作れ」との政局問題が飛び出した。

 小沢さんは「安倍内閣退陣・倒閣の文言は、より人々を奮い立
たせるだろう。国民の意思表示行動が大事」と返した。また「来
年の参議院選挙に勝利するには、少なくとも今年中に野党の大同
団結のコンセンサスをとらなければならない」等と自信をのぞか
せた。

知ってか知らずか、維新の党の混迷がその日から始まった。

(8・30安保法制反対デモに参加して!)

 国会前を埋め尽くしたデモは12万人を超えた。誰もが、自分
の意志で参加したものだ。わが国に立憲デモクラシーが定着する
スタートの日となろう。私は55年前の60年安保のとき、国会
の中からデモを眺めていた。

 衆議院事務局33年、参議院議員12年の国会生活を振り返り、
漸くにしてここまできたかと、感無量であった。

       (「平成の日本の政治改革の原点」は休みました)
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          次回の定期配信は、9月10日(木)です。
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[No.6137] 2015/09/04(Fri) 12:53:15
参院特別委員会のダマシ採決は無効 (No.6137への返信 / 1階層) - hasebe

平野貞夫氏は、国会法・議事運営の生き字引とも言える最長老の
専門家です。

その平野氏が、二見氏のツイッターを通じて下記のように
「採決は無効」と語っています。

いかに何でも有りの安倍政権の国会運営でも、ここまで
やっては日本の国が保たないのでは?



   二見伸明氏(元運輸大臣)のツイッター(9月17日(木))
    https://twitter.com/futaminobuaki

【採決は無効。
  混乱の本源は総理と質疑するために設けられた委員会を、
  質疑を省略し、直ちに採決しようと騙したこと。

 それにより速記も取れないほど混乱したこと。
 速記が取れなければ議事録が出来ない。
  委員会騙しと速記不可で採決は無効と議事運営の専門家
  の平野貞夫。

 自公は日本を潰す気か。】


 平野浩氏のツイッターに下記のような記事が載っています。
   ‏https://twitter.com/h_hirano

 【数に勝る与党が策略を用いて野党を欺き、採決を強行し、
  大半の国民の反対する法案を通す。

  そしてその暴挙を与党の代議士がテレビに出演し、その
  正当性をペラペラ喋る。最低。〜】



ちなみに産経新聞 9月17日(木)18時20分ネット配信 に下記の報道
がありました。

  【安保法案 5野党、参院議長に法案採決無効申し入れ】


[No.6138] 2015/09/18(Fri) 09:52:28
翁長知事の国連演説 (No.6138への返信 / 2階層) - hasebe

沖縄の翁長知事が9月21日、スイスで開かれた国連人道理事会に出席
たった2分でしたが「沖縄の人々の人権がないがしろにされている」と
演説をしました。

日本には言語の壁が厚いのか、マスコミで偏った情報が流されると
それを鵜呑みにする人がいまだに多いですが、ネットの普及で、情報
を世界の人々が共有できる状況が生まれています。

世界の潮流の変化は、確実に私たちの足元で起きています。

下記は、翁長氏の演説を安田浩一氏がツイッターに書いてくださって
います。

ここにコピーさせていただきました。


安田浩一氏ツイッター ‏@yasudakoichi · 9月21日

@「私は日本国沖縄県の知事、翁長雄志です。
沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている辺野古の状況を、
世界中から関心を持って見てください。

沖縄県の米軍基地は、第二次大戦後、米軍に強制接収されてできた基地です。
沖縄が自ら望んで土地を提供したものではありません」


A「沖縄は日本国土の0.6%の面積しかありませんが、在日米軍専用施設の73.8%が
存在しています。

戦後70年間、未だ米軍基地から派生する事件、事故や環境問題が県民生活に
大きな影響を与え続けています。
このように沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされています」


B「自国民の自由、平等、人権、民主主義、そういうものを守れない国が、
どうして世界の国々とその価値観を共有できるでしょうか」


C「日本政府は、昨年、沖縄で行われた全ての選挙で示された民意を一顧だにせず、
美しい海を埋め立てて辺野古新基地建設作業を強行しようとしています。
私は、あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟です。

今日はこのような説明の場が頂けたことを感謝しております。
ありがとうございました」


[No.6139] 2015/09/23(Wed) 21:04:50
中国との付き合い方 (No.6139への返信 / 3階層) - hasebe

二見伸明元運輸大臣のツイッターに下記の記事がありました。

離れたくても離れられないお隣の大国中国との付き合い方。

米国をはじめ世界中が、その存在の大きさを認識して付き
あっている中、安倍政権の日本は、そんな中国を仮想敵国と
みなし、米国が中国に対峙してくれる、との幻想を抱いている、
そんな事でいいのでしょうか。

中国も韓国も、自国の混乱があると”反日”を利用するのには
正直うんざりですが、それをするのは何もこの2国だけでなく
多くの国も、あるいは人々も、自分の利益になるならと、いろ
んな事を利用するわけですし・・。

下記の小沢さんの言葉「独裁政治と市場経済は原理的に合わない」
は、その通りだと現在の中国の状況は示していると思います。

中国経済が、どれほどの状況かは分かりませんが、共産党幹部
らの汚職のレベルは天文学的?

「反日」で、カバー出来る範囲をすでに超えているのだと思います。

もし、中国国民、13億人とも16億人とも言われるが人々が
動乱ともなったら、アジア全体、日本も大変なことになります。

日本は、歴史を振り返れば、常に中国との付き合い方に神経を使
ってきたはずです。



二見伸明氏Facebookから

【小沢一郎氏の持論】

独裁政治と市場経済は原理的に合わない。
中国は経済の不調が即政治闘争に直結し、国内が動乱に陥る恐れがある。
そうなると日本はもちろん世界経済そのものが大混乱になる。
そうならないよう日米が協力し知恵を出し中国を軟着陸させなければ〜】


[No.6140] 2015/09/25(Fri) 20:20:35
白井聡氏:小沢一郎政経ホーラム9/29講演 (No.6140への返信 / 4階層) - hasebe

先日の小沢氏の政経ホーラムの講師の白井聡氏の
講演の一部をツイッターに書き出させて頂きました。

それを合わせて下記に転載いたしました。

日本に生まれ育ち、長く生活させてもらっていながら
自分の国の状況をどれほど理解していたのかと自戒
することが多いです。

白井氏が講演の最後に語った言葉、
「孤独に戦ってきた政治家がいる。
 現在ようやく共に闘う国民の存在を見つけたのだ。」

国民の意識が、本当にそこまで育っているのか、私には
分かりません。
それでも、戦う政治家の存在があったからこそ、その弾圧の
理不尽さに気が付きだした国民は、少なくなくいました。

僅かながらもネットというツールを通し、世界の情報を
手に入れることで見えてきた世界もあります。
それをいかに広げていくか、あまりに大きな課題ですが・・。




〜白井聡氏:小沢一郎政経ホーラム9/29講演〜

【永続敗戦レジームの断末魔としての安倍政権】


《永続敗戦とは》
「大義も、勝利の可能性も無かった戦争を始めた
 責任を誰も取る事も反省をする必要もない。
 負けたことを認めていないのだから、延々と負
 け続ける。」

「大戦で日本人だけでも死者300万人、その内
 200万人は、最後の1年間で死亡。
 すでに負けると分かった戦争を国体護持のみで
 続けた。
 国民の不幸など顧みる事などなかった。」

《特殊な無制限な対米従属体制の形成》

アーミテージ氏も語っている。
「私は、日本に多くの友人を持っているが、
 日本を愛するゆえに私が何かをすること
  は無い。
   何が米国の国益化を知っている。」2013/4月


  「原発事故3.11は、敗戦時のデジャブだった。
   無責任の体系(日本型システム)のド真ん中。
   むちゃくちゃな戦争を止められない「組織」。

  そして、あとでつぶやく、
  〜後で、実は自分は内心反対だった〜と。」


《国と国民の品格》

  翁長沖縄県知事:
  「沖縄の基地問題の解決なくして日本を取り戻す
   ことは出来ません。
   日本の品格が問われているのです。」


《永続敗戦レジーム支配者のジレンマ》

 「親米保守政権を続けるためには、中国脅威論をあおる
  しかない。
  しかし、やりすぎると本当に日中開戦が起こり得る。」


  「世界に類のない対米従属と責任も反省も否定した
   永続敗戦レジーム、その中でも戦ってきた政治家
   は存在した。

   この孤独に戦ったきた政治家は、現在ようやく共に
   闘う国民の存在を見つけたのだ。」


[No.6141] 2015/10/02(Fri) 12:24:42
【米記者から「出来レース」批判された安倍首相国連会見】  (No.6141への返信 / 5階層) - hasebe

国連総会での安倍首相の記者会見。
テレビのニュースでその場面をご覧になりましたでしょうか?
質問に対し、安倍首相は、意味の分からない答えをしていました。

日本のマスコミは、首相が日本の国連の安保理常任理事国入りに言及したと
一斉に放映していましたが、それ以上のことを伝えていませんでした。

その会見をめぐっては、外国の記者から強い批判が浴びせられていたのです。
そこで外国人記者が日本のメディアと政権との癒着を批判したことを
日本のメディアは伝えようとしません。

[予定外]の質問にまったく答えられない日本のトップリーダー、
そのことを口に出すこともできない日本のメディア、
そのことに、何の疑問を感じない日本の国民、
おかしいのでは?

下記はアイ・アジアの記事の一部の抜粋とローリエさんのツイッターから
一部転載をさせて頂きました。


                    

ロイター通信記者の質問

〘あなたはシリアの難民問題で支援を表明したが、なぜ難民を受け入れないのか?〙

「通訳を通して質問を理解した安倍首相の表情が強張った。
 実は、その質問に慌てたのは安倍首相だけではなかった。
 会見場にいた日本人記者全員が「予定外」の質問にざわめきたったのだ。」

「予定外」の質問とはどういうことなのか。
 アイ・アジアが入手した首相官邸の資料や取材に応じたアメリカ人記者の話によると、
 この会見では、質問者も質問内容も予め決められていたのだ。
 つまり、出来レース会見だったのである。」

        【米記者から「出来レース」批判された安倍首相国連会見】 
              アイ・アジア2015年10月 5日 14:38  
        http://npo-iasia.org/archive/2015/10/abe-conference.html



 想田和弘氏 ‏@KazuhiroSoda · 10月5日

【難民に関する首相の答えがハチャメチャだった理由がこれでわかった。
 答えは簡単。「質問項目にあらかじめ入ってない質問だったから」。
 なっさけねえ!
 首相も日本の御用記者も!→米記者から「出来レース」
 批判された安倍首相国連会見 
http://www.npo-iasia.org/i/archive/2015/10/abe-conference.html#.VhIauY2N6JQ.twitter


【名もなき投資家 ❤️ ‏@value_investors · 10月5日

【米国記者「質問事項をあらかじめ提出しろということですから驚きました。
 そんなことは、アメリカでは記者倫理に違反する行為です。
 ところが、それは日本の政府と記者との間では常に行われていることだ
 というではありませんか。本気かよ?と思ったのは私だけじゃありませんよ】

想田和弘氏 ‏@KazuhiroSoda · 10月6日

【おそらく首相会見では質問もあらかじめ提出されて首相も原稿を読んで
 答えるというのが「ギョーカイのジョーシキ」であり「オトナのジョジョー」
 なんだろうけど、そんなものに疑問を抱かず慣れちまったら終わりですよ、
 記者の皆さん。
 だってなんのために仕事してんの?首相の無料広報係を務めるため?】


想田和弘氏 ‏@KazuhiroSoda · 10月6日

 【では聞くが、君は台本なしで記者の質問すら受け付けられない無能な首相が、
  自分の国の首相であることが悔しくないのかね?俺は悔しいよ。
 @AttacktoBlock @KazuhiroSoda そんなに安倍が総理やってるのが悔しいかww】


 田中龍作氏 ‏@tanakaryusaku · 10月7日

【@desler フリーランスが権力者に挑むような質問をすると、記者クラブから
 叱られるのが日本の記者会見。行政当局よりも記者クラブの方が権力的です。】


[No.6142] 2015/10/07(Wed) 10:37:18
http://mainichi.jp/より (No.6142への返信 / 6階層) - 豊後の小兵衛

 あくまでも民意に耳を傾けないのだろうか。「反対」の世論を押し切って
安全保障関連法を成立させた安倍晋三政権である。永田町から目を転じれば、
沖縄県民の声を無視して米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への
移設工事を強行している。
 だが、私たちもどこかで「辺野古移設は仕方がない」と思っていないか。
ヤマトンチュー(本土の人)の「常識」を検証する。

 ◇その1 「日本の抑止力維持のために必要だ」

 軍事費を膨らませる中国がコワい。最近は周辺国と領有権を争う南シナ海
の岩礁・暗礁を埋め立てて軍事拠点となり得る人工島を造っている。ならば
尖閣諸島を守るはずの沖縄の米軍基地を減らせず、辺野古移設はやむを得な
い−−という「常識」だ。

 「不勉強も甚だしい。普天間飛行場は米海兵隊の航空部隊の拠点だがそも
そも沖縄の海兵隊に日本を守る抑止力(他国に攻撃を思いとどまらせる反撃
能力)はないんだ」と諭すのは、元朝日新聞記者で、冷戦期から防衛問題を
取材してきたジャーナリストの田岡俊次さんだ。

 「沖縄の海兵隊の大半は補給・医療などの後方支援部隊で、戦闘部隊は、
2000人規模の『第31海兵遠征隊』だけ。その主力の歩兵1個大隊は、
わずか800人ほどです。しかも装備は装甲車が21両、大砲6門、戦車は
ゼロ。普天間飛行場配備の航空部隊(第36航空群)は、新型輸送機オスプ
レイ24機とヘリコプター10機あまり。この程度の兵力で戦争はできない。
海兵隊の駐留は北東アジアの有事・騒乱時の在留米国人救出が主な目的なん
です」

 田岡さんによると、日本に関わる抑止力の柱は、横須賀基地(神奈川県横
須賀市)に配備された原子力空母など、米海軍第7艦隊だ。「尖閣諸島に限
らず、島国を守るには制空権・制海権の確保が重要ですが、上陸作戦専門の
海兵隊にその能力はない。海兵隊は抑止力にならず辺野古はもちろん、沖縄
に駐留する必然性もないんです」

 海兵隊を運ぶ揚陸艦4隻は佐世保基地(長崎県佐世保市)に配備されてい
る。田岡さんは「この周辺に海兵隊の歩兵・航空部隊を移すのが合理的」と
説明する。「付け加えれば『1992年にフィリピンから駐留米軍が撤退し
たから中国が南シナ海に進出した。だから沖縄の基地は減らせない』と言う
人がいるが誤り。中国の進出は87年からです」

 ◇その2 「基地があるから国に優遇されている」

 この「常識」、うがった見方をすれば、国は他地域より多くの予算を沖縄
に回している、だから沖縄は黙って辺野古移設を受け入れろ、というニュア
ンスを感じる。

 「誤解の最たるものだね。少し勉強すれば分かるはずだが」沖縄4区選出
の衆院議員、仲里利信さん(78)はため息交じりに語る。元県議会議長で
自民党沖縄県連顧問も務めた沖縄保守政界の重鎮だが、辺野古の基地建設に
反対して自民党から除名処分に。昨年末の衆院選で建設容認派の自民党前職
を破り初当選した。

 その仲里さんが解説する。「確かに沖縄県には内閣府所管の『沖縄振興予
算』があるが、72年の本土復帰まで国の予算措置や国土開発がなされなか
ったため始まった制度。でも振興予算の半分は那覇空港整備や不発弾処理な
ど、国が本来やるべき事業や各中央省庁の直轄事業で、これが『振興予算』
の名前で入り込んでいる。本当に県が沖縄振興に使えるお金は多くはありま
せん」

 県によると2013年度決算では、振興予算(3337億円)を含む国庫
支出金と地方交付税交付金の合計額は7330億円。これは県民1人当たり
換算で全国6位でこれまで1位になったこともない。飛び抜けて沖縄が優遇
されているとは言えないのだ。

 さらに「基地がないほうが沖縄は豊かになるというデータもある」と仲里
さん。80〜87年に返還された県内3地区の旧米軍用地の経済効果が返還
前後でどう変わったかを県が推計したものだ。返還前の年間の基地関連収入
は3地区で計90億円だったが、返還後は跡地にショッピングモールなどが
建てられ、経済効果は2436億円に膨らんだという。

 「辺野古移設を認めた仲井真弘多前知事ですら06年基地による経済効果
1800億円に対し基地全面返還による経済効果は1兆7000億円と推計
した。基地がないほうが沖縄は確実に発展します」(仲里さん)

 ◇その3 「『独立論』は空論。
           新基地を押し付けても沖縄は政府に逆らわない」

 昨夏、英スコットランドで英国からの独立の賛否を問う住民投票があり、
反対派が僅差で勝った。この選挙戦を沖縄のメディアや大学研究者らが現地
視察していたのはあまり知られていない。沖縄出身の龍谷大教授、松島泰勝
さん(地域経済論)もその一人で、沖縄を琉球と呼ぶ。沖縄では今、日本か
らの独立を目指す論議が深く、静かに進んでいると語るのだ。

 「これまでの独立論は居酒屋談議でしたが、今は違う。13年には政治・
経済や国際法の研究者らで『琉球民族独立総合研究学会』
http://www.acsils.org/)を設立し技術的・学問的に真剣に研究されてい
ます」

 背景にあるのは、復帰から43年たった今なお在日米軍専用施設の74%
を押し付ける本土の犠牲になるのはもうごめんだという思いだ。さらに昨年、
名護市長選から県知事選、衆院選に至るまで、辺野古移設反対の明確な民意
が示されたのに、政府が移設を強行したことが決定打になった。

 「第二次世界大戦後、多くの植民地が独立しましたが、各宗主国憲法も、
日本の憲法同様、独立を認める条文はありません。ですが、多くの国は国際
法に基づき、国連支援下で平和的に独立した。琉球も法的に可能です」

 道筋は3段階。
(1)独立を求める沖縄世論を形成し、国際社会に基地問題の深刻さをアピ
   ールする
(2)県議会が、植民地独立を支援する国連・脱植民地化特別委員会のリス
   トに沖縄を登録するよう求める議決をした上で、同委や国連加盟各国
   に登録を働きかける
(3)登録後に国連監視下で独立を問う住民投票を実施する

 −−という流れだ。

 「琉球は日本と文化も民族も異なるれっきとした独立国でした。ですが、
1879年、日本政府は琉球に軍隊を送り、武力で脅して併合した。これは
当時も今も国際法違反です。現在も日米が基地を置くために利用している。
植民地と全く同じです」

 独立後は琉球のトップが国家元首として米大統領と直接交渉し、基地撤去
を求める。日本から独立すれば沖縄に基地を置く法的根拠はなくなるからだ。
「仮に辺野古移設を強行すれば琉球人の心はいよいよ日本から離れ、独立の
動きが加速します」と松島さんは断言した。

 ◇その4「中国と日米は対立している。日米同盟の堅持に移設は不可欠」

 中国の南シナ海進出に米軍高官らが批判を強めている。日本国内にも米国
が中国を仮想敵とするのは心強い、とばかり「米中対立」を期待する向きが
一部の保守層、メディアにある。だが前出の田岡さんは「米中の武力紛争は
あり得ない」とあきれるのだ。

 米国にとって中国は世界一の米国債保有国であり、ドイツの国内総生産並
みの3兆5000億ドルの準備外貨の大半を金融市場で運用してくれるお得
意さんだ。

 「しかも米航空機・自動車業界は中国市場が支えているし、中国にとって
も米国は最大の市場かつ投融資先。ガチガチの相互依存関係です。中国を仮
想敵にしたいのは存在感を高めて予算確保したい米海軍や、日本の外務省や
保守派と仲が良いリチャード・アーミテージ氏ら古い世代の米国防関係者だ
け。米政府は中国に『苦情』は言っても、対立は避けたいのです」。だから
米国は繰り返し日本に中国との関係改善を求めているのだ。

 「辺野古移設が頓挫しても海兵隊は困らない。横須賀、佐世保両港は米国
の制海権を保つのに欠かせず、基地の維持費を出してくれる日本との同盟を
米国は手放さない。辺野古移設にこだわる必要は日米ともにないんです」

 これでも、辺野古移設は「仕方ない」と言えるのだろうか。


[No.6143] 2015/10/14(Wed) 17:18:21
Re: http://mainichi.jp/より (No.6143への返信 / 7階層) - hasebe

安倍政権の安保法案に賛成だ、とする人々は、一様に口に
するのが「中国脅威論」です。

中国との戦争など米国だけでなく日本にも不可能では?

今や、米国に居住する中国系米国人は400万人以上、日本にも
どれほどの中国人が居るのやら。

歩いていても、電車の中でも、エレベーターの中でも本当に中国人
は多いです。

米国人からは、中国と日本はどう見えているのでしょうか?

現在は、中国の軍事力に対し米国でも警戒感を持ちだしているの
でしょうが。

多くの日本人が尊敬?するキッシンジャー氏曰く、
「中国人の哲学的な見解は世界一般に通用するが、日本のそれは
 伝統的に部族的」であり、日本人は「突然に爆発的な変化を起こし
 やすい」国民だと述べ、さらに、アメリカ人は「日本人が経済的
 膨張への衝撃を持ち、それが絶対的に必要であるという考えを持っ
 ていることについて、何の幻想も持っていない」と言明した。

また、「もし米国が核の傘を引き上げれば、日本人は非常に急速に
    核を開発するに違いない」


オバマ米国大統領の言動を見ていれも、彼は、日本が嫌いなのか、
安倍首相を嫌っているのかどちらなのだろうかと思えるのです。

日本人の勤勉さ、従順(従属?)さ、それでいて世界の誰もが驚く
無謀さで突っ込んでいく一途さを不気味に感じているのでしょうか?

現在、米軍が、思いやり予算をもっともっと増やせ、のごり押しを
見ていると、彼らにとって7沖縄は戦利品、従属国からの上納金は
当たり前?

【多くの問題があるにもかかわらず、日本経済はいぜん強力です。
 この国の人的資源は、なを傑出している。
 日本の難題は、新しい『アジア太平洋共同体』をイメージし、
 敵対的対立でなく経済的。文化的な協力関係の構築に資源とエネル
 ギーを注ぐことのできる指導者が存在しないことである。】

        「転換期の日本へ」ジョン・W・ダワー氏


日本でジョン・W・ダワー氏がいう新しい『アジア太平洋共同体』をイメージ
し協力関係を構築できるであろう政治家を陥れたのは一体どこの誰なの?


[No.6144] 2015/10/15(Thu) 21:40:30


   対米従属しようがない症候群≠治さないことには日本の再建はない」 - hasebe - 2015/09/04(Fri) 12:53:15 [No.6137]
参院特別委員会のダマシ採決は無効 - hasebe - 2015/09/18(Fri) 09:52:28 [No.6138]
翁長知事の国連演説 - hasebe - 2015/09/23(Wed) 21:04:50 [No.6139]
中国との付き合い方 - hasebe - 2015/09/25(Fri) 20:20:35 [No.6140]
白井聡氏:小沢一郎政経ホーラム9/29講演 - hasebe - 2015/10/02(Fri) 12:24:42 [No.6141]
【米記者から「出来レース」批判された安倍首相国連会見】  - hasebe - 2015/10/07(Wed) 10:37:18 [No.6142]
http://mainichi.jp/より - 豊後の小兵衛 - 2015/10/14(Wed) 17:18:21 [No.6143]
Re: http://mainichi.jp/より - hasebe - 2015/10/15(Thu) 21:40:30 [No.6144]




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