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No.306に関するツリー

   T23に向けて部品作成などをしておく場所 - たい - 2018/01/08(Mon) 17:07:21 [No.306]
[削除] - - 2019/04/02(Tue) 03:57:11 [No.452]
桜の髪留めピン - たい - 2019/03/14(Thu) 22:17:21 [No.426]
詩歌藩国の板ガラス RD5 評価4 - たい - 2019/03/11(Mon) 21:49:59 [No.422]
レンガ RD2 - 鈴藤 瑞樹 - 2019/03/10(Sun) 23:38:59 [No.420]
甜菜(詩歌藩国版)流用あり - たい - 2019/03/08(Fri) 07:41:40 [No.412]
薬研 - みー - 2019/03/07(Thu) 23:22:41 [No.411]
たいの玻璃細工の心得 - たい - 2019/03/02(Sat) 11:53:37 [No.394]
PC みー - みー - 2019/03/01(Fri) 23:31:28 [No.393]
魔力を熱に変換する魔法 - 鈴藤 瑞樹 - 2019/03/01(Fri) 09:15:20 [No.390]
魔力を熱に変換する魔法(改定1) - 鈴藤 瑞樹 - 2019/03/01(Fri) 09:18:12 [No.391]
Re: 魔力を熱に変換する魔法(改定2) - 鈴藤 瑞樹 - 2019/03/01(Fri) 12:12:56 [No.392]
白いソックス - みー - 2019/02/27(Wed) 23:49:34 [No.389]
砥草(トクサ) - たい - 2019/02/25(Mon) 22:06:46 [No.388]
詩歌の布マスク - みー - 2019/02/25(Mon) 21:03:32 [No.387]
石鹸 - みー - 2019/02/25(Mon) 20:45:21 [No.386]
山羊 - みー - 2019/02/24(Sun) 10:38:35 [No.384]
詩歌の馬 - みー - 2019/03/03(Sun) 20:26:53 [No.396]
ガラス工房(詩歌) - たい - 2019/02/22(Fri) 18:46:15 [No.381]
追記、ガラス工房(詩歌) - たい - 2019/02/22(Fri) 23:23:07 [No.382]
木桶 - みー - 2019/02/21(Thu) 20:03:28 [No.378]
湯桶 - みー - 2019/02/21(Thu) 20:04:13 [No.379]
手桶 - みー - 2019/02/21(Thu) 21:34:43 [No.380]
木製の浴槽 - みー - 2019/02/23(Sat) 22:40:56 [No.383]
入浴桶(持ち運び可能) - みー - 2019/03/03(Sun) 17:31:06 [No.395]
Re: 入浴桶(持ち運び可能) - 四方 無畏 - 2019/03/03(Sun) 23:06:37 [No.400]
粘土 (流用可能) - たい - 2019/02/21(Thu) 14:45:06 [No.376]
詩歌の白い粘土 - たい - 2019/02/21(Thu) 17:35:54 [No.377]
たい T23 追加部品 - たい - 2019/02/20(Wed) 22:41:02 [No.375]
日常生活(習慣・コミュニケーション) - たい - 2019/04/29(Mon) 21:30:13 [No.462]
長距離走の訓練 流用 - たい - 2019/03/31(Sun) 10:36:30 [No.451]
たいは藩王専用I=D建造計画に一部協力という形で刀鍛... - たい - 2019/03/12(Tue) 21:03:48 [No.424]
北国の森林の樹木達 RD24 - たい - 2019/02/19(Tue) 22:18:05 [No.374]
竜の歌 - 鈴藤 瑞樹 - 2019/02/19(Tue) 10:33:21 [No.373]
詩歌の絹 - 鈴藤 瑞樹 - 2019/02/17(Sun) 16:38:55 [No.370]
詩歌の生産施設,牧場,竜の住処T22 誤字報告 - たい - 2019/02/07(Thu) 19:52:46 [No.365]
詩歌藩国の芋(しいかいも)RD11 - たい - 2019/02/02(Sat) 20:09:32 [No.361]
Re: シンフォニーポテト(RD6+11) - たい - 2019/02/13(Wed) 18:35:48 [No.367]
木綿 RD5 - 鈴藤 瑞樹 - 2019/02/02(Sat) 19:40:09 [No.360]
カカオ RD4 - 鈴藤 瑞樹 - 2019/02/02(Sat) 12:51:01 [No.359]
詩軍(ボードゲーム) - 鈴藤 瑞樹 - 2019/01/25(Fri) 22:40:38 [No.357]
二十年目の再戦 - 寅山 日時期 - 2019/02/04(Mon) 14:57:10 [No.364]
詩軍書 - 寅山 日時期 - 2019/02/04(Mon) 12:09:20 [No.363]
郵便詩軍 - 藻女@神聖巫連盟 - 2019/02/02(Sat) 20:42:23 [No.362]
アンケート箱 - 岩崎経 - 2019/01/25(Fri) 22:39:42 [No.356]
コンピュータゲーム RD5 - 鈴藤 瑞樹 - 2018/12/28(Fri) 22:40:26 [No.349]
鈴藤(バナナ体) - 鈴藤 瑞樹 - 2018/05/22(Tue) 08:05:12 [No.348]
バリアフリー街(詩歌) - 天湖 - 2018/05/07(Mon) 20:42:40 [No.347]
スキー - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2018/04/20(Fri) 17:53:46 [No.346]
竜の医師 - 鈴藤 瑞樹 - 2018/04/15(Sun) 17:17:57 [No.345]
幻術破りの歌 - たい - 2018/04/09(Mon) 20:31:34 [No.344]
詩歌弓 - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2018/03/20(Tue) 15:44:24 [No.342]
弓使い - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2018/03/24(Sat) 13:17:07 [No.343]
詩歌(技術)(仮) - 四方 無畏 - 2018/03/19(Mon) 00:55:01 [No.341]
ダウンジャケット2種類 - 寅山 日時期 - 2018/03/16(Fri) 00:22:05 [No.340]
箱そり - 花陵ふみ - 2018/02/15(Thu) 18:57:06 [No.332]
ルイベ(冷凍刺身) - 花陵ふみ - 2018/02/15(Thu) 18:52:14 [No.331]
調査する必要のある項目リスト - 鈴藤 瑞樹 - 2018/02/14(Wed) 20:43:03 [No.330]
詩歌藩国の雪 - 鈴藤 瑞樹 - 2018/02/11(Sun) 19:12:21 [No.329]
詩歌藩国の融雪炭 - 鈴藤 瑞樹 - 2018/02/07(Wed) 00:00:12 [No.328]
携帯食料とスイーツ - たい - 2018/01/24(Wed) 17:31:02 [No.326]
詩歌の宅配システム - 天湖 - 2018/01/18(Thu) 17:55:56 [No.322]
弓使い、弓の扱い - 岩崎経@詩歌藩国 - 2018/01/13(Sat) 13:11:23 [No.315]
カリブー解体 - たい - 2018/01/11(Thu) 17:19:58 [No.313]
カリブー料理 - たい - 2018/01/17(Wed) 17:45:49 [No.316]
カリブー料理 更新1 - たい - 2018/01/17(Wed) 18:37:23 [No.317]
調味料 - たい - 2018/01/11(Thu) 12:38:19 [No.312]
地熱蒸しパン - 四方 無畏 - 2018/01/10(Wed) 00:40:46 [No.311]
トランペット - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2018/01/09(Tue) 08:22:03 [No.309]
楽器関連 - 寅山 日時期 - 2019/01/15(Tue) 22:03:37 [No.350]
【制作中】アコースティックギター&エレクトリックギ... - 寅山 日時期 - 2019/01/15(Tue) 22:05:51 [No.351]
シーズンオフの進め方 - 鈴藤 瑞樹 - 2018/01/09(Tue) 00:51:07 [No.308]
まとめ。(歴史書編纂事業) - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2018/01/09(Tue) 09:08:16 [No.310]
王犬シィ様対応 - 鈴藤 瑞樹 - 2018/01/08(Mon) 20:39:25 [No.307]



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T23に向けて部品作成などをしておく場所 (親記事) - たい

作りたいものを書いておきます
パス5121なので作りたいものがあれば編集どうぞ


吟遊詩人T22 http://frogwell.fam.cx/idress4/groupviewer?id=156931
旅関係 対人関係 を使いやすくしたいというのもありますが案はないです。旅関係は提出で一度も使われてないです。



魔法の研究機関(大学に付属?)

海上防衛網ペルセ計画(作戦アイドレス?)
四方さんの提案書
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=siika3&mode=res&no=325

低技能労働者用アルバイト紹介窓口


詩歌(技術)のデータ化11部品くらい
四方さん作成予定2/7確認


詩歌藩国の魔力生産施設 RD:172→194 差分22
経さん作成予定2/7確認





楽器(ささやかな管弦楽団にある楽器を個別につくりたい)
とらさん作成予定

災害復興計画の汎用化
竜宮さん作成?


移動販売店

ウィンタースポーツ

バリアフリーな建物、町(新市街として作る?)
天湖さん作成中

竜の歌



治癒の魔法



フクロウカフェ

過去の伝承などを残す図書館

外国資本に対処する法律アイドレス


--------------------------------------------------


竜の医師
鈴藤作成済み


幻影破りの魔法
たいさん作成済み

弓を扱う技術を11部品以上
経さんが作成済み


地熱蒸しパン
四方さん作成済み


宅配の制度
天湖さん作成済み

カリブー料理について
たいさん作成済み

暖かい服について
(ダウンジャケット2種類)
寅山作成済み

詩歌藩国に何があるか、リスト作成
たい保留


[No.306] 2018/01/08(Mon) 17:07:21
王犬シィ様対応 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

基本的な行動基準
王犬シィは基本的に藩王詩歌とともに旅をしている。
そのため藩国内には基本的におらず、居場所は不明である。
一国の藩王と王犬が供回りも連れずに各国を放浪しているのは大問題であるのだが、逆説的に言えば移動し続けているために敵に居場所を知られにくく、誘拐などの被害を受けにくいということでもある。


ドラゴンシンパシーも流用追加すべきか?


[No.307] 2018/01/08(Mon) 20:39:25
シーズンオフの進め方 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

はじめてのシーズンオフの人のために
アイドレスのシーズンオフの進め方。
アイドレスはシーズンオフになってもすぐには休めません。
およそひと月くらいの後備作業があります。

後備作業とは今のアイドレスを気持ちよく終わらせ、次のアイドレスに備えるための準備です。
 後備作業は以下作業を行います。
1)まとめ。(歴史書編纂事業)ターン20−22までの軌跡を一ターン3行くらいでまとめておくと楽です。全体の変化(環境、技術、力関係)なども書くといいでしょう。

2)デブリーフィング(終了後の簡単な報告、指令、打ち合わせ)は必須です。ある程度大きなプロジェクトでは必ずデブリーフィングがいります。
3)次はこうしようねと。コンセンサスをとり、決めておく。
4)藩国通通知表をそっと貰って芝村と話をする。

5)未解決問題をまとめてシーズンオフ中に解決したい「特別申請枠」、次のシーズンで解決する「宿題枠」に分類する。特別申請枠は陣営でまとめて提出する。
6)改善策を練って国民や部下に約束しておく。
以上です。


[No.308] 2018/01/09(Tue) 00:51:07
トランペット (No.306への返信 / 1階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

トランペット
トランペットとは
金管楽器であり、細い管を長円状に巻いた形をしている。
トランペットの構造、材質、奏者の息遣いにより様々な音色を生み出せる。
唇を息で震わせその震えをマウスピースへ、楽器全体へ伝え、共鳴・増幅により音を出す。
金属の管の長さにより出せる音は決まっていたがバルブを付けることで素早く管の長さを切り替えられ様々な音を出せるようになっている。

材質による音色の変化:トランペット
主に銅と亜鉛の合金である真鍮が使われる。
亜鉛の比重の多い順からイエローブラス、ゴールドブラス、レッドブラスと色合いが変わり亜鉛の比重が多いと明るくハッキリした音色に、少ないほど柔らかい音色となる。
その他にも洋白、純銅、銅の合金、銀、金などが用いられることもあり比重・硬さ・弾力性によって音色が変わる。

ラッカー塗装、メッキ:トランペット
表面に施すラッカー塗装やメッキは錆や汚れから楽器を保護するものだが音色にも微妙に影響を与える。
ゴールドラッカー:シャープでパワフルな音。
クリアラッカー:ソリッドで暗めの音。
金メッキ:柔らかい比較的目立つ音。銀メッキよりは暗めの音。
銀メッキ:柔らかく明るめの音。楽器自身の特性が直接現れ、より細かなニュアンスが出せる。

曲げ加工:トランペット
管を曲げる際にはそのまま曲げると拉げて丸みが失われてしまう。
そのため中に特殊な柔らかい金属を溶かして流し込み、冷やして固めてから管を曲げる。
その後、中の金属のみ溶ける温度で熱して溶かし出す。

メンテナンス:トランペット
○演奏後に行う手入れ。
抜差管を外し中の水分を出す。ウォーターキィからも水分を出す。
バルブの可動部にオイルを差す。表面の汚れを拭き取る。
○週一で行う手入れ。
抜差管の内部を棒に布を巻き付けて拭き取る。
スライド部分に、第1、第3抜差管には演奏中スムーズに動かせるようにオイルを、主管抜差管、第2抜差管には演奏中に動くと困るためグリスを塗る。
マウスピースを洗う。
○月一で行う手入れ。
バルブの内部を棒に布を巻き付けて拭き取る。
管の内部を専用の薬剤の水溶液で洗う。
年に2回位は専門の技術者にメンテナンスをしてもらう。

支柱の数が抵抗感や重量感に影響する:トランペット
主管抜差管には0〜2本の支柱が付けられる。
支柱の有無、何本ついているかで演奏時の抵抗感や響きが変わる。
少ないほど抵抗感が弱く軽い音色となり、多いほど抵抗感が強く重い音色となる。

指かけ、トリガー:トランペット
主管抜差管に持ちやすく、ピストンまたはロータリー操作をしやすくするための指かけが付いている。
第一抜差管と第三抜差管にそれぞれ第一トリガー、第三トリガーが付いておりここに指をかけて管を抜き差しすることで音の微調整を行う。

ウォーターキー:トランペット
手入れのための構造。管に溜まった水蒸気による水分や唾液を出すためのもの。
主管抜差管に小さい穴を開け、それを手動で開けられる様々な仕組みで塞ぎ、必要に応じて開け閉めを行う。
コルクや樹脂などの蓋をバネで押し付ける方式、バネ式のボタンを横から押すことでスライドして二つの穴が合う方式、ネジ式、キャップ式などがある。
内部に凹凸が生じたり、ウォーターキーの部品を取り付けることで音質が僅かに変わる。
そのためウォーターキー自体無いものや内部の凹凸や部品自体を小さくすることもあるが利便性が引き換えになる場合が多い。

マウスピース:トランペット
トランペットと奏者を繋ぐ箇所であり音源となる部品。
交換可能な部品であり奏者の唇、歯並び、求める音に応じて交換する。
内径の大きさ、長さ、厚さ、形状などによってトランペットの音色や特性が変わっていく。

○ベル(トランペット)
ベル(トランペット)とは
息と音を放出するラッパ型の部分をベルと言う。音の出口でありスピーカーの役割を果たす。
広がりが狭いものは明るく指向性が高く、広いものは柔らかい音となる。
大きいほどよく響くが、大きいほどベルが響くための振動が多く必要となるので大きければいいというわけではない。

量産向きの二枚取り
二枚取りはベルの広がりの大きな部分と根本のパイプ部分を別々に作った後に接合する工法。
必要な技術や時間も少なく済むため低価格帯のものはこの工法で作られている。ただし最高級モデルにも全体のバランスからこの工法が使われることがあり単純な優劣ではない。

高級品の一枚取り
一枚取りは一枚の扇形の真鍮を丸め、つなぎ目を溶接する工法。
丸めてできた筒を、熟練工がハンマーで叩いてベルの形に成形していきます。
高度な技術と手間がかかりますがベルに繋ぎ目がないため音の繋がりが強く伸びやかになる。
自然と価格も高くなるため高価格帯のものに採用されている。ただし二枚取りの上位互換というわけではない。

○バルブ
管の長さで出せる音が固定されていた
初期のトランペットは金属管の長さにより出せる音は決まっていた。
そのため調子の異なる曲を演奏する際には、異なる金属管の長さのトランペットを用意する必要があった。

バルブにより出せる音が広がった
トランペットにバルブという息の通り道を切り換える装置を着けることにより出せる音を広げることに成功した。
メインの管の途中に別の管(3本が主流)を増設し、バルブによって息の通り道を切り替えることで管の長さを変えることが可能となった。
これにより演奏中でも管の長さを手軽に変えられるようになり、様々な音を出せるようになっている。

○ピストン式とロータリー式
持ち方、音色の違い
ピストン式は縦に、ロータリー式は横に構えて演奏する。
管の曲がる角度の違いやベルの大きさから音色にも違いがあり、ロータリー式は柔らかく響きが豊かな音、ピストン式は華やかな目立つ音、の傾向がある。

構造(ピストン式とロータリー式)
ピストン式はピストンを指で押し込むことで、対応した抜差管の内部を息が通るようになり音程が変わる。指を離すとバネによりピストンが元の位置に戻る。
ロータリー式はレバーを指で押すことで対応したロータリーが90度回転し、対応した抜差管の内部を息が通るようになり音程が変わる。
構造上、ピストン式は故障しにくく、ロータリー式はやや故障しやすい。

息が漏れない精密な加工
ピストン式とロータリー式のバルブは共に抜差管の繋ぎを切り替え、息の通り道を変える機能である。
そのため切替時の抜差管の位置に合わせたピストンとロータリー内部を通る金属管の精密な加工や、装置の隙間から息が漏れない精密な加工が必要とされる。


[No.309] 2018/01/09(Tue) 08:22:03
まとめ。(歴史書編纂事業) (No.308への返信 / 2階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

https://www10.atwiki.jp/siika/pages/400.html
まとめ。(歴史書編纂事業)


作りましたが全体の流れを描くのか藩国の流れを書くかが分からなかったので長いです。


[No.310] 2018/01/09(Tue) 09:08:16
地熱蒸しパン (No.306への返信 / 1階層) - 四方 無畏

地熱蒸しパン(ボルケーノブレッド)
燃料を使わない製法
地熱蒸しパンは材料(ライ麦、小麦、砂糖、牛乳等)を入れた鍋や木の樽を温泉の湯気が湧き出している砂の中に丸一日埋めておくことで燃料を使わずに地熱を利用して蒸し焼きにして作ります。

食べ方のバリエーション
パウンドケーキの様なふんわりして、ほんのり甘いパンなので、チーズやスモークしたサーモン、カリブー等をのせて食べるのが一般的です。


[No.311] 2018/01/10(Wed) 00:40:46
調味料 (No.306への返信 / 1階層) - たい

エビ系塩辛
桜海老を塩漬けにした物。臭いが強く塩からいが、旨味が凝縮されている。
大体の物は火を通せば臭いは飛ぶ。

エビ塩辛の作り方
海老であればまず、小さい種を選ぶ。
そして綺麗な海水で洗い、不純物を取り除く。
この時貝の殻や砂をしっかりと取っておかないと食べた時に砂利っとする。
全体に対して二割程度の塩を加える。
よくかき混ぜ全体になじませる。
その後、清潔な樽に入れて一ヶ月から二ヶ月冷暗所にて放置する。
収納する樽や瓶は熱湯雑菌したものか、清潔と判断出来る物を選ぶ事。
これは発酵を待ち、旨味を出す為である。
なお、空気に触れている部分は雑菌が湧きやすいのでしっかりと蓋をする事。
およそ二ヶ月待ち、発酵したら完成。


魚醤
魚を塩漬けにし、ドロドロに発酵し融解した物を濾して抽出したもの。
臭いがとても強く、塩分が高いが旨味成分に溢れた万能調味料である。

魚を発酵させる
まず魚を綺麗に洗う。
魚を綺麗に洗ったら、魚に対し三割から半分程の塩を加え樽に入れ、蓋をし、重しを置き一年から一年半発酵させる。
内部ではペースト状になった魚と上澄みの液体に分かれている。
これらを布で濾して不純物を取り除き液体を取り出せば完成である。


[No.312] 2018/01/11(Thu) 12:38:19
カリブー解体 (No.306への返信 / 1階層) - たい

カリブーを捌く前に
カリブーは大変美味しいお肉ですが、よく臭いと言われます。
家庭の場合は殺した後、すぐにカリブーを冷やして作業すると臭いを抑えられると知られています。
主に食べる部位は背、もも、肋骨周り、肝臓、心臓。
処理が大変だったり食べるのに抵抗がある部位、いわゆる珍味にあたるのが、舌、脳、睾丸、陰茎、子宮、胃や大腸、小腸です。
特に消化器官系はあたる可能性が高いので、処理をする時は作業場を他の肉とは分けましょう。

まず腹を開きます。
下腹部から切れ込みを入れ、胸あたりまで開きます。
皮だけを切ります。
この時内臓を傷つけてしまうと食べられなくなります。

内臓を取り出します
胸側に膜があり、それが内臓と引っ付いているので内臓との繋がりを切ります。
その後、喉付近の食道を切り、内臓を腹から取り出します。
くれぐれも内臓を傷つけないように。
大腸をしごき、糞を入り口から内部に寄せ空間を作ります。
この部分を切るので糞を残さないように。
そして肛門付近の大腸を切り、縛ります。
これで糞は出てこず、内臓を取り出せます。
肝臓、心臓、そのまま食べれそうな部分を切り取り、分けます、そして清潔な容器の中へ。
残りの内臓も清潔な容器へ移します。

皮を剥きます
内臓を取り出したら皮を剥きます。
足の先からぐるりと一回り切れ込みを入れ、胴体に向かって刃を通していきます。
四肢のそれぞれから手で剥いでいき、
手を滑らせるように皮と肉の間に入れ胴体から剥がしていきます。
胸付近の皮は開くために切ってください。
そして首の皮を切ります。ここはぐるりと一周切れ込みを入れます。
そして胸の中心から首の切れ込みに向かってまっすぐに皮を切ります。
その後胸側から背中に向かって皮を剥ぎ、最終的にお尻の辺りまで来れば、肉と皮が分離して取れます。
皮は好きにしてください。

カリブーの肉を解体します
胸骨を中心から胴体に対して水平に、腹側から首に向かって真っ直ぐと割っていきます。
首もこの時切断します。
顎を開いて舌を切り取れば舌も食べられます。
水で肉の血を洗い流します。胴体部分の血を流します。
股関節の部分から腿を切り取り、足を胴体から切り離します。
四肢を切り離した後、胴体の解体をします。
胸骨を外側に開きます。
この時多少骨が折れても気にしません。
背骨沿いに背の肉を切っていきます。
背骨から肋骨を外していきます。
足は膝より先はほとんど肉がないので膝上で骨を切ります。
これで終了です。


[No.313] 2018/01/11(Thu) 17:19:58
弓使い、弓の扱い (No.306への返信 / 1階層) - 岩崎経@詩歌藩国

センターショットの弓は説明的に入れてあります。削除なり別の部品にするなり編集に任せます。

大部品: 弓の扱い RD:12 評価値:6
-部品: 基本となる型
-大部品: 射法八節 RD:9 評価値:5
--部品: 射法八節とは
--部品: 足踏み
--部品: 胴づくり
--部品: 弓構え
--部品: 打起し
--部品: 引分け
--部品: 会
--部品: 離れ
--部品: 残心
-部品: アーチャーのパラドックス対策
-部品: センターショットの弓


部品: 基本となる型
天性の直感により雑な動きでも的に当てることの出来る者もいるが、だいたいの弓使いは地道な経験が強いので基本が大事である。緊急時も焦らず普段通りに矢を射るためのもの。


部品: 射法八節とは
弓を射る際の基本動作を八つに分けたもの。精神統一も兼ねた和弓の型だが洋弓でも同等に使うことが出来る。その場合右手と左手の役割が逆になる場合もある。

部品: 足踏み
まず的右手方向を正面に立ち、両足つま先を結ぶ線の延長に的の中心が来るようにして両足を踏み開く基本の動作。

部品: 胴づくり
足踏みと共に弓を引くための基本姿勢で、両足の上に上体を安静におく動作や構え。弓の下方を左膝頭に、弓を正面に据える。

部品: 弓構え
矢をつがえて弓を引く前の動作。弓を保持する左手を整え、右手で弦や矢を保持しながら的を見定める。体の正面に構えるものと斜めに構えるものがある。

部品: 打起し
次の引分けへつなげるための動作で大きく分けて二通りの様式がある。正面の構えから弓矢とともに両拳を垂直に持ち上げるものと、やや弓を押し開いた斜めの構えから両拳を左前方に持ち上げるもの。

部品: 引分け
打起しをした位置から弓を押し、弦を引いて、両拳を左右に開きながら引き下ろす動作で大きく分けて三通りある。正面の構えから動きを途中で止めないものと、いったん動作を止め一呼吸おくもの、斜めに構えいったん動作を止め一呼吸おくものである。

部品: 会
矢は右頬に軽く添え、小鼻の下から上下の唇の間に収める。見た目上は弓を引ききり静止して見えるが身体的には会に入った後も力をかけ続け、次の離れにつなげる。また弓使いの心理からいえば無限の引分けであるという。


部品: 離れ
矢を放つときの動作。右腕が大きく右方向に伸びる大離れ、右拳が右方向にわずかに移動する小離れ、その中間の中離れの三種があり、どの形になるかは引分けから離れに至る力のかけ方によって異なる。

部品: 残心
矢が放たれた後の姿勢を数秒保ち、心身ともに一息おく。射法八節のなかでもっとも特徴的で精神なものだが、姿勢を保つ身体を意味して残身とも書く。

部品: アーチャーのパラドックス対策
非センターショットの弓から射る場合、矢の軸がたわみ蛇行することになる。そのため矢は単純に思った方向へは精密射撃できない。弓と矢に慣れることが肝心である。

部品: センターショットの弓
矢が飛ぶ際に弦の押し出す力の方向と矢の向きが一致している弓のこと。弓幹中央に矢が通る穴が開いているか、弓全体にわずかに捻りを加えるか、切り欠きなどを工夫したもの。

[
{
"title": "弓の扱い",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "基本となる型",
"description": "天性の直感により雑な動きでも的に当てることの出来る者もいるが、だいたいの弓使いは地道な経験が強いので基本が大事である。緊急時も焦らず普段通りに矢を射るためのもの。\n",
"part_type": "part",
"localID": 1
},
{
"title": "射法八節",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "射法八節とは",
"description": "弓を射る際の基本動作を八つに分けたもの。精神統一も兼ねた和弓の型だが洋弓でも同等に使うことが出来る。その場合右手と左手の役割が逆になる場合もある。",
"part_type": "part",
"localID": 3
},
{
"title": "足踏み",
"description": "まず的右手方向を正面に立ち、両足つま先を結ぶ線の延長に的の中心が来るようにして両足を踏み開く基本の動作。",
"part_type": "part",
"localID": 4
},
{
"title": "胴づくり",
"description": "足踏みと共に弓を引くための基本姿勢で、両足の上に上体を安静におく動作や構え。弓の下方を左膝頭に、弓を正面に据える。",
"part_type": "part",
"localID": 5
},
{
"title": "弓構え",
"description": "矢をつがえて弓を引く前の動作。弓を保持する左手を整え、右手で弦や矢を保持しながら的を見定める。体の正面に構えるものと斜めに構えるものがある。",
"part_type": "part",
"localID": 6
},
{
"title": "打起し",
"description": "次の引分けへつなげるための動作で大きく分けて二通りの様式がある。正面の構えから弓矢とともに両拳を垂直に持ち上げるものと、やや弓を押し開いた斜めの構えから両拳を左前方に持ち上げるもの。",
"part_type": "part",
"localID": 7
},
{
"title": "引分け",
"description": "打起しをした位置から弓を押し、弦を引いて、両拳を左右に開きながら引き下ろす動作で大きく分けて三通りある。正面の構えから動きを途中で止めないものと、いったん動作を止め一呼吸おくもの、斜めに構えいったん動作を止め一呼吸おくものである。",
"part_type": "part",
"localID": 8
},
{
"title": "会",
"description": "矢は右頬に軽く添え、小鼻の下から上下の唇の間に収める。見た目上は弓を引ききり静止して見えるが身体的には会に入った後も力をかけ続け、次の離れにつなげる。また弓使いの心理からいえば無限の引分けであるという。\n",
"part_type": "part",
"localID": 9
},
{
"title": "離れ",
"description": "矢を放つときの動作。右腕が大きく右方向に伸びる大離れ、右拳が右方向にわずかに移動する小離れ、その中間の中離れの三種があり、どの形になるかは引分けから離れに至る力のかけ方によって異なる。",
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"title": "残心",
"description": "矢が放たれた後の姿勢を数秒保ち、心身ともに一息おく。射法八節のなかでもっとも特徴的で精神なものだが、姿勢を保つ身体を意味して残身とも書く。",
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"title": "アーチャーのパラドックス対策",
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"title": "センターショットの弓",
"description": "矢が飛ぶ際に弦の押し出す力の方向と矢の向きが一致している弓のこと。弓幹中央に矢が通る穴が開いているか、弓全体にわずかに捻りを加えるか、切り欠きなどを工夫したもの。",
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[No.315] 2018/01/13(Sat) 13:11:23
カリブー料理 (No.313への返信 / 2階層) - たい

カリブー料理

カリブールイベ風ベリー添え
凍らせたカリブーの肉を薄くスライスして周囲にベリーのジャムをアレンジしたもの。
ベリーの香りが肉の独特な臭いとクセを消しさってしまう。
溶けていく肉の食感と、ベリーを絡ませて味わうこの料理は正にカリブーの代表的な食べ方とも言えるだろう。

カリブーのシチュー
カリブーのモモ肉や背の肉とジャガイモ、にんじん、玉ねぎをホワイトソースで煮たもの。
ホワイトソースはカリブーの乳と小麦粉で作る。
肉と野菜は食べやすい大きさに切るといいだろう。小さいと味が染みやすいが、スープに溶けてしまう時も。
柔らかく甘味のある野菜と噛む程に旨味の出るお肉が美味しい。
スープにパンを付けて食べるのもとても美味しい。

カリブーの焼肉
カリブーの肉は柔らかくて美味しいが少し臭みがある。
そこでスパイスとニンニクとベリー類、塩を混ぜ込んだ物に漬け込んで焼くという方法を編み出した。
一口大に切った肉をタレに漬けて、串に刺して焼く。
これは美味い。頬張る毎に肉汁が染み出し、タレがスパイスが食欲を加速させて行く一品。屋台でも人気。
家庭なら串に刺さずにそのまま、網と炭を用意して炭火で焼くといいだろう。
他にも野菜を焼きながら食べると実に楽しいひと時になるはずだ。


[No.316] 2018/01/17(Wed) 17:45:49
カリブー料理 更新1 (No.316への返信 / 3階層) - たい

カリブー料理

カリブールイベ風ベリー添え
凍らせたカリブーの肉を薄くスライスして周囲にベリーのジャムをアレンジしたもの。
ベリーの香りが肉の独特な臭いとクセを消しさってしまう。
溶けていく肉の食感と、ベリーを絡ませて味わうこの料理は正にカリブーの代表的な食べ方とも言えるだろう。

カリブーのシチュー
カリブーのモモ肉や背の肉とジャガイモ、にんじん、玉ねぎをホワイトソースで煮たもの。
ホワイトソースはカリブーの乳と小麦粉で作る。
肉と野菜は食べやすい大きさに切るといいだろう。小さいと味が染みやすいが、スープに溶けてしまう時も。
柔らかく甘味のある野菜と噛む程に旨味の出るお肉が美味しい。
スープにパンを付けて食べるのもとても美味しい。

カリブーの焼肉
カリブーの肉は柔らかくて美味しいが少し臭みがある。
そこでスパイスとニンニクとベリー類、塩を混ぜ込んだ物に漬け込んで焼くという方法を編み出した。
一口大に切った肉をタレに漬けて、串に刺して焼く。
これは美味い。頬張る毎に肉汁が染み出し、タレがスパイスが食欲を加速させて行く一品。屋台でも人気。
家庭なら串に刺さずにそのまま、網と炭を用意して炭火で焼くといいだろう。
他にも野菜を焼きながら食べると実に楽しいひと時になるはずだ。

カリブー脳のフライ
カリブーの脳を油で揚げたもの。新鮮な物だけが使われる。
小麦粉をつけた後、衣をつけ油で揚げる。
こんがりときつね色になれば出来上がり。
中はトロトロ、外はサクサクの二種類の食感が楽しめる。
塩やレモンをつけて食べるのが好まれている。

リブラルピールサ
カリブーの肝臓のソーセージ。
カリブーの胃に肝臓を潰した物と穀物のペーストと刻んだ肉を混ぜ合わせて詰め込んだものである。
これを丸ごと煮込んで火を通す。
熱いままでも、冷めても美味しい一品だ。

カリブーのベーコン
カリブーの背の肉を使って作る。
スパイスと塩、砂糖、酒を用意する。
それらを混ぜ合わせた物に肉を漬け込み、7日から10日寝かす。
その後水に浸けて、表面の塩を取り、冷暗所で半日置いておく。
その後表面を拭き取り、さらに1日から2日表面を乾燥させた後に燻製します。
燻製した後、1日寝かせれば完成。
スパイスと煙の香り、食欲を唆る肉の旨味を楽しめる料理。


[No.317] 2018/01/17(Wed) 18:37:23
詩歌の宅配システム (No.306への返信 / 1階層) - 天湖

詩歌の宅配システム

宅配について
宅配とは、購入した商品、あるいは購入を希望する商品を家まで届けてもらうことが出来るしくみのことである。お年寄りや身体の不自由な人など、重い荷物を家まで持って帰るのが困難な人にとっては便利な制度である。

事前申し込み制
詩歌藩国で宅配システムを利用するには、あらかじめ配達してもらいたい店に行き、申込書を書いておく必要がある。申込書には、配達希望日時、申込者の名前と住所、配達してもらいたい商品と数量を記入する。

申し込みの方法
店で申込書を記入し、店員に渡せば申し込みは完了するが、申込書は必ずしも店頭で書く必要はない。あらかじめ申込書を余分に貰っておいて家で記入しておき、配達してもらった際に店員に渡せば受理してもらえる。

定期購買
定期的に続けて購入したい商品がある場合は、定期購買用の申込書を書いておけば、定期的に同じものを配達してもらうことが出来る。定期購買を止めたい場合は特に手続きの必要はなく、配達してもらった際にその旨を伝えるだけでよい。


[No.322] 2018/01/18(Thu) 17:55:56
携帯食料とスイーツ (No.306への返信 / 1階層) - たい

スイーツ
クリームアイス
カリブーのミルクと砂糖を凍らせてシャーベット状にしたもの。
口の中でとろける甘みが絶妙に上手い。が、食べすぎると冷えてお腹を壊す。

フルーツアイス
フルーツアイスは果物を凍らせて作った物。フルーツを潰して砂糖と混ぜて凍らせる。甘味の強い果物は一口大に切って凍らせてもいいかもしれない。
ひんやり冷たい甘味の完成だ。


携帯食料

イカの天日干し
イカを天日干しにしてカラカラに干した物。ほとんど腐らず長持ちする。
食べる時は火を通して食べると美味い。


砂糖を火で加工して固形状態にしたもの。甘くて美味しいが、歯磨きしないと虫歯になるぞ。
小さい物はそれぞれ包装すれば持ち運びも簡単。

ドライフルーツ
貴重な甘味だ。基本は天日干しだが、鳥に食べられてしまうので布で覆ったりなど工夫が必要。
基本的に長持ち、水気を与えなければ腐らない。

歯磨剤と歯ブラシ
歯を磨く事は大切である。
中身はすり潰したハーブを乾燥させた物と、歯ブラシである。
古来、歯を磨く行為は木の枝で行われたりした。
それくらい歯磨きは大切なのだ。


[No.326] 2018/01/24(Wed) 17:31:02
詩歌藩国の融雪炭 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

詩歌藩国の融雪炭


基本は炭を砕いたもの
基本的には木炭を細かく砕いただけの品である。安価で、家庭でも作りやすく、それでいてそこそこの効果が見込めるため雪国である詩歌藩国では広く普及している。
厳寒期で外に出られないようなときに家の中で炭を砕く作業は詩歌藩国内では一般的に行われている。
炭砕きに使うハンマーなどの金物は各家庭にあるのが当たり前である。
晴れた日には炭撒きの手伝いをする子供の姿がよくみられる。


使い方など
日中に雪の上にまいておくだけ、である。すると色が黒いため日光をよく吸収し熱を雪へと伝え雪が溶けていくという理屈だ。あまりにも単純だがそれゆえに効果はわかりやすくあらわれる。
化学式の融雪剤ほど劇的な効果は見込めないが、どのような物理域にも存在する木を使うため汎用性は高い。
欠点としては色が黒いため手や靴が汚れること、景観を損なうこと、化学式融雪剤などよりも効果が低いことなどがあげられるが、それでもなにもしないよりだいぶマシで、国内の雪害を防ぐためにはとても重要なアイテムである。


[No.328] 2018/02/07(Wed) 00:00:12
詩歌藩国の雪 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

詩歌藩国の雪

大気中の水蒸気から生成される氷の結晶のこと。
詩歌藩国は国の大半が雪で覆われた土地柄であり、どこに行っても当たり前のように見ることができる。
少量であればたいしたことはないが、量が増えれば影響が大きくなるものの典型とも言えるもの。
雪室や雪冷房、かまくらなど資源として利用される面もある一方で吹雪による交通障害、雪崩による影響など雪害も多い。
慣れない者は歩行も困難になるうえ、慣れていても雪の上を走ればすぐに転倒するため、人の少ない場所を通って他国から侵入するなどの行為は著しく困難である。
ちなみに主要な街道などは重点的な雪かき作業が行われており国民生活に支障が出ないようにされている。


[No.329] 2018/02/11(Sun) 19:12:21
調査する必要のある項目リスト (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

調べておきたいことを書いておきます
パス5121なので作りたいものがあれば編集どうぞ


識字率について
妖精などが存在しているか_たい
電力の普及率
詩歌(技術)は魔法なのかどうか


[No.330] 2018/02/14(Wed) 20:43:03
ルイベ(冷凍刺身) (No.306への返信 / 1階層) - 花陵ふみ

ルイベ(冷凍刺身)

┗【保存食として】
昔から食べられてきた保存食である。
晩秋から初冬にかけて捕獲した魚(鮭・鱒)雪に埋めて、冷凍することで長期保存が可能となる。主に、食料が少なくなる冬場の食料とされてきた。

┗【冷凍する利点】
冷凍することで保存性が高まる。
また、魚にいるサナダムシやアニサキスなどの寄生虫を死滅させる(多くの寄生虫は、−20度以下かつ48時間以上冷凍することで死滅するといわれている。)ことができ食中毒の危険性が減る。
冷凍する過程の水分が抜ける際に脂も落ち、鮭独特の脂や臭味を感じにくくなりこれらが苦手な方でも美味しく食べられる。

┗【食べ方】
冬場の猟などで出かけた際の、野外での携帯食として食べる。
凍ったまま小刀で切り分け、火で炙って融けかけた所に塩を振り食べるなどすると、簡単に手早く食べられるので重宝する。
家庭でも凍っているうちに刺身と同じように薄切りにし、醤油やワサビなどを付けて食べる。完全に溶けてしまうと、水っぽくなり美味しくなくなる。


[No.331] 2018/02/15(Thu) 18:52:14
箱そり (No.306への返信 / 1階層) - 花陵ふみ

箱そり
┗【小型のそりである】
箱そりとは、箱状の荷台にそりが付いた雪上の運搬具のこと。
雪国で重い物を運ぶ際に使われ、小型で軽量の物が多い。
構造は、滑り木が二本、滑り木に立てられた支柱に台をのせ固定してある。使い方は、人や家畜の腰に紐をつけて引くか、引き棒を持って引く。
そり:
底面を滑走させることによって、物の移動を助ける道具である。
自力では動くことや方向を転換することができないため、人や家畜(馬・犬・トナカイ・牛など)が引っ張る事で動かす。
木製そりの滑り木に使われる木材の加工は、材木を削り出し形にするほか、蒸気かまどなどで熱を加え曲げやすいようにして曲線形が作られる。

┗【便利な使い方】
 ┗【雪や氷を運ぶ】
自宅の周りの除雪した雪や、屋根からの落雪や落氷はとても重い。
しかし、この重たい雪や氷のかたまりを指定された雪捨て場に運ぶ時もそりを使うとずいぶん楽に運ぶことができる。

 ┗【狩猟や漁で使用】
狩猟や漁などの罠や仕掛け、網など仕事道具を運ぶ時にも使える。帰りには獲物をのせて運ぶこともできる。

 ┗【冬場の買い物に】
雪が積もると、タイヤのついている荷車や自転車が使えなくなる。
そりに買った物を載せ引っ張ることで、白菜やをキャベツ丸ごとまたリンゴひと箱でも女性でも楽に荷物を運ぶことができる。

 ┗【子供を載せて移動】
雪が多い地域では子供をそりに乗せ保護者が引っ張ることで、保育園や近所のお店まで行く際などのちょっとした距離の移動で使える。
ただし左右に転がり危険なので、縁に掴まって自分でバランスがとれるよう(3歳程度)になるまでは載せないこと。
持ち手が短めのそりだと、引っ張ると前が浮き上がるような場合もあるので載せる前に確認する。


[No.332] 2018/02/15(Thu) 18:57:06
ダウンジャケット2種類 (No.306への返信 / 1階層) - 寅山 日時期

普及向けの低RDのダウンジャケットと、
高品質で高価格(軍用向け含む)のダウンジャケットです。

ダウンジャケット

ダウンの概要
知類が身に纏う衣類の1つで、オーバーコートに分類される。詰め物に羽毛を使うことで高い防寒性と、体が出した汗の放出を併せ持つ寒冷地用のコートである。

詩歌藩国のダウンは……
しかし詩歌藩国のダウンジャケットの中身は羊毛であり、これは国内で養羊が行われているためである。生地自体も羊毛を織った物を使用している。羊毛は撥水効果が高いので雪を弾きやすく、また湿気を吸収しやすいため、着用者が出した汗を吸い込み快適な着心地を保つ効果を持っている。

色々なデザイン
お洒落な柄がデザインされたカジュアル向けのものや、品のあるデザインのフォーマル向けのもの、身丈の短いものや膝下まで覆う長いもの、複数のポケットやフードなどを付けそれと共に動きやすを重視した雪中での作業のし易さを想定したものなど、さまざまなデザインと用途のダウンジャケットがある


高性能ダウンジャケット(軍用向け含む)

高性能ダウンジャケットの概要
通常のダウンジャケットよりも高性能で高価格のもの。通常のダウンジャケットでは耐えられないような厳しい寒さや、過酷な場面を想定して作っている。具体的には雪中での長時間の作業や、登山、そして戦闘、またそれらに類する場所での着用である。その為高価格になっており、日常的に使用する者(使用出来る者)はあまりいない。

着用の効果
耐寒性が高く、ヘヴィーデューティーな作りの高性能ダウンジャケットを着用することで着用者は通常では動くのもままならない極寒の地でも体のパフォーマンスを発揮することが可能となる。

生地
通常のダウンジャケットに使用する生地よりも番手が高く、密度の高い生地を使用している。これにより高い防寒性……保温効果や防風性と撥水性を得ている。

中身
綿も選び抜かれたものを使用している。毛は細く長さは均一に揃い、波状をしていて弾力性も高く、毛同士が複雑にからみあうものを使う。このことで空気を多く含むので温かく、高く型くずれもし難い高品質のダウンジャケットを作っている。

キルト
中身の綿を入れる部分をキルトと呼ぶ。カジュアルなものではこのキルトが数多くあるので動きやすく脱ぎ着がし易い。一方で防寒性は低い。これはキルトが小さいほど中身も小分けにされるのでそのことで綿が含む空気が少なくなるからである。またキルトとキルトを区切る縫い目の部分には綿が入らない。これも防寒性を下げる1つの要因になっている。転じて1つのキルトを大きくすれば綿は空気を多く含み縫い目も少ないので防寒性は上がる。故に過酷な場面も想定して作る高性能ダウンジャケットの1つ1つのキルトは大きい。

動き易さ
一方で動きやすさも考えて作っている。1つ1つのキルトは大きいが体のなかで良く動かす部分の邪魔にならないように考えて配置している。また関節の部分の綿は薄くするなどの工夫も取入れている。

背負える
高性能ダウンジャケットの裏地、背中に当る部分にはシュルダーストラップが付いている。着用者は着衣の際にまずこれに腕を通してからダウンジャケット本体の袖に腕を入れる。こうすることでダウンジャケットを脱いだ時も、脱いだままで背中に背負うことができる。ダウンジャケットは着ている時は良いが脱いだ時は小さく畳むことは不可能なので手に持つにしろバッグにしまうにしろ邪魔な荷物になる。登山や戦場ではそんなことをしていては命取りになる。しかしなんらかの事態によりダウンジャケットを脱衣したほうがよい場面なのにも関わらず着たままでは着用者のパフォーマンスは下がる。この機能をつかうことで脱衣時にダウンジャケットが邪魔になる心配をせずに、いつでも脱ぐことができる。またリュックを背負ったまま、銃を肩にかけたまま脱ぐことも出来るので脱衣時の動作を最小限にすることができる。

機能的なポケット
高性能ダウンジャケットには、それを着用する場面を想定したポケットがついている。雪が入らないようにするためにポケットにはフタが付いている、フタにはボタンがついており簡単な衝撃では開かないようになっているので中身を落とす心配は無い。またそのボタンは大きいので手袋を付けたままでも開閉しやすいようにしている。このフタ自体をポケットの中にいれることも可能なので、必要ならばフタ無しのポケットを作ることも可能にしている。高性能ダウンジャケットを脱いだまま背負う際にはこのポケットに袖を収納することで袖が邪魔になるのを防ぐことも可能である。また裏地の左右にもポケット……いわゆる裏ポケットがついている。

ベルト
首もと、両手首、裾にはベルトまたは紐が付いておりこれを着用者の体に適した長さで使用することでそこから冷気が入ることを最小限に抑えることができる。不必要な場合はこのベルトまたは紐は簡単に取り外せる。


襟は高く、左右に付いているボタンを合わせれば口と鼻まで隠すことができる。こうすることで極寒地の冷気を直接呼吸しないようにすることができる、また吹雪避けにもなる。

フード
フードも付いている。ダウンジャケット本体にボタンで付いているので不必要ならば外すことが出来る。フードは大きく耳はもちろん眉毛までを隠すことができるので防寒性が高い。襟のボタンを締めフードを被れば着用者の顔で出ているのは目だけと言うことになり、さらなる防寒性が望める。

ダウンパンツ
高性能ダウンジャケットと合わせて着用することを想定して作る綿入りのパンツ(ズボン)。しかしこちらのキルトは小さく区切られている。これは防寒性よりも動き易さを想定して作っているためである。しかし高性能ダウンジャケットと合わせて着用した場合の防寒性は高い。とてつもなく素早し動いが必要だと想定される場面や、動き易さを重視する場面では他のパンツを穿いたほうが良い。必要に応じて選択すること。

登山用の視認性と軍用向けの迷彩
登山向けの高性能ダウンジャケットの色は、仲間からの視認性の高さや遭難時の発見のし易さを考えて蛍光色や雪の中にいても目立つ色にしている。反対に雪中での戦闘を想定した軍用向け高性能ダウンジャケットは雪の中では発見されにくい、雪中向けの迷彩柄を取入れている。軍用向け高性能ダウンジャケット着用者が目元を覆う白いマスクをしてフードを被り襟を絞め、手袋や靴も目立ちにくいものをすれば肌の露出が無い完全な迷彩になる。


[
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[
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"description": "通常のダウンジャケットに使用する生地よりも番手が高く、密度の高い生地を使用している。これにより高い防寒性……保温効果や防風性と撥水性を得ている。"
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"description": "綿も選び抜かれたものを使用している。毛は細く長さは均一に揃い、波状をしていて弾力性も高く、毛同士が複雑にからみあうものを使う。このことで空気を多く含むので温かく、高く型くずれもし難い高品質のダウンジャケットを作っている。"
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"description": "中身の綿を入れる部分をキルトと呼ぶ。カジュアルなものではこのキルトが数多くあるので動きやすく脱ぎ着がし易い。一方で防寒性は低い。これはキルトが小さいほど中身も小分けにされるのでそのことで綿が含む空気が少なくなるからである。またキルトとキルトを区切る縫い目の部分には綿が入らない。これも防寒性を下げる1つの要因になっている。転じて1つのキルトを大きくすれば綿は空気を多く含み縫い目も少ないので防寒性は上がる。故に過酷な場面も想定して作る高性能ダウンジャケットの1つ1つのキルトは大きい。"
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"title": "背負える",
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"description": "高性能ダウンジャケットの裏地、背中に当る部分にはシュルダーストラップが付いている。着用者は着衣の際にまずこれに腕を通してからダウンジャケット本体の袖に腕を入れる。こうすることでダウンジャケットを脱いだ時も、脱いだままで背中に背負うことができる。ダウンジャケットは着ている時は良いが脱いだ時は小さく畳むことは不可能なので手に持つにしろバッグにしまうにしろ邪魔な荷物になる。登山や戦場ではそんなことをしていては命取りになる。しかしなんらかの事態によりダウンジャケットを脱衣したほうがよい場面なのにも関わらず着たままでは着用者のパフォーマンスは下がる。この機能をつかうことで脱衣時にダウンジャケットが邪魔になる心配をせずに、いつでも脱ぐことができる。またリュックを背負ったまま、銃を肩にかけたまま脱ぐことも出来るので脱衣時の動作を最小限にすることができる。"
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"description": "高性能ダウンジャケットには、それを着用する場面を想定したポケットがついている。雪が入らないようにするためにポケットにはフタが付いている、フタにはボタンがついており簡単な衝撃では開かないようになっているので中身を落とす心配は無い。またそのボタンは大きいので手袋を付けたままでも開閉しやすいようにしている。このフタ自体をポケットの中にいれることも可能なので、必要ならばフタ無しのポケットを作ることも可能にしている。高性能ダウンジャケットを脱いだまま背負う際にはこのポケットに袖を収納することで袖が邪魔になるのを防ぐことも可能である。また裏地の左右にもポケット……いわゆる裏ポケットがついている。"
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"description": "フードも付いている。ダウンジャケット本体にボタンで付いているので不必要ならば外すことが出来る。フードは大きく耳はもちろん眉毛までを隠すことができるので防寒性が高い。襟のボタンを締めフードを被れば着用者の顔で出ているのは目だけと言うことになり、さらなる防寒性が望める。"
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"title": "ダウンパンツ",
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"description": "高性能ダウンジャケットと合わせて着用することを想定して作る綿入りのパンツ(ズボン)。しかしこちらのキルトは小さく区切られている。これは防寒性よりも動き易さを想定して作っているためである。しかし高性能ダウンジャケットと合わせて着用した場合の防寒性は高い。とてつもなく素早し動いが必要だと想定される場面や、動き易さを重視する場面では他のパンツを穿いたほうが良い。必要に応じて選択すること。"
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"title": "登山用の視認性と軍用向けの迷彩",
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"description": "登山向けの高性能ダウンジャケットの色は、仲間からの視認性の高さや遭難時の発見のし易さを考えて蛍光色や雪の中にいても目立つ色にしている。反対に雪中での戦闘を想定した軍用向け高性能ダウンジャケットは雪の中では発見されにくい、雪中向けの迷彩柄を取入れている。軍用向け高性能ダウンジャケット着用者が目元を覆う白いマスクをしてフードを被り襟を絞め、手袋や靴も目立ちにくいものをすれば肌の露出が無い完全な迷彩になる。"
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[No.340] 2018/03/16(Fri) 00:22:05
詩歌(技術)(仮) (No.306への返信 / 1階層) - 四方 無畏

詩歌(技術)
詩歌の効力
この技術を使って歌っている間、生物の反応が1000倍になる。しかし、連続で使っても効果は弱くなり、3度も連続で使えば効果はなくなる。
効果を及ぼす範囲
歌を伝える相手をしっかりと認識し、伝えたいと思っている場合にしか効果は及ばない。一度に多くの対象に向けて効果を及ぼすにはそれだけの技術と想いが必要になる。
心を通じさせる
“詩や歌がなぜ存在するか、考えたことがあるかい? 私は、感動を伝えるためだと思う”詩歌藩王が言ったと伝えられるこの言葉の意味をしっかりと理解する事が技術習得の第一歩である。
巡る季節の詩
春の詩
「春 雪溶けて 水ゆるみ 緑恋しく 夏を待ち」雪解けを告げる春の詩を歌えば、桜が芽吹き、寒さが和らいだ。
夏の詩
「夏 緑眩しく 咲く花に 実り予感し 秋へ向かい」草花を励ます木々の詩を歌えば、草木は生い茂り、果実がみのりだした。
秋の詩
「秋 実りし穂 金の波 闇に輝き 冬に見ゆ」健やかな眠りを願う子守の詩を歌えば、眠る赤子から悪夢を退けた。
冬の詩
「冬 闇深く 音も無く 雪積もり 春を望む」 去りゆく友を想う友情の詩を歌えば、あらゆる災疫を跳ね除ける加護を成した。
巡る歌
「季節は 巡り  芽吹き 育ち 種を残し 地に還る 魂   生まれ 惑い  育ち 環に還り 環になって巡る 」
亀神殿例祭
春風祭(豊作祈願祭)
雪解けと同時に行われるのが春風祭です。今年も無事に冬が越せたことを亀神様に報告し感謝を捧げ、豊作を祈願する祭です。農産物モチーフの髪飾りをつけ、小麦の穂に模した鈴を持った神官が儀式を行います。神殿の前庭に出店が設置され、昨年の秋に仕込まれたビールと蜂蜜酒が無料で振舞われます。
白夜祭
夏至の日に行われます。1年間で最も大きな祭で、神官団・各町の代表による亀神様への奉納舞・奉納歌のほかに様々な催し物が行われます。例年開催されるのは羊さん競争、歌唱コンテスト、美人コンテスト、針仕事コンテスト等です。夏至の日は1日中日が沈むことが無く、観光客も多く訪れるため、夜中まで大変な人出となります。4年に1回、ご神体が一般公開されます。
冬護祭
夏の間は山の頂だけにあった雪がふもとまで迫ってきた頃に催されます。収穫への感謝を捧げ、誰も欠けることなく冬を越せるよう亀神様に祈る祭です。神官による儀式の他に吟遊詩人による音楽祭が行われます。そのため吟遊詩人の祭とも言われています。

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[No.341] 2018/03/19(Mon) 00:55:01
詩歌弓 (No.306への返信 / 1階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

詩歌弓
○詩歌弓
詩歌弓とは
詩歌藩国の環境で発展した弓。詩歌の弓が統一されているわけではない。
弓はその国の気候、素材、文化によって特徴が出てくる。詩歌弓は縦で構えて用いる。
接着剤である膠は耐水性が弱いため、雪が降る詩歌藩国では単一の素材を用いた単弓が多い。
ロングボウのように弓を引くのに多大な筋力を必要しないように設計されている。そのため熟練するまでに必要な期間が抑えられている。
有効射程は50m。矢を届かせるだけなら100mほど。50m以上の長距離射撃は魔法による射撃を想定している。

詩歌弓:素材
メタルリーフの金属木材が主だが他の植物木材も詩歌弓の素材として使われる。
強度、靭性、振動吸収性、軽さなどの弓に適した性質のもの、詩歌の寒さでも劣化、損耗度が低いものが用いられた。
弓に適したメタルリーフや木材は、植林が行われている。安定した供給と乱伐による自然破壊を防ぐためである。
グリップ部分に木材を外付したり、革,布,樹皮を弓に巻いて使用した。

詩歌弓:加工
乾燥、焦し、焼入れなどの加工を行いで素材の耐水性や強度を上げていく。
弓の両端に反発力を強めるための軽い反りを加えることもある。
弓の作成には素材を乾燥や曲げに慣らす時間や加工技術が要る。特に曲げの作業は時間、技術ともに多くが必要とされた。
接着剤である膠は耐水性が弱いが、一部の補強やグリップの固定に用いられることはあった。

詩歌弓:大きさ・温度への対策
大きさは小型でもなく大型でもない中型。大型は重さや嵩張ることから普段遣いには不便であった。
詩歌の弓使いは騎乗による移動を行うこともあるが、詩歌弓は騎射での使用は想定されていない。地に立っての射撃用である。
そのため小型化はされていない。
メタルリーフの弓は金属のため気温により弓の温度への対策が必要となる。
弓に革,布,樹皮を巻いたり、射手が手袋を着ける、熱伝導率の低いメタルリーフを素材に用いる、などの対策をした。


○弓
単弓と複合弓
竹、木などのしなやかな物が弓の素材として使われた。単一の素材のみの弓を単弓という。
竹、木などに動物の腱,角,骨、金属などの異なる素材を膠などで接着することで強度や反発力を高めた。これは複合弓と呼ばれる。
優れた複合弓は小さくとも高い威力と射程を持つが、製作には様々な素材と知識、技術が必要となる。

素材による影響
弓は素材の復元力(弾力)により矢を飛ばす。そのため重要であり様々な事柄が弓の性能へ直結する。
伸縮率や負荷に対する強さは、折れにくさ、矢を引く距離、矢を射った際の弓の振動時間などに関わる。
重量は弓を射る際の瞬発力に影響する。
気温などの環境による影響、弓の使用(伸縮)や経年による劣化速度は低いほど弓が長持ちし安定した性能を発揮できる。

弓の大きさ・目印
同じ素材で比べた場合、弓は大きくなるほど矢の威力も上がる。ただし大きくなるほど重くなり嵩張るため携帯性は落ちる。また人間が扱える大きさによる限界もある。
弓の上下の判別、矢の位置や照準の補佐とするために弓に塗料などで目印や目盛りを付けることもある。

弓の中央・上下部位
弓の中央部位は硬く殆ど曲がらない構造になっている。これにより弓の振動を抑えている。
弓の上下部位は弦を引くとしなり反発力を生み出す。これが矢の動力となる。矢の威力や弓を引く際に射手に求められる筋力が此処で決まる。
下側のバネ(反発力)を上側よりを若干強く作られることが多い。
この構造だと射る際に自然と矢がやや上向きに発射され飛距離を稼ぐことが出来る。

握り(グリップ)
弓を射る際に手で握る弓中央下部(番えた矢のすぐ下)の部分。
弦を引く際の弓の反発力を手で支える際の重要な部位であり握りやすく加工される。
的に向かって真っ直ぐ押せるグリップの形が良いグリップの条件であり、射手によって合う形のグリップは変わる。
弓に革などを巻いて作るグリップは単純で加工もしやすい。
“く”の字や“ヽ(”に近い形のグリップは、弓自体を加工したり、削った木などを外付けで接着,固定の必要があり手間が掛かるが安定性は高い。
この形だと手は自然とグリップ一番深い所に滑り込んで支えることとなる。一番深い一点に力の大部分を集中させることで人間の余分な動きを伝えにくくする。

弓弭
弓弭(ゆはず)。弓の両端の、弦の輪を掛ける部位。
弓を射るとき、上になる方を末弭(うらはず)、下になる方を本弭(もとはず)という。
左右に弦を掛ける切り欠きを設けた弓弭や、弓の前側から烏帽子の形に弓弭を削り出した烏帽子弭(強度を維持するため堅木を弓に接着することが多い)など弓の素材によって様々な方式がある。

弦の位置
張られた弦が弓の左右どちらに寄っているかは射る際に重要となる。
矢を番える方に弦が寄っているのが良く、常にその状態になるように調整する。
矢と弓の摩擦を減らす為と、射る際の弓を捻る動作をやりやすくするためである。
弓の作成時に左右の何方かに弦が寄るように作られている。素材によるが弓の調整を行うことで変えることも出来る。
弦輪の作り方や付け方で左右の位置を調整することもある。


○弦(ストリング)
弦(ストリング)
弓の両端に張る糸。消耗品。
弓と矢の間に介在するものであり非常に重要。弓と射手に合った調整が必要となる。
その調整は、弓のグリップの底から弦への距離、太さ、原糸の本数(原糸何本で撚られているか)、原糸の太さ、素材、色、巻き方など多岐にわたる。
弓の強さに合った強度。矢筈に合った太さ。射手が見やすい色。麻糸などの植物繊維や化学繊維、鯱や鯨の背筋などの動物繊維がある。
伸縮が少なく消耗しにくい弦がいいとされるが、伸縮性がある程度まで減るとそこからは個人の好みとなる。
使い始めてから徐々に伸長することもあるため定期的にチェックや調整も必要となる。
ある程度捩って使用し、捻り回数により細かな調整を行う。気候や湿度の影響による弦の伸縮に対応する場合に使われる。
松脂を油で煮たものなどやワックスを弦の補強のために塗り込む。
折り目をつけると折り目で切れやすくなるため、弦巻に巻いて保管する。

中仕掛(サービング)
弓に張られた弦は、矢の矢筈や番える手が当たる部分の摩耗が早くなる。
それを防ぐために弦に保護糸を巻くことを中仕掛(サービング)と言う。
過剰に巻くと重さにより弦の反発力も落ちるため必要最低限のみ巻くようにする。巻いた保護糸は自身の巻く力で両端を固定し解けないようにする。
接着剤で巻かれた端が抜けないようにしたり、素材によるが炙って溶かし固定することもある。
弦と同じく様々な素材、構成があり、耐久性、滑らかさ、重さ、太さが異なる。
弦と合わせた上で適切な太さにしつつ、自分に合ったものを用いる。
弦の色と異なる色の保護糸にすることでズレや緩みが起きてもすぐに分かる。

ノッキングポイント
ノッキングポイントとは矢を番える位置の上下に糸などを巻きつける立体的な印、兼補助。中仕掛(サービング)の上に付ける。
中仕掛と同じように保護糸を巻き接着剤や炙りで固定することが一般的だが、金属リングで行う手法もある。
矢筈の大きさに合わせて上下につけることで番える際のズレや、矢の発射時の縦揺れを防ぐ。
ノッキングポイントを付ける位置にペンや塗料で印をつけておけばズレてもすぐに分かる。
弓や射手により付ける位置は異なるため自分に合わせた位置を探るのも重要となる。
フィストメルゲージを用いて基準となる位置を決め、そこから調整していく。


○弦の調整や作成のための道具
フィストメルゲージ
弓の状態を計測するための専用ゲージ。T型、L型の物がある。
弓と弦の距離を測る縦棒が長く、弦を計る横棒が短い。
縦横ともに目盛りが付いている。横棒には測定しやすいように弦を軽く引っ掛けるための小さな板が二つ取り付けられている。
弓のグリップの底から弦への距離〈把(ストリングハイト)〉、ノッキングポイントの位置、弓の上下のしなりの差が一定に保たれているかの計測に使用される。

ストリングジグ・ストリングサーバー
ストリングジグとは弦(ストリング)の作成や調整をするための器材。
目盛りの付いた細長い長方形の両端手前に横棒の長い凵の字の回転するパーツがそれぞれあり、ここに原糸や弦を掛けて制作や調整を行う。縦棒の上部には糸を掛けたり固定できるように加工されている。
凵パーツは中央のネジをツマミで締めるような形で角度を固定できる。
片端に手回しハンドルが付いており、これを回すことで片方の凵パーツの位置を弦に応じて調整できる。
普段は家や拠点に置かれており、携帯はしない。個人の備品ではなく集団で共同備品として使うことが多い。
ストリングサーバーは糸巻きを持ちやすく、作業しやすくするための物。
ある程度の重さがあると、慣性を利用することで糸を巻き付ける作業がしやすくなる。


○矢(アロー)
矢筈(ノック)
矢の尾部のV字形に加工された弓弦を受ける部分、あるいはキャップ状のパーツ。
矢に直接切込みを入れて用いると、弦により矢が裂けてしまう。そのため堅く加工したり、尾部に被せる形で矢筈を取り付け、接着剤や糸を巻き固定する。
木,竹,骨,角などの素材で作られる。

矢羽(ヴェイン)
矢の軌道を安定させるために矢の後部に付ける部品。
最後部に付けると矢を番える際に邪魔になるため、その手前に付けられる。
羽は斜めに付いており、空気抵抗を利用して矢をスクリュー回転させることで軸を安定させ命中率を上げる。
羽の枚数は三枚羽がバランスが一番良いため儀礼用などを除き三枚で統一されている。
鳥の羽を用いる場合は反りを利用し、三枚の羽を半分に割いて使用することで回転方向が違う矢が一対できる。

篦(シャフト)
矢の軸となる棒の部分。
矢を扱う弓の強さ、射手の腕の長さによって、最適な篦の長さは変わる。矢先で狙いを付ける場合、弓の先に出るように少し長めのものを用いる。
矢は飛翔する際に撓むので弓の力に合わせた剛性も重要である。これが合っていないと撓みが強すぎたり弱すぎたりする。
太さが変わらない一文字(ストレートシャフト)、中央部が太く両端にいくにつれてだんだん細くなる麦粒(樽状シャフト)がある。
樽状シャフトは空力特性上優れており、飛翔速度・距離も上昇するが加工が難しい欠点がある。

鏃(ポイント)
矢の先端に取り付ける部品。
篦(シャフト)に差し込むものと被せるものがあり、主に被せが使用されている。接着剤で固定される。
素材は金属、石、骨,角,牙などの硬いものが使われる。加工しやすい金属製がよく使われる。
鏃の形状は用途によって変わり、戦闘や狩猟では刺さるように尖った鏃が使われる。
小さく軽い鏃は遠距離、大きく重い鏃は近距離用として用いる。
刃の広い鏃は非装甲に、細く返しのない鏃は鎧や鎖帷子に、刃の無い鏃は板金鎧などに対して使用した。
捕具としては木の鏃や篦を直接削ったものを使う。
先端を丸い弾丸(⊂状)のようにした丸根、丸根の先端のみ尖らせた打根がありどちらも殺傷力を抑えたものとなっている。

矢の太さ、重さなどのバランス
矢の太さ、重さなどのバランスは様々なことによって決められる。
射手の身体・技量・好み、扱う弓の強弱、がまず基準としてある。
一般的に強い弓には太くて重い矢を、弱い弓には細くて軽めの矢を使用する。
弓の強さと矢の重さが釣り合っていないと矢の速度や精度に影響があり、弦へ負担がかかる。
そして矢の用途、技量、使用する飛距離に応じて、重心の位置、羽の形を決める。
矢の重心位置によって飛翔軌道が変わり、精度や適した飛距離も変わる。


○弓具
アームガード(弓)
アームガードは弓を持つ腕の手首〜肘の位置に装備することで、矢を放つ際の弦の返りから腕を守る防具。
また、衣服(特に防寒具や雨具等)の弛みを抑えることで矢と弦の軌道を確保する役割りもある。
腕にバンドや紐で内側のみの防具を固定するものが主だが、伸縮素材で袖を通すように装着するものもある。何れも通気性を意識しているものが多い。
柔らかい素材、硬い素材のものなどがあるが、弦の擦過痕が現れやすいのは柔らかい素材であり、自身の射撃体勢の問題点や癖を知る手がかりとなる。
習いたての頃は腕に当たることでの恐怖感を覚えないように大型のアームガードを装備する。

チェストガード(弓)
チェストガードは矢を放つ際の弦が衣服(特に防寒具や雨具等)や胸に引っかかるのを防ぐための防具。
弓を持つ腕側の肩から胸のみを覆う。そのため右射ち用と左射ち用の共用はできない。
面ファスナー、ベルト、紐、釦などで固定する。
服の上から装着するので体型から少し大きめのものが使われる。通気性を重視したものが多い。

グローブorタブ(弓)
グローブorタブは、弦を引く指を守る防具。人差し指、中指、薬指を保護する。
グローブは三本の指を覆うのは共通しているがその他の部分は簡略化されていることが多い。
タブは手のひらに握り込む部分、そこに固定化されている三本の指を守る革の部分の2パーツで構成されている。革の部分は消耗品でもあるので適宜交換が必要である。
多くの場合中指に紐やバンドを通して保持する。自身の手、指に合ったタブを使うことが大事である。合っていないと指にタコや擦れが生じてしまう。
タブ革の変形具合でその人が正しい姿勢で射撃できているかどうかが分かる。
初心者の時期には弦の感覚がつかみにくいのでグローブが用いられる。

クイーバー(矢筒)
クイーバーは矢を射つ際に用いる矢の入れ物。ベルトなどで腰に下げて使う。長方形に近い形のものが多い。
実戦で使いやすいように角度を付けるなどして矢を取り出しやすくなっている。
矢を上下どちらの方向で入れるかは長短あり、クイーバーへ工夫を行うことで短所を減らす。
鏃を下にすると矢同士で鏃が引っかかりやすくなる。鏃を上にすると矢の種類が見分けやすく、鏃が引っかかりにくいが、雨で鏃が錆びやすく矢羽が引っかかり痛みやすく扱いに慣れていないと鏃で怪我をする。
仕切りを設けることで矢同士が引っかかりにくくしたり、底面に凹凸やスポンジ、ゴムを設けることで鏃の保護をする。
ベルトやポケットを付けることで別種やすぐ使う矢を入れたり、小物を収納できる。

ボウケース・アローケース
ボウケースは弓を収納するものだが大きめにすることで、弓以外の道具も収納して持ち運ぶことが出来る。
収納した弓を傷めないように衝撃を吸収するクッション素材が使われている。
決まった形はなく安全に収納できればいいのでハードケース、ソフトケース(バッグ、リュック)など様々な形がある。ハードケースは頑丈だが取り回しが悪いのでソフトケースがよく使われる。
アローケースは矢を収納・運搬するための道具であり矢を傷めない範囲での高効率な収納が目的。
矢の長さ、大きさに合わせた仕切りを設けることで鏃や矢羽が痛むのを防ぐ。

アロープラー
練習では的、実戦では様々なものに刺さった矢を抜く際に使う道具。ゴムや樹脂などの滑りにくい素材で作られ、少ない力でも矢を抜きやすくする。
矢の太さに合わせた溝が入れてあるとより握りやすく、矢の軸にかかる圧力が分散できるため矢が曲がりにくい。
細長いグリップ型、折りたたんで使うスクウェア型、薄型のシート型などの形状がある。
降雨時でも使えるように水に濡れてても滑りにくい工夫がされている。

弦張り・道具を使うやり方と使わないやり方・ストリンガーや弓張板
弓に弦を張るには道具を使うやり方と使わないやり方がある。
一般的に道具を使ったほうが事故が起きにくく安全であり弓を傷めにくい。
ストリンガーは弓に弦を張るための道具。丈夫な紐であり両端に弓に掛けるための革や布のポケットが取り付けられている。弓の上下に対応してポケットの形状も違う。
ストリンガーを掛けた後、弓の中央を片手で確りと握りつつ、ストリンガーを踏むことで弓を撓ませて弦を張る。弦を外す際にも同じ手順を取る。
道具を使わないやり方は技術が必要とされる。技術が足りないと弓が捻れてしまう。
靴の土踏まずに弓の一端を押し付けて弓を撓ませ弦を掛ける。
大きい弓の場合は引っ掛けて固定できる弓張板や布、床や壁に押し付けて弦を張る。こちらも道具を使ったほうが安全で弓を傷めにくい。


[No.342] 2018/03/20(Tue) 15:44:24
弓使い (No.342への返信 / 2階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

弓使い
○弓使いの訓練
弓使いとは
詩歌藩国で生まれた職業の一つ。弓を使いこなす者。
弓矢は射撃時の少しのズレでも距離に比例して逸れる難易度の高い武器であり、使いこなすには時間を掛けた基礎の修練が必須となる。
指導方針や練習量により変わるが、1年あればきちんと狙うことで高い命中率で目標近くに当てることが出来る。
安定して遠くの目標に当てるのは2〜3年、素早い射撃や動く目標への射撃で高い命中率を出すには5年以上の修練が掛かると言われる。
弓使いが生まれた理由の一つに、迷宮で確認された魔法に対して耐性のあるモンスターの存在がある。
軍属の弓使いは射程の拡大などの戦闘力の確保のため魔法を修得してることも多い。
民間では猟師や弓の指導者として就いているものが多い。
弓矢の射撃は、射撃場で的を射る娯楽・趣味としても存在し、趣味人の中にも高い腕前を持つものが存在する。

弓矢の安全指導
経験豊富な弓使いが指導者となり後進を育てていく。
弓矢は武器であり、その威力や飛び道具である関係上、不慮の事故が起こりやすい。そのため安全に気をつけなければならない。
初めて弓に触れる人や初心者には指導者が付き、安全教育から始める。
自分の体に合った弓、弦を引く長さに合った矢を使う。
弦に巻き込まないようにだぶついた格好は避ける。
事故を避けるため弓具を身に着けて射撃する。
矢を番える際、矢を抜く際は後方にも注意を払う。
矢を番えて無くても人に向かって弓を向けない、引かない。射つ人の近くに立たない。引き戻す際も弓を的に向けつつ戻す。
的付近に人がいないことを確認して射る。他の人が射っている時は、決して的に近づいてはならない。
許可なく、他の人の弓に触れたり引いたりしてはいけない。
角度をつけて射つ練習をする時は特に人に当たる危険性がないかどうか確かめる。
弓や弓具の点検は確りする。
矢取りは一斉に行ったり、矢取り中であることを示す目印などを立てる。

素引き
初心者は練習用の弱い弓を用いて矢を番えずに弓を引く型の練習(素引き)を行う。
弓で使う筋肉は普段は使わない筋肉なので簡単には行かない。並行して弓を持たずに型を取る練習も行われる。
ある程度型が身に付いたら矢を番えて素引きをする。事故を避けるため的に弓を向け、矢を引いては戻しを繰り返す。

巻藁・射撃
弓矢を使う技術や筋肉がついてきたら的の近距離から射つ練習(巻藁)を行っていく。
的は藁など適度な硬さの素材を編んだり巻き締めるなどした物を台などで高さを調整して使う。
矢が突き抜けず、矢を傷めない硬さが求められる。
弓の強さも徐々に強くしていき自分にあう強さを探る。
近距離での的当ての際には専用の矢を用いる。(矢羽が無かったり鏃の丸みが強い)
腕の向上に伴い徐々に的の距離を離していき、狙いの距離や場所に当てる照準の仕方などを学んでいく。
以降は基礎の練習も大事にしつつ。種類の違う矢の扱い、連射、動く目標を想定した訓練などの応用を行っていく。
素引き、巻藁、近射は熟練者であっても調整や慣らし、型の確認などで用いる重要な練習である。
弓は少しのブレでも大きくそれる難易度の高い武器です。熟練には基礎を地道に行うことが大事です。

○弓の技術
基本となる型
天性の直感により雑な動きでも的に当てることの出来る者もいるが、殆どの弓使いは地道な練習経験を積んで実力をつけていきます。
基本となる型を反復練習で身体や無意識に記憶させ、射る動作を自動化することで、緊急時も焦らず普段通りに矢を射ることができます。

○射法八節
射法八節とは
弓を射る際の基本動作を八つに分けたもの。区分されているがこれらは一体であり繋げて行うことが重要である。
射手の利き手により左右の役割が逆になる。(ここでは左手で弓を持ち、右手で矢を引いている)

スタンス(足踏み)― セット(胴造り)
スタンス(足踏み)
弓を射る際の足の構え。両足つま先を結ぶ線の延長に的の中心が来るように両足を踏み開く基本の動作。
セット(胴造り)
足踏みと共に弓を引くための基本姿勢。両足の上に上体を安静に置く動作、構え。
腰を据え、左右の肩を落とし、背骨から頭の先まで真っ直ぐに伸ばし、身体の重心を腰の中心において心気を整える。

ノッキング(弓構え)― セットアップ(打起し)
ノッキング(弓構え)
矢をつがえて弓を引く前の動作。弓を保持する左手を整え、引手で弦や矢を保持しながら的を見定める。体の正面に構えるものと斜めに構えるものがある。
セットアップ(打起し)
次の引分けへつなげるための動作で大きく分けて二通りの様式がある。正面の構えから弓矢とともに両拳を垂直に持ち上げるものと、やや弓を押し開いた斜めの構えから両拳を左前方に持ち上げるもの。

ドローイング(引分け)
セットアップ(打起し)をした位置から弓を押し、弦を引いて、弓を左右均等に引き下ろす動作。押す力と引く力のバランスをとり、均等を維持する。
大きく分けて三通りの動作がある。正面の構えから動きを途中で止めないものと、いったん動作を止め一呼吸おくもの、斜めに構えいったん動作を止め一呼吸おくものである。

フルドロー(会)
弓を引き、引手を頬骨、顎の下、またはその近くに固定する。(射手や弓により変わる)
見た目上は弓を引ききり静止して見えるが身体的には会に入った後も力をかけ続け、次の離れにつなげる。
また弓使いの心理からいえば無限の引分けであり静から動への分岐点である。

リリース(離れ)
矢を放つときの動作。引手の指を自然と離せないと矢飛びに影響が出る。また、弓を持つ手の自然な捻りにより弓幹に矢羽が当たることを防ぐ。
右腕が大きく右方向に伸びる大離れ、右拳が右方向にわずかに移動する小離れ、その中間の中離れの三種があり、どの形になるかは引分けから離れに至る力のかけ方によって異なる。

フォロースルー(残心)
矢を発した後の姿勢。作為的でなく自然と残る形。
残心の姿勢から射撃の問題点、改善点を見つけられる。
残心は結果であるため、自分の残心の理想の型を持ち、イメージすることで理想の射撃に近づけることが出来る。
射法八節のなかでもっとも特徴的で精神なものだが、姿勢を保つ身体を意味して残身とも書く。

アーチェリーパラドックスの把握
センターショット(弓幹の中央を矢が通る弓)でない弓から射る場合、
的の中心を射抜くために、矢が的の中心ではなく僅かに側面に向けられなくてはならないという事実により名付けられた。
弦は弓幹の中央に向かって戻る。だが矢は弓幹の横に番えられているため方向がズレている。
そのため弦が弓に近づくにつれてズレの角度は開く。弦の力を受け矢の軸は横に撓み、矢は蛇行して進むことになる。
だが、この矢の蛇行を利用することで発射時に弓幹に矢羽を当てないで済むという大きな利点も存在している。
この利点を受けるためには矢の篦(シャフト)が弓にあった適切な硬さである必要がある。
力が弱い弓は柔らかいシャフトの矢が、強い弓には硬いシャフトの矢が必要になる。
弓の力に合った矢を選ぶこと、矢の蛇行の感覚に慣れることが優れた射手に求められる。

○道具の手入れ・管理
弦の自作
弦は重要な部品であり射手により調整がいる。
弦を自分で作成することで自分好みに調整できたり様々な知識も取得できる。
ストリングジグやストリングサーバーを用いて作成する。
原糸をジグの2つの凵パーツの上部に掛けて長方形の輪を作る。原糸14本弦であればその半分の七回原糸を回して輪を作る。
弦輪(弦を弓に掛けるための輪の部分)を作るため輪の端となる部分に別の糸を上から巻いていく。
凵パーツを約90度回転させ、弦輪からある程度の距離まで二つの紐となっている原糸を糸で上から巻き一つの弦にする。
耐久性が確保できたのなら糸の端は自らを巻くような形で固定化し余分な糸は切る。
反対の端も同じように弦輪の作成などを行う。
その後中央の矢を番える部分に保護糸を巻きつけ中仕掛(サービング)を作る。
自分に適した弦の素材、原糸の数、長さなどはメモをしておくと良い。

弓矢・弓具の手入れ・管理
弓は繊細なものであり日々の手入れ・管理は欠かせない。
弓を新しくしたときは弓の形を紙や板に写して記録することでその後の調整に役立てる。
弓を傷めないために弦は張りっぱなしにしない。(新弓などの調整の際は構わない)
衝撃、湿気、暑寒、直射日光などで弓を傷めないように注意する。
弓に合った柔らかい蝋を薄く塗ることで艶出しや水を弾くなどの保護になる。
羽の皺はお湯の蒸気で元に戻す。矢は定期的に矯直しをする。
矢の羽などに虫が湧かないように植物の精油などの防虫剤を使用して保管する。
弓矢・弓具は使用後は錆やカビを防ぐため、水分を拭き取り、陰干しなどをして乾かす。
手入れの範囲で難しいことは弓の職人に頼み、修繕してもらう。

弓を慣らす
新弓は反発力が強いため弦を長く時間張るなどして慣らし、自分に合わせて調整する。
弓は周囲の気温に慣らしてから弦を張る。
弓は使う前に慣らしておくのが望ましい。
矢を番えず静かに弦を引き、静かに戻すことを数回行う。
数回矢を番えて軽く引いて射る。普通に数回射撃し、弓の調整を行う。の流れが最善とされる。
とはいえ直前にこれらを行うのは難しいので、弓を持ち出す際などの行動や業務の区切りに行う形となる。
弦を取り替えた際にも慣らしが必要となる。

弓の引き方
矢筈を親指と人差指を摘んで射つやり方は、挟んで持つ形となるため一定以上の力だと滑りやすく、弓を引ける力に限度があった。
そこで人差し指、中指、薬指で弦を引くことで、より強い弓も扱えるようになった。
弦を引き狙いをつけている際に不安定でないこと、その範囲で指を浅く掛ける(リリースの際に指の影響を少なくする)のがいい弓の引き方である。
射撃時には弓に番えた矢の先端を照準器として用いるが、距離により調節を行う必要がある。
これは矢を引き込む位置を変える(普段は頬骨へ引くのを距離に応じて顎下にするなど)手法が主流となっている。
手で弦を引く位置を普段の位置から下にすることで角度を付ける手法もあるが、弦を引く位置の変動が激しく矢飛びが不安定になるので下火である。
弓の強さ、矢の長さ、技術により個々人で最適な位置を見つける必要がある。

○弓を用いた狩猟
狩猟による動く目標への射撃経験
詩歌藩国では狩猟に弓が用いられる。白兵距離まで獲物に近づくことは自然環境では難しく、危険が高いため距離をとって攻撃できる弓は狩猟に向いていた。
動物の種類による生態、動作の違いを把握することで相手の行動や動きを予測した射撃が可能となる。熟練の狩人は個体の癖をも見抜くという。
基本は立ち止まったり緩やかな動きの獲物を狙い撃つ。動く標的に対する射撃は日頃の訓練や経験による熟練が必要となる。
獲物を仕留めきれず痛みを与え続けてしまう半矢は避けるべきであり、半矢になってしまった場合はすぐに二の矢を用いたり追跡して仕留めたい。
ただ自然環境や獲物の逃走により難しい場合も多いので、初めの矢で急所に当てる事が基本である。

察知されないように動く
自然の中では人間より獲物の方が分がある。
そのため獲物に気付かれないように動くことが重要である。
獲物の居場所に見当をつけ、見つからないように回り込み、狙撃位置に移動する。
音や匂いで気付かれないように風向きや地形を利用する。
獲物が通る場所を狙える場所にカモフラージュしつつ待ち伏せする。
などの相手の視覚、聴覚、嗅覚に察知されないようにする技術、危険な存在だと認知されない行動が必要となる。


[No.343] 2018/03/24(Sat) 13:17:07
幻術破りの歌 (No.306への返信 / 1階層) - たい

幻術破りの歌

二つの幻術破り、二つの歌
この歌は一番と二番でそれぞれ効果が違い、それぞれ使い分ける事で効果を発揮する。
一番は幻術発見の歌であり、その通り幻術を見つける、そして二番は幻術看破、幻術を消し去る魔法であり、この二番を歌い切る事で幻術は消え去る。

幻術破りの歌い方
基本的に、一番と二番は別々に歌うもので、続けて歌わなくても良い。
一番は幻術発見の歌であり、もし仮に見つからなければ、一番をもう一度歌う事で効果は無くなる。
二番は幻術看破の魔法、幻術を消し去る魔法であり、視界に収まっている幻術を消し去る事が出来る。
ただし、一回の歌で消せるのはその視界に収まっているものだけである。
周囲一帯の幻術が消えたりはしない。
また、全容を視界に収めていないと効果が弱まるので注意されたし。


一番、幻術発見
これは幻術がそこにあると認識出来るようにする魔法である。
自身もしくは、自身と仲間の瞳にかける魔法であり、複数人にかける場合は術者と手を繋いで手を輪のように閉じてかける。手を繋いで輪を作っている仲間全員にかかる。一人の時は手を繋ぐ必要はない。
効果は視界内部に幻術があれば、それに色をつけるというもの。
明るい場所では薄暗く明滅し、暗い場所では明るく光を帯びる。そして、周囲の景色に対して反対色になるように色がつく。
歌魔法であり、盟約魔法である。
また、使用中はかけられている者の魔力を少しづつ消費する。

幻術発見と閻魔様との盟約
これは閻魔様との盟約で成り立つ魔法である。
個人の利益の為ではなく、国や他人の為にのみ使う事、悪いことに使わない、というのが盟約の条件である。
閻魔様の浄瑠璃鏡の力を借り受ける事で、どこに幻術があるか分かるというものである。

発見出来る幻術
これは現実を偽り、真実の姿を隠すものに反応する。
透明化や擬態などにも反応する。幻術で恐ろしい存在に見せたり、大きく見せたりすると反応する。
ただし、その怖さは和らいだりしないし魅了などの精神に直接影響を及ぼすものには効果はない。視覚的には色がつくので見え方が変わる事による変化はあるかもしれないけれど。



二番、幻術看破
この歌は視界内の幻術を消し去る事が出来るものである。
閻魔王の力を借り受け、幻術を打ち消す。
ただし、それを幻術と認識していないと効果が落ちる。

幻術看破、閻魔王との盟約
こちらも盟約があり、国や他人の為に使う事。悪事に使わない事が条件。
盟約を守っている限り閻魔様は加護を与えてくださる。
閻魔様の力を借り受け、幻術を打ち消す。敵は真実の姿を現わす事だろう。


[No.344] 2018/04/09(Mon) 20:31:34
竜の医師 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

竜の医師




基本的な内容

竜の医師とは
竜の医師は、他国のくくりで言えば整備士というのがもっとも近い職業である。
竜の調子を保つために部品の交換や調整、データの書き換えなどを行うのが主要な業務となる。
学習の過程でI=Dの整備についても学ぶが本業ではない。


竜の権利
竜は人の持つ人権と同等の権利を持ち、これは尊重されなければならない。
竜は望むならば、竜の医師の治療を受けることができる権利を持つ。
また竜は自身の意思で治療を拒否する場合、治療を受けない選択肢を選ぶ権利を持つ。


竜への理解
竜の医師として病気や痛みを理解するには、まず竜の身体の正常な状態を知らなければならない。正確な組織と構造への理解は竜の医師として竜を助けるための原動力となる。

作業するうえで大変なこと
竜は人と同じように身体的な成長があり、そのため機械といえども規格のあった部品というものは使いにくい。
竜の治療は個々に合わせた部品を整形して使うことが多く、既製品を加工して調整することが多い。
それはさながら人における歯医者のようで、部品加工には多大な苦労が伴う。
結果、部品は一点ものとなり、値段的にも高価になる。

コミュニケーション能力
竜の医師とは竜を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。
このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。




竜の医師となるには

学校の卒業
竜の医師となるには、詩歌藩国立サンテーズエコールの高等部卒業が必須条件となる。
これは竜の命を扱うという職業の性質上、機械工学などの高度な知識が必要とされるためである。
また可能であれば大学部の卒業が推奨されている。
他国の大学の卒業資格を有する場合、藩国が必要十分と認めた場合はサンテーズエコール卒業と同等に扱う。


実務経験
学校卒業後、実際に経験を積むためにすでに竜の医師として活動している者の下で助手として2年以上働くことが必要になる。
ここで現場の働き方を知り学ぶことはとても大変だが、一人前になるための経験という大きな財産となる。
学校を卒業し、実務経験を積めば資格試験を受けることができるようになる。



資格の取得
必要な経験を満たしたと認定されたものは、藩国の公的認定機関による資格認定試験を受ける。これに合格することで、晴れて竜の医師を名乗ることができるようになる。
試験内容は筆記によって知識を問うものと、実際に竜の治療、整備を行う実地試験の二種類があり、両方合格する必要がある。




おもな作業内容

ワンオフ部品作成
竜の身体を構成する部品は、その基本的な構造は同じであるものの、大きさなどは個体によって若干の違いがあるためそれぞれに合わせた部品をワンオフで作成する必要がある。このため既製品を調整したり、場合によっては手作業で部品を削りだすなどの作業が必要になることがある。

カルテの作成
診療録ともいう。医師は診療したとき遅滞なく1.診療を受けた者の住所、氏名、性別、年齢、2.病名および主要症状,3.治療方法(処方および処置)、4.診療年月日、を診療録に記載しなければならない。
これらは竜の医師が必ず行う作業のひとつである。


患者の個人情報を護る
患者である竜の個人情報を収集するにあたっては、患者の医療にかかわる範囲で行う。このほかに個人情報を収集し利用する場合は、利用目的をあらかじめ知らせて了解を得た上で実施することを厳守する。
基本的には「個人情報の保護に関する法律」をまもっていく。


ほかの医師との共同作業
竜という神秘的な存在を正確に治療するため、ときにはほかの竜の医師とともに共同で治療を行う場合もある。情報の共有や実作業の分担など、協力内容は多岐に渡る。互いに協力しあうことでより高度な治療を素早く、適切に施すことができる。


I=D整備という副業
竜の医師は基本的に竜を相手に治療を行うが、時と場合によってはI=Dの整備業務に従事することで糊口をしのぐこともある。特になんらかの理由で国外へ移動した際などにこの傾向がある。これは詩歌藩国では珍しく機械に精通している竜の医師だからこそできることである。とはいえ本業のI=D整備士などに比べると劣っているのは間違いない。






その他いろいろ


医療知識の積極的な共有
竜の医師同士での知識の共有は強く推奨されている。工夫の積み重ねは何よりも強い力となるため、全体としての能力向上は常に行われるべきだからだ。また悪質な治療方法があるようならそれを行わないようにという一種の自浄作用としても働いている。


適度な休息
一日の労働時間が6時間を超え8時間以内の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中にとるようにすること。
また原則として毎週1回は休日をとることとし、日々の疲れを癒すこと。


最新医療の学習
竜の医師は竜といういまだ完全に解明されていない神秘の存在をより理解するべく常に最新の医療を学習しなければならない。情報を更新し続けることでより正確な治療ができるようになる。日々の業務をこなしつつ学習するのは骨が折れる作業だが患者のためにも怠るわけにはいかない。

専用工房
竜の医師は専用の工房を持ち、基本的にはそこで治療のための作業を行う。工房には溶接、塗装、板金、切削、研磨など様々な作業を行うための設備と器具が用意されている。大型の工房であれば竜を持ち上げるためのジャッキ、リフターなども備えてある場合もある。


[No.345] 2018/04/15(Sun) 17:17:57
スキー (No.306への返信 / 1階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

○スキー
スキーは雪上の素早い移動のための装備、技術である。交通手段、狩り、遊牧などの生活や、兵士の移動手段として軍事にも関わりが有る。娯楽としても嗜まれる。
速度を出すことや、旋回性、スキー板が引っかかる事から障害物の少ない広いエリアの移動に適している。逆に障害物の多い森の中などではかんじきの方が適している。

○スキー装備
スキーストック
二本で一対であり、両手に一つづつ持つ。バランスの保持、加速、ターンなどに用いられる。
グリップ、シャフト、石突き、リングで構成されている。
シャフトは軽く頑丈な素材で作られる。軽い金属、カーボン、木、竹など。
滑り落とすのを防ぎ、ストックを落とさずに手をフリーにするためにストックにストラップをつけて手首に通す。
ストック先端付近に円盤状のもの(リング)がついており雪に深く刺さりすぎるのを防ぐ。深雪では大きい方がよく、アイスバーンでは小さい方がいい。
先端(石突き)は凍った硬い雪でも刺せるように頑丈になっている。石突きは先端を平にすることで、雪面に斜めに刺す際に刺さりやすくしている。
身長の65%〜70%を基準として自分にあうストックの長さを探る。

○スキー板
スキー板
形状は細長い板で両足に一つづつ装着して使用する。
先端(トップ)が雪に潜らないように上に反り返っている。木、竹、合板、金属、合成樹脂などが素材として使われる。
使用者、用途によって適した長さ太さは変わり、短いもの長いものを含めると1〜2mの幅がある。
トップとテール(後部)の幅を太めに、センター(中央部)の幅を細めにしたカービングスキー板が主流。
これにより板が雪面に対してしなりやすくなりターンがしやすくなっている。
幅の差が大きいものは安定性から上級者向けであり、初心者は幅の差が小さいものを使ったほうが良い。
板の硬さも様々なものがある。柔らかい板は高速以外では操作しやすいため初心者向きとなる。

スキー留め具
足(スキーブーツ)とスキー板を固定するためのもの。様々な種類、仕組みがある。留め具をスキー板に固定することで足が外れにくくなった。
紐式ではスキー板に開けた穴や横穴に紐やベルトを通しスキー板と靴を連結していた。
ビンディングという留め具は複雑ではないが機械的な構造であり樹脂や金属が素材として用いられている。
爪先を嵌めた後に踵で部品を踏み込むことで固定されつつスノーストッパーが解除されるタイプ、爪先だけを固定して紐の流れ止めを着けるタイプなどがある。
滑りの安定性のみを追求する場合は靴の爪先と踵を固定する。
歩きや登り等の様々な状況に対応する場合は靴の爪先のみ固定する。

スキー・ソール
スキー・ソールはスキー板の底面、滑走面のこと。
水が染み込まないようにロウ、ワックスや塗料を塗ったり、防水性のある素材を使う。
ミゾを付けることもあり、水はけの効果がある。また直進性、安定性とミゾの深さや角度によって効果が変わる。
毛皮を前から後ろへ毛が流れる様に付けることで、上り斜面では毛が引っ掛かり後ろへ滑りにくく、下り斜面ではよく滑るようになる。
ソールの両サイドに固い雪面を削るための金属製のエッジを付けることで滑りやすくなる。摩耗していくので定期的にエッジの角を研ぎ直す必要がある。

スキーブーツ
スキーブーツは長時間着けても足が痛くならない快適性、冷えを防ぐ保温性、水が染みない防水性、スキー板へ力を上手く伝達できる機能性が重要となる。
また、スキー板との固定のための仕組みが付けられている。爪先しか固定しない流派のものはスキー板との固定用に爪先からコバが突き出している。

帽子・フェイスマスク・ゴーグル・スキー用グローブ・ヘルメット
冷たい風から肌を守るため帽子は耳あてが付いたものを、顔にはフェイスマスクやバンダナを着ける。スキーウェアだと帽子やフェイスマスクが一体化している場合が多い。
ゴーグルは晴れた日は雪で反射した光りから目を守り、吹雪の日は雪と風から目を守ってくれます。
スキー用グローブの下にインナー手袋を一枚着ることで、汗染みを防ぎグローブの手入れもしやすくなる。
ヘルメットは怪我の防止であり、初心者や子供、速度を出す人は着けるべきである。

スキー衣服
スキーのために作られたスキーウェアや、アウトドアウェアの重ね着などでスキーを行う。
防寒、防水、透湿性能の他に丈夫さも求められる。
インナーは身体に密着し、汗の吸水性がいいものを着ける。
アウターは防水性、撥水性を最重視し、次に透湿性を重視する。寒色系は雪に紛れて視認性が悪くなりやすいので注意がいる。
靴下は吸湿速乾性を重視する。

○スキー技術
準備・転び方起き上がり方
初心者は講習などで基本動作を学んだほうが良い。
自分に合った装備を選び、きちんと使い方や装着方法を学ぶ。
スキーを行う前には準備運動やストレッチを行っておく。
転び方と起き上がり方を覚える。
転ぶときはスキー板の外側の横側・斜め後ろへお尻から転ぶ、無理に手はつかない。出来るだけ体の力を抜き、斜面の山側に向かって転ぶことで怪我をしにくくする。
起き上がる時はスキー板を身体へ寄せつつ、斜面に対して垂直にスキー板を揃えることで勝手に滑り出さないようにする。

基本の姿勢・減速
基本の姿勢は斜面に対して身体全体が垂直になるようにし、腰を落とし、足は軽く開いて膝は適度に曲げる。腕は軽く開いて軽く前へ出す。後ろに体重をかけるとコントロールが難しくなる。
減速はスキー板を斜面に対してずらすことで行う。スキー板の先端を近づけ後ろを開けた形(上が前方のハの時)が一般的。先端が重なるとコントロールが効かなくなるので注意がいる。
後方に滑るのを防ぐときにはVの字の形になる。

スキーでの方向転換・ターン
ターンは止まる際にも重要になる技術。
ターンしたい方向の外側のスキー板を、外側へ向かって押し出すことでエッジの抵抗により旋回が行われる。
足をハの字にしたまま斜面の山側に向かってターンをすることで徐々に速度を落として止まることが出来る。
ターンを行いスキー板が斜面の傾斜に対して垂直に状態でスキー板のエッジを立てて雪面に力をかけることで素早く停止することが出来る。
緩やかなターンは、ターンの外側のスキー板の踵部分を内側に傾ける、曲がる方向へ体の重心を傾ける等がある。

スキーの歩き方
スキー板を着けた状態での歩き方。
平地や緩やかな傾斜の場所ではストックを身体の真横の雪面に刺し、身体を前に押し出すように進む。
両腕のストックをやや後方に傾けながら同時に使う。傾けることで腕だけではなく肩の筋肉も有効に使える。
スキー板の先端を開き後端を狭めてVの字を作り、スキー板を内側に傾けてエッジを立てることで上り坂でも前に歩くことが出来る。
スキー板をVの字にした形でスケートのように片足で滑ることを交互にすることで歩くよりも速く進める。
斜面に対して真横を向き、少しづつ横向きに歩く方法は急な斜面でも移動しやすい。

スキーの流派
スキーの流派はスキー板にブーツを完全に固定するアルペンスキー、ブーツのつま先(コバ)だけを固定し、踵を浮かす事ができるテレマークスキーなどがある。
アルペンスキーはスキー板と身体を完全に固定することで滑る際の安定性を重視している。代償として滑り以外の状況には対応しにくい。
テレマークスキーは完全に固定しないことで歩きや登りなどの状況に対応できるようにしている。代償として滑る際の安定性が落ちており、筋力や技術が必要とされる。


[No.346] 2018/04/20(Fri) 17:53:46
バリアフリー街(詩歌) (No.306への返信 / 1階層) - 天湖

バリアフリー街(詩歌)

バリアフリー街とは
詩歌藩国には、バリアフリーに特に力を入れている街、通称バリアフリー街(以下BF街)が存在する。施設などは全てがバリアフリー設計になっているため階段なども少なく、お年寄りや体の不自由な人、小さな子供にとっても暮らしやすい街として定評がある。もちろん、詩歌藩国ではBF街以外でも、バリアフリー設計やしくみをどんどん取り入れていくことが推奨されているが、BF街の右に出る自治体は今のところない。

BF街の工夫(お年寄りや子供へのアプローチ)
バリアフリー街にある施設は全てバリアフリー設計となっている。階段や段差がかなり少なく、基本的にはスロープや手すりが多いデザインが採用されている。スーパーや本屋などの商店では、低めの商品棚が使われており、お年寄りでも商品を手に取りやすい設計になっている。また、店内の案内板も大きな読みやすくハッキリとした字体で書かれている。

BF街の工夫(身体的障がい者に向けたアプローチ)
BF街では、案内板を設置する場合には点字の使用が義務付けられており、点字のない案内板は基本的に設置出来ないようになっている。また、色覚異常のある人が色によって誤解することのないデザインの看板しか設置することができない決まりとなっている。これらのチェックは、自治体の中に設置されている審査機関が行う。

BF街内でのボランティア活動
BF街では、ボランティアの人々が集いさまざまな教室を開いている。点字や手話などを無料で教わることができるのでかなり評判が良い。日によっては満席になってしまう可能性があるので、事前に申し込みをしておくのがオススメ。

点字の義務化
点字とは、指で触れて読み取ることが出来る視覚障がい者のための文字である。本屋などでは点字で書かれた書籍も多く扱われている。BF街では案内板やメニューなどに点字での説明を入れることが義務化されている。

手話の普及
手話とは、手の動きなどから読み取ることが出来る聴覚障がい者のための視覚言語である。実際には手の動きである手指動作と、非手指動作の両方が用いられる。BF街では手話をもっと多くの人に知ってもらうためのさまざまなイベントやキャンペーンが開催されている。ボランティア団体による手話教室や、手話を用いたレクレーション大会などが開催された際には、多くの人々が集まる。


[No.347] 2018/05/07(Mon) 20:42:40
鈴藤(バナナ体) (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

鈴藤(バナナ体)

オッス!オラすずふじ!(CV野沢雅子)
どう見てもバナナにしか見えないただのバナナ。
見た目にはバナナに「すずふじ」と名前が彫り込まれていてすごく格好いい。
グレートバナナワールドからやってきた使者であると自称している。
その実態は鈴藤瑞樹の別アバターであり、あるみちゃんに憧れて作り出されたただの一発芸である。
恐ろしく性能が低く、あるみちゃん以下の機動力、あるみちゃん以下の攻撃力、あるみちゃん以下の防御力を併せ持つアルティメットバナナ。
唯一の長所としてバナナがある場所ならどこでも登場できるという利点があるので偵察くらいはできるかもしれない?
見た目にはただのバナナなので喋らなければ見分けもつかないしな。
食べると甘くて美味しいが5%くらいの確率でお腹を壊すので要注意だ。
食べられたらどうなるのかって? 何度でも蘇るさアルティメイタムバナナだぞ当たり前だろ
なぜかカレンにだけは判別がつくようで鈴藤であるとすぐに認識してくれるぞ、やったね!


[No.348] 2018/05/22(Tue) 08:05:12
コンピュータゲーム RD5 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

コンピュータゲーム


コンピュータゲームとはなにか

コンピュータによって処理されるゲームのこと。
形態によって、アーケードゲーム、コンシューマーゲーム(テレビゲーム、携帯型ゲーム)、パソコンゲーム、携帯電話ゲームなどの分類がある。ゲーム画面をビデオモニターに出力するためビデオゲーム等とも。また、いわゆるLSIゲームも含め電子ゲームと呼ばれる場合もある。

コンピュータ化したものという意味合いで「デジタルゲーム」などと呼び、コンピュータゲーム以外のゲームを「アナログゲーム」と呼ぶ向きもあるが、「デジタル」や「アナログ」という語の本来の意味からは離れた表現である。


基本ルールなどについて

一般にゲームというものは、何らかのルールを定める、あるいは何らかのルールが自然発生するところから始まる、と言ってよいであろう。コンピュータゲームもルールが存在するが、コンピュータがゲームを決定してルールの適用も任せることとなる。必要な要素をコンピュータがシミュレートしつつ進められるため、実在の遊具や人間を必要とするとは限らない(メタ化される)。特にAI(人工知能)に挑む側面が強い。

ゲームの進行は、プレイヤーの入力に対する結果をコンピュータが演算し、その処理結果に対してさらにプレイヤーが次の入力を行うという繰り返しによってなされる。単純な形態としては数当てゲームが挙げられるが、これはコンピュータが定めた1つの数字に対してプレイヤーが値を入力し、コンピュータがその値と自らの定めた数字を比較した結果、どちらが大きいかのみを答える。このヒントに従ってプレイヤーは新たに値を入力し、再びコンピュータが判定を行った結果、ヒントを出すという過程を繰り返す。そして、正解に至るかプレイヤーが飽きてコンピュータの電源を切るまで、ゲームは続く。コンピュータゲームはいずれも多かれ少なかれ、こういった人間とのやり取りを繰り返すことで、遊びを提供する性質を持つ。

プレイヤーの行動である入力以外が、コンピュータによって処理される。主なハードウェア構成は、演算処理を行うハードウェア本体、プレイヤーの入力機器であるコントローラー、処理結果の出力機器であるモニタ画面やスピーカーから構成され、原則的にはこれ以外の補助機器の類を必要としない。また、入力機器は簡便なものが用いられ、大抵は両手のみで全ての操作が行えるようになっているが、中には体全体を使ってコントロールする入力機器も存在する。いずれもコントローラーを介して入力された操作を、ゲーム機内部のコンピュータが処理した結果として出力を行う。



乱数
偶然性を用いるために乱数を利用する場合がある。コンピュータには本当の意味での乱数は生成できず、代わりに擬似乱数が使用されている。擬似乱数を使用すること自体には、実用上は何の問題もない。CR時定数回路とカウンタ等といったごく単純な方法でも、擬似乱数列の初期化のための「真の乱数」によるシードを得るには普通のゲーム用途なら十分である。

一般に最低要求水準とされる、いわゆる「Park-Miller "minimal standard"」なら、8ビットプロセッサ程度の能力があれば数十バイトで実装可能である。




プラットフォームなど

最初は業務用のアーケードゲームから始まり、そこからパソコンが発展するにつれて自作や、公開されたプログラムリストによって自由に流通するプログラムの中の1ジャンルとしてゲームは人気のある分野になった。
その後はパソコン向けプログラム製品を商品とした市場ができると、パソコンゲームも商品となるようになった。

続いて、家庭用のテレビゲームがあらわれた。前述のアーケードやこれらのゲーム専用機は、最初は1機種につき1種類のゲーム、ないし多くても十数種類程度の最初から内蔵されたゲームが遊べるというものだったが、プログラム(ソフトウェア)をカートリッジに搭載のROMで供給するという形態に移行したことでゲーム機本体をプラットフォーム化し、ゲームソフト市場が作られた。後にはより小型化されディスプレイを内蔵した携帯型ゲーム機も発売された。以上の類型をまとめて「コンシューマーゲーム」(コンシューマー=民生市場向け→「家庭用」)とも呼ぶこともある。家庭用ゲーム機はその生産台数の多さから、集積回路産業に影響を与える存在にもなった。




システムとかジャンルとか

ゲームシステムによってゲームを分類することをジャンル分けというが、既存のゲームジャンル幾つかに跨るものも存在するし、それが新しいジャンルに発展したものもあるため、ジャンル分けも絶対的なものではない。
メジャーなものをいくつか列挙すると
操作技能を要求するアクションゲーム、弾丸を発射し敵を撃破しながら進むシューティングゲーム、乗物の自動車競技を主題とするレースゲーム、操作技能は不要だが即決的な判断よりも、熟考して判断することが重視されるロールプレイングゲーム、仮想空間で様々な体験をできるシミュレーションゲーム、シミュレーションゲームにリアルタイム性を持たせたリアルタイムストラテジー、コンピュータネットワークを利用して機能するオンラインゲーム、ゲーム内のキャラクターと擬似恋愛行為を楽しむ恋愛ゲームなどなどがある。


[No.349] 2018/12/28(Fri) 22:40:26
楽器関連 (No.309への返信 / 2階層) - 寅山 日時期

楽器関連のアイドレスはこのツリーに投稿します。

[No.350] 2019/01/15(Tue) 22:03:37
【制作中】アコースティックギター&エレクトリックギター&エフェクター&ギター演奏の技術 (No.350への返信 / 3階層) - 寅山 日時期

アコースティックギター

ギターとは
楽器本体に張った弦を弾くことで様々な音程を持つ振動を生じさせて、その振動を増幅させることで音を作りだし、それをこの楽器の奏者の技術により操作(演奏)することで音楽を奏でる楽器である。弦を弾く方法は通常2通り(指弾きとピック弾き)あり、音を増幅させる方法も通常は2通りである。この音を増幅させる方法の違いによりギターは大きく分けて2種類に分類される。品質も値段も様々なものがあり、学生がお小遣いを貯めれば買えるような初心者向けのものから、社会人の月収そして年収並みの価格の高品質で高価なプロユース向けのも存在する。

担当音域による様々な種類
通常ギターと呼ばれるものはプライムギターとも呼ばれる。これより音域が高いアルトギター、音域が低いテナーギターやコントラバスギターも存在する、これらのギターはギターアンサンブルの際に使用されることが多いが、必要に応じて単独で、あるいは他の楽器と合わせて使用されることもある。担当する音域によりギター本体の大きさはことなるが、構造はプライムギターと概ね同じである。つまり構造を同じくしていれば理論として音楽を奏でることが出来る小さいギターも大きいギターも作成可能と言うことである。ベースと呼ばれる楽器もベースギターだが、こちらはより専門的な奏者が存在し専門職化し、また通常のバンドなどでは両方の奏者が参加して同時に同じ曲を演奏する必要があるので、ギターとは別の楽器として扱う。がギターとベースの両方を使える奏者も多い。これは構造がほぼ同じであるので持ち替えやすいこともあるが、プロの楽器奏者としては両方を弾けたほうが仕事の機会が多くなるからである。だがそれでもやはり両方共に専門的な奏者が存在し専門職化している。

張る弦の数
概ねのギターで6本でありそれぞれに違う調律をとる。このことで幅広い音域を得る。そのため各々の弦は太さや作りが異なっている。より低い音または高い音に音域を拡張させるために弦の数を増やしたものもある。12弦ギターという同時に2本の弦を弾くように作られたギターもあり独特の音色を鳴らす。

楽器本体での増幅方法
弦を弾くことで生じる振動を増幅させ音楽的な音を発生させる方法の1つ。楽器本体の大半を占めるボディ呼ばれる部分には中身が空洞の箱形になっており、奏者が弦を弾く位置にはボディに穴(サウンドホール)が空いている。弾いた弦の振動がこの穴を通過してボディの空洞のなかで共鳴することで音が増幅する仕組みになっている。この増幅方法を採用しているギターをアコースティクギターと呼ぶ。なおもう1つの増幅方法、電気を使用するものをエレクトリックギターと呼ぶ。

マイク要らずの自然な音色
電気による音の増幅を必要としないアコースティクギターはどんな環境でも演奏することが可能であるので、化学や工学が発達していない国では比較的アコースティクギターのほうがエレクトリックギターよりも使用される。また音楽的な面でも、アコースティクギターは電気を通さない自然な音を奏でるので、それが上品で洗練された音にしろ激しい情熱的な音にしろ素朴な印象を生むので、これを得るために使用されることもある。反面、電気による増幅方法をとらないので音量は比較して小さいほうである。が大きな会場の演奏会などではこの楽器が出した音をマイクで拾って音を増幅する方法をとることもある。またエレクトリックギターと比較して楽器の重さが軽いことも特徴であり、それ故に様々な場所に運搬がし易いのと電気を使用しないことと、そしてアンプなどの音響装置を必要とするエレクトリックギターと比較して使用コストが低いコストを合わせて、演奏会や様々なイベントはもちろん、友人宅でのパーティーやキャンプなどでのちょっとした余興にも使われやすい楽器になっている。

アコースティックギターのボディの材質と形状
ボディとはギターの大部分を占める部位のことである。奏者はボディを抱えてこの上を通過する弦を弾く。木材の板を使用して作られており、前面、背面、側面の板を専用の接着剤で張り合わせることで中身が空洞の箱を作る。アコースティクギターのこの箱形のボディが弦が発した振動を増幅させて音楽的な音を作り出す。振動の増幅方法のためアコースティクギターのボディはエレクトリックギターよりも大きい。形状が瓢箪や数字の8のようなことをしているものが多い、しかし前面と背面は平らになっている、それはボディにクビレがあることで抱えやすく、膝に乗せる際には楽器を安定させやすくそのことでより良い演奏が望めるからである。またこのボディの形状がアコースティックギター独特の音色を生む理由の1つにもなっている。使用する木材により音色が変わる。木材にはニスが塗られておりこれによっても音色は変わる。また使用する接着剤やその料や仕方によっても音色が変わるので腕の良い楽器職人はここにも気を使う。アコースティクギターのなかにはボディを金属で作っているものもありこれは独特な激しい音色を鳴らす。ボディにはサウンドホールと呼ばれる部位があり、ブリッジと呼ばれる部品も付けられ、またネックと呼ばれる部品とも繋がっている。

サウンドホール
ボディの前面に開けられる穴。弦が発した振動がサウンドホールからボディ内部の空洞に入りそこで振動が増幅されて音楽的な音になる。激しく弦を弾けば音も激しく音量も大きくなり、穏やかに弦を弾けも音も穏やかで音量も小さいものになる。またボディ内部で増幅された音がボディの外に出て行く場所でもある。ホールは概ね円状をしてるが、その大きさや形は音量や音色への影響がある。それ故に様々なデザインのものがある。サウンドホールは通常の場合で、奏者が弦を弾く位置周辺のボディに開けられている、そのほうが弦の振動を拾いやすいからである。

ストラップとストラップピン
ストラップとはギターに取り付ける肩掛け紐である。これをギターに取り付ける奏者の肩に掛けることで、奏者が手を離してもギターが落下せず体に密着した状態になる、そのため立ちながらの演奏が非常にしやすくなる。ギターのボディにはストラップを取り付けるストラップピンが備えられている。通常はボディの前方と後方に付いてる。ストラップの長さや太さは様々であり、使われる素材も皮から人工的な素材まであり、また色や書かれている絵なども様々であるので、奏者の着用感と見た目の好みで選ばれて使用されている。

ブリッジ
ボディの前面後部に付けられる部品。ボディ側の弦はここに取り付ける固定する。固定方法は弦をブリッジに結わく方法や、ネジや差しピンなどで挟んで固定する方法がある。ギターに張る弦は十分な音量と音色を得るために緩みの無いように伸ばしてその状態を固定しなければならない、そしてその状態の弦を弾くことで振動を得る。そのため、弦を固定するこの部位には非常に大きな力が常に掛かることになる、なのでボディに直接ブリッジを取り付けているアコースティクギターは少なく添え木などでボディを補強してからこれを取り付ける、ここに接着剤は非常に接着力が強いものを使用しなければならない。使用する素材は木材や動物の骨やプレスチックや金属など様々。

サドル
ブリッジの前方に付ける部品。これもボディに取り付けられている。細長く平たい棒状のものに弦を乗せる溝が彫ってある。こうすることで演奏中に弦がずれるのを防ぎ、調律を狂いにくくする。またここに奏者の手の側面を乗せて演奏することで音の響きを減らしながら演奏する奏法にも使われる。使用する素材は木材や動物の骨やプレスチックや金属など様々。

ガット弦
アコースティクギターに使用する弦の種類の1つ。羊の腸を紐状した弦である。またこれと質感が似ていながらも、音色がより良く、品質がよかったりまた価格的な面でも優れた材料を使用て作る弦が代用品として使用されることも多い。特徴としては澄んだ素直な音色を持つ。それ故に奏者の技術が反映されやすく、熟練者が奏でれれば甘い音色から激しい音色まで出すことが可能である。

アコースティクギターのスティール弦
アコースティクギターに使用する弦の種類の1つ。主に鉄などの金属を使用して作る弦でエレクトリックギターにも使用されるが、アコースティクギターに使用するものとエレクトリックギター使用するものでは弦の太さや質感が異なっている。スティール弦を使うアコースティクギターはガット弦を使うものよりも音量が大きく激しく迫力のある音を出しやすい。また素材が金属なので角が鋭い音色を出す。そういった音色が必要な音楽を奏でる際に使用されることが多い。

ネック
ギターのボディーから伸びるように付けられる部位。手に握りやすい棒状の形をしており、フレッドボードと呼ばれる前面は平らになっている。ボディのブリッジで固定した弦はフレッドボードの上を通り、ネックの先にあるヘッド、そのペグにより固定される。ネック自体はボディに接着剤やネジにより取り付けられたり、ボディを制作する際にネックを挟み込むことで一体化されることで取り付けられている。また弦を張るボディとヘッドに挟まれているネックには、弦のテンションにより常に大きな力がかかっているので長年の使用のなかでネックが捻れてしまうことがある、この捻れを治すために予めネックの中にはボルトが入れられているものもあり、このボルトを締めたり緩めたりすることで捻れを修正する機能を取入れたギターもある。

ヒール
弦を張るボディとヘッドに挟まれているネックには、弦のテンションにより常に大きな力がかかっている。またネックのフィンガーボードに指で弦を押さえつけることで演奏するので奏者自身の力もネックには掛かっている。そんなネックの強度を増幅させるために付けられた部位がヒールである。ネックとボディが接合されている部分の裏側についているカーブ状の添え木である。

フィンガーボード
ネックの前面に作られた部位。平らにされておりこの上を弦が通る。奏者が指を使い、任意の位置で弦をフィンガーボードに押さえつけることで弦を一時的に固定し、そのことでブリッジから伸びる弦の終点の位置を変更する。弦が発する音の音高はその弦の長さにより代わる、弦が長いほど音高は低く、短いほど音高は高い。つまりフィンガーボードは弦の長さを擬似的に変更してその弦が発する音高を変えるための装置なのである。奏者がフィンガーボードに弦を押し付け、反対の手で弦を弾くことでギターは様々な音高を奏でるのだ。指板とも呼ぶことがある。主に木材で作られている。

フレット
フィンガーボードに取り付けられた棒状の仕切り。金属や動物の骨やプレスチックで作られる。フィンガーボードにより音高を変更する楽器はきちんとした音程を出すのが難しい、弦を抑える場所が僅かでも違うと弦の長さももちろんかわるので、正しい音程からずれてしまうからである。フィンガーボードに付けたフレットの補助により、弦は正しい音程に限りなく近い位置で固定されることになる。それにより楽器の演奏を安易にしている。しかしフレットと弦が擦れることで、弦を指で押さえる度に弦は僅かにたわむので(一曲を通して)完璧には正しい音程を出すのは難しい。一方でフレットが無い楽器は音程を取る事自体が難しいが完璧な音程を出しやすい。これがフレットを持つ楽器のメリットとデメリットである。しかし演奏熟練者ともなれば正確な音を出すことが出来る。またこのギターが持つ音程の僅かなずれが味にあり音楽をより良いほうにする場合もとても多いのは事実である。フレットの数は概ねのギターで21、22、24のどれかである。

インレイ
インレイとは装飾のことであるがギターにはフィンガーボードにも施されている場合が多く、デザインはそこが何フレット目かを奏者に分りやすく認識出来るようにして印としてあるものがほとんどである。この印があることで奏者は任意のフレットの場所を把握しやすくなっている。貝殻やセルロイドまたはそれらに質感が材料が使われる。演奏の邪魔にならぬようにきちんとフィンガーボードに埋め込まれており、通常はフィンガーボードの2、5、7、9、12フレットに置かれる。

ポディションマーク
ポディションマークもインレイと同じくフレットの数を知らせる印であるが、こちらは装飾の意味は無い。ポディションマークは奏者が演奏の際に見るフィンガーボードの側面に付いているからである。ポディションマークがあることで奏者はフィンガーボードを覗き込むこと無く任意のフレットの位置を把握出来る。

ナット
ネックのヘッド側の一端に付いている部品。細い平らな棒状のものでそこに弦を通す溝が掘られている。いわばサドルのネック版である。サドルとナットで弦を真っすぐに固定することで調律の狂いを少なくし、また演奏しやすいようにされている。

ヘッド
ネックの一方はボディに繋がっているが、反対側がこのヘッドに繋がっている。ヘッドの役割はここに付けられたペグと呼ばれる部品で、ボディのブリッジから伸びる弦の一端を固定することである。

ペグ
ヘッドに付いている部品。弦の一端はボディのブリッジで固定されており、反対側はこのペグで固定する。故に6本弦のギターならヘッドには6本ペグがありギターに張る弦の数と対応している。ペグに弦を固定する方法はこれに巻き付ける方法や結う方法など様々。ペグは持ち手が付いておりこれを回すことで弦を固定している部分が回転して弦を巻き上げる、これによりギターの張力を調整して調律を行う。そのためギターは各々の弦をそれぞれに奏者が好きな用に調律することができる。弦の調律の組み合わせをチューニングと呼ぶ、一般的なものから特殊なものまで無数にあり、これを上手く取入れることで奏者は様々な曲調また様々な調の曲を演奏しやすくすることができる。

装飾
ギターはボディ、ネック、ヘッド問わず様々な装飾が施されている。これは高価なものほど顕著で、装飾により美術品としてのギターの価値を高めている。またインレイやポディションマークは任意のフレット数を奏者に知らせる目印の役割ももっている。しかし熟練者向けのギターでは装飾が一切施されていないものも存在する、これは装飾があることでギターが発する音への影響を考えてのことである。一方で演奏会やステージ上での見栄えを考えて派手な装飾が施されたものも存在し、それらが施されたギターは有名な奏者のトレードマークのような存在にもなっている。





エレクトリックギター
ギターとは
楽器本体に張った弦を弾くことで様々な音程を持つ振動を生じさせて、その振動を増幅させることで音を作りだし、それをこの楽器の奏者の技術により操作(演奏)することで音楽を奏でる楽器である。弦を弾く方法は通常2通り(指弾きとピック弾き)あり、音を増幅させる方法も通常は2通りである。この音を増幅させる方法の違いによりギターは大きく分けて2種類に分類される。品質も値段も様々なものがあり、学生がお小遣いを貯めれば買えるような初心者向けのものから、社会人の月収そして年収並みの価格の高品質で高価なプロユース向けのも存在する。

担当音域による様々な種類
通常ギターと呼ばれるものはプライムギターとも呼ばれる。これより音域が高いアルトギター、音域が低いテナーギターやコントラバスギターも存在する、これらのギターはギターアンサンブルの際に使用されることが多いが、必要に応じて単独で、あるいは他の楽器と合わせて使用されることもある。担当する音域によりギター本体の大きさはことなるが、構造はプライムギターと概ね同じである。つまり構造を同じくしていれば理論として音楽を奏でることが出来る小さいギターも大きいギターも作成可能と言うことである。ベースと呼ばれる楽器もベースギターだが、こちらはより専門的な奏者が存在し専門職化し、また通常のバンドなどでは両方の奏者が参加して同時に同じ曲を演奏する必要があるので、ギターとは別の楽器として扱う。がギターとベースの両方を使える奏者も多い。これは構造がほぼ同じであるので持ち替えやすいこともあるが、プロの楽器奏者としては両方を弾けたほうが仕事の機会が多くなるからである。がそれでもやはり両方共に専門的な奏者が存在し専門職化している。

張る弦の数
概ねのギターで6本でありそれぞれに違う調律をとる。このことで幅広い音域を得る。そのため各々の弦は太さや作りが異なっている。より低い音または高い音に音域を拡張させるために弦の数を増やしたものもある。12弦ギターという同時に2本の弦を弾くように作られたギターもあり独特の音色を鳴らす。

マイクと電気信号、そして音響装置を使う増幅方法
アコースティックギターは弦の振動を楽器本体により増幅させるが、エレクトリックギターは弦を弾くことで発生させた振動を楽器本体に取り付けたマイクで拾う。つまり振動を1度電気信号に変換するのだ。この電気信号をコードを通してエフェクターと呼ばれる信号改変装置などを通して最終的にはアンプと呼ばれる電気信号増幅回路を持つ音響機器により音を拡散させる。そのため電気がなくては音を鳴らすことができない、もちろん電気が無くても弦の振動とエレクトリックギター本体による僅かな共鳴で音は鳴るのだが、それはアコースティックギターに比べると遥かに小さく演奏会などでの演奏には基本的には適さない。一方で電気を使用することで音をアンプやエフェクターに通せば大音量での演奏が可能なので、エレクトリックギターセット一1式があれば数万人の聴衆を相手に演奏をすることも可能となる。

大音量で様々に加工可能な音色
アンプを使えば大音量を出せるのがエレクトリックギターの第一の特色でありエレクトリックギターセット一1式があれば数万人の聴衆を相手に演奏をすることも可能となり、オーケストラなどの複数の楽器の使用する楽団と共演しても主旋律を奏でることが出来る。また電気信号は回路を通すことで加工することができるのでそれによりエレクトリックギターが奏でる音色を多様に変更することが出来る。これはギターやアンプについている装置で行うこともできるが、専用の回路を供えたエフェクターと呼ばれる装置をギターとアンプの間に中継させることで非常に多彩な音色を得ることが可能になる。反面、アコースティックギターと比較してエレクトリックギターは楽器本体が重く、またアンプを使わなければならないため、さらにエフェクターを使用する場合はそれらの総重量は大きく運搬が大変になる。そのため一般的な奏者が演奏会で塩素する場合は、会場やライブハウスが所持し常設しているアンプを使うことが概ねである。しかしすべての会場にアンプがあるわけではないのでこの場合は演奏者がアンプなどを持参しなくてはならない。また上記した数万人の聴衆を相手に演奏をする場合はたいへん大きなアンプが必要になるのでそれを個人のみでそれを運搬し使用することは難しい。一方でギター本体にアンプとエフェクターが内蔵されているエレクトリックギターもあり、これはプロユースなものではないが、運搬も比較的安易で気軽に演奏も出来るので、ちょっとした余興や路上演奏では使用されることが多い。この場合は電力をエレクトリックギターに内蔵したバッテリーや電池でまかなう。

エレクトリックギターのボディの材質と形状
エレクトリックギターのボディの材料には概ね木材が使用される。使用する木材はギターが奏でる音に影響を及ぶすので様々な種類の木材が使用され、また楽器製作者たちによりその影響が研究されている。エレクトリックギターは弾いた弦の振動をボディに備え付けられた専用のマイクで拾うのでアコースティックギターのようにボディによる共鳴は原則的には必要としていない。それ故にエレクトリックギターのボディには空洞が無いし、その大きさもアコースティックギターと比較して小型になっている。しかしマイクやスイッチ及び電気回路や配線をボディ内部に組み込むための空間はボディ内部にあり、ギター本体にアンプやエフェクターを組み込んでいるものはこれらを備え付けるための空間も開いている。これらはあくまでもそういった装置を組み入れるための空間なので音の反響を得るためのものではない。反響による音の増幅を必要としないため原理的には、エレクトリックギターにはネックとペグ、弦と弦をギターに張り付ける部品、マイク、そしてマイクが拾った電気信号をアンプなどの音響装置に繋ぐためのケーブルを差し込む備品があればよいのでボディの形状は何でも良い、究極的にはボディと呼ばれる部分が無くても良い。そのためエレクトリックギターのボディには様々な形のものがある。一方でボディの形状はこの楽器の持ち易さや演奏のし易さ、そして音に影響を与えるのでスタンダードなもの(形状はアコースティックギターと似ている)がいくつか存在し、またより良い音を求めて新たな形状が考案されもしている。またアコースティックギターのようにボディに空洞を供えたものもある、この空洞内で音が反響することでマイクが拾う電気信号の質を変化させ、エレクトリックギターながらもアコースティックギターのような自然な響きを鳴らすことを目的に取入れられるデザインである。ボディには色とりどりの塗装が施される施されているのがアコースティイクギターとの違いでもある。単一の色だけではなくグラデーョンや特殊な塗装による光の辺り具合で色の見え方が変わるもの、更には絵が描かれているものもある。これらはエレクトリックギターの美術品としての価値を高めると共に、有名な奏者のトレードマークとしても機能する。また塗装の仕方や塗料の種類が音にも影響も与えるので、ボディの形状と同じくこちらも様々なものがあり、また研究されている。

ピックアップ
エレクトリックギターのボディに取り付けられている専用のマイクのことである。マグネティックピックアップとピエゾピックアップの2種類が代表的なものである。大抵の場合でピックアップと言えば前者のことを指し示し、後者はピエゾと呼ばれる。マグネティックピックアップは金属製の弦を弾くことで生じた振動を、マグネティックピックアップ内部にある永久磁石に電線を巻き付けたコイルと呼ばれる部品により電磁誘導による誘導電流として検出する。ピックアップによって変換された電子信号はギター内の回路を通り出力されてコードで繋いだアンプにより電子信号を増大し振動に再変換することで音を生じさせる。マグネティックピックアップ内部のコイルの数や、電線の巻き付けかたなどによりギターが鳴らす音が大きく変化する様々なものがあり今も研究されている。通常のコイルの数は6か12。一方のピエゾは圧電素子を用いて、楽器の一部の振動を圧電効果として検出する。マグネティックピックアップのように金属製の弦を弾くことで生じた振動を拾うものではなく、楽器の振動を拾い電気信号に変換するものなので弦もガット弦などでもよく、故にアコースティックギターに取り付けることもできる。ピエゾの場合も最終的にアンプにより電子信号を増大させ振動に再変換することで音を生じさせる。両方のピックアップ共に激しく弦を弾けば音も激しく音量も大きくなり、穏やかに弦を弾けも音も穏やかで音量も小さいものになる。電気信号が通るピックアップに繋がる回線は、ボディ内部のボリュームスイッチなどを経由してジャックと呼ばれる外部出力部品に繋がる。そのコードの一端をジャックに差し込み、反対側の一端を(時にはエフェクターを経由して)アンプに繋げることでピックアップが作った電気信号がアンプに辿り着く。ボディに設置されるピックアップの位置により最終的に鳴る音が変化する。その位置による音色の変化を得るために1つのボディに複数のピックアップを搭載しているものもあり、その切替スイッチもボディに付けられている。

ストラップとストラップピン
ストラップとはギターに取り付ける肩掛け紐である。これをギターに取り付け奏者の肩に掛けることで、奏者が手を離してもギターが落下せず体に密着した状態になる、そのため立ちながらの演奏が非常にしやすくなる。ギターのボディにはストラップを取り付けるストラップピンが備えられている。通常はボディの前方と後方に付いてる。ストラップの長さや太さは様々であり、使われる素材も皮から人工的な素材まであり、また色や書かれている絵なども様々であるので、奏者の着用感と見た目の好みで選ばれて使用されている。

ブリッジ
ボディの前面後部に付けられる部品。ボディ側の弦はここに取り付ける固定する。固定方法は弦をブリッジに結わく方法や、ネジや差しピンなどで挟んで固定する方法がある。ギターに張る弦は十分な音量と音色を得るために緩みの無いように伸ばしてその状態を固定しなければならない、そしてその状態の弦を弾くことで振動を得る。そのため、弦を固定するこの部位には非常に大きな力が常に掛かることになる、なのでボディに直接ブリッジを取り付けているアコースティクギターは少なく添え木などでボディを補強してからこれを取り付ける、ここに接着剤は非常に接着力が強いものを使用しなければならない。使用する素材は木材や動物の骨やプレスチックや金属など様々。

サドル
ブリッジの前方に付ける部品。これもボディに取り付けられている。細長く平たい棒状のものに弦を乗せる溝が彫ってある。こうすることで演奏中に弦がずれるのを防ぎ、調律を狂いにくくする。またここに奏者の手の側面を乗せて演奏することで音の響きを減らしながら演奏する奏法にも使われる。使用する素材は木材や動物の骨やプレスチックや金属など様々。

アーム
ブリッジに取り付けられている部品、通常はブリッジから持ち手が伸びている。奏者がこの持ち手を握り動かすことでブリッジが上下に動く。弦を弾いたあとにこれを行うと弦の張り具合が強制的に変化するので、音程が変化する。アームを利用することで音程を上げたり下げたり、またはビブラートをかけたりする、これをアーミング奏法と呼ぶ。一方でこれを行うと弦の調律が狂いやすいため不必要な場合は取り外すことや動かないようにすることもできる。

アウトプット・ジャック
弾いた弦の振動または楽器の振動をピックアップによる変換された電気信号は、ギター外部のアンプにコードで接続し出力しなければならない。アウトプット・ジャックはそのコードをギターに取り付けるための穴である。アンプ内蔵式のエレクトリックギターにも付いていることが概ねであり、アウトプット・ジャックとアンプをコードで繋げばこのタイプのギターでも、外部のアンプから音を鳴らすことが可能となる。

コード
電磁シールドされた配線ケーブルであり、ギターをアンプやエフェクターと繋ぐ装置。電磁シールドされていることで余計なノイズが音に乗らない。両端にフォーンプラグがついており、これにより各々が出力する電気信号を他のものに入力する。音質に影響するので様々な種類のものがあり、導体の素材や組み合わせは工夫研究もされている。基本的にコードは太いほど良い音がして、またアンプまでの長さは短いほど良い音がする。異なる様々なエレクトリックギターに使用出来るように、アウトプットジャックとフォーンプラグの口径は統一されている。

ボリュームスイッチ
エレクトリックギターのボディに付けられているスイッチで概ね0から10までの数字(目盛り)が書いてある。ピックアップから流れる電気信号はギター外部に出力される前にボリュームスイッチと繋がる回路を通る。ボリュームスイッチを任意の数字に合わせることでこれに繋がる回路が働きアンプから鳴る音の音量を、無音から大きな音量まで、手元で操作することが可能になる。ギター本体に取りつけられた音量調整装置なので、アンプ側の音量が最大でもこちらを絞ればアンプから音は鳴らない。演奏の邪魔にならないように、概ねボディの後方に付けられている。


セレクター
エレクトリックギターのボディに付けられているスイッチで、複数のピックアップを搭載しているものに付いている。複数のうちどのピックアップを使用するかを選択する装置であり、選択したピックアップが作り出した電気信号のみを外部に伝えるようになる。一般的にはボディの前方に付いているピックアップを使用して出す音は太く甘い音なのでギターソロに向いているとされており、後方に付いているピックアップを使用して出す音は鋭く堅いので伴奏に向いてるとされている。中央に付いているピックアップを使用して出す音はその中間である。なのでこのセレクターを使用すれば演奏途中でも一瞬で使用するピックアップを切り替えられるので便利でありギターを使う音楽の質に大きく影響する。もちろん熟練の奏者はそういった概念には捕らわれないので自由自在にセレクターを操る、またこのセレクターの位置を固定しているものもいる。セレクターによっては複数のピックアップを同時に使用することを可能にしているものもある。例えば3つのピックアップが付いているものでは、前方+後方、後方+中央、または3つ全部のピックアップの使用などである。それぞれ個性的な音を出すことが多い。

トーンスイッチ
エレクトリックギターのボディに付けられているスイッチで概ね0から10までの数字(目盛り)が書いてある。ピックアップから流れる電気信号はギター外部に出力される前にトーンスイッチと繋がる回路を通る。トーンスイッチを任意の数字に合わせることエレクトリックギターが出力する音の音色を変更することが出来る。合わせるスイッチが大きいほどで明るく派手な音がして、数値が小さいほど暗く渋い音がする。


スティール弦
エレクトリックギターに使用する弦の種類の1つ。主に鉄などの金属を使用して作る弦でエレクトリックギターにも使用されるが、エレクトリックギターに使用するものとアコースティクギターに使用するものでは弦の太さや質感が異なっている。エレクトリックギターではガット弦よりも圧倒的にスティール弦を使う。その理由は概ねのエレクトリックギターに付けられているピックアップはマグネティックピックアップであり、このピックアップを使用することで得られる音がエレクトリックギターの奏者に求められる音である場面が多いからである。


エレクトリックギターのガット弦
エレクトリックギターに使用する弦の種類の1つ。羊の腸を紐状した弦である。またこれと質感が似ていながらも、音色がより良く、品質がよかったりまた価格的な面でも優れた材料を使用て作る弦が代用品として使用されることも多い。特徴としては澄んだ素直な音色を持つ。それ故に奏者の技術が反映されやすく、熟練者が奏でれれば甘い音色から激しい音色まで出すことが可能である。エレクトリックギターの場合はピエゾが付けられたギターに張って使用する。スティール弦の場合と違い、ガット弦の場合はアコースティックギターのものとエレクトリックギターのものに弦の太さや質感の差がない、同じものが使える。それはピエゾが付けられたギターは構造としては、ピエゾピックアップが付けられたアコースティックギターだからである。ギターの形にほぼ違いがないので同じ弦が使えるのである。

ネック
ギターのボディーから伸びるように付けられる部位。手に握りやすい棒状の形をしており、フレッドボードと呼ばれる前面は平らになっている。ボディのブリッジで固定した弦はフレッドボードの上を通り、ネックの先にあるヘッド、そのペグにより固定される。ネック自体はボディに接着剤やネジにより取り付けられたり、ボディを制作する際にネックを挟み込むことで一体化されることで取り付けられている。また弦を張るボディとヘッドに挟まれているネックには、弦のテンションにより常に大きな力がかかっているので長年の使用のなかでネックが捻れてしまうことがある、この捻れを治すために予めネックの中にはボルトが入れられているものもあり、このボルトを締めたり緩めたりすることで捻れを修正する機能を取入れたギターもある。

フィンガーボード
ネックの前面に作られた部位。平らにされておりこの上を弦が通る。奏者が指を使い、任意の位置で弦をフィンガーボードに押さえつけることで弦を一時的に固定し、そのことでブリッジから伸びる弦の終点の位置を変更する。弦が発する音の音高はその弦の長さにより代わる、弦が長いほど音高は低く、短いほど音高は高い。つまりフィンガーボードは弦の長さを擬似的に変更してその弦が発する音高を変えるための装置なのである。奏者がフィンガーボードに弦を押し付け、反対の手で弦を弾くことでギターは様々な音高を奏でるのだ。指板とも呼ぶことがある。主に木材で作られている。

フレット
フィンガーボードに取り付けられた棒状の仕切り。金属や動物の骨やプレスチックで作られる。フィンガーボードにより音高を変更する楽器はきちんとした音程を出すのが難しい、弦を抑える場所が僅かでも違うと弦の長さももちろんかわるので、正しい音程からずれてしまうからである。フィンガーボードに付けたフレットの補助により、弦は正しい音程に限りなく近い位置で固定されることになる。それにより楽器の演奏を安易にしている。しかしフレットと弦が擦れることで、弦を指で押さえる度に弦は僅かにたわむので(一曲を通して)完璧には正しい音程を出すのは難しい。一方でフレットが無い楽器は音程を取る事自体が難しいが完璧な音程を出しやすい。これがフレットを持つ楽器のメリットとデメリットである。しかし演奏熟練者ともなれば正確な音を出すことが出来る。またこのギターが持つ音程の僅かなずれが味にあり音楽をより良いほうにする場合もとても多いのは事実である。フレットの数は概ねのギターで21、22、24のどれかである。

インレイ
インレイとは装飾のことであるがギターにはフィンガーボードにも施されている場合が多く、デザインはそこが何フレット目かを奏者に分りやすく認識出来るようにして印としてあるものがほとんどである。この印があることで奏者は任意のフレットの場所を把握しやすくなっている。貝殻やセルロイドまたはそれらに質感が材料が使われる。演奏の邪魔にならぬようにきちんとフィンガーボードに埋め込まれており、通常はフィンガーボードの2、5、7、9、12フレットに置かれる。

ポディションマーク
ポディションマークもインレイと同じくフレットの数を知らせる印であるが、こちらは装飾の意味は無い。ポディションマークは奏者が演奏の際に見るフィンガーボードの側面に付いているからである。ポディションマークがあることで奏者はフィンガーボードを覗き込むこと無く任意のフレットの位置を把握出来る。

ナット
ネックのヘッド側の一端に付いている部品。細い平らな棒状のものでそこに弦を通す溝が掘られている。いわばサドルのネック版である。サドルとナットで弦を真っすぐに固定することで調律の狂いを少なくし、また演奏しやすいようにされている。

ヘッド
ネックの一方はボディに繋がっているが、反対側がこのヘッドに繋がっている。ヘッドの役割はここに付けられたペグと呼ばれる部品で、ボディのブリッジから伸びる弦の一端を固定することである。

ペグ
ヘッドに付いている部品。弦の一端はボディのブリッジで固定されており、反対側はこのペグで固定する。故に6本弦のギターならヘッドには6本ペグがありギターに張る弦の数と対応している。ペグに弦を固定する方法はこれに巻き付ける方法や結う方法など様々。ペグは持ち手が付いておりこれを回すことで弦を固定している部分が回転して弦を巻き上げる、これによりギターの張力を調整して調律を行う。そのためギターは各々の弦をそれぞれに奏者が好きな用に調律することができる。弦の調律の組み合わせをチューニングと呼ぶ、一般的なものから特殊なものまで無数にあり、これを上手く取入れることで奏者は様々な曲調また様々な調の曲を演奏しやすくすることができる。

装飾
ギターはボディ、ネック、ヘッド問わず様々な装飾が施されている。これは高価なものほど顕著で、装飾により美術品としてのギターの価値を高めている。またインレイやポディションマークは任意のフレット数を奏者に知らせる目印の役割ももっている。しかし熟練者向けのギターでは装飾が一切施されていないものも存在する、これは装飾があることでギターが発する音への影響を考えてのことである。一方で演奏会やステージ上での見栄えを考えて派手な装飾が施されたものも存在し、それらが施されたギターは有名な奏者のトレードマークのような存在にもなっている。




エフェクター

エフェクターとは音色加工装置である
エフェクターとは、エレクトリックギターなどからコードにより繋げられ出力された電気信号をここに入力してその音色を変更する専用の装置である。エフェクターが出力した電気信号はコードにより繋げられたアンプに送り込まれる。エフェクターはその内部に専用の回路や基盤や部品を持つものであり、これにより、一定の電圧以上は通さない、入力された電気信号の一部は増幅したり減少させる、周波数帯を変える、などの方法により音色を変える。デジタルなものでは、コンピュータ上で実行するソフトウェアプログラムを通すことで音色を変更するものもある。それぞれを成立させる技術度の高低や製造コストはもちろんことなる。またエフェクターとエフェクターを繋げることも出来、複数を同時に使用したりオン/オフスイッチにより1つだけ使用することも可能である。1つのエフェクターで1つの機能(効果)を有するものと、1つのエフェクターで複数の機能(効果)を有するものがある、後者は複数のエフェクターの機能を1台のエフェクターで再現するという構造のためデジタルなものである。前者と後者、どちらが優れているというわけではないが、前者のほうが個性的な音色を持つものが多く、操作も簡単ではある。

オン/オフが出来る
エフェクターには音色変化のオン/オフ機能がある。これによりギターとアンプの間にエフェクターを繋いでいても常に音色が変化しているわけではなく、必要に応じてエフェクターの効果を使用することが出来る。また複数のエフェクターを使用している場合にも、任意のエフェクターの効果だけを使用することができる。エフェクターにはこのオン/オフのためのスイッチが付いている。ギターを演奏する際は両手を使用するので、エフェクターの音色変化のオン/オフスイッチは足で踏んで作動させる、そのためこのスイッチはフットスイッチとして踏みやすいように概ね大きく作られている。

構造
概ね小さな箱の形をしている。他は概ね金属の板を組み立てて作られており、その箱の内部に電気信号を加工するための装置が入っている。箱の表面には各種パロメーターを変更するスイッチやオン/オフのためのフットスイッチ、ギターや他のエフェクターから電気信号が入力されるインプットジャック、アンプや別のエフェクターに電気信号を出力するアウトプットジャックがつけられている。足で踏むものなので丈夫に作られており、薄暗いステージ上での視認性も考慮されてデザインされている。

パロメータースイッチ
エフェクターの表面に設置されているスイッチ、概ねの場合で0から10の数字(目盛り)が書かれており、そのなかの任意の数値を選択することでエフェクターが行う音色の加工の度合を変更するための部品。大きな数値を選択するほどエフェクターが及ぼす音色への影響が大きくなり。このスイッチはフットスイッチとは違い演奏中に弄ることは基本的には考慮されていないので大きさは小さく、概ね指で操作することを想定して作られている。スイッチの数はエフェクターによりことなるが、少ないものでは1つ、多い場合では10以上にもなる。

エフェクターケース
複数のエフェクターを持ち運ぶためのケース。アタッシュケースとほぼ同じような構造をしている。なかには緩衝材などが設置されており、エフェクターを複数並べたまま運べるようになっている。ケースのなかでエフェクターを複数並べている部分である中敷はそのままケースから取り外すことが出来て、ステージでは奏者の足下に置くことが出来る。この機能があるためエフェクターの設置と片付けは簡単に行うことが出来る。


エフェクターの効果の種類

リミッター
一定以上の信号を出力されないようにすることで音量の上限を任意に決め、そのことで機材の物理的破壊を下げたり、音の歪みを避けながら、音量や張りのある音色を出すために用いる。

コンプレッサー
コンプレッサーとはコンプレッションするものという意味であり、コンプレッションとは圧縮のことである。このエフェクターはギターから流れて来た電気信号のうちレベルの高い部分を潰したり、減衰音のレベルを持ち上げることで、音量の変化の幅を圧縮することで、音量をある程度均一にする。または音に張りや艶を与える。


ボリュームペダル
エレクトリックギターのボディついているボリュームスイッチやアンプ側についているボリュームスイッチと同じ用途のもの。ギターを演奏している時は両手が塞がっているのでそれらには触れるのが難しいが、ボリュームペダルを使うことで足で音量を操作することが可能になる。

イコライザー
エレクトリックギターのボディついていトーンスイッチやアンプ側についているトーンスイッチと同じ用途のもの。音の派手さや渋さの操作だけではなくギターから入力される電気信号の特定の周波数を細かく分類して強調または減衰させる装置。このエフェクターには複数のスイッチが付いており、それぞれが異なる周波数の強調または減衰に対応している。

ワウペダル
ペダルを踏む度合によって、指定された周波数帯を増幅するもの。ペダルを踏み込むほど増幅の度合が大きくり、ペダルを開けば増幅はなくなる。これを奏者が足で繰り返すことで、音色に独特のビブラートを与える、その音は「ワウワウ」と聴こえることが多い。

オートワウ
ギターから入力される音量の大きさによって自動的に指定された周波数帯を増幅するもの。音量によって増幅料が自動的に変更されるのでペダルの開閉を必要ない。
それ故、ペダルよりも細かな「ワウワウ」効果を得ることが出来る。


ブースター
エレクトリックギターから出力された電気信号を増幅させて大音量にするエフェクター。使い方によってはコンプレッサーのように小さな音に張りを持たせることも出来る。電気信号を音として最終的に出力するアンプやスピーカが持つ許容量以上にこの効果を使うと、それらを壊す可能性が大いにあるので無限に音を大きく出来るわけではない。

オーバードライブ
アンプに対してギターやエフェクターから過大な電気信号が入力されると、クリアでクリーンな音を鳴らす範囲を超えてアンプから出力される音が歪んでしまう。それを意図的に起こすエフェクター。クリアな音に対してダーティーで耳に刺さるこの歪んだ音は言い替えれば派手で目立つ音である。故にロックなどの激しい音を必要とする音楽ジャンルでこのエフェクターは多用される。

ディストーション
原理や効果はオーバードライブは同じだがより歪んだ音を出すことが出来るエフェクター。それなのにも関わらずオーバードライブとディストーションが分類されているのは、より激しい音色を出すディストーションがロック音楽などでもその激しさ故に伴奏には合わない場合が多く、一方で激しく目立つ音色はギターソロの際に使用するには最適だからである。激しい音楽では伴奏はオーバードライブを、ソロではディストーションを使うというクリシェである。この使い分けは絶対ではないものの、概ねそのように運用され、エフェクター制作者もこれを念頭に置いている。

ファズ
ディストーションよりもさらに激しい歪みを持つ音を出すためのエフェクター。低音が調教され、されに壊れたラジオから鳴るようなノイズが交じったノイジーな音がする。非常に特徴的な音なので使い所が難しいが、ノイジーな音を必要とする音楽では良く使用されている。

エコー
このエフェクターは入力された電気信号をそのまま素通りされる一方で、同じ電気信号を複製して、素通りした音と時間差をつけて出力する。結果として音は二重に鳴り山びこのような響きを得る。この時間差はエフェクターのつまみで調整可能で、時間差を狭めれば音は良く響くようになり、時間差を広げれば本来ならば1つの音が2回以上鳴るようになる。

リバーブ
原理はエコーと同じだが、音を二重にすることよりもこちらは本来の音に残響を加える事を目的としており、それにより音の鳴る環境を再現する。音はそれがなる環境によって響きが異なる。同じ音でも風呂場で鳴らすのと大きなホールで鳴らすのとでは響き、残響や反響は異なる。リバーブを使用することで、入力された音はあたかもそういった様々な環境で鳴った音のように加工することができる。残響の度合はエフェクターのつまみで変更出来る。

コーラス
原理はエコーと同じだが、複製した音を時間差無く、あるいはあまり時間差がなく鳴らすことで原音の厚みを増す効果を得て使用されるエフェクター。この効果を得た音を聴いた印象はエコーともリバーブとも異なるのでそれぞれ区別されている。

トレモロ
入力された電気信号を加工して、周期的に音量を増減させるエフェクター。これを使用することで音量変化によるビブラートが常に掛かっている状態に音を加工することが出来る。周期の長短や、音量の変化の度合はエフェクターのつまみで変更出来る。音量の低い部分を無音に設定すると1/10秒単位で音が鳴るのと無音になるのを繰り返すので細かく途切れた音が続く……扇風機やヘリコプターのプロペラ、羽虫が羽ばたくような音も出すことが出来る。

フェイザー
入力された電子信号の波形を加工する、その加工された音をもとの電気信号と混同することで、波の干渉が起きて音量と音高が常に変化するうねる音を出すことを目的としたエフェクター。

ピッチシフター
入力された電気信号を加工して出力する音の音程を変更するエフェクター。例えば音程の変更の度合を長三度にしておいてこのエフェクターのスイッチを入れれば、ギターの運指は変えずに出力される旋律を長三度高く直ぐさま変えることができる。また入力された原音と加工された音を同時に出力するものもありこれを使えば、1人が1台のギターを演奏してるのにも関わらず、2人が2台のギターをハモって演奏しているように音を鳴らすこともできる。

ノイズリダクション
ある周波数帯をカットすることで雑音と看做されるノイズをカットし、それにより出力する音をクリアに保つためのエフェクター。効果を強めるほどカットする周波数帯は増えるので、最大に強めると音が一切出力されないことになる。

ノイズゲート
ノイズリダクションの原理を利用して、ギターから入力される電気信号がある一定以下なら周波数帯を全カットしてアンプからでる音を無音にし、一定以上ならば周波数帯のカットを行わないエフェクター。こうすることでギターが演奏されていない時のみアンプからでるノイズなどの不必要な音をカット出来る。このことでエレクトリックギターを演奏していない時に起こりやすい他の楽器や電気的装置との干渉で起る不必要なハウリングの発生を抑え、同様のノイズの発生も抑えることで他の演奏者の邪魔すること無く、また聴衆に耳障りな音を聴かせないことが出来る。



ギター演奏の技術

ギター演奏の技術の概要
ギターの音の発生方法は、一方の手の指で任意の弦の任意のフレッドを押さえ(押さえない場合もある)その弦をもう一方の手の指で弾くというものである。この一見単純に見える動作のなかにも様々な演奏技術が存在する、それを使用することで様々な音を鳴らすことが出来る。アコースティックギター、エレクトリックギターそれぞれにしか使えない技術も共通する技術もあるが、ギタリスリトの上級者ならば各々が専門とする楽器と音楽ジャンルはあるものの、概ねの場合でここに上げるすべての技術を習得、あるいは知識として知っている。ギターを始めて手に取ったものがこれらの技術をすべて習得するのには、ずば抜けた天才でも無い限り、10年単位での練習が必要であるし、これを極めんとする場合は音楽で生活する者であっても一生をかけて鍛錬をしなくてはならない。これはギターのみならず,他の楽器の演奏でも同じである。


指弾き
弦を弾く方法の1つ。奏者の手の指を使い弦を弾く。奏者や演奏する音楽のジャンルにより使用する指は異なるが(人間を例にするが)一番頻度の高いのは親指であり、概ねの場合で、人差し指、中指、薬指も使う。小指を使う場合もある。親指で弦を弾く際は上から下に指を振り下ろす、その他の指で弦を弾く際は下から上に指を掌に向けて曲げるように指を振り上げる。どちらも主に爪や指の内側(裏側)を使って弦を弾く。爪を使用する場合は弦を弾きやすいように爪を三角形のように尖らせる、爪をそういった形に整えるのは概ねの場合でギタリスト本人であり出したい音色よギターや自らの体格や手の形などを鑑みて、爪切りやヤスリで爪をデザインする。狙った通りに機能する爪をデザインするのも技術の1つである。後述するピック弾きと比べて有利な点は、2つから4つまでの音を同時に鳴らす際に、2から4つの指が、2つから4つの弦をほぼ時間差無く弾く鳴らすことが出来、そのことでピアノが鳴らす和音のようなまとまった響きを得ることが出来る点である。また6弦と1弦など離れた弦を交互に敷く場合も、親指とその他の指を使用することでこれを安易に行うことが出来る。アコースティックギター、エレクトリックギター共通の技術。

ピック弾き
ピックと呼ばれる専用のヘラで弦を弾く方法。概ねのギタリストが指弾きがピック弾きで弦を弾く。その他の道具(例えば舌や、バイオリンやチェロの弓など)を使用することは稀であり、特殊奏法の分類に入る。ピックは概ね三角形の形をしており底辺及び中心の部分を親指と人差し指で握り、ピックを弦に対して降り、頂点の部分で弦を弾く。ピック弾きは指弾きに比べ弦に対して力を与えやすいため、激しい音楽やコードをかき鳴らす音楽を奏でる際に使用することが多い。

指とピックの併用
指弾きとピック弾きを併用する方法。通常は人差し指と親指でピックを握り弦に当て音を奏で、残りの指は下からすくい上げるようにして爪を弦に当て音を奏でる。6弦、5弦、4弦をピックで弾き、3弦、2弦、1弦を指で弾く場合が多いが、それは絶対的な規則ではない。ピックと指を併用することで多彩な音楽表現が可能になるが、習得に時間のかかる高等技術である。


アポヤンド
指弾きの技術の1つ。ある弦を弾いた指を隣の弦に触れさせて止める奏法。親指で6弦を弾いた場合は5弦で止め、薬指で1弦を弾いた場合は2弦で止めるという具合である。自分の力で指を止める動作を行わなくて良いので力一杯指を振り抜ける。そのため大きく硬質な音がなるので、単音を鳴らす際に、あるいは低音部を弾く際に使用することが多い。

アルアイレ
指弾きの技術の1つ。アポヤンドとは反対に弦を弾いた指を隣の弦に触れること無く中空で止める演奏方法。指を振り抜かない分、柔らかな音がする。和音の演奏に用いられることがことが多い。楽曲中の旋律や役割によりによってギタリストはアポヤンドとアルアイレを使い分ける。また親指のみアポヤンドで他の指はアルアイレを使う場合など、この技術の組み合わせ、使用状況のバリエーションは多い。

ピカード
指弾きの技術の1つ。人差し指と中指を交互に使い弦を弾くことで非常に細かく音を鳴らすことができる。つまり旋律を素早く弾くことができるということである。速弾きの技術ともいえる。逆説に言えば人差し指と中指のみで旋律を素早く弾かなくてはならないため、指の動かしかたの知識はもちろん、それを実践するための、鍛錬による指を動かす神経の強化が必要な高度な技術を要する奏法である。

トレモロ
指弾きの技術の1つ。人差し指、中指、薬指を使う一本の弦を連続して弾く奏法。人差し指である弦を弾いたら、直ぐさま同じ中指で弾く、そして同じように薬指で弦を弾く、再び人差し指で弦を弾き、次に中指で……と間を空けること無くこれを繰り返す(薬指の次に小指を加える場合もある)。概ねの場合で1弦、2弦、3弦に対して使用される。トレモロを行うあいだ親指は6弦、5弦、4弦を弾き低音を奏でる。ピカードのように速弾きのために使うのではなく、音色に対して変化を起こすために使うのが概ね。同じ音高の音が連続して細かく鳴るので、扇風機の羽根の音や、鳥や虫の細かいさえずりの様な音を出すことができる。使用するすべての指がスムーズに連結して滑らかに動き、またすべての指で同じ音量を出さなくては成立しない奏法のため、トレモロ奏法の習得には長い期間の鍛錬が必要となる。高度な技術である。

ラスゲアード
指弾きの技術の1つ。アポヤンド、アルアイレ、ピカードにしても爪や指の内側(裏)を使って弦を弾くものであったがラスゲアードでは爪や指の外側(指の表、甲側)を使って弦を弾く。主に和音を激しくかき鳴らす時に使用される奏法である。指を内側に巻き込むのではなくて、外側に弾くのである。アポヤンドよりも大きな激しい音を鳴らすことが可能だが、繊細なコントロールは難しいので激しい音を鳴らす際に主に使用する。使用する指は概ね人差し指、中指、薬指、小指でありこれをデコピンの要領で弦を弾く。しかし親指のラスゲアードもあり、これは親指の爪や指の外側を使い、1弦側から6弦側に向かって指を振り上げる奏法である。

ゴルペ
アコースティックギター使用時に行える技術の1つ。ギターのボディを指で叩く奏法。アコースティックギターはボディの中が空洞なので表面を叩けばその音が反響する。これを利用してパーカッション的な打撃音を出す。ボディーを叩く指は主に薬指の爪先。1弦の少し下あたりのボディを叩く。中指や人差し指などの他の指も合わせて使用すれば小気味よいリズムを奏でることも可能。

エレクトリックギターの奏法

ピックアップの切替
1本のエレクトリックギターには複数のピックアップが搭載されている場合が多く、同じ1本のギターでもそれぞれのピックアップごとに出す音色は異なる。ギターにはそれぞれのピックアップの使用/不使用を切り替えるスイッチがついていることが多い。またそれぞれのピックアップの音量を調整するスイッチがついてる場合も多い。そのスイッチを利用して曲ごとや曲中に使用するピックアップを切り替えることで、そのときどきに似合った音色を鳴らすことが出来る技法。アンプの変更やエフェクターの使用程は音色への影響はないが、それでもピックアップごとの音色の違いは聴けば分るほどである。ネックよりのピックアップほど音が太く、ブリッジよりのものは音が軽快になる。この違いを利用して通常は伴奏ではブリッジよりのピックアップを使用し、ギターソロではネックよりのものを使う。しかしこれは絶対的な規則ではない。

スイッチング奏法
ピックアップの切替を応用した技術の1つ。方法はまず1つのピックアップの音量を0にする。他のピックアップの音量は大きくしておく。弦を弾き音を出す。そして音量0のピックアップと音量があるピックアップをスイッチで細かく連続で切り替える。こうすることで音が突然切れたり突然鳴ったりと、ようはモールス信号のような音を鳴らすことが出来る。

ピックスクラッチ
ピックの側面でギターの弦の6弦、5弦、4弦を擦り、それを繰り返すことでなにかを擦ったようなノイジーな音を出す奏法。レコードを針で擦った際に出す音と似ている音が鳴ることからスクラッチ奏法とも呼ぶ。


弦を押さえる指の奏法

タッピング
タッピングには色々な種類がある。ハンマリングオンは弦を押さえるほうの指を使い、指で弦をフィンガーボードに叩き付けることで音を出す奏法。プリングオフはは弦を押さえるほうの指を使い、フィンガーボードに指で押さえつけていた弦を下に引っ張りながら放すことで音を出す奏法。そうすることで指やピックで弦を弾かなくとも音を出すことができ、演奏の表現の幅も広がる。ハンマリングオンとプリングオフを繰り返し音を連続で細かく出すことをトリルという。弦を指やピックで弾く方法と合わせることで音を連続で素早くならすことができるので速弾きにも向いている。片手しかない者でもギターを奏でることができる。またタッピングを両手で行うことも可能だが、高等技術である。

チョーキング
弦を引っ張ることで音高を変える技術。まず指で弦を押さえ、それとは反対の手で握ったピックや指で弦を弾く、ここまでは通常の奏法だが、その後に弦を押さえている指を6弦方向に上げることで弦の張力を強める、このことで音高が上がる。これがチョーキングと呼ぶ技術である。チョーキングした弦を1弦方向に下げることで元の位置に戻し音程も元に戻す技術をチョークダウン、2本の弦を同時にチョーキングすることをダブルチョーキングと呼ぶ。

スライド&グリス
弦を押さえている指を水平方向に動かすことで音程を変える技術。まず指で弦を押さえ、それとは反対の手で握ったピックや指で弦を弾く、ここまでは通常の奏法だが、その後に弦を押さえている指を別のフレッドまで滑らせることで音程を変える、ヘッドの方向に指を滑らせれば音高は下がり、ボディ側に指を滑らせれば音高は上がる。スライドもグリスも同じ技術だが、スライドは音を出し始める音高と指を滑らせる止めるフレッドが指定されている場合が多く、メロディを歌うように表現するために使用される場合が多いのに対して、グリスはそのどちらか、あるいは両方が指定されていない場合が多くメロディを奏でるというよりも効果音のように使われる場合が多い。

ボトルネック奏法
特殊な道具を使う奏法。と言っても使う道具は簡単なもので、ボトルネック奏法の名前のとおり瓶の飲み口を切り落とし、怪我防止のために切り落とした飲み口の断面を滑らかにして、その飲み口をギターの弦を押さえるほうの指に指輪のようにはめて(五本指のある人間ならば人差し指にはめる)それで弦に触れる。反対の手では通常の演奏と同じように弦を指やピックで弾く。これを使う目的はスライド奏法をし易くするためである。油や湿り気のある指では弦上をスムーズにスライドさせ続けることは難しい、その点瓶は滑らかでスライドさせやすい、その上、瓶のほうが指の表面に比べて堅いので激しい演奏にも耐えやすい。このような利点からスライドを多用する演奏ではボトルネックを指にはめることが多くなった。もちろん、飲み口をはめた指では弦を押さえられないので、その他の指で弦を押さえることになるし、通常よりもそれは技術的に難しくなる。また瓶の飲み口で触れた弦が出す音は指で押さえたものとはことなる。しかしこの二点が音楽に独自性を与える。もちろんこれは高等技術である。


[No.351] 2019/01/15(Tue) 22:05:51
アンケート箱 (No.306への返信 / 1階層) - 岩崎経

アンケート箱

ーアンケート箱とは
施設や店舗に対する意見を広く募集する為の小箱。多くの場合で筆記用具と中に入れるアンケート用紙もセットで置いてある。
ーアンケート用紙
用途に応じて様々な大きさの用紙を使う。あらかじめ定められた質問に答えるだけのものや問い合わせや要望などに加え自由に意見を書けるもの、両方を兼ねるものなどがあり施設や店舗の持ち主が自由に設定できる。


[No.356] 2019/01/25(Fri) 22:39:42
詩軍(ボードゲーム) (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

詩軍


詩軍とは
詩軍とは、詩歌藩国にて遊ばれているボードゲームの一種である。
いわゆる軍隊ゲームと呼ばれるもので、二人のプレイヤーが交互に駒を動かして相手の王駒を倒すことを目的とする。
鈴藤瑞樹が金になりそうという理由で作って国内のボードゲームショップで安く売られている。




国外での評価
一応は海外にも売り込んではいるがあまり本腰を入れてはいない。
将棋やチェスが元になっているので対戦ゲームとしてはそこそこ評価されている。
とはいえ詩歌藩国で売られているマイナーゲームという評判の域を出ていない。










舞台たる詩盤
ゲームの舞台となる盤面のことを詩盤という。
盤には9×9の升目が書かれており、升目の中に駒を置く。
最初は升の中にはひとつの駒しか置くことができないが、ゲームが進むにつれて最大三つまで重ねることができる。
これらのルールについては後述する。


主役の歌駒
ゲームで動かすことになる駒のことを歌駒と呼ぶ。
円形をしたまるい駒で、直径22ミリメートルのものが正式な大きさとされるが、遊ぶ環境によっては異なる場合がある。
白駒と黒駒に分かれている。
駒の中央に漢字が一字書かれており、これにより駒の役割がわかる。
ちなみに駒の種類は13種類となる。










素材
安いものから順番に紙に手書きしたもの、木製のもの、石材を加工したもの、というふうに値段が上がっていく。
もっとも広く使われている素材は木材を使ったものが普及している。
紙に書いたものは手軽ではあるが非常にもろいのであまり好まれない。
高級品として石材を使用したものがあるが、よほど本格的な場合を除いてそうそうお目にかかることはない。


紙製手書き
紙とペンだけあれば作ることができるので、子供たち、特に歌が苦手な子が遊ぶために使用されるケースが多い。
欠点は耐久性に乏しいことと駒を重ねたときに厚みがないので見にくいというところ。
とはいえ子供の遊びに使うぶんには十分かもしれない。



木製のもの
10わんわんくらいで買うことができる。
鈴藤が頒布しているのもこれである。
木材を削った丸い駒と四角く平たい板状の詩盤を合わせたもの。
見た目もそこそこ良いが職人が手作りで作業しているためひとつひとつに微妙に差異が出る。
だいたいは卓上盤で、二つ折りにできるものもある。


石材加工品
石と言ってもただの石ではなく、貴石や宝石に相当するものが使われた見目麗しいものを指す。
水晶や黒曜石、メノウ、ジャスパー、カーネリアンなど様々な石が使われるが中でも翡翠を用いたものが正当な品として珍重される。
とはいえ脚付きの詩盤ともなれば巨大な宝石を使うことになり、そこまでいくと実用品というよりは工芸品の領域になる。







持ち時間について
持ち時間を計測するために、詩歌藩国ではおもに複数個の砂時計と秒読み係が必要となる。
国によってはチェスクロックを使ったりする場合もある。
秒読みと呼ばれる持ち時間を使い終わった後も一定時間内に指し(打ち)続ければ時間切れにはならないという方式で、盤上でほぼ勝負がついている場合、次の手にほとんど時間をとる必要はないため、秒読みを採用することで「勝負に勝って試合で負ける」ような事態を避けることができる。



対曲の流れ
対戦することを対曲するといい、また詩合うという。
黒白交互に一手づつ打って、相手の帥を詰めば勝ちになります。
1つのマスに、3枚まで駒を重ねる事ができます。
但し、帥の上に駒を乗せる事はできません。
基本的にはこのルールに沿ってゲームが進んでいく。


初期配置
黒が先手です。
必ず最初に帥を配置します。後は自由です。
自軍陣地内(手前3列)にだけ配置できます。
初期配置中は、盤上の駒を動かす事はできません。手駒を盤面に配置する事だけできます。


済み
配置枚数が全体で15枚以上になった時、「済み」を宣言できます。
どちらかが「済み」を宣言する事で、戦闘開始となります。
「済み」宣言のタイミングは任意の駒を設置した直後ですが、戦闘フェイズの先手は「済みを宣言しなかった方」となります。
例:黒が駒を設置(まだ初期配置)直後に黒が「済み」宣言→戦闘フェイズは白から開始。


実戦
交互に駒を動かし、相手の駒を撃破しながら、帥を詰む事を目指します。
動かせるのは、マスの一番上に居る駒だけです。上に乗っているのが自駒であれ敵駒であれ、上に駒が乗っている間は動かせません。
各駒の動きについては別に記載する。
初期配置で余った手駒を、盤面にあらたに投入することができます。
高さ1から高さ3への移動はできません。逆の、高さ3から高さ1への移動は可能です。
敵駒のいるマス、高さに移動すれば、その敵駒を没する事ができます。
敵駒の上に乗る(同じマスの1つ上の高さに移動する)事もできます。どちらを選ぶかは任意です。
将棋と違い、没した敵駒を自駒として使う事はできません。
これはニューワールドでの戦争において敵を傷つけずに捕らえ、さらに味方とすることが非常に困難であることを表現しています。
全ての駒は、マスを移動せずに、自分のすぐ下にいる敵駒を没する事もできます。これも一手と数える為、相手の手番に移ります。



終局
一方がどう動いても帥を取られる状況(=詰み)となった時点で終局となります。
詰まれた方は相手に対して「まいりました」と宣言することで意思を表示します。
これでゲームは終了です。









駒の動かし方共通ルール
高さ1から高さ3への移動はできません。逆の、高さ3から高さ1への移動は可能です。
もちろん高さ1から2、2から1への移動は可能です。
全ての駒は、マスを移動せずに、自分のすぐ下にいる敵駒を没する事もできます。これも一手と数える為、相手の手番に移ります。
2マス以上の距離を一手で移動できる駒であっても、移動直線上に駒がいる場合は、その駒の敵味方や高さに関わらず、そのマスを飛び越す事はできません。
「高さ補正」のある駒は、高さが1あがるごとに、射程が1マスづつ延びる。
高さ補正がある駒は兵、忍、弓、銃の4種。







駒について



兵 6
兵士をモチーフとした、もっとも基本となる駒。
前もしくは後ろに1マスだけ動くことができる。
強力な駒ではないが、高さによる補正を受けるためうまく高所をとることができれば広い範囲を制圧することもできる。
配置できる数はもっとも多い6個であることも長所といえる。






忍 2
忍者をモチーフとした駒。
そのトリッキーさを表現するように前ななめと後ろななめに2マス移動することができる。
高さ補正も受けるので場合によっては大きく敵陣に切り込むこともできる。
配置可能な駒の数は2つ。



弓 2
弓兵をモチーフにした駒。
前方2マスをあけてから先の3マス(自駒から見て3、4、5マス先まで)までを射程に収めている。
さらに後ろに1マス移動もできる。
高さ補正を受けるため、少々特殊だが前方の射程を(自駒から見て6、7マス先まで)増やすことができる。
また高さの補正があっても後ろへの移動力は増えない。
高所に配置すればはるか遠くまで移動することもできるが、射線に駒が配置されているとその駒を超えて移動することはできないので注意しよう。
配置できる駒数は2つまで。




銃 2
銃兵をモチーフとした駒。
前方1マスをあけた先のマス(自分の駒から見て2マス先)とその両隣に移動、攻撃することができる。
将棋で言うなら桂馬の右前、左前とその間、と言えば通じるかもしれない。
またほかの駒と同様に後ろに1マス移動することもできる。
高さによる補正が弓と同様に特殊で、後ろへの移動には補正がかからないが前方の移動できる3マスのそれぞれ前方に1マスづつ移動できるようになる(高さ2なら移動できるマスは6マスに、高さ3なら移動できるマスが9マスに増える)
弓と同様に途中に駒が有る場合はそれを超えて移動することはできない。
配置可能数2つ。




砲 2
戦場の女王たる砲兵をモチーフとした駒。
左右には1マスしか移動できないが、前後にはどこまででも(ほかの駒に接触するまでは)移動することができる。
残念ながら高さによる補正は受けないものの、その攻撃力は十分に脅威と言える。
わかりやすく強い駒である。
配置可能な数は2つまで。




砦 2
夜戦築城した砦をモチーフとした駒。
前後には1マスしか移動できないが、左右にはどこまででも(ほかの駒に接触するまで)移動することができる。
砲駒と対になる性能を持った駒であり、砲が攻撃のかなめならば砦は守りのかなめと言って良い。
自陣に切り込んできた敵駒を刈り取るのは砦の役目である。
単純だが、それゆえに強力な駒のひとつ。
配置できる数は2つ。




機 2
高い戦闘能力を持ったI=Dをモチーフとした駒。
前後左右に加えて、ななめ前の左と右にも移動できる。
高さ補正はないため一気に長距離を移動することはできないが、隙のない移動で敵の移動をふさいだりすることに長けている。
将棋で言うところの金将と同じ動き方。
配置できる数は2つまで。



馬 2
馬に乗った騎乗兵をモチーフとした駒。
前後左右の十字方向に2マス移動することができるが、ななめには移動できない。
高い機動力を持っているが方向転換が難しい馬を再現している。
また高さによる補正は受けない。
配置可能数は2個のみ。




鎌 1
巨大なカマキリをモチーフとした駒。
ななめにならば前後左右にどこまでも移動することができる。将棋で言う角と同じ移動を行う。
高さの補正を受けないがそんなものは必要ないくらいに強力な駒である。
配置できる数は1個だけだが倒すのはとても困難な駒なので注意すべし。
初心者は初期配置であわてて置きがちだが、あえて配置せずにとっておき、盤面が進んでからあらたに投入する戦法も存在する。




神 1
強力なちからを持つ神族をモチーフとした駒。
十字方向の前後左右にどこまでも移動することができる駒で、将棋であれば飛車に相当する。
鎌と同様に高さによる補正を受けないのだが、非常に強力ゆえ特に問題にはならない。
動きが直線的かつ詩盤の端から端まで移動できる機動力を持つゆえに大立ち回りを演じることも少なくない優秀な駒。
配置できる数は1個だけなのでうまく生かすことが求められる。





竜 1
おおきな体躯を持つ機械生命体、竜をモチーフとした駒。
その絶大な性能は前後左右に加えてななめにもどこまでも一直線に移動し続けることができるという駒の動きで再現されている。将棋でいえば飛車と角を足したようなもの。これはひどい。
その強力さゆえに詩軍においてもっともわかりやすく警戒される駒であるが、例によって配置できる数は1駒だけ。




謀 1
元帥の代わりとなる影武者をモチーフとした駒。
上下左右の十字に1マスにしか移動できず、高さによる補正も受けないため単体での戦闘能力はとても低いが唯一無二の特殊能力として「帥と一手で位置を交換できる」という効果を持つ。
これにより帥の駒の生存率が飛躍的に向上するためその弱さも相まって非常に狙われやすい。
この駒をどれだけうまく活かせるかどうかが素人と玄人の違いとされる。
配置できる駒は1個のみ。



帥 1
部隊指揮をとる元帥をモチーフとした駒。
前後左右にななめを加えた自身の周囲8マスに移動することができる。これを応用が利くと見るか1マスしか移動できないと見るかは打ち手による。
この駒を倒すことが詩軍でもっとも重要な、そして困難な課題である。
詩軍で勝つためにはこの駒を護り、そして敵の帥を倒さなければならない。
もちろん配置することができるのは1駒だけだ。




詩軍歴程
詩軍における定跡や名勝負、著名人などの情報


[No.357] 2019/01/25(Fri) 22:40:38
カカオ RD4 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

カカオ

概要
カカオ(学名:Theobroma cacao)は、アオイ科の常緑樹である。カカオノキ、ココアノキとも呼ばれる。ココアやチョコレートの原材料としてカカオ豆が使われていることは広く知られている。
場所によっては「神の食べ物」などと呼ばれることもある。
花は白く垂れさがるような形をしており、果実の中には花びらのような配置で5つほどの種子(これをカカオ豆という)が入っている。

生育について
樹高は5〜10メートル程度。本種の生育には、規則的な降雨と排水のよい土壌、湿潤な気候が必要である。標高約300メートル程度の丘陵地に自生する。熱帯地域を原産とする。
樹齢4年程度で開花し、直径3センチメートル程度の白い(品種によって赤〜黄色味を帯びる)幹生花を房状に着ける。結実率は1%未満。花期は原産地では周年、栽培地では気温による。東国であれば5月以降に開花することが多い。


果実
果実は約6ヵ月ほどで熟し、長さ15〜30センチメートル、直径8〜10センチメートルで幹から直接ぶら下がる幹生果で、カカオポッドと呼ばれる。形は卵型が多いが、品種によって長楕円形、偏卵型、三角形などで、外皮の色も赤・黄・緑など多様である。中に20から60個ほどの種子を持ち、これがカカオ豆 (cacao beans)となる。種子は40〜50%の脂肪分を含む。いわゆるカカオバターである。
果肉はパルプと呼ばれる。



収穫
収穫期は産地によって異なるが、概ね年2回で乾期と雨期に行われ、収穫された果実は果皮を除いて一週間ほど発酵させ、取り出されたカカオ豆は、ココアやチョコレートの原料とされる。


[No.359] 2019/02/02(Sat) 12:51:01
木綿 RD5 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

【詩歌の木綿】



育てるのに高温(平均気温25℃程度)が必要となる木綿を雪国である詩歌藩国で作成するのは非常に手間とコストがかかる。
まず誰もが使いたがるような人気のある地熱の強い場所で栽培する。この時点で単価が高くなってしまう。
さらに大掛かりな温室を作り冷たい雪と風を防ぐ。ここまでしてようやくスタート地点に立つことができる。
それでも他国のように良質な木綿を手に入れるのは難しく、質、量ともにけして良いといえるものではないが、国内産の木綿は国からの支援もありどうにか量産されている。




【木綿】


木綿とは
ワタの種子から取れる繊維のこと。コットンとも呼ぶ。ワタ自体のことを木綿と呼ぶこともある。
繊維の利用方法としては、紡績し綿糸・紐・綿織物製品や装飾品、または不織布あるいはそのままの形で医療・衛生用品、ぬいぐるみ等の充填物(中綿)として広く使用される。




【ワタ】


概要
ワタとはアオイ科ワタ属の多年草の総称で、木綿は種子の周りに付いている。世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産。繊維としては伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって肌触りもよい。このため、現代では下着などによく使われるが、縮みやすいという欠点もある。主成分はセルロース。
繊維が絡まりあって塊の状態になっているものの総称で、摘み取った状態までのものが棉、種子を取り除いた後の状態のものが綿だが、区別しないことも多い。



栽培環境
生育には高温(平均気温25℃程度)が必要。
また降霜のない長い季節と600mmから1200mm程度の降水量も必要とされる。
春に播種し、2ヶ月程度で着蕾し開花する。開花40〜45日後に朔果が割れ、中の繊維質が出てきて収穫時期となる。
塩分に強く、灌漑により塩分が上がってきた土地や塩分が抜けていない干拓地などでも生育が可能である。
生産された綿花は大規模なものは収穫機械により収穫されるが、低物理国などでは手摘みによって収穫されている。


性質
綿の種子は硬い刮ハのなかにあり成熟するにつれ、はじけて綿花が現れる。刮ハの内部は隔壁によって数室に分かれ、各室に数個の種子があり、それに綿毛が密生している。この綿毛は外皮細胞が変形したもので、綿の種類によって長短に分かれる。
生の綿毛、つまり生きた表皮細胞性の単細胞突起の時期においては細胞壁でできた長い管の中に水(実際には細胞原形質やそのさらに内側の巨大化した液胞)を入れたようなもので、熟するにつれて細胞が死滅し、内部の水分が涸れて細胞本体の入っていた部分は中空になる。さらに繰綿すれば管内の水分はまったく乾燥して、この過程で減少しつつある細胞の水分の凝集力によって空洞に強く陰圧が働き、さらに細胞壁内のセルロースミクロチュブールの走行方向の影響もあって綿毛が自然によじれる。綿を顕微鏡で観察した際に見られるよじれはこのようにできる。


[No.360] 2019/02/02(Sat) 19:40:09
詩歌藩国の芋(しいかいも)RD11 (No.306への返信 / 1階層) - たい

大部品: 詩歌藩国の芋(しいかいも) RD:11 評価値:6
-部品: 「しいかいも」について。どんな芋であるか
-部品: 品種改良の末に今のしいか芋たちがある。
-部品: 食料として育てる時は種芋から育てる(しいかいも)
-部品: 寒さと雪に負けない生命力をもつ。
-部品: しいかいもの芽が出る条件
-部品: しいかいもの茎や葉、花には毒がある
-部品: しいかいもの葉は大きく厚く、色が濃い
-部品: しいかいもは強い日差しと暑さが苦手
-部品: 花が咲く条件
-部品: しいかいもの花の色は紫色が多い
-部品: しいかいもは連続して同じ土地で育てられない(連作障害)


詩歌藩国の芋(しいかいも)

「しいかいも」について。どんな芋であるか。
詩歌藩国の芋、しいかの芋、転じて、しいかいも、である。詩歌藩国の古き時代にじゃがいもがもたらされ、それが長い期間を経て変化したもの。現在、詩歌藩国で育てられる芋の総称である。

品種改良の末に今のしいか芋たちがある。
詩歌の人達はより美味しいく、より沢山のお芋が取れないだろうかと思案した。そうして芋の花から取れる種に注目した。
種からの発芽は安定せず、また通常より生育が遅くどのような形質を継いでいるかはわからない為、長期間の研究のすえ今の芋たちがある。研究は今も続いている。

食料として育てる時は種芋から育てる(しいかいも)
特定の品種を育てたい場合は、まずその品種の芋を用意し、芽が出た後その種芋をそのまま、あるいは二分割か四分割にし、芽が上を向くようにして植える。

寒さと雪に強く負けない生命力をもつ。
詩歌藩国は寒冷地である。シュティオン山脈や海を流れる暖流のおかげである程度暖かいが、それでも寒いのである。そんな土地でも、しいかいもは寒さに負けず、風にも負けずに育つのです。

しいかいもの芽が出る条件
しいかいもは冷暗で乾燥した場所では芽は出ない。日の当たる場所で一日ほど放置するか、自然なら土の中に植えておくと暖かくなったら芽が出る。ただし日に当てない場合は疎らになるだろう。

しいかいもの芽や花には毒がある
しいかいもの、球状に膨らんだ芋の部分には毒は含まれていない。しかし、芽が生えた部分は毒を持つので、食べる場合はその周辺を取り除いてから調理しなければいけない。
毒を持つ部位は葉、茎、花、実であり、地下茎や根は毒を持たない。種も毒を持たない。しいかいもが枯れる時、葉や茎の毒素は分解されている。

しいかいもの葉は大きく厚く、色が濃い
しいかいもは葉を大きく厚くする事で寒冷地でも凍らないように変化した。また、より光を吸収するため、色が濃くなっている。

しいかいもは強い日差しと暑さが苦手
しいかいもは寒冷な土地に適応する代わりに強力な日差しや蒸し暑い土地では生きられない種となってしまった。日差しが強いと葉の先から枯れたり、高温な場所に植えても萎れてそのまま死んでしまう。多湿な場所では葉に病を持ちやすく生育不良を起こしやすい。

しいかいもの花が咲く条件
しいかいもは芽が生えてから3カ月以上経つと子孫を残す準備をする。この時、十分な栄養を持ち、日当たりの良い場所にいる場合、花茎を伸ばし先端に複数の花を咲かせる。

しいかいもの花の色は紫色が多い
しいかいもの花は先端の開けたコップの様な形をしており、真ん中に黄色く伸びる雄しべと、花の中を覗くと雌しべが確認できる。花弁の色は茎に近い方ほど白く、外側に行くほど濃い紫になる。

しいかいもは連続して同じ土地で育てられない(連作障害)
しいかいもの根は栄養豊富であり、水気を含んでいる。それゆえに、しいかいもの栄養を目当てに特定の虫や菌が増え、土壌バランスが崩れてしまう。
そしてしいかいもにとって必要な栄養も不足してしまう。
連続でしいかいものを育てる事は土にとっても、しいかいもにとっても良くないのである。


[No.361] 2019/02/02(Sat) 20:09:32
郵便詩軍 (No.357への返信 / 2階層) - 藻女@神聖巫連盟

郵便詩軍
お互いが対面せずに対曲する対戦方法の一つ。
離れた場所にいる相手と対曲する方法は他にもあるが、物理域を問わずに遠方の相手と対曲するならばこの方法がもっとも有名。
通常よりも時間がかかるが、それを楽しみにしている愛好家もいる。


[No.362] 2019/02/02(Sat) 20:42:23
詩軍書 (No.357への返信 / 2階層) - 寅山 日時期

詩軍書

詩軍のあれこれについて書かれた書物。
ルール解説や覚えやすく実践で使いやすい定跡を解説した入門者むけのものもあれば、理論や複雑な定跡を学ぶ上級者むけのもの、過去の名勝負の棋譜を掲載し解説したもの、ある特定のプレイヤーを詳しく取り上げたものもあり、また一人向け/訓練用の詰将棋の詩軍版を集めたものもあり、また過去に起きた名勝負や名プレイヤーの名鑑、さらに珍事件をまとめて本にしたものもある。こういった本を書いて売ったり、原稿料や掲載料を得ることも詩軍のプロを名乗る人たちの収入源になっている。


[No.363] 2019/02/04(Mon) 12:09:20
二十年目の再戦 (No.357への返信 / 2階層) - 寅山 日時期

分類:名勝負、珍事件

二十年目の再戦

 その昔、詩歌藩国の王都イリューシアには、甲斐玄夜という詩軍の圧倒的な強さで国にその名を轟かせていた若者がいた。彼の父も詩軍の実力者であり多くの大会で優勝した人物だった。そもそも彼らの家系は軍人を多く輩出していた家柄であり、戦術の研究のために詩軍を取り入れたのだと言われている。甲斐玄夜はそれらのすべてを受け継いで育ったのだ。彼の詩軍の指し方は正攻法であるストロングスタイル−−神や竜などの強い駒を強く使い勝つ、というものであり守りを固めた相手陣地をなぎ倒し、奇策奇襲も跳ね返し、数多の勝利を築き上げていた。戦術の基本である強い兵器を正しく運用すれば勝てる、を詩軍で実践したのだ。

 玄夜の体格は軍人の家系に産まれた者に相応しい筋肉質の大柄で、性格も体と同じく豪快で大胆、よく食べよく飲みよく笑う人であった。詩歌の人間には珍しいビッグマウスもあって(一部では不評を呼びながらも)人気者となり、強さと体力と精神力を備えた彼は当時の詩軍最強のプレイヤー候補として人々からよく名前を挙げられたものであった。 

 同じ時代、ある地方の村に越州白夜という若者がいた。体が弱く、子供の頃から病床に臥すことが多かった白夜の面倒を見ていたのは母親と幼馴染だけだった。幼馴染は短い髪の毛で活発な性格で小学校に通い出す頃には体も彼より大きくなっていた、そんな幼馴染が話す外での出来事を白夜はうるさく思っていた。彼には腕や膝に擦り傷を作る子どもたちの大冒険よりも大切なものがあったからだ。嫌な咳を何度かして、体に毛布を掛ける彼の手元には9×9マスの盤上があった、詩軍に使う詩盤だ。幼馴染の「そんなのどこがおもしろいんだよー」という言葉をよそに、白夜にはそれが雪原の広大なフィールドに見えていた。そこで戦う、大軍と大軍、矢と砲弾が飛び交い、竜が空を舞い、神々が光を放ち、王が陣地を構える。白夜は心に浮かべたその景色に興奮しながらアレコレ駒を動かし、家にあった古い詩軍書を読み耽る。幼馴染の冷ややかな視線には気が付かずに。そうやって彼は育ったのだ。

 そんな越州白夜はやがて世に出ることになる。ある詩軍書に彼の投稿が掲載されたのがその始まりだった。彼はそこで、以前同書に掲載されていた詩軍上級者たちの棋譜を分析し、彼ら得意の戦術の弱点を並べ、自分ならこうやって勝つと対抗策まで述べたのだ。白夜の分析力はもちろん、彼の奇襲/奇策を駆使し相手を翻弄するかのような戦術の奇抜さと巧妙さ、そしてその確かな強さは、当時の詩軍関係者たちに驚きと称賛を持って迎えられたーー白夜の父親も軍人であり、しかしある戦場で戦死したという。それは戦力差が大きな戦いであり、最後には突撃ののちに玉砕したという。白夜の決して正面から戦わない戦術にはその影響があった、とのちに言われるようになる。彼が書いた文章の掲載は数度に渡り、この正体不明のプレイヤーのことを誰もが知りたがった。その当時の彼は子供のときと変わらず病弱で、相変わらず自分より体が大きく丈夫な幼馴染に助けられながらも、ニットなどを編む仕事をして、その余暇で詩軍書に投稿を続ける生活を細々としていた。そこに白夜の実力を確かめるために数人の詩軍上級者がやってきた。突然の訪問に、白夜を守るかの如く怒る幼馴染であったが、それを横目に彼はすべての訪問者を詩軍で倒してしまった。この出来事は詩軍書にも掲載された。こうして越州白夜の名と確かな実力は、王都イリューシアの詩軍界に知れ渡ることになる。

 そんな甲斐玄夜と越州白夜は戦うことになる。はじまりは玄夜からだった。詩軍書に載った白夜と上級者の試合の棋譜から彼の弱点を見抜き、対処法を掲載、俺ならばこう戦う、こんな卑怯な戦術を使うやつは強くない、と言い放ったのであった。玄夜からすれば王都の上級者プレイヤーが田舎の無名のプレイヤーに負けたことが気に食わなかったのであろう。それに対し白夜も反論、こんな下品な戦いかたは僕ならば余裕で凌げる、と対抗戦術を書いて送った。詩軍書上で行われたこのやり取りは何回も繰り返され、王都に暮らすスタープレイヤーといまだに正体が掴めないミステリーなプレイヤーの動向に多くの人が注目し、二人の対戦を望む声が高まっていったのであった。

 時同じく、誰もが参加出来るをトーナメント制の詩軍大会が開かれることになっていた。玄夜が参加することを確認した大会の主催者は、交通費や宿泊先などを提供し白夜を招待することにした。白夜もそれに応じる。後日トーナメント表が公表され、勝ち進めば二人は決勝戦で当たることが判った。こうして二人が戦う未来が見えた。多くの者がこれに喜んだ。夢の対戦が成されるかもしれないのだ。

 そして村を出る当日。白夜は幼馴染に一言、大会で優勝すれば賞金でみんなをすこしは楽にさせることが出来ると言って王都に向かった。自分のお腹をさすりながら彼の言葉を聞いていた幼馴染は、彼が去りゆく後ろ姿をずっと覚えていたという。

 そして三日間に渡る詩軍大規模トーナメント大会が開催される。玄夜と白夜は問題なく一回戦を勝つ。攻めの玄夜と奇襲奇策の白夜はそれぞれが得意の戦術を使いその後も順調に駒を進める。聴衆を湧かせ、初日を終えた。彼らは二日目もそのままの勢いで勝ちを積み重ねる。そしてこの日最後の試合、準決勝が行われた。玄夜の相手は彼と並び当時の詩軍界最強候補として名高い老人、織田成青夜。青夜は守りを得意としこの試合でも銃と砲、砦と機を守りに使用した戦術〈地獄の壁〉を展開。攻めの玄夜と長時間の睨み合いを続けるが、制限時間間際で玄夜は砦と砲を攻撃に使用した戦術〈移動要塞フレイムバスター〉を使い〈地獄の壁〉を打ち破る。そして青夜に勝利した。ちなみにこの2つの戦術は定石としてその後、多くのプレイヤーに使用されることになる。

 もう一方の準決勝、白夜と毛利長緑夜との対戦はさらに激戦であった。千里眼の緑夜と言われたその青年の読みはこの試合でも冴え渡り、独自の理論〈コンファメーションシンフォニー〉を使い白夜を追い詰めた。ついに白夜が破れたか、と誰もが思ったところで、彼はそれまで盤面に出ていなかった謀を使用。そこから〈グリムリーパーリスクバランスシステム(GRBS)〉を発動。この死地からの奇策で緑夜を倒し辛勝を拾った。〈GRBS〉は使いこなすのは難しい定石としていまに残っている。

 こうして玄夜と白夜の二人は決勝戦で戦うことになった。それぞれの準決勝を終えたあと、二人は会場で初めて顔を合わしたが、互いに一言も発しなかったという。

 そして大会三日目、決勝戦当日。あの悲劇の日がやって来る。その原因についてある者は過酷なトーナメントが理由だと語り、またある者は王都までの旅が理由だと語る。

 昼前から始まった決勝戦を見ようと多くの人々が会場に詰めかけ、詩盤のまえに陣取る玄夜と白夜を熱気で包んだ。先手の白夜が盤に歌駒を1つおき、後攻の玄夜があとに続く。それを繰り返すうちに人々の目には驚きの色が浮かび上がっていく。玄夜の陣には彼得意の戦術らしく強い駒が良く動けるように配置されていく、しかし白夜は違った。竜も鎌も神も出さずに陣を整えていく。それは誰も見たことのない配置であった。玄夜が自陣に7枚の駒を置き、白夜が8枚目の駒を置きにかかる。盤面の駒数が15以上になり「済み」の宣言が行われるだろう、と誰もが思ったところで白夜はその駒を握りしめたまま盤面に突っ伏すように倒れ込んだ。地面に歌駒が散乱する。ある者は、はじめそれが冗談だとも思ったと言う。その時、白夜の命は尽きていた。鬼才と言われた男の突然の死だった。のち診断でその死の理由は心臓にあったことがわかる。周囲の者の救護の介もなく、白夜の指が再び歌駒を動かすことはなかった。

 大会は終わり、玄夜は不戦勝で優勝となった。彼はこのときの賞金を白夜の遺族に寄付している。この出来事は大きなニュースとなり多くの藩国民が悲しんだ、藩王も悔みの言葉を出した。そして1つの謎が残った。

 この幻の詩合いによって残された謎。白夜の戦術はどういったものであったのか?あの誰もが見たことのない初期配置からどんな詩合が行われたのか?この謎の解明には多くのプレイヤーが挑んだが、皆を納得させる答えを導き出した者はいなかった。

 当時、最強の一角とされていた玄夜はこの大会のあとも強さを保つが、それまでの生彩は欠いてしまった。彼の魂はあの幻の詩合に囚われ続けていたのであった。それから二十年、玄夜は詩軍のプレイヤーであり続け、大きい体はそのままにその言動は落ち着き、渋み掛かった男になっていた。

 再びやって来る、あの詩合で彼の魂が燃え上がるまでは。

白夜が倒れた大会は紆余曲折ありながらも20年後も存続していた。大会の日程は全三日から全四日に伸ばされた。その年の大会でも玄夜はあいかわらず優勝候補であり初日と二日目を難なく勝ち上がっていった。

 そして三日目、準々決勝。この時、二十年前の詩合に囚われていた玄夜の心が解き放たれる。
 
 対戦相手は顔も見たことのない青年であった。ガタイがよく骨太で背も高い、美丈夫と呼んでも良い男だった。無名の新人がトーナメントを勝ち上がる、そういうことは稀にあることだった。新しい戦術を使ったり、無名ゆえに誰からも対策を講じられなかった結果、虚をつくように勝ち上がっていく。しかし決勝に進むにはいま一歩及ばない。その青年もそうなのか。だがしかし、この詩合で玄夜の顔は驚きを浮かべることになる。

 青年が詩盤に駒を並べていくごとに、玄夜の思いは過去を巡る。青年が繰り広げる駒の並びと記憶が交差する。彼の目の前に作り上げられていったのは、二十年前のあの詩合で白夜が作ろうとした陣形そのものであった。目を見張り対戦相手を見つめる玄夜。病弱であった白夜の身体とはまったく共通点のない立派な肉体を持つ青年の顔の中に、玄夜は白夜の面影を見つける。そして直感で彼が白夜の血を引いていることを確信した。

 そうである。その青年こそ病に倒れた鬼才、越州白夜の息子であった。白夜が王都に旅立つ際に村に残したあの幼馴染の腹には、彼の子が宿っていたのであった。それから二十年、母譲りの丈夫な身体と、父譲りの詩軍の才を受け継いで育った彼は、父親の仇を打つようにこの大会にやってきたのだ。名を越州健夜という。

 そして現在、健夜は8枚目の駒を無事に並び終えた。それは彼の父が対玄夜のために開発した戦術の再現だった。こうして、幻の試合が再開した。

 多くの上級者、手練やベテランが参加する大会である。二人のプレイヤーが行おうとしていることに気がつく者はすぐにあらわれ彼らの詩合に刮目した。人々が二人を囲い始める。なかには全てを理解し涙ぐみ者もいた。熱気が熱気を呼び込み大注目のなかでの”再戦”となった。

 父白夜、それを受け継ぎ息子健夜がやろうとしたこと、それは玄夜の得意な戦術、強い駒を強く運用することで勝つこと、を徹底的に翻弄し相手を崩し壊滅させることであった。その戦術の名を〈オーロラマジックイリュージョン〉と呼ぶ。 

 熱戦、激戦、のちの歴史に残る大接戦が玄夜と健夜のあいだに起こった。多くの観衆が固唾を飲んで魅入った死闘は、互いにぼろぼろになりながらも、残っていた兵を使って王までたどり着いた玄夜の勝利に終わった。

 続く準決勝では、すっかり背中の丸くなった青夜と戦った玄夜は嘘のようにあっさりと負けた。

 こうして詩軍の歴史は次に進んだ。玄夜は若い頃の勢いを取り戻し、彼を倒すべく健夜は王都に居を構えた。二人はその後、様々な詩合や大会で幾度も当たることなる。その結果は一進一退、玄夜が勝てば次には健夜が勝つといったことを繰り返した。切磋琢磨し互いに得意の戦術を磨き上げた。そのなかにはいまの定石になっているものもあり、基礎的な技術も含めて彼らの戦いが詩軍というボードゲームをより洗練されたものにした。こうして二人はライバルという存在からやがては遺恨を解き、互いを師とし、年の離れた友人のような関係にもなっていったのであった。誰もが知る、詩軍黄金時代の1つの誕生譚である。

 そして、後年。詩軍を研究した某藩国のプレイヤーたちと、玄夜と健夜が率いる詩歌藩国たちのあいだで、壮絶な団体戦が繰り広げられることになるのだが、それはまた、別のはなし。


[No.364] 2019/02/04(Mon) 14:57:10
詩歌の生産施設,牧場,竜の住処T22 誤字報告 (No.306への返信 / 1階層) - たい

詩歌の生産施設,牧場,竜の住処T22
所在地
にて王都イリューシアが王都イシューリアと書かれています。恐らく誤字の類かと。
王都イリューシアが正しい表記です
http://frogwell.fam.cx/idress4/groupviewer?id=142539


[No.365] 2019/02/07(Thu) 19:52:46
Re: シンフォニーポテト(RD6+11) (No.361への返信 / 2階層) - たい

大部品: シンフォニーポテト RD:17 評価値:7
-部品: シンフォニートポテト(詩歌芋)
-部品: 雪が降ってもへっちゃら。
-部品: ポテトの外見、見た目、形状。
-部品: 安定した収穫量
-部品: シンフォニーは普通な味わい。
-部品: 食感はすこしねっとりのパサパサ
-大部品: 詩歌藩国の芋(しいかいも) RD:11 評価値:6
--部品: 「しいかいも」について。どんな芋であるか
--部品: 品種改良の末に今のしいか芋たちがある。
--部品: 食料として育てる時は種芋から育てる(しいかいも)
--部品: 寒さと雪に負けない生命力をもつ。
--部品: しいかいもの芽が出る条件
--部品: しいかいもの茎や葉、花には毒がある
--部品: しいかいもの葉は大きく厚く、色が濃い
--部品: しいかいもは強い日差しと暑さが苦手
--部品: 花が咲く条件
--部品: しいかいもの花の色は紫色が多い
--部品: しいかいもは連続して同じ土地で育てられない(連作障害)


シンフォニーポテト

シンフォニーポテト(詩歌芋)
シンフォニーポテトとは詩歌芋の一種で、ほかの品種に比べて特徴といった特徴をもたない平均的な性能の詩歌芋である。詩歌のほぼ全域で育ち、寒さに強い。

雪が降ってもへっちゃら。
シンフォニーポテトは積雪があっても枯れずに休眠状態となる。これは雪によって大地が覆われても生き残る為に、シンフォニーポテトが身につけた特徴である。
雪が溶ければまた活動を開始する。ただし休眠状態は活動をしていないのでその分だけ育つのは遅れる。

ポテトの外見、見た目、形状。
シンフォニーポテトは楕円のような球状の芋である。綺麗な球ではなく薄く伸びていたり、細長かったり形は様々である。また、表面部分をよく見ると、芽の付近が若干デコボコになっている。
薄皮に覆われており黄色と黄色と茶色を合わせた薄い色のような川でランダムな水玉模様である。

安定した収穫量
シンフォニーポテトは枯れた土地でもある程度育ち、豊かな土地だとより多い量の芋を作る。
枯れた土地では、赤ちゃんの握り拳くらいの大きさの芋が10から20個ほどできる。
豊かな土地であれば、大きい芋が取れるが、個数自体は少なくなる。
大人の握り拳ほどの大きさのものが5から7個ほど取れる。
または大きいものが数個、その分小さい芋がいくつか作られる場合もある。

シンフォニーは普通な味わい。
シンフォニーポテトは比較的に無味で素朴な甘さをほんのりと感じる程度である。
しかしそれ故に調理することで様々な味に変わる。主食兼おかずなのである。

食感は少しねっとりのパサパサ
シンフォニーポテトは粘り気とパサっとした食感を併せ持っている。
火をゆっくり通すと黄色くなっていき粘り気をます。
炒め物などのように素早く焼いた場合は、程よく固い食感となり、噛むたびにほろほろと崩れていく食感が味わえる。


詩歌藩国の芋(しいかいも)

「しいかいも」について。どんな芋であるか。
詩歌藩国の芋、しいかの芋、転じて、しいかいも、である。詩歌藩国の古き時代にじゃがいもがもたらされ、それが長い期間を経て変化したもの。現在、詩歌藩国で育てられる芋の総称である。

品種改良の末に今のしいか芋たちがある。
詩歌の人達はより美味しいく、より沢山のお芋が取れないだろうかと思案した。そうして芋の花から取れる種に注目した。
種からの発芽は安定せず、また通常より生育が遅くどのような形質を継いでいるかはわからない為、長期間の研究のすえ今の芋たちがある。研究は今も続いている。

食料として育てる時は種芋から育てる(しいかいも)
特定の品種を育てたい場合は、まずその品種の芋を用意し、芽が出た後その種芋をそのまま、あるいは二分割か四分割にし、芽が上を向くようにして植える。

寒さと雪に強く負けない生命力をもつ。
詩歌藩国は寒冷地である。シュティオン山脈や海を流れる暖流のおかげである程度暖かいが、それでも寒いのである。そんな土地でも、しいかいもは寒さに負けず、風にも負けずに育つのです。

しいかいもの芽が出る条件
しいかいもは冷暗で乾燥した場所では芽は出ない。日の当たる場所で一日ほど放置するか、自然なら土の中に植えておくと暖かくなったら芽が出る。ただし日に当てない場合は疎らになるだろう。

しいかいもの芽や花には毒がある
しいかいもの、球状に膨らんだ芋の部分には毒は含まれていない。しかし、芽が生えた部分は毒を持つので、食べる場合はその周辺を取り除いてから調理しなければいけない。
毒を持つ部位は葉、茎、花、実であり、地下茎や根は毒を持たない。種も毒を持たない。しいかいもが枯れる時、葉や茎の毒素は分解されている。

しいかいもの葉は大きく厚く、色が濃い
しいかいもは葉を大きく厚くする事で寒冷地でも凍らないように変化した。また、より光を吸収するため、色が濃くなっている。

しいかいもは強い日差しと暑さが苦手
しいかいもは寒冷な土地に適応する代わりに強力な日差しや蒸し暑い土地では生きられない種となってしまった。日差しが強いと葉の先から枯れたり、高温な場所に植えても萎れてそのまま死んでしまう。多湿な場所では葉に病を持ちやすく生育不良を起こしやすい。

しいかいもの花が咲く条件
しいかいもは芽が生えてから3カ月以上経つと子孫を残す準備をする。この時、十分な栄養を持ち、日当たりの良い場所にいる場合、花茎を伸ばし先端に複数の花を咲かせる。

しいかいもの花の色は紫色が多い
しいかいもの花は先端の開けたコップの様な形をしており、真ん中に黄色く伸びる雄しべと、花の中を覗くと雌しべが確認できる。花弁の色は茎に近い方ほど白く、外側に行くほど濃い紫になる。

しいかいもは連続して同じ土地で育てられない(連作障害)
しいかいもの根は栄養豊富であり、水気を含んでいる。それゆえに、しいかいもの栄養を目当てに特定の虫や菌が増え、土壌バランスが崩れてしまう。
そしてしいかいもにとって必要な栄養も不足してしまう。
連続でしいかいものを育てる事は土にとっても、しいかいもにとっても良くないのである。


[No.367] 2019/02/13(Wed) 18:35:48
詩歌の絹 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹



【詩歌の絹】

詩人が他国より持ち帰った蚕を養殖するようになったのがはじまりとされている。
比較的に温暖な地熱地帯で養蚕を行い、糸として利用するようになった。
サテンは冷えやすいため外出着には向かないが、見目が良いため屋内着に利用されたり、詩歌紐の素材として使われたりと需要は多い。
しかし詩歌藩国の気候のせいか質が良いとは言えず、他国製のものと比べるとやや見劣りする。





【絹】


絹とは

蚕の繭からとった動物繊維である。独特の光沢を持ち、古より珍重されてきた。蚕が体内で作り出すたんぱく質・フィブロインを主成分とするが、1個の繭から約800から1200メートルとれるため、天然繊維の中では唯一の長繊維(フィラメント糸)である。絹織物などに用いる。

蚕の繭(まゆ)を製糸し、引き出した極細の繭糸を数本揃えて繰糸の状態にしたままの絹糸を生糸(きいと)というが、これに対して生糸をアルカリ性の薬品(石鹸・灰汁・曹達など)で精練してセリシンという膠質成分を取り除き、光沢や柔軟さを富ませた絹糸を練糸(ねりいと)と呼ぶ。ただし、100%セリシンを取り除いたものは数%セリシンを残したものに比べ、光沢は著しく劣る。生糸は化学染料、練糸はいわゆる草木染めに向く。
また、養殖(養蚕)して作る家蚕絹と野性の繭を使う野蚕絹に分けられる。





養蚕業

養蚕業(ようさんぎょう)は、カイコ(蚕)を飼ってその繭から生糸(絹)を作る産業である。
養蚕業は蚕を飼うためクワ(桑)を栽培し繭を生産する。繭を絹にするために製糸工場で繭から生糸へと加工され、生糸をさらに加工して絹織物などの繊維になる。
しかし、中物理、高物理域の国では代替品の普及などで下火になっているのが現状である。


利用方法

絹自体の光沢ある質感を最大限に生かした本しゅす織り(サテン)生地の材料にする。
楽器の弦の材料ともなる。箏、三味線、琵琶、胡弓、一絃琴、二絃琴などの弦楽器の弦(和楽器では糸と呼ぶ)はすべて絹製である。箏は近年テトロン、ナイロン製が主流となったが、音色では絹が最高である。
絵画で描く材料として絹が使われることもある。それらで描かれた物は絹本と呼ばれる。
縫合糸としても用いられる。





利点と欠点

軽く、丈夫であるという利点がある。
しかし欠点も多く
家庭での洗濯が困難(水に弱い)、汗によりしみになりやすい、変色しやすい、虫に食われやすい、日光で黄変する、値段が高いなど、けして万能の素材ではない。





【蚕】

カイコとは

カイコとは、クワ(桑)を食餌とし、絹を産生して蛹(さなぎ)の繭(まゆ)を作る。養蚕の歴史と共に各国の文化と共に生きてきた昆虫。
カイコは家蚕(かさん)とも呼ばれ、家畜化された昆虫で、野生には生息しない。またカイコは、野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物として知られ、餌がなくなっても逃げ出さず、体色が目立つ白色であるなど、人間による管理なしでは生育することができない。カイコを野外の桑にとまらせても、ほぼ一昼夜のうちに捕食されるか、地面に落ち、全滅してしまう可能性がある。幼虫は腹脚の把握力が弱いため樹木に自力で付着し続けることができず、風が吹いたりすると容易に落下してしまう。成虫も翅はあるが、体が大きいことや飛翔に必要な筋肉が退化していることなどにより、羽ばたくことはできるがほぼ飛ぶことはできない


絹の採取

カイコは、ミツバチなどと並び、愛玩用以外の目的で飼育される世界的にも重要な昆虫であり、主目的は天然繊維の絹の採取にある。
繭は一本の糸からできている。絹を取るには、繭を丸ごと茹で、ほぐれてきた糸をより合わせる。茹でる前に羽化してしまった繭はタンパク質分解酵素の働きで絹の繊維が短く切断されているため紡績には向かない。

餌用

絹を取った後の蛹は熱で死んでいるが、日本の養蚕農家の多くは、鯉、鶏、豚などの飼料として利用した。現在でもそのままの形、もしくはさなぎ粉と呼ばれる粉末にして、魚の餌や釣り餌にすることが多い。


[No.370] 2019/02/17(Sun) 16:38:55
竜の歌 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

【竜の歌】

竜の歌とは

竜の歌とは、盟約魔法の一種である。詩歌藩国に人とともに生きる隣人、竜のためにある魔法のことだ。
その効果は魔力を消費して思った通りの音を出すことができる、だけ。
ちなみに音量が増えれば消費する魔力も増える。
わざわざ魔力を消費してまで音を出すなら楽器使えばいいじゃない、という話もあり、なおかつ竜にしか使えないという制限もあり、普通なら見向きもされない魔法であるが、どんなものにも需要はあり発声機能を持たない竜や、まだ幼いためにうまく音声機能を使えない竜が使用することがある。



使い方など

使用する目的はもっぱら人とのコミュニケーションであり、この魔法で会話をしたり、もっといえば人と一緒に歌ったり演奏したりする竜がいる。

もともとは、竜と一緒にお歌がうたえたら楽しいねぇという変わった人が音楽・芸能の神である弁才天にお祈りしているうちにうっかり出来上がった盟約魔法であり、おそらくは同じように考えた人や、歌に興味を持つ竜の願いなどが統合されての結果と思われる。

またこの魔法は詩歌藩国内でならばほぼ確実に機能するが、距離が離れるほど使用できるかは怪しくなり、他世界にまで移動するとほぼ使用することはできない。



A式とB式

A式として詩歌藩国内で採取される魔力水という媒体を消費して魔法が行使される。そのほかの魔力媒体を使用することもできなくはないが、効率は著しく悪い。
B式として使用した竜が望む通りの音を出すことができる。人のような声だったり楽器の音だったりと自由自在である。


[No.373] 2019/02/19(Tue) 10:33:21
北国の森林の樹木達 RD24 (No.306への返信 / 1階層) - たい

大部品: 北国の森林の樹木達 RD24 評価7
-大部品: トトロップ(トドマツ)RD2 評価2
--部品: トトロップとは
--部品: トドマツの材質、用途
-大部品: エゾマツ RD4 評価3
--部品: アカエゾマツとクロエゾマツ
--部品: クロは樹皮が黒く、滑らかな感じ
--部品: アカは樹皮が赤褐色
--部品: エゾマツの材質と用途
-大部品: ミズナラ RD3 評価3
--部品: ミズナラについて
--部品: ドングリ
--部品: ミズナラの材質・用途
-大部品: ウダイカンバ RD4 評価3
--部品: 樹皮に多くの油分を含む
--部品: ウダイカンバの形態
--部品: 分布と生態
--部品: ウダイカンバの材質と用途
-大部品: シナノキ RD5 評価4
--部品: シナノキの名前の由来、皮がシナシナ
--部品: シナノキの生態、香りの良い花
--部品: シナノキから取れる香り高い蜂蜜
--部品: シナノキの分布、広い地域で見られる。
--部品: シナノキの材質は柔らかい。
-大部品: ハリギリ(センノキ) RD3 評価3
--部品: ハリギリ(センノキ)とは
--部品: センノキは山菜として食べられる
--部品: センノキの木材利用、二種類の栓
-大部品: カツラ RD3 評価3
--部品: カツラの生態、とても大きくなる。
--部品: 語源、香出(かつ)からの転訛
--部品: 均質で加工しやすい


北国の森林の樹木達

トトロップ(トドマツ)

トトロップとは
北国で一番ポピュラーな針葉樹であり、低地から高地まで広く分布していて造林地も各地にみられ、屋敷林、庭園樹としても植えられている。
また訛りによって名前が転じて、トドマツ、とも言う。

トドマツの材質、用途
辺材、心材ともに黄白色で、木理が通直で加工は容易である。
建築、器具、包装用、パルプ材、その他広く用いられる。特にタルキはエゾタルキといわれ高い評価をうけている。


エゾマツ

アカエゾマツとクロエゾマツ
北国の代表的な樹木の一つ。アカエゾマツもクロエゾマツも一緒にエゾマツの名前で呼ばれている。
高さ40m、胸高直径2mにもなる高木で、樹冠は円錐形になり、天をつくようにみえる。

クロは樹皮が黒く、滑らかな感じ
樹皮は黒っぽい褐色で、うろこ状をしていてアカエゾマツより滑らかな感 じがする。 葉は偏平で線形をし、先が針のようにとがっている。表は濃緑色で、裏は気孔線があり白色がかっている。
こちらがクロエゾマツ

アカは樹皮が赤褐色
樹皮は赤褐色で、りん片状にはげる。若枝には赤褐色の毛が密にはえ、葉は線形で、横断面はひし形をしている。
こちらがアカエゾマツである。
また、アカエゾマツは一名ヤチシンコまたはテシオマツという俗名がある。

エゾマツの材質と用途
材質が均一なのでピアノの響板として有名で、高級楽器、建築材に用いられ、庭園樹、盆栽にも用いられる。用途は広い。


ミズナラ

ミズナラについて
北国を代表する広葉樹の一つ。果実としてドングリをつくる。
樹皮は黒褐色で、深い不規則な裂け目があり、 枝は太くよく分岐する。 葉はきわめて短い柄があり、倒卵形又は倒卵状長楕円形で先はとがり、縁には大 形の鋭い鋸歯がある。
山地に普通 に見られ純林を形成する。 生長はやや遅い。

ドングリ
ドングリは果実(堅果)であり、種子ではない。細長く、下部をぶつぶつとした殻斗が覆う、というものがしばしば見られる
内部の種子の大部分を占める子葉はデンプン質に富み、人間を含む動物の食料になる。

ミズナラの材質・用途
材は重く、硬く、緻密で木理が美しく、家具、建築材など用途は広い。 名前の由来は 「水ナラ」 で材に多量の水分が含まれていることによる。


ウダイカンバ

樹皮に多くの油分を含む
ウダイカンバは、この樹皮に油脂分が多く雨のなかでも消えずによく燃えるので、鵜飼の松明に用いられたことからこの名がついたともいわれている。

ウダイカンバの形態
樹幹は直立し、樹皮は灰褐色で光沢があり、横に長い黒色の皮目がある。 葉は大形で広卵形をし、縁には細かい歯牙があり、基部は心臓形である。

分布と生態
北国に多く見られるが、北国だけでなく広い地域に分布する。陽樹で、常に充分な陽光を要求する。 肥沃地を好む。

ウダイカンバの材質と用途
音調を狂わせないことから、楽器材(ピアノの鍵盤)として利用される。 そのほか、器具材、建築材、機械材として広く使用されている。


シナノキ

シナノキの名前の由来、皮がシナシナ
シナノキの名前については、「皮がシナシナする」 こと、またはその皮が白いのでシロからきたなどといわれている。

シナノキの生態、香りの良い花
花は夏の濃い緑の中に咲くので目立たないが、よい香りがして、そこに蜜蜂が群れていることが多い。 良質のハチミツがとれる。 花軸のもとに、舌のような形の長い飾り葉(苞葉)をつける。 秋には褐色の丸い 実(核果)がなって、飾り葉とともに舞落ちる。
葉は円形に近い心臓形をし、縁に鋸歯があり葉柄は無毛である。 樹皮は、大きくなると縦に裂ける。

シナノキから取れる香り高い蜂蜜
北国の山中に群生するシナノキの花から採れます。香り高く濃厚な味で、お菓子作りに適しています。北国でも採取量が多いはちみつです。

シナノキの分布、広い地域で見られる。
寒冷地、温暖な土地問わず各地に見られる。落葉樹林の主要樹種のひとつで、高木層を形成する。 少し湿った肥沃なところを好む。 よく萌芽幹をだす。

シナノキの材質は柔らかい。
軟材で加工しやすく、合板、アイスクリームなど調理用のへらなどに用いる。
軟材の為、建材にはあまり使われず、使う場合は工夫しなければならない。


ハリギリ(センノキ)

ハリギリ(センノキ)とは
ハリギリの名は、葉の大きいのを桐に見たて、枝に針があるのでこの名が あるとされている。高さ25m、胸高直径1mにもなる。 枝や幹に鋭いトゲをつけ、成木になると 樹皮は著しく縦裂する。葉は長さ10〜30cmあり、10〜25cmの長柄をもち掌状に5〜9裂し、裂片にあらい鋸歯がある。
7 - 8月、黄緑色の小花が球状に集まったものが傘状につき、藍色の丸い果実を結ぶ。
また果実は塩分を含むため、塩分摂取に利用できる。
寒冷な気候、温暖な気候問わず各地に分布する。耐陰性に富み、肥沃な土地を好む。

センノキは山菜として食べられる
展開したばかりの芽は山菜として食用にされる。見た目は「たらの芽」としてよく知られる。苦味やえぐみとして感じられるあくがやや強い。
もっとも、しっかり灰汁抜きをすれば非常に美味であり、利用価値が高い。

センノキの木材利用、二種類の栓
木材としては「栓(せん)」と呼ばれる。木肌が深く裂け、黒ずんだ褐色の木から取れる「オニセン(鬼栓)」と、木肌がなめらかな木から取れる「ヌカセン(糠栓)」に分かれる。鬼栓は加工には向かず、沈木に用いられる。一方、糠栓の材は軽く軟らかく加工がし易い為、建築、家具、楽器(エレキギター材や和太鼓材)、仏壇、下駄、賽銭箱に広く使われる。耐朽性はやや低い。環孔材で肌目は粗いが板目面の光沢と年輪が美しく人気がある。色は白い。


カツラ

カツラの生態、とても大きくなる。
カツラは北国で一番大きくなる木といわれ、現在でも山裾、谷沿い には直径2mを超える伐根がみられ、往時の巨木の様子がうかがえる。 日本の代表的な名木のひとつで、芽吹き時の紫紅色、秋の黄葉が美しい木である。

語源、香出(かつ)からの転訛
カツラの語源は、香出(かつ)からの転訛といわれている。香木真っすぐに伸びた幹から、沢山の枝をのばす。 一株で多数の幹をだすことがある。樹皮は灰褐色で、老木ではねじれるように裂けて薄くはげ落ちる。葉は広い心臓形で,縁には波状のなめらかな鋸歯がある。雌雄異株である。
寒冷な土地、温暖な土地どちらでも育つ。
沢沿いなどの湿った肥沃地を好む。

均質で加工しやすい
材は均質で、軽く柔らかいので加工しやすい。 建築、家具などに利用される。葉は香りがよく、まっ香をつくる。
将棋盤の多くは、カツラでつくられ、長時間打っても肩が疲れないといわれている


[No.374] 2019/02/19(Tue) 22:18:05
たい T23 追加部品 (No.306への返信 / 1階層) - たい

たい追加部品 T23

吟遊詩人たちのお話から憧れを抱いた
たいは詩歌藩国の吟遊詩人たちの心踊る物語を聞いて、純粋に憧れた。王が歌を歌うとたちまちにして草花が成長し、春を迎えた、なんて話を聞いたり、他国の英雄の伝説をほんのすこしだけ聞いた。
そう、ただ聞いて語られただけではあるが、数多の物語に触れた。それはとても、心に響いた。どの英雄達も、カッコよかった。一人の人間として憧れた。

魔法に挑戦しようと思った。
たいは英雄達の話を聞いて憧れた。しかしたいは血を流したり人を斬ったりする事を恐れた。痛いのも怖いのも嫌だったのだ。
そこでたいは、かっこよく、かつ遠距離からネチネチやれてほくそ笑んでいるような魔法使いになりたいと思った。そして本当の憧れである、英雄を助けて、ドヤ顔をかましてやるのだと、決意した。
そしてゆくゆくは物語られるような魔法使いになりたいのだ。そうして人として生を全うしたい。
子供達の守護神、あるいは伝説の大王。それとももっと身近な鈴藤さん、藩王様達のようなすごい方たち。彼らとは違う道のり、違う方法で誰かの憧れとなりたい。誰かの役にたちたい。そう思ったのだ。
それでもやっぱり、痛いのは嫌だし、怖いものは怖い。なるべく戦いたくないな、とも思っている。なんだか難しい事を考えているな。
憧れは憧れ。怖いものは怖い。それでも魔法使いになりたいと思ったのだ。魔法使いという名称かどうかはあやしいが、憧れるような存在になりたいと思ったのだ。

吟遊詩人として他の国に回った。
たいは吟遊詩人として物語る事に挑戦した。聞いた話を他の国の人にも聞かせてあげたいと思ったのだ。
そしてたいは他国に来た後に思い出した。
吟遊詩人は他の国の物語も話していたと、そしてそれらを目の当たりにしたたいは、はしゃいだ。喜んだ。そして物語を語り、また武勇伝を聞いた。他国の美味しい物も食べた。
そうしてたいは長期休暇が取れると海外旅行に出かける事が増えた。

蛙と蛙の神様になにかを感じた。
たいは虫が苦手ではなかった。むしろ多種多様な種類の生物はたいの気を大きく引いた。
しかし、たいは、ふと四足でぴょこぴょこと跳ねる蛙に気をとられた。
その時は見かけただけであったが、その記憶はたいの中に残っている。
そして、たいは蛙神さまの話を聞いた。蛙神さまに一目お会いしたいと思った。
そう思うと、会えるように頑張らないとな、という気持ちになる。上手くやれるといいな、と考えた。


[No.375] 2019/02/20(Wed) 22:41:02
粘土 (流用可能) (No.306への返信 / 1階層) - たい

粘土(流用可能)

粘っこい土
粘土とは土の中に存在する粘り気を持った土のことである。非常に細かい粒子で構成されており、焼き物などの素材になる。

水と混ざり、泥水を作る。
粘土は水を混ぜていくと柔らかくなっていく。少量であれば柔らかくなり手につくような粘性を示すが、水の量が多くなれば水に溶けて泥水のようになる。
また、粘土の溶けた水を器に入れて保存した場合、水と粘土は分離し、粘土は底に沈殿する。水は不純物が下に溜まり透明になる。
また粘土も重い成分が一番下に溜まり、軽いものは上の方に溜まる。

火を通すと固まる
粘土は乾燥させたり、火によって炙る事によって硬く固まる。
この時、一部のみ乾くいたり、火のあたり方が不均一だとヒビが発生したり、割れたりする。
また急激な温度変化にも弱く火によって熱した物を急激に冷やすと割れてしまう。


[No.376] 2019/02/21(Thu) 14:45:06
詩歌の白い粘土 (No.376への返信 / 2階層) - たい

詩歌で採取される粘土

白い粘土
詩歌藩国の地表付近で採取できる粘土はおおよそ白っぽい色をしている。
山地では硬く石のようになっている粘土も発見される事がある。吸水性が高く水を吸った物はもろく、砕いた物は詩歌で採取される白い粘土と同一のものと確認されている。

強い圧力をかけると固まる
水分量が多い状態では固まらない。程よい水分を持たせた白い粘土を型にいれ木で蓋をして重石を乗せて一日置くと、型通りの形になり固まる。
ただしこの状態ではまだ脆く、水に溶けるので、煉瓦として使用するなら一度高温で熱する必要がある。



粘土

粘っこい土
粘土とは土の中に存在する粘り気を持った土のことである。非常に細かい粒子で構成されており、焼き物などの素材になる。

水と混ざり、泥水を作る。
粘土は水を混ぜていくと柔らかくなっていく。少量であれば柔らかくなり手につくような粘性を示すが、水の量が多くなれば水に溶けて泥水のようになる。
また、粘土の溶けた水を器に入れて保存した場合、水と粘土は分離し、粘土は底に沈殿する。水は不純物が下に溜まり透明になる。
また粘土も重い成分が一番下に溜まり、軽いものは上の方に溜まる。

火を通すと固まる
粘土は乾燥させたり、火によって炙る事によって硬く固まる。
この時、一部のみ乾くいたり、火のあたり方が不均一だとヒビが発生したり、割れたりする。
また急激な温度変化にも弱く火によって熱した物を急激に冷やすと割れてしまう。


[No.377] 2019/02/21(Thu) 17:35:54
木桶 (No.306への返信 / 1階層) - みー

木桶
○木桶
木桶とは
細長い板を縦に円形に並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。密閉型ではなく、水や湯を汲んだり溜めたりする事ができる。

仕組み
材料は木材と竹を使用する。底面にある底板の大きさを変えることで、用途に沿った大きさの物を作れる。竹のたがで板同士をきちんと繋ぎ合わせる事で、水漏れしないように出来ている。




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[No.378] 2019/02/21(Thu) 20:03:28
湯桶 (No.378への返信 / 2階層) - みー

−湯桶について
入浴する際に体を洗うための湯を入れたり、顔を洗う際に水を入れられるように作った木桶。
底面の直径が20センチ程で、持ち運ぶのに便利である。

−木桶
−−木桶とは
細長い板を縦に円形に並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。
密閉型ではなく、水や湯を汲んだり溜めたりする事ができる。
−−仕組み
材料は木材と竹を使用する。
底面にある底板の大きさを変えることで、用途に沿った大きさの物を作れる。
竹のたがで板同士をきちんと繋ぎ合わせる事で、水漏れしないように出来ている。


[No.379] 2019/02/21(Thu) 20:04:13
手桶 (No.379への返信 / 3階層) - みー

−手桶の概要
水などを汲みいれる時に使う小ぶりの木桶で、底面の直径は15センチ程。
手で持ちやすいよう、一部分だけを長くした取っ手が作られている。
水やお湯を汲み出す時に便利。

−木桶
−−木桶とは
細長い板を縦に円形に並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。
密閉型ではなく、水や湯を汲んだり溜めたりする事ができる。
−−仕組み
材料は木材と竹を使用する。
底面にある底板の大きさを変えることで、用途に沿った大きさの物を作れる。
竹のたがで板同士をきちんと繋ぎ合わせる事で、水漏れしないように出来ている。


[No.380] 2019/02/21(Thu) 21:34:43
ガラス工房(詩歌) (No.306への返信 / 1階層) - たい

ガラス工房(詩歌)

ガラスとは
原材料は砂と貝殻である。所によっては灰や他の混ぜ物をしたりする所もある。
混ぜ物をする事でガラスの軟化点を下げる事ができる。
透明な物質であり、硬く脆い性質を持つ。
光を通すと屈折、もしくは反射する。
玻璃や硝子とも呼ばれる。
光を通すことから窓に使用されたり、透明な食器として作られたりする。

断熱性の高い壁
外の寒気を入れない為のもの。詩歌の粘土に細かい藁を練りこんだ物を焼いた煉瓦を使っている。内部に空気を含む事で断熱性を得ている。

吹きガラス加工
吹きガラス(ふきガラス)とは、ガラス工芸におけるガラスの成形技法のひとつ。溶融炉などで高温溶融されたガラスを、吹き竿と呼ばれる金属管の端に巻き取って、竿の反対側から息を吹き込んで成形する。

整形型
吹きガラスを特定の形にする為に使われる。ガラスに空気を入れていき膨らませるが、その時に型に当てた状態で息を吹き込めば型に沿って膨らむ。
形状は丸い穴が空いているものが多い。目指す完成形によって形が変わる。

玻璃用溶融窯
ガラスを溶かすための窯である。
薪を燃料に使う。二段構造になっており下部に薪を入れて徐々に温度を上げていく。
二段目には坩堝が入っておりその中に材料を入れる事でガラスを溶かす。閉開は石の蓋で行われる。開けている時間が長いほど温度が下がるので手早く作業をしよう。
排気は煙突で行われる。

再加熱炉
吹きガラスを温めなおすのに使う。
入れ口は円形をしており蓋を外して中に吹き竿を入れて温めなおす。温度は溶融炉より高くなっており、短い時間で温めなおす事が出来る。
燃料を燃やすため排気は煙突で行われる。

徐冷炉
整形したガラスを徐々に冷やすための炉。
急激な温度変化はガラスにヒビが入ったり、形が歪んだりするため、それを避けるためのもの。
二段構造になっており下部に薪を入れて温度を調節する。
これにも煙突は付いている。


[No.381] 2019/02/22(Fri) 18:46:15
追記、ガラス工房(詩歌) (No.381への返信 / 2階層) - たい

この前のツリーのパスワードを入力し忘れたため編集出来なくなりましたすみません。

ガラス工房(詩歌)

ガラスとは
原材料は砂と貝殻である。所によっては灰や他の混ぜ物をしたりする所もある。
これらの材料を炉にいれ溶かし固めたものがガラスである。
混ぜ物をする事でガラスの軟化点を下げる事ができる。
透明な物質であり、硬く脆い性質を持つ。
光を通すと屈折、もしくは反射する。
玻璃や硝子とも呼ばれる。
光を通すことから窓に使用されたり、透明な食器として作られたりする。

断熱性の高い壁
外の寒気を入れない為のもの。詩歌の粘土に細かい藁を練りこんだ物を焼いた煉瓦を使っている。内部に空気を含む事で断熱性を得ている。

吹きガラス加工
吹きガラス(ふきガラス)とは、ガラス工芸におけるガラスの成形技法のひとつ。溶融炉などで高温溶融されたガラスを、吹き竿と呼ばれる金属管の端に巻き取って、竿の反対側から息を吹き込んで成形する。

整形型
吹きガラスを特定の形にする為に使われる。ガラスに空気を入れていき膨らませるが、その時に型に当てた状態で息を吹き込めば型に沿って膨らむ。
形状は丸い穴が空いているものが多い。目指す完成形によって形が変わる。

玻璃用溶融窯
ガラスを溶かすための窯である。
薪を燃料に使う。二段構造になっており下部に薪を入れて徐々に温度を上げていく。
二段目には坩堝が入っておりその中に材料を入れる事でガラスを溶かす。閉開は石の蓋で行われる。開けている時間が長いほど温度が下がるので手早く作業をしよう。
排気は煙突で行われる。

ガラス坩堝(詩歌)
坩堝(るつぼ)とは金属を溶かすツボである。今回はガラスを溶かす為に使われている。高温の中にあっても壊れず、溶けない物が選ばれる。内容物によって適する素材が変わる。

再加熱炉
吹きガラスを温めなおすのに使う。
入れ口は円形をしており蓋を外して中に吹き竿を入れて温めなおす。温度は溶融炉より高くなっており、短い時間で温めなおす事が出来る。
燃料を燃やすため排気は煙突で行われる。

徐冷炉
整形したガラスを徐々に冷やすための炉。
急激な温度変化はガラスにヒビが入ったり、形が歪んだりするため、それを避けるためのもの。
二段構造になっており下部に薪を入れて温度を調節する。
これにも煙突は付いている。


吹きガラス加工をする時の注意

長袖長ズボンを着ること。
手足を出していると何かが飛んできた時に危ない。高温の物を扱っているので火傷の危険があるため。服やズボンの袖など、広い物は避けよう。どこかに引っかかると危ないため。

作業スペースは大きくゆとりを取る。
一人一人の作業スペースを小さくする事は避けた方がよい。
吹き竿は長く、1人が吹きガラス加工をする時に扱う炉は三つある。
たとえ、これから先に効率化が進み作業場に余裕が出来ても、その余裕が無くなった後の事も考えて物を配置すること。作業スペースを確保すること。

大きな声で作業の名前を言う。
これは大人数で作業を行う場合の事故の防止のためであり、また実際に声を出すことでこれからその行為をすると再認識する為である。
「吹き加工入ります」「吹き加工終わりました」などのように大きな声でいうこと。
誰かが声を出したら、返事は大きく「はい」不都合がある場合は「いいえ」と大きな声で言うこと。
その後事故や不都合な出来事が回避出来た場合はそれらについて説明する事。
事故が起きた場合は「作業やめ」と大きな声で言うこと。可能な限り作業を安全に終了し、被害の拡大を防ぐこと。常に人の命が最も大事である事を理解すること。
その上で各自意思確認を行い動くこと。

一度起きた事故は記録し、再発を防ぐ
事故には2種類ある。いわゆる偶然の重なった不慮の事故。人が繰り返し作業を行う中で、一定の確率で起きてしまう人間の失敗から発生する事故である。
前者は普通、通常行わない事をする場合、なにか普段と違うものが工房内にある場合に起こりやすい。
新しい要素、普段存在しない要素がある場合は工房内全員に注意喚起すること。
作業員は注意すること。
また繰り返し起きてしまう事故は手順そのものが良くない可能性がある。
工房内で話し合って改善策、どうすればいいか、どうすれば事故が起きないか話し合い、改善するよう努めること。
あるいは別の工房の人間と相談して事故が起こりにくい方法を探したり、既に発見されている場合はその事故を防ぐにはどうすれば良いか伝えること。聞かれたらなるべく答えるように。

人に伝えるということ
作業に十分に慣れていない人間には、何をするか、何をしてはいけないか、必ず伝えること。
十分に理解し、習熟するまでは必ず、そばでその作業をよく理解した人が教える事。
危ない事は事前に注意すること。
適宜その場に応じて、よりよい教え方を考えること。


[No.382] 2019/02/22(Fri) 23:23:07
木製の浴槽 (No.380への返信 / 4階層) - みー

−木製の浴槽とは
中にお湯や水を入れ、人間や動物が入浴する際に用いる。
木材を使って組みあげられており、一般家庭や温泉施設の浴場に設置されている。
−排水栓について
お風呂のお湯、または水が抜けないよう、排水する穴を塞ぐ為のもの。
木材で出来ており、掃除とお湯や水を入れ替える際に穴から引き抜く。
−かまちの仕組み
四角く組み上げた浴槽の木材を留める為の外枠の木。
入浴の際に淵に体重をかけたり、中のお湯や水によって歪みが生じるのを防いでいる。
また、転倒しないよう、凹凸を付けることで滑り止めとしての効果もある。


[No.383] 2019/02/23(Sat) 22:40:56
山羊 (No.306への返信 / 1階層) - みー

−山羊について
山羊の品種は数百種類に及び、用途により乳用種、肉用種、毛用種に分けられますが、肉用種でありながら毛や皮などの副産物も利用されるものは、肉・毛皮兼用種とされるものもある。
−山羊の体の特徴
山岳地帯に生息しているので寒冷や乾燥に強く、岩場などの険しい地形にも適応し、粗食で丈夫。
人間がロッククライミングをしないと登れないような急な崖においても登ることができる。
−山羊の生態
固い植物でもよく食べるので、除草に利用される。
他にも草刈り機を使わない事から燃費がかからずコストが安く済み、人が移動しにくい斜面でも活動できるという利点があげられる。
−山羊の幅広い用途
肉は牧畜を行う地域ではおおむねポピュラーな食肉。
山羊の乳はバターやチーズ、ヨーグルトなどにも加工されるが、牛乳アレルギーのある人の代替飲料として用いられている。また、牛乳よりも乳糖が少なく、消化性に優れ、芳醇な風味もある。
殺菌消毒されていない生乳は、生命を脅かすアレルギー反応、溶血性尿毒症症候群、感染症などを引き起こす可能性があるので、乳幼児に与えない。
また、乳児用ミルクにも使用しないようにする。
毛は繊維として防寒着や敷物、タペストリーに用いられる他、筆の素材としても使われる。
非常に柔らかく含みがよいので、直に人の顔に当てる化粧筆の素材として好まれる。


[No.384] 2019/02/24(Sun) 10:38:35
石鹸 (No.306への返信 / 1階層) - みー

−石鹸とは
手や体を洗う事で汚れや雑菌を落とす為の洗浄剤。
また、体だけでなく、衣服や繊維の汚れを落とす事もできます。
雑菌を落とすので、皮膚病や傷跡の消毒にも使われていました。
−石鹸の作り方
木や雑草を燃やし、熱湯を注いで一晩おいて濾すと灰汁ができます。
家畜で保存食を作る際に得られる獣油を鍋に入れ、作成した灰汁を少しずつ入れ、煮詰めていきます。
木型に入れて1週間ほど置くと、固形石鹸が出来上がります。


[No.386] 2019/02/25(Mon) 20:45:21
詩歌の布マスク (No.306への返信 / 1階層) - みー

−詩歌の布マスクとは
外側は木綿を使い、口や鼻に当たる内側の部分には肌触りの優しいガーゼを使用した布製のマスク。
布を耳にかける紐で固定し、口と鼻を覆う事によって、ウィルスの感染や風邪などによる飛沫感染を防ぐ。
家庭で簡単に手作りできる為、大人用と子供用などサイズが自由に変更できる。

−ガーゼの概要
木綿糸を使用した薄い平織綿織物。目が粗いので通気性に優れており、柔軟。肌触りが優しいので、ハンカチーフや傷の手当の際は傷口の保護にも使用される。

−詩歌の木綿
育てるのに高温(平均気温25℃程度)が必要となる木綿を雪国である詩歌藩国で作成するのは非常に手間とコストがかかる。
まず誰もが使いたがるような人気のある地熱の強い場所で栽培する。この時点で単価が高くなってしまう。
さらに大掛かりな温室を作り冷たい雪と風を防ぐ。ここまでしてようやくスタート地点に立つことができる。
それでも他国のように良質な木綿を手に入れるのは難しく、質、量ともにけして良いといえるものではないが、国内産の木綿は国からの支援もありどうにか量産されている。

−−木綿
木綿とは
ワタの種子から取れる繊維のこと。コットンとも呼ぶ。ワタ自体のことを木綿と呼ぶこともある。
繊維の利用方法としては、紡績し綿糸・紐・綿織物製品や装飾品、または不織布あるいはそのままの形で医療・衛生用品、ぬいぐるみ等の充填物(中綿)として広く使用される。

−−ワタ
−−−概要
ワタとはアオイ科ワタ属の多年草の総称で、木綿は種子の周りに付いている。世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産。繊維としては伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって肌触りもよい。このため、現代では下着などによく使われるが、縮みやすいという欠点もある。主成分はセルロース。
繊維が絡まりあって塊の状態になっているものの総称で、摘み取った状態までのものが棉、種子を取り除いた後の状態のものが綿だが、区別しないことも多い。

−−−栽培環境
生育には高温(平均気温25℃程度)が必要。
また降霜のない長い季節と600mmから1200mm程度の降水量も必要とされる。
春に播種し、2ヶ月程度で着蕾し開花する。開花40〜45日後に朔果が割れ、中の繊維質が出てきて収穫時期となる。
塩分に強く、灌漑により塩分が上がってきた土地や塩分が抜けていない干拓地などでも生育が可能である。
生産された綿花は大規模なものは収穫機械により収穫されるが、低物理国などでは手摘みによって収穫されている。

−−−性質
綿の種子は硬い刮ハのなかにあり成熟するにつれ、はじけて綿花が現れる。刮ハの内部は隔壁によって数室に分かれ、各室に数個の種子があり、それに綿毛が密生している。この綿毛は外皮細胞が変形したもので、綿の種類によって長短に分かれる。
生の綿毛、つまり生きた表皮細胞性の単細胞突起の時期においては細胞壁でできた長い管の中に水(実際には細胞原形質やそのさらに内側の巨大化した液胞)を入れたようなもので、熟するにつれて細胞が死滅し、内部の水分が涸れて細胞本体の入っていた部分は中空になる。さらに繰綿すれば管内の水分はまったく乾燥して、この過程で減少しつつある細胞の水分の凝集力によって空洞に強く陰圧が働き、さらに細胞壁内のセルロースミクロチュブールの走行方向の影響もあって綿毛が自然によじれる。綿を顕微鏡で観察した際に見られるよじれはこのようにできる。


[No.387] 2019/02/25(Mon) 21:03:32
砥草(トクサ) (No.306への返信 / 1階層) - たい

砥草
寒帯から温帯にかけての山間の湿地に自生するが、観賞用などの目的で栽培されることも多い。
表面が硬く、砥石に似て茎でものを研ぐことができることから、砥草(トクサ)と呼ばれる。
地下茎があって横に伸び、地上茎を直立させる。茎は直立していて中空で節がある。茎は触るとザラついた感じがし、引っ張ると節で抜ける。節の部分にはギザギザのはかま状のものがあって、それより上の節の茎がソケットのように収まっているが、このはかま状のぎざぎざが葉に当たる。茎の先端にツクシの頭部のような胞子葉群をつけ、ここに胞子ができる。
観賞用に坪庭に植えたり、生け花の客材などに用いられる。なお、土壌を選ばず地下茎を伸ばして広範囲に繁殖を広げる性質があるため、庭植えには注意が必要である。
古来、茎を煮て乾燥したものを研磨の用途に用いた。「とくさ」(砥草)の名はこれに由来している。
木製品の仕上げ工程などに使用されている。
またトクサで爪を研くこともあるという事だ。


[No.388] 2019/02/25(Mon) 22:06:46
白いソックス (No.306への返信 / 1階層) - みー

−ソックスの詳細について
一般的な学校で指定されている白い靴下の事。
長さはひざ下丈で、三つ折りではなく、伸ばして履くハイソックス。
白だから汚れがつきやすく、洗って落とすのに少し手間がかかる。
−材料の記載
100%木綿を使って作られているので、吸水性が良く、足の裏が汗をかいてもすぐに吸い取って快適にしてくれる。
−ソックスの洗い方
激しい運動をしたりしても破れないように、きちんと縫製してあり、丈夫な作りの為、石鹸でごしごし洗って良い。


[No.389] 2019/02/27(Wed) 23:49:34
魔力を熱に変換する魔法 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

【魔力を熱に変換する魔法】

魔力を熱に変換する魔法とは
魔力を熱に変換する魔法とは、盟約魔法の一種である。寒さの厳しい詩歌藩国で多くの民が使う魔法で、活火山である霊峰シュティオンが広く国民に与える魔法である、と考えられている。
魔力鉱石をもちいて暖をとるための魔法であり、同質量あたりの熱量としては炭と同じくらいとされる。
このため魔力鉱石を火の石と呼んだりする場合もある。


使い方など
使い方は魔力鉱石に触れて神への感謝を捧げ呪文を唱えるだけの簡単なもの。
発動後は10秒ほどで徐々に赤熱するので暖炉などの耐熱性のある場所に置く。
発熱を止めることもできるが、それには別の魔法が必要となる。
子供がいたずらに使うことなどを防止するために


A式とB式
A式として、魔力媒体としては魔硬石と呼ばれる、詩歌藩国内で採掘される魔力鉱石を使用する。ほかの魔力媒体でも使用できないわけではないが、効率が著しく劣るうえ、熱を放つという性質上、鉱石などの熱に強い素材を用いるほうが良く、また山岳であるシュティオンとの相性も良い。

B式として33MJ/kgの熱量を放出する。この熱量は高発熱量であり、燃焼で生成された水が液体で存在するような一般的な温度で燃焼反応のエンタルピー変化を想定しているため、総発熱量は燃焼熱に等しい値となる。ちなみに33MJ/kgはおおよそ炭と同等程度で、石油などと比べると効率が劣るが、空気を汚さないクリーンなエネルギーである点は評価できる。


[No.390] 2019/03/01(Fri) 09:15:20
魔力を熱に変換する魔法(改定1) (No.390への返信 / 2階層) - 鈴藤 瑞樹

【魔力を熱に変換する魔法】

魔力を熱に変換する魔法とは
魔力を熱に変換する魔法とは、盟約魔法の一種である。寒さの厳しい詩歌藩国で多くの民が使う魔法で、活火山である霊峰シュティオンが広く国民に与える魔法である、と考えられている。
魔力鉱石をもちいて暖をとるための魔法であり、同質量あたりの熱量としては炭と同じくらいとされる。
このため魔力鉱石を火の石と呼んだりする場合もある。


使い方など
使い方は魔力鉱石に触れて神への感謝を捧げ呪文を唱えるだけの簡単なもの。
発動後は10秒ほどで徐々に赤熱するので暖炉などの耐熱性のある場所に置く。
発熱を止めることもできるが、それには別の魔法が必要となる。
子供がいたずらに使うことなどを防止するために呪文については各家庭で注意を払うようにする風習がある。


A式とB式
A式として、魔力媒体としては魔硬石と呼ばれる、詩歌藩国内で採掘される魔力鉱石を使用する。ほかの魔力媒体でも使用できないわけではないが、効率が著しく劣るうえ、熱を放つという性質上、鉱石などの熱に強い素材を用いるほうが良く、また山岳であるシュティオンとの相性も良い。

B式として33MJ/kgの熱量を放出する。この熱量は高発熱量であり、燃焼で生成された水が液体で存在するような一般的な温度で燃焼反応のエンタルピー変化を想定しているため、総発熱量は燃焼熱に等しい値となる。ちなみに33MJ/kgはおおよそ炭と同等程度で、石油などと比べると効率が劣るが、空気を汚さないクリーンなエネルギーである点は評価できる。


[No.391] 2019/03/01(Fri) 09:18:12
Re: 魔力を熱に変換する魔法(改定2) (No.391への返信 / 3階層) - 鈴藤 瑞樹

【魔力を熱に変換する魔法】

魔力を熱に変換する魔法とは
魔力を熱に変換する魔法とは、盟約魔法の一種である。寒さの厳しい詩歌藩国で多くの民が使う魔法で、活火山である霊峰シュティオンが広く国民に与える魔法である、と考えられている。
魔力鉱石をもちいて暖をとるための魔法であり、同質量あたりの熱量としては炭と同じくらいとされる。
このため魔力鉱石を火の石と呼んだりする場合もある。


使い方など
使い方は魔力鉱石に触れて神への感謝を捧げ呪文を唱えるだけの簡単なもの。
発動後は10秒ほどで徐々に赤熱するので暖炉などの耐熱性のある場所に置く。
発熱を止めることもできるが、それには別の魔法が必要となる。
子供がいたずらに使うことなどを防止するために呪文については各家庭で注意を払うようにする風習がある。


A式とB式
A式として、魔力媒体としては魔硬石と呼ばれる、詩歌藩国内で採掘される魔力鉱石を使用する。ほかの魔力媒体でも使用できないわけではないが、効率が著しく劣るうえ、熱を放つという性質上、鉱石などの熱に強い素材を用いるほうが良く、また山岳であるシュティオンとの相性も良い。

B式として熱を放出する。これは熱であって炎ではない(燃焼していない)ため見た目には大きな変化はないが、空気のゆらぎや魔鉱石の赤熱化などによって判断できる。ちなみに放出される熱は木炭と同程度で、石油などと比べると効率が劣るが、空気を汚さないクリーンなエネルギーである点は評価できる。
また燃焼時間は1〜2時間程度である。


魔鉱石の保管について
熱を与えると魔鉱石は魔力を放出してしまい使い物にならなくなってしまう性質を持つため、家庭ではもちろん軍や商家などでも魔鉱石を熱に変換する魔法が扱われる可能性がある場所ではまとめて管理などをせず、小分けにして保管するのが基本になっている。
場所をとるので面倒くさがられていたりもするが、安全は何にも代えられないものだ。


[No.392] 2019/03/01(Fri) 12:12:56
PC みー (No.306への返信 / 1階層) - みー

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"description": "音楽全般に対する感覚、感性が鋭い。音感、リズム、ハーモニー、その場に見合った即興曲を生み出し、楽団では一体となって調和する。",
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"title": "演奏技術",
"description": "楽器を使って音楽を奏でる事。楽器により必要な技術は変わってくるが、優れた演奏者の演奏は素人の演奏と比べるべくもない。音感に優れ譜面どおりに、あるいは即興で演奏する能力が求められる。",
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"title": "歌唱技術",
"description": "歌唱行為を行う技術。発声訓練に始まり、十分な肺活量と音感を必要とする。歌詞を記憶し、時に情感を込めて、あるいはテンポよく歌い聴衆に感動を与える。",
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"description": "作曲をする技術。頭の中だけで行うときもあるが主に楽譜を作成し記録する。\nどのようなメロディにするか何を表現したいかを考えつつ行われる。",
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"description": "音楽院を卒業、または同等の期間をかけて学んだ音楽を制作し演奏するために必要な知識。作曲や扱う楽器を演奏するための、また既存の楽曲を分析し演奏する為に必要な能力である。",
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"description": "吟遊詩人は歌いながら様々な物語を語る。それは古代の伝承であり、最新の伝説である。受け継がれる知識と、情報の伝達者の側面を持つ。",
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"description": "自分の感情や思いを演奏や歌へ載せるために必要な力。\nどのような旋律やリズムにすれば自分の思いを曲に乗せて伝えられるのか吟遊詩人は日々考えている。",
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"description": "何事につけ器用である。簡単な細工物を作ったり楽器の演奏をしたり、はたまた投擲などにも有効。指先の技術を十全に生かすことができる。",
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"description": "活舌がよく、人の注意を引き付ける語りを身に着けている。対話は意思疎通の第一歩であり、交渉技術の一環となる。",
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"title": "歴史を語り継ぐ",
"description": "吟遊詩人は歴史的事件を見聞きし、それを後世にまで伝えることために歌を残します。悲しみも喜びも、教訓も知恵も、あとに続く人々のために。",
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"title": "即興演奏・歌唱",
"description": "即興で作曲や編曲をしながら演奏・歌唱を行える。\n聴き手からのリクエストや場の雰囲気や流れに応えることも吟遊詩人にとっては得意なこと。\n逆に即興で場の雰囲気を変えることも出来る。",
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"title": "長時間の演奏・歌唱を行える体力、身体の使い方",
"description": "長時間の演奏・歌唱を行うための体力を鍛えている。\n無駄に力を使わないで演奏・発声する技術なども取得しており体力の消耗も抑えている。",
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"title": "演奏前のストレッチ",
"description": "演奏前に肘、手首、指を屈伸させるストレッチをすることで身体を慣らし、負荷を減らす。\n楽器を扱う関係上、腱鞘炎や筋肉痛になりやすい。ストレッチをすることで予防になる。",
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"title": "楽器のメンテナンス",
"description": "楽器の清掃から、簡単な修理までをすることが出来る。とはいえ楽器製作者ほどの修理能力はなく、楽器の大きな故障の際にはそういった人々に修理を依頼しなくてはならない。自分で楽器の修理が出来る程度の故障なのか、それとも修理のプロに任せたほうがよい状態なのか、という判断をすることが出来る能力も有しており、これにより個人での無理な修理を行わず、楽器の寿命を長くすることができる。",
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"description": "吟遊詩人とは世界中を巡り物語を収集、拡散することを生業としています。そのためなら山奥や秘境などへも赴くことから、自然と丈夫な足腰が鍛えられています。",
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"description": "ニューワールドには砂漠から密林まで様々な国が存在する。これらすべてを渡り歩く吟遊詩人たちは文明のない場所でも休息がとれるよう野営のための知識も持ち合わせている。",
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"description": "街へつけばもちろん酒場や食堂で食事をとる場合もありますが、旅の最中は自炊が基本のため料理の知識は必須です。野草やキノコなどを採取して使用する場合もあります。",
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"description": "外国へ行けば常識からして違うもの。そういった情報は世界中を旅する吟遊詩人にとって値千金の価値があります。仲間から聞いた外国での話などはもちろん共有されますし、普段からこの手の情報収集には貪欲です。",
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"description": "帝國は詩歌藩国の出身者が多い吟遊詩人ですが、共和国語も習得しています。言語学者並みとは言いませんが、どのような国でもコミュニケーションがとれるように努力しています。",
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"description": "絶対音感と呼べるほどではないが、吟遊詩人はみな優れた聴覚を持っている。音楽に携わることで鍛えられたという面もあるが、酒場で情報収集をするために聞き分ける能力が発達したという者もいる。",
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"title": "さりげない観察力",
"description": "職業柄、彼らはさまざまな人々を相手として活動します。その経験が観察力を育み、自然と対話の助けとなっているのです。時にはその観察力で思わぬ事件に遭遇し、語るべき物語を創り上げるでしょう。",
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"title": "体全体を使った剣の扱い",
"description": "腕だけの力で剣を扱うのではなく、体全体(足や腰、上半身)の筋力や動き(運動ベクトル)を腕を介して剣に伝えて扱う。これによりで腕だけでは成し得ない速さや強さを可能とし、腕への負担を減らす。",
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"description": "構えは鍛錬の末に生み出された、相手の行動に対応しやすい姿勢である。ただ構えればいいというものではなく意味、理由を理解して無ければ有効に用いることは出来ない。構えにはそれぞれ重視するものがあり、状況に応じて構えから別の構えへ移行することもある。",
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"title": "衝撃の受け流し",
"description": "剣で衝撃を直接受けると剣身へのダメージが大きく、剣が壊れかねない。そのため剣で受ける時は衝撃を受け流す。相手の攻撃を受け流すことで防御と同時に体勢を崩すことも狙う。",
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"title": "ソードレスリング",
"description": "接近戦での格闘を伴った戦闘術。剣を棒術のように用い、鍔(護拳)や柄頭での打撃を用いる。足技を用いたり、手で相手を掴んだり鍔(護拳)で相手や得物を引っ掛けたりもする。",
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"title": "不殺技術",
"description": "剣を用いた不殺で相手を倒す技術。峰打ちでは素早く持ち方を変える技術、刃で斬るのとは別の技術が必要とされる。\nまた、ソードレスリングによる鍔(護拳)、柄による打撃、手足による払い,掴み,打撃など剣だけでなく体術も重要となってくる。",
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"title": "ドラゴンシンパシーT22",
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"title": "ドラゴンシンパシーとは",
"description": "人でありながら竜と心を通わせる。それは種族が違い意思疎通が難しくとも相手の心に真摯に耳を傾けることで成せることである。ドラゴンシンパシー、それは竜と共に歩むもの。",
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"title": "竜の心を知りたいと願う",
"description": "本来、竜と人は意志の疎通が難しい。しかし竜もまた同じ場所で共に生きる大切な仲間であり、だからこそ竜の心を知りたいと願う人々が現れた。",
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"description": "竜の心を一方的に知るのでなく、自分たちの気持ちもまた竜に伝えたいとドラゴンシンパシーは共感能力の修行をする。同じ仲間としてより良い関係になるために。",
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"description": "竜と共に過ごし、泣き、笑い、喜び、悲しみ、時に怒り感情豊かに生きて死ぬ。人間同士ですら理解は難しいかもしれない、竜ならばなおさら。しかしだからといって竜との交流を諦めることが出来ない。",
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"title": "竜との信頼関係",
"description": "幼い頃から竜に接し、幼い竜がいれば家族のように共に面倒を見てきた。たとえ意志の疎通が出来ずとも共に生きることが未熟なドラゴンシンパシーにとって支えになる。",
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"title": "竜に思いを伝える",
"description": "心の中にある竜の姿に手を触れるように目を瞑り、己の気持ちを伝える。感謝、友愛、疑問、心配。様々な思いをそれまでに培った強い信頼関係を軸として、受け取ってもらえるのだ。",
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"title": "竜から思いを受け取る",
"description": "竜からもまた思いを受け取るのが一人前のドラゴンシンパシーである。高度な思考を持つ竜を理解するのは難行であるが、共に生きる仲間と認めてもらえた証であり、不可解であるならばなぜそうなのか自分たちで考え想像する。それもまた竜に対する信頼なのだから。",
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"description": "まずは竜を大切に思う気持ちから始まる。種族が違えども竜が好きで、彼らもまた同じ命だと思う事が重要である。",
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"title": "信頼に応える努力",
"description": "竜の力は強大であり、人の手には余るものである。だからこそ竜を従えるのではなく、お互いを信じ、貸してもらった知恵を悪用をせぬよう心がける。",
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"title": "共感能力の範囲",
"description": "目の前におらずとも心の中に姿を描ければ遠隔地までドラゴンシンパシーの共感能力は通じる。しかし個人差があるようで感覚に優れたものならば、より遠くまで思いを伝え、受け取る事が出来るようだ。",
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"title": "感覚を磨く修行",
"description": "祈るように手を重ね目を瞑り、感覚を研ぎ澄ませる。たゆまぬ共感能力の修行が、いつか竜との交流の始まりになる。",
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"title": "竜と人の仲立ち",
"description": "竜と人の仲立ちを務めることで対立を減らし融和を深める。意思疎通や種族の違いが元で起こる悲劇を可能な限り減らしていくことも責務の一つである。",
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"title": "白眼視を乗り越えた歴史",
"description": "竜は難しい種族である。彼らと共に在ると決めれば周囲から白い眼で見られることもある。しかしそれでもドラゴンシンパシーは、人と竜は手を取り合い、自らも先人と同じく架け橋となることが出来ると信じている。",
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"title": "人との交友",
"description": "竜だけではなく人とも交友することで昨今の情勢や雰囲気を掴み、竜側目線だけでなく人目線での視線も持つ。竜の友と人の友、両方を持つことが必要である。",
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"title": "テレパシーあるいは共感能力",
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"title": "テレパシーとは共感能力、共感能力はテレパシー。",
"description": "共感能力\n共感能力とは竜と言語を介さず意志疎通する能力である。\nこれは誰とでも出来るわけではなく、親密になり、盟約を結んだ竜とのみ通じるテレパシーである。\n会話中は意志がダダ漏れなので互いの培ってきた信頼が問われる。真に心を通じ合わせた相手としか出来ない理由はこれが原因である。\n竜と人、共同で扱う魔法で、竜との繋がりが確かでないと使えない。\nまた、どちらか一方の能力の圏内でないと使えない。\n基本的に竜の能力の範囲内でのみの能力になる。\n\n",
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"title": "共感能力の具体的内容",
"description": "意思を意味に変換して自動的に送受信する事ができる、人と竜の共同魔法である。\n要所を竜に頼っているため人間側だけで成立させるのは難しい魔法である。\nコントロールに慣れれば任意の言葉だけを伝えるなども可能かも知れない。\n当然、それぞれの価値観によって受け取り方に差異が生じるのでそれらは互いに修正して行かなければいけない、通信自体は竜の魔法によって念波は送られるので余程の事が無ければ会話が流出したりしない。\nプライベートな会話が国営放送で流れたら地獄である。そんな心配はない。\n",
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"title": "発光信号(ドラゴンシンパシー)",
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"title": "入力&発信技術",
"description": "発光信号を入力&発信する技術。光を物理的に遮ることで点滅を作って発信する方法と、光をつけたり消したりして点滅を作って発信する方法がある。\n発信の際は、言葉を発光信号コードへ変換しつつ素早く発信する必要がある。慣れや訓練が必要。",
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"title": "読み取り&解読技術",
"description": "発光信号を読み取ったり解読するための技術。光の点滅と符号を結びつけて解読しなくてはならない。視覚だけで読み取る必要があり、難易度は高い。慣れや訓練が必要。",
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"description": "ドラゴンシンパシーは、00-00526-01:瀬戸口まつりさんの瀬戸口ののみさん に流用されました。ありがとうございました。",
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"description": "薬師とは、生薬となる植物等を見分け、それらを利用に適した状態に加工し、用途に応じて調合する技能を持つもののことである。",
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"description": "薬師となるためには、品種の同定、加工、調合それぞれの技能に関する訓練が必要である。3年程度の訓練を受けた上で免許試験にパスしてはじめて薬師としての営業が許可される。",
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"description": "薬効を持つ植物等の品種同定が基礎的な知識として必要である。また、同じ種でも生息地域や季節で薬効成分の含有量は異なる。これらも経験と知識を組み合わせて見抜くことができるのが一人前の薬師である。",
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"description": "通年使う生薬でも、採れる季節は限られていることもある。また、貴重なものであれば、出番は少ない。これらの生薬は、保存状態に気をつける必要がある。薄紙に包んで桐箱に入れるなど、薬効が減じにくい保存方法も薬師の大切な技能である。",
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"title": "百病方",
"description": "『百病方』は成立年代不明の薬学書。古来より伝わり、常にアップデートが繰り返されてきた薬師の必携書である。百を優に超える病と、それに対する処方が記されている。外科的処置など薬師の手に余る対処が必要な病についても記載がある。",
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"description": "桐などの木でできた箱。形状は様々だが、小さな引き出しが沢山ついていることが多い。薬師が巡回する際には手に提げたり背負ったりして持ち歩く。",
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"title": "生涯学習",
"description": "漢方医はつねに医学の知識と技術の習得に努めるとともに、その進歩、発展に尽くす。つまり生涯を通じての学びの姿勢が求められる。",
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"description": "漢方医は患者にあわせた調剤もできなければならない。ある程度の漢方薬の一般化はできるが、患者にあわせた細やかな調合をすることでより効果を得られる。そのため調剤に関する知識をもっている必要がある。",
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"description": "一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。\n専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。",
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"title": "周囲の観察、全身の観察",
"description": "傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。\n周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、\nこれから行う応急処置につながる。",
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"title": "反応の確認",
"description": "大きな声をかけ(「大丈夫ですか!」など)、肩を軽く叩いて、反応(意識)の有無を確認する。\n反応がない場合や鈍い場合は、まず協力者を求め、医療機関への通報と配備がある藩国であればAEDの手配を依頼する。\n協力者が見当たらない場合は救助者自身が通報を行う。",
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"title": "呼吸の有無",
"description": "傷病者が心停止を起こしているかを判断するために、まず呼吸を確認する。\n胸部と腹部の動きを集中して観察する。これは10秒以内で行う。\n普段通りの呼吸がない場合、または介助者が呼吸しているか自信が持てない場合はただちに胸骨圧迫を開始する。",
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"title": "気道確保",
"description": "傷病者の呼吸の有無にかかわらず、気道の確保を行う。\n一方の手を傷病者の額に、他方の手を下顎の先に当てて、下顎ごと頭部を引き上げるようにして、頭部を後方に傾ける。(頭部を後屈させ、顎先を挙上)\nこの際頚椎、平たくいうと首あたりを痛めていることが疑われる場合は特に注意して静かに行わなければならない。",
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"title": "胸骨圧迫",
"description": "心臓が痙攣したり停止したりして血液を送り出せない場合に、介助者が心臓のポンプ機能を代行するための行為。\n以下のような手順で行う。\n・硬い床に上向きで要救助者寝かせる。\n・救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分に片方の手の手掌基部を置き、\nその上にもう一方の手をかさねる。\n・両肘をきちんと伸ばし、垂直に体重をかけて胸骨を押し下げる。両肩と手掌基部で三角形が形成されるようにしっかり肩を固める。イメージとしては肩で腕を固定し、肘関節を固めて力を完全に伝達する。\n目安として胸骨を5cmは押し下げるようにする。\n・手は胸骨から話さず、元の高さまで緩めて戻しては、圧迫を繰り返す。\n・一分間あたり100−120回のテンポで行う。1セット30回",
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"title": "人工呼吸",
"description": "気道を確保した上で行う。\n傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。\n逆流物による感染汚染防止のため、感染防止マスクを持っていた場合はそれを使うべきである。\n一秒かけて傷病者の胸が上がるのを認識できる程度に吹き込みを行い、換気して再度呼気を吹き込む。\n2回で1セットで、胸骨圧迫1セットごとに行う。\n\n注意点として以下がある\n・介助者が一人しかおらず、同時に素早く行う余裕がない場合、無理に人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を最優先する。\n・人工呼吸が不要ということではない。同時に行える場合は行ったほうが救命率がいい。\n",
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"title": "AEDの装着判断",
"description": "救急救命のうち、心室細動による突然死は多くの割合をしめる。この場合早期の除細動(けいれんを止めること)が救命の鍵となる。AEDとは電源を入れ、音声メッセージに従うことにより、除細動の要否を音声で知らせ、必要な場合には電気ショックにより除細動を行うことができる機器である。周辺にAEDがある場合はこれを利用することは救命率を上げる上で重要である。",
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"title": "回復体位をとらせる",
"description": "いずれかの段階で自発的呼吸と拍動が戻った場合、傷病者を回復体位にして、様子を見守る。\n回復体位は、救急医療などの現場に於いて失神している・または「意識がもうろうとしている」など意識障害のある要救護者の生命の安全を図るためのもので、急な様態の変化などが起こっても大事に至らないよう配慮された姿勢である。\n姿勢としては横向け寝である。横向け寝一般と異なる点として、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態に保つ。また無意識に寝返りしたり痙攣して仰向けやうつ伏せになったりしないよう、膝は軽く曲げ、腕は下側の腕は体前方に投げ出し、上側の腕でつっかえ棒をする要領で横向け寝状態を支えるようにする。",
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"title": "一次救命処置の流用実績",
"description": "以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html\n\n(申請順)(敬称略)\n高梨ひひひ@FEG:救助活動アイドレスに流用:hhttps://www29.atwiki.jp/feg2/pages/644.html\n劔城 藍@海法よけ藩国:劔城 藍\n刻生・F・悠也@フィーブル藩国:刻生・F・悠也\n阪明日見@akiharu国:阪明日見\n",
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{
"title": "性格や生まれ",
"description": "小さな村の一軒家で、優しくて落ち着いている父と、穏やかで歌と料理が好きな母に育てられた。\n父が薬師なので、薬の調合を手伝いながら、母と一緒に怪我した人の手当てをしていた。\nまた、人と同様に、怪我や病気になった動物が連れてこられた時も、手当てをしたり薬を調合したりしている。\n見た目が10歳に見える割りにはしっかり者で、困っている人や怪我した人を助ける優しい気持ちを持っている。\nグループで行動をしている場合、味方の命を守ることを最優先とし、防御や回復といった、サポート的な行動を取る。\n人の意見は尊重する方だが、元々真面目なので、きちんとしなければ、と思った時は頑固になったり、頑張り過ぎたりする事がある。\n流行に疎く、話し方や雰囲気はおっとりしていて、丁寧語で話す。",
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},
{
"title": "普段の暮らしぶり",
"description": "掃除、洗濯、買い物、料理、片付け等、家事はきっちりと真面目にこなす。\n夜更かしや暴飲暴食はせず、健康に良い事を心がけている。\nたまに森や川に薬草などの薬の材料を取りに行く事があり、鳥たちの鳴き声が聞こえると、それに合わせて横笛を吹いている。\n",
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{
"title": "王都に出てきた理由",
"description": "詩歌藩王が歌うと、風がそよぎ、花が咲きほころび、動物たちが集まってくるという話を母から聞いてから、詩歌藩王に憧れている。\n詩歌藩王に会えるかもしれないという期待から王都に出てきており、薬師をして生計を立てる傍ら、薬についての知識を増やそうと勉強している。\n",
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[No.393] 2019/03/01(Fri) 23:31:28
たいの玻璃細工の心得 (No.306への返信 / 1階層) - たい

たいの玻璃細工の心得

玻璃を扱う時の注意
最初に、玻璃とはガラスの事である。
玻璃加工は高温で柔らかい状態の物を加工する熱加工と、冷えて固まった物を加工する冷加工がある。
玻璃を扱うならば、加工の時には自分や周りの人が怪我をしないように、完成したものが誰かの役に立つように心を込めて作ること。

便利な道具を使う事、作ること
物を作るときに作業を省略できる物を作ったり、或いは画期的な手段を思いついたりするかもしれない。大いに結構だ。
これらを作る責任は作った者にあり、これらを使う責任は使う者にある。
ここで言う責任とはそれをした事によって起こる結果を受け止める事を指す。
作ったという事実から発生した結果、使ったという事実から発生した結果、それを受け止める。そして考え行動する事が責任を取る事と考える。
人のためになるように作るのだ。良い方向に行くように気をつけよう。

一人前の職人になるために体調管理はしっかりと
ガラスの細工は時に暑い場所で長時間全身を使って行う。時に繊細な線を描くために何時間も繰り返しガラスを磨く。
そうした作業をしていると段々と疲労が溜まって来る。そして疲労が溜まると作業の精度が落ちる。事故が発生しやすくなる。
各々適度に休憩を入れるように。休憩とは飲み物を飲んだり、食べ物を食べたり、どこかに座ったり、顔を洗うなどの行為の事である。一度横になる事もいいだろう。休憩に適した手段を考えたら取り入れるといいだろう。
或いは休憩しやすい空間を作ることも良い事に思える。作ってもいいかもしれない。
弟子や仲間がいる場合は、弟子や仲間の体調が悪そうだという事や、病の兆しを見つけたら休むように言うこと。実際に自身の体調が悪い場合は休みを取ること。自己の認識の上では健康であっても仲間の助言は聞き、無理をせず、様子を見ること。

ガラスについての知識
ガラスを加工する基本的な知識、基本的な材料は砂だが、灰や他の鉱物や様々な物を混ぜ合わせてガラスは作る。
その結果、どう変化が起こったか、どのような良い点、悪い点があったか記録すること。
必ず物として残る方法を選択すること。
それを見ることで自身の忘れてしまった嘗ての発見や閃きを得られるかもしれない。
記録は特に特別な変化、結果が得られた場合にはより多く詳しく記す事。
そのあと読みやすいように資料をまとめてもいいし、まとめなくてもいい。
また、メモとして残した方が良いものと、残さない方が良いものがある。こういった判断は難しいものだが、秘匿したい技術や知識はメモにはせずに、記憶するだけにした方が良いだろう。
後からメモを残しておくと悪い事が起こると判明した場合は速やかにメモを処分すること。燃やすなど、修復出来ない方法が好ましい。

玻璃細工を作るための道具
玻璃を作るための道具はレンガや鉄、窯など様々な物がある。それらについての知識をしっかりと調べておくこと。
可能な範囲で自作する事もいいだろう。
窯や型、吹き棹やヤスリなどその他にも、これらの道具を自身で治せるように備えておくと良い。
ただし手に負えない場合は速やかに専門家、自身より知識があり修復に適した人物に対応してもらう事。

ガラスの熱加工と冷加工
ガラスの熱加工は坩堝から棒を使ってガラスを取り出すことから始まる。
吹き加工であれば、それは吹き棹になり、金型加工であれば、金属製の棒によって巻き取り、取り出し型に流し込む。その後熱いうちに細かく整形する。
吹き加工は膨らませたあと、型に合わせて形を作ることもあるし、整形用の金道具を使って鳥や魚の形を作ったりする。
型にはめたガラスやガラス皿など、熱加工を終えた物を加工する。再加熱する事もある。やすりや、彫刻刀、時には木の細い棒に金剛砂と油を付けた物で少しずつ模様が描かれていく。
やすりは荒削り用には金属や石のやすりを、仕上げや繊細な作業には紙やすりや、紙やすりに細かい砂砥石を付けたものが好まれた。
薬剤を塗りつけたあと、再び火をあてて色を付けることもある。

玻璃以外の金属についての知識
ガラス細工にはガラス以外の金属を使うこともある。金や銀などの貴金属は時に砂のように細かくしたものを筆で塗ったり、時にはガラスの一部と熱によって接合したりする。
あまり例を見ないが形をパズルのように合わせる様に作り、組み立てる加工も存在したようだ。
ただしガラスは脆く軽いため金属と合わせる時はどうしても金属パーツは小さくなる。
このように作品の一部として金属を扱う事もあるためガラス細工職人は、それらの知識も収めて一人前といえる。
またこれらをメモに書き出してまとめてもいいし、まとめなくてもいい。
ただメモを作ることは推奨する。

一人前になるための修行
玻璃細工、つまりガラス細工の技術はガラスを作り続けて実践的に経験を積むことによって段階的に身につき、一人前になる為の時間は五年以上になる。これは加工の種類が多いため、修行の期間も長くなるのである。
ここにある事がそれぞれ出来るようになって一人前である。
一人前になった後もメモを書き、見返す事は大事なので、忘れずに書き起こそう。


[No.394] 2019/03/02(Sat) 11:53:37
入浴桶(持ち運び可能) (No.383への返信 / 5階層) - みー

−入浴桶の必要性について
直径1メートル程で、持ち運びが出来る入浴用の大きな木桶。
災害や戦があって建物が破壊され、入浴が出来なくなってしまった人や、歩行が困難な怪我人やお年寄りの元に運んで入浴や水浴びを手伝う事が出来る。
小さな子供の水遊びに使用する事もできるが、子供が溺れたり、滑って転んだりしないよう、注意することが必要。
大人の男性2人以上で持ち上げる事が出来るので、使用場所が近ければそのまま運び、
遠隔地で使用する場合、荷車に乗せて運ぶ。

−木桶
−−木桶とは
細長い板を縦に円形に並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。
密閉型ではなく、水や湯を汲んだり溜めたりする事ができる。
−−仕組み
材料は木材と竹を使用する。
底面にある底板の大きさを変えることで、用途に沿った大きさの物を作れる。
竹のたがで板同士をきちんと繋ぎ合わせる事で、水漏れしないように出来ている。


[No.395] 2019/03/03(Sun) 17:31:06
詩歌の馬 (No.384への返信 / 2階層) - みー

−詩歌の馬とは
詩歌の馬は150センチ程の低めな体高なので、普通の馬よりも乗馬初心者向きであり、大人も子供も簡単に乗れる。
性格は温厚でとても人懐こく、好奇心旺盛で賢いのが特徴である。

−詩歌の馬の歩き方紹介
一般的な馬は、ゆっくり歩く常歩と、常歩より少し早歩きになった速歩と、3本の肢が接地している時期と、4本の肢すべてが地面を離れている時期とがある駈歩と、全速力で走る襲歩がある。
詩歌の馬はそれにスケイズという歩き方を加え、全部で5種類の歩き方が可能。
スケイズとは、でこぼこした地形に合わせて発展された歩き方であり、比較的スムーズな乗り心地と急加速を可能とする特徴がある。

−詩歌の馬の輸入と輸出について
最初に詩歌藩国へ馬を持ち込む際、小さな島国で沢山の馬を運び込む事が出来なかった為、最も丈夫で賢い良質の馬が選別されて持ち込まれた。
ずっと詩歌藩国内で育ってきた為、外来の病気に感染しやすい。その為外国に輸出された詩歌の馬は、基本的に再び詩歌藩国へ戻る事はできない。
他国へ派遣されていた詩歌の馬が戻ってくる場合は、きちんと検査をし、消毒してからでないと入国できない。
また、病気の持ち込みを防ぐ為、他の品種の馬を輸入する事も禁止されている。
シュバルは機械生命体である為、同じ地域で生息していても互いにウィルスや病原菌に感染する事はない。

−詩歌の馬の主な役割について
馬車が主な交通手段として用いられる為、詩歌の馬はとても大事にされている。
馬車の他にも農耕具や荷車の引き手としても優秀であり、また、食用肉としても需要がある。


[No.396] 2019/03/03(Sun) 20:26:53
Re: 入浴桶(持ち運び可能) (No.395への返信 / 6階層) - 四方 無畏


−入浴桶の必要性について
直径1メートル程で、持ち運びが出来る入浴用の大きな木桶。
災害や戦があって建物が破壊され、入浴が出来なくなってしまった人や、歩行が困難な怪我人やお年寄りの元に運んで入浴や水浴びを手伝う事が出来る。
小さな子供の水遊びに使用する事もできるが、子供が溺れたり、滑って転んだりしないよう、注意することが必要。
大人の男性2人以上で持ち上げる事が出来るので、使用場所が近ければそのまま運び、
遠隔地で使用する場合、荷車に乗せて運ぶ。

−木桶
−−木桶とは
細長い板を縦に円形に並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。
密閉型ではなく、水や湯を汲んだり溜めたりする事ができる。
−−仕組み
材料は木材と竹を使用する。
底面にある底板の大きさを変えることで、用途に沿った大きさの物を作れる。
竹のたがで板同士をきちんと繋ぎ合わせる事で、水漏れしないように出来ている。


[No.400] 2019/03/03(Sun) 23:06:37
薬研 (No.306への返信 / 1階層) - みー

−薬研とは何の道具か
薬研は草の葉や根っこ、鉱物や動物の骨を挽いて細かくする事で、粉末状の薬を作る為に使用する。
薬の他にも、唐辛子などの調味料を粉末にしたい場合にも使える。

−薬研の使い方の説明
本体の中央にV字の窪みがあり、そこに材料を入れて、中央に通った軸棒の両端を手で持てる円盤型の刃で、窪みの壁に研ぐようにしてすり合わせると粉末状にすることが出来る。

−薬研の大きさや素材について
石製のほか、鉄製、木製、陶製がある。
本体の1.5倍程度の長さの木の板に薬研本体が乗っているような構造であり、木の板の上に乗って使用する事によって、使用中に本体がずれるのを防ぐことが出来る。
一般的な大きさは本体が35センチで、円盤型の刃は直径17センチ程度の物が多いが、作る材料によって、一回り大きい物から小さい物まで様々である。
本体が35センチの一般的な鉄製の物は重量が6.5キロあるので、女性一人でも持ち運ぶ事は出来るが、慎重に運ぶ事が必要。


[No.411] 2019/03/07(Thu) 23:22:41
甜菜(詩歌藩国版)流用あり (No.306への返信 / 1階層) - たい

甜菜(詩歌藩国版)

甜菜とは
甜菜とは野菜の一種である。また、砂糖用に栽培されるビートの一種で、一般的なビートとは違い、根が白い種です。また詩歌では砂糖の原材料として使われる事が主流である。根がほとんど真っ直ぐに下に伸び、地表付近の部分から大きく膨らむ。下に行くほど細くなる。
主な食用部位は根であり葉はあくが強くあまり好まれない。葉の多くは家畜の餌や堆肥の材料となる。

硬い土地が苦手。
甜菜はその野菜の形質上、根を大きくしていくため、植えた土地が硬い場合には生育不良を起こし、大きく育たず、曲がった形の物になってしまう。

アクが強いが、甘くて美味しい。
そのまま生で食べることはおススメできない。かじるとさわやかな甘さの後に、口の中いっぱいに土の味が広がる。焼いた場合は土臭さが和らぐため少量ならば多少は食べられるが、やはりアクのせいか土臭さが残る。また、単純に焼いただけだと冷めた後に黒ずみ土臭さが戻ってしまう。
味の濃いスープと相性が良い。煮た場合はアクがあまり目立たず、スパイス類や肉や他の野菜と組み合わせると美味しい煮込み系のスープりょうりができる。

花と種
甜菜は二年生の植物で、冬を越えた二年目に花茎が伸び、七月上旬から中旬に、小さな黄色い花をつけます。
独特の強い匂いがします。蜜は出ませんが、アブラ虫がたくさん集まります。
種は硬い殻に守られているため人間も他の動物も食べない。野鳥類がごくごく稀に食べる。それでも消化は難しい。

砂糖の取り方
甜菜を刻み、お湯で砂糖を煮出して、木灰を加えて不純物を沈殿させ、その上澄みを煮詰めて砂糖の原液を作る。
4〜5mm角の軸切りにし、重量の約2倍のお湯に入れます。
水から煮ないのは、独特の匂いを消すため。
その後しばらく70℃位のお湯で煮出します。甜菜を引き上げ軽く絞ります。その後少量の石灰(液重量の0・1〜0・3%位)を良くかき混ぜながら加えて、55℃から85℃位まで暖めます。この時、3回から5回に分けて石灰を加えると良いでしょう。
放置しておくと、若干緑を帯びた黒灰色の沈殿ができるはずです。上澄みは黄緑色を帯びた琥珀色になっていると思います。この上澄みを糸が引くくらいになるまで煮詰めると、砂糖の原液の完成です。
結晶を作る場合は原液だけを集めて水分を飛ばす方法と冷やして内部で結晶が作られるのを待つ方法がある。

流用
ビートの一般的性質 : 42-00919-01:フツカ・ニカ RD:4 評価:3

野菜としての性質
主に5cm〜8cm程の手のひらサイズの根菜で、種を蒔いてから60日〜80日程で収穫することができる。少量であれば、プランターでも作ることができる。

見た目や特色
全体的に鮮やかな赤紫色をしており、輪切りにすると断面は深い赤に白い輪が年輪のように広がっている。スープなどにした場合は、綺麗なピンク色が出る。健康効果が期待できるのも、この赤い色素の成分によるところが大きい。

栄養の豊富さ
飲む輸血との異名があるほど栄養が豊富なため、民間療法で薬として用いられていたこともある。日常での疲労回復効果や、一部の病気の予防効果なども期待できる。

保存方法
葉と根は分けておき、それぞれ袋などに入れて冷暗所での保管を行う。葉の部分は二日程度、根の部分は一週間ほど日持ちする。


[No.412] 2019/03/08(Fri) 07:41:40
レンガ RD2 (No.306への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹


レンガ
煉瓦(れんが)は、粘土や頁岩、泥を型に入れ、窯で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材料。通常は赤茶色で直方体をしている。焼成レンガは原料によって色が変わる。一般的な製法を用いた場合赤褐色となる。耐火レンガは炉材にも使われる。


地震に弱い
構造材として用いる場合は地震に弱いという難点があり、震災では多くの被害を出してしまうことがある。このことから地震の多い地域では煉瓦建築は忌避される傾向にある。


[No.420] 2019/03/10(Sun) 23:38:59
詩歌藩国の板ガラス RD5 評価4 (No.306への返信 / 1階層) - たい

詩歌藩国の板ガラス


板ガラスの発展経緯
詩歌内で温室栽培計画が持ち上がり温室を作るために板ガラスが大量に必要となった。その為たいは詩歌国内のガラス職人たちに声をかけ協力してもらうよう頼んだ。
温室制作の為の資金は国からいただいており、十分な額を確保した。足りなければ陳情書を提出し、資金を出してもらった。
板ガラス作りが開始されたが、詩歌内では板ガラスを量産する知識はない為、板ガラス作りはあまり進みはよくなかった。
最初は熱したガラスを机の上で伸ばしたり、吹き竿で球状に膨らませた物を開いたりしていた。
しかし綺麗な四角形ができないため、切って形を整形したり、伸ばした物は求める厚さを出す事が難しかった。
綺麗に伸ばせる道具も用意できていなかった。
進みが遅いことを危惧した、たいは、藩王様に頼みごとをしにいった。
吟遊詩人たちの詩と知識の中から何か手がかりになりそうなものを探したかったのだ。
藩王様に判断を仰ぎ、吟遊詩人達の詩をたいは聞いた。各地の様子を聞いたり、工芸の話を聞いたりした。そこからガラス細工の知識も得たかった。他国のガラス工房の話も聞いた。再現不可能な部分もあったが、十分な知識を借りたと思えた。
そしてたいは、板ガラス製作に役立ちそうな詩と知識を職人達に伝え、一緒に考えた結果三つの方法が考案された。
またそれに伴い必要な道具を手配出来るように詩歌国内の鍛冶屋にも回った。
一つ目は板ガラス用に型を作りそこに流し込むというもの。
鋳造法である。
鋳造法は効率よく行えるかに思われたが、小さい物は成功したが、大きくなるにつれて冷却の温度が一定ではなく、一部が歪んだり、空包が入ったりしてしまった。端の形が若干歪む、正確ではないが、作る上では便利だった。しかし繰り返し使っていると摩耗して型の形が崩れてしまうこと、型の量産のコストや正確性などの観点から大規模には行われなかった。
二つ目は吹き竿に巻き取った熱したガラスを棒を回転させる事で円形に引き延ばす方法がとられた。
回転引き伸ばし法だ。
もともと工房にある材料と道具だけでできる為、各工房で試された。
回転によって引き延ばされるガラスは厚さもほとんど均一で冷ました後に四角く切り出して板ガラスとした。
この手法は多くの職人が試したが、ガラスを安定させた状態で回すのはコツがいり、個人の技能に左右された。また、熱したガラスが落下したりバランスが崩れて飛んで行ってしまったりと事故が発生したため、安全に生産できるよう対策がとられたが、その分生産性は落ちてしまった。
しかし、何処の工房でも制作できる方法のため、小規模な工房からも少量ずつ納められたりした。
三つ目は吹き加工の応用である。最終的に多くの工房がこの方法を採用した。
ある程度膨らませた物を円筒状の型に当て膨らませる、さらにそれを切り開き平面なガラス板を得る方法だ。
型開き法とされている。
こちらは吹き加工ができる環境と金型とガラス細工用のナイフがあれば出来る事、そして吹き加工のため薄く均一な板ガラスを入手できるため、温室制作後期からは多くの工房がこの方法に切り替えた。
その時に熱したガラスを切る道具や整形する為の道具が作られた。
切り開いた板ガラスは底と吹き竿の接続部を外せばそのまま四角形なので、そこもまた便利だった。
こうして作られたガラスは指定の大きさに整形された後、発送された。

つまり板ガラスとは何か
板ガラスとは様々な方法で作られた、平面で薄いガラスであり、多くは四角形の形をとる。窓の形に合わせて多角形や円などもある。
冷えたガラスを切って整形する場合と熱したガラスを切り整形する場合があり、それぞれ別の道具が使われる。
表面は滑らかで光を通す。しかし今の技術では完全な平面でないため指を滑らせると凹凸があるのがわかる。

板ガラスの輸送時の工夫
板ガラスの輸送時、何枚も重ねて入れてしまうと板ガラスが割れてしまう事故が発生した。
この対策の為に湿らせた木のクズや藁が隙間に詰められた。
柔らかい木屑や藁が緩衝材になりガラスが割れるのを防いだ。
しかし、あまりにも多く上に積むと緩衝材を入れても意味がない事がわかったので、ガラスは一度に運ぶ量は抑えられた。
輸送車の発展や道路の発展によってはより多く運べるようになるだろう。

板ガラスのための金型
板ガラスは鋳造法や型開き法に金型を使う為に、様々な物が作られた。
平たいガラスを作るための金型。円筒状の型開き法に使う金型。
大きさの指定に合わせてこれらの物は作り直されたり、新しく発注されて作られた。

ガラス加工テーブル
ガラスを加工するためのテーブル。
工房によってそれぞれだが、熱した物を加工する場合石やレンガ造りの物が、冷えたガラスを加工する場合は大理石や金属のテーブルが用意され水で洗う作業が行いやすい為にと水道が通っている。排水もされる。


[No.422] 2019/03/11(Mon) 21:49:59
たいは藩王専用I=D建造計画に一部協力という形で刀鍛冶に参加した (No.375への返信 / 2階層) - たい

たいは藩王専用I=D建造計画に一部協力という形で刀鍛冶に参加した


たいは1年間、刀作りに参加した。
たいは刀作りのために協力して欲しい、という話を聞いた時に、これは大変な大仕事の一部なのだな。という事を理解しつつ、私的な感情で刀鍛冶には関心があったため、鈴藤さんに参加してもいいか聞いて参加する事にした。鈴藤さん曰く「邪魔しないようにね」とのこと。やさしい。
この一年たいは刀作りに熱中した。

刀の刃を打った。
材料は砂鉄と炭を合わせた、玉鋼、という材質だった。硬く粘り強く強靭な材質であった。
何度も金槌で叩き、折り曲げ、熱し、叩き、そうした工程を繰り返す事で不純物が抜けて、金属の繊維がより強靭になる。
折り返し回数は8から20との事。
折り返し鍛錬によって鍛えられた鋼は刃になる刃金と峰などになる皮金になり、二つを合わせて日本刀の形になるよう鍛えていく。
接合する為に何度も熱し、叩き、何度も金槌をふるった。
火造り
火造りでは日本刀の切っ先を作りこんでいきます。日本刀の切っ先は素延された日本刀の先端を斜めに切りだして、峰側に伸ばすことで作られます。こうすることで刃金が均一的に刃側に出ることになり、頑丈な切っ先を作ることが出来るのです。切り取った先端は焼入れなどの試験として使われます。これで日本刀の全景が完成となります。
荒らしあげ
鍛造によって完成した刀身は最後にセンがけやヤスリによって形を整えて砥石を使って慣らします。日本刀というと金づちで叩いてるだけの光景が思い浮かびますが、あの綺麗な形を整えているのは流石に金づちだけではありません。ここではまだ多くの工程が残っているので大まかな形を仕上げるのと表面をなめらかにする程度に仕上げられます。
土置き
土置きとは焼き入れを行う前に刀身を焼入れ用の土で覆う作業です。刀身を土で覆う理由にはいくつかあって、まず最初に刀身が火で焼けないようにするためと刃紋を出すため、また焼入れ時の刃先と峰側の冷却速度に差を出す目的があります。刃側は薄く土が盛られて峯側は厚く盛られます。これによって刃先は急激に冷やされ、峯側はゆっくり冷やされる状態が作られます。
銘切り
銘切りは作刀をした刀の名前を中子に刻む作業です。たがねによって彫り込むのは作刀した年号と名前になります。この時刻んだ名前が刀の名前になるのです
研ぎ
研ぎはいくつもの砥石を交換しながら細かく刀身を研いでいきます。特に刀身の先端である切っ先と刃先は力を入れて研がれるので、研ぎ師の腕が試されるところになります。この研ぎによって私たちが見ているいつもの綺麗な刀身がようやく現れます。

金具作り
金具とは日本刀におけるはばきやせっぱ、鍔などのことをいいます。はばきなどに使われている金属は金や銀を含んでいたものが多いらしい。

鞘作り
日本刀の鞘はそれぞれが一つの刀専用に作られる換えのきかない大事なパーツです。鞘も専門の鞘師が作ることが多く、日本刀の外見を映えさせる重要な仕事になります。保存をするとき用の白鞘と実用するときの拵えの2種類が作られることが多く、使わない方は竹光をダミーとして差し込んで保存します。
今回たいは鞘は一振一つしか作っていない。その分、綺麗な鞘になるよう頑張った。

鍛治職人達と交流した。
たいは最初、直接の鍛冶は初めてだったので、周りの鍛治職人達に聞いて手伝いを始めた。玉鋼の制作や鈴藤さんの持ち込んだ刀の文化をメモして保存していった。
また作業後に家に帰ったあとノートに今日やった事を一通り書いた。
工房まわりに慣れてきたら刀制作に参加させてもらった。
最初のうちは金槌を何度も振るうため体中が痛くなった。
幸い、職人達はいい人達だったようで無理はさせなかったし、危ない事をしたら叱ってくれた。
そうして職人達とは何となく話す仲になった。職人達も初めての事だったため困る場面が見受けられた。記録からこんな風ではないだろうか、と口を挟むことが何度かあった。見当違いな事を言って怒られたり、たまには役にたつことを言ったりした。
1年に及ぶ刀研究には積極的に参加して
「人間の動きとそれに合わせた武装を理解すること」と言われていたのでそれもノートにまとめていった。
鈴藤さんの元には報告のために何度か行った。実のところはただ会話に行っているだけだが、バレていないと思いたい。

東洋刀レポート
日本刀は「折れず、曲がらず、よく切れる」といった3つの相反する性質を同時に達成することを追求しながら作刀工程が発達してきたと考えられている。「折れず、曲がらず」は材料工学においての強度と靭性の両立に相当する。両者の均衡を保つことは高度な技術の結果である。また「よく切れる」と「折れず」の両立も難しい。これについては刃先は硬く、芯に向かうと硬さが徐々に下がる性質を用いる事で刃に硬質さと粘り気のある芯で耐久性を高めていると考えられて、さらに刃先に力を逃すことで耐久力を高めていると考えられる。
この為、日本刀は大変に切れ味が良い。
しかし、この切れ味も最適な角度で切り込んでこそ発揮できるもので、静止物に刀を振り下ろす場合はともかく、実戦で動き回る相手に対し常に最適の角度で切り込むのは至難の業とされる。

最適な刀の使い方の探求とレポート
たいは何度か試し斬りをさせてもらううちに、この刀というものは正しく使えば素晴らしい切れ味を発揮するが詩歌の剣と比べ、軽く、長く、細いため試し斬りでは何度も刃こぼれ出せてしまった。
試し斬りには木の枝や藁の束を斬った。
また、横からの力に弱く、急激な力を加えると折れてしまう事も分かった。
刀の使い心地であるが、軽くはあるが長い分重心は外側によっている。
また、片手で振るうには些か重い。
刀を振った後で刀の振り切った方向に体が傾いてしまう為だ。
これは肉体を鍛えれば解決できる問題だろうと思われるが、片手で振るう場合は腕にかかる負担が懸念される。
十分な筋力がなければ腕を痛めてしまうだろうという推測である。
なのでたいは両手で刀を持つことにした。
詩歌でも剣を振るうことはあったが、何分形が違うため握り方も変えることにした。
左手の小指で柄頭(柄の一番下)を握り、右手でつばの下の柄を握った。
剣の柄から先端へと大きく回るように振るうと刀の切れ味がよく、よく切れた。
このため、力が上手く伝達するように振るう事が大事であると考えられる。
また、腕をゆっくりと振っても先端部は遠く、その分早く動いていた。
全力で振るおうともしたが、力任せに切ろうとしても刀の切れ味を引き出せない事も確認した。
この刀は回転軌道で振るう事に適しており、なるべく自然体、力は入っているが、緊張していない状態で振るう事が望まれると考えられる。
左手で柄頭の付近を握っているため、左腕の回転の延長に、刀の軌道が来るように振るうといいだろう。
また、肩、腕、手首の三箇所を同時に動かしているため、接触の瞬間に三箇所を連動させて振るう事で瞬間的に速度を上げ、刀による切断力を上げる事が出来ると考えられる。
ただし、その分制動に技術を要することも記しておく。
また、刀を振った後に静止する場合、力が逃げるのに一瞬の間がかかる。
このため姿勢制御、姿勢維持の技術が必要である。
振り下ろしの場合、左足を力の起点とし、左足で大地を踏みしめ前進し、右足を前に出して地に足を下ろし、左足の力と右足を前に下ろした力を上半身に流し、同時に左手で刀を振り下ろしつつ、右手はあくまでも添える程度に余分な力は入れない。
左手の拳が頭の上から斜めに左腰付近に来るように振るい、滑らかに力が流れる事を想像して振るうと良い。
この時下半身から流れる力と振り下ろしによって発生する力、そして肩、腕、手首の三箇所を同時に締めるように瞬間的に力を込める事で刀の先端部の速度が上がり、下半身と上半身の力が統合され、強力な一撃が振るえる。速度もヒュンと音を切るかのようであった。
力の流動には身体を支える筋肉が重要であると再び書かせてもらう。
力が流動する部位には必然的に負荷がかかる。左足は前進のバネとして、右足は安定した着地と衝撃を身体に流す為、上半身はその力を込めながら刀を振るうため、腕は刀を振るう為に当然のごとく筋肉が必要になる。
つまり三言で表すなら、刀は練習しなければ使えない武器である。肉体と技が必要な武器である。しかし強力な一撃を生み出せる武器である。
一年では握り方や振るう事、足の運び程度しかわからなかった。
おそらく実践レベルに上げるには四から五年程度の修行が必要だろうとたいは考えた。
また、この事も鈴藤さんに伝えた。


[No.424] 2019/03/12(Tue) 21:03:48
桜の髪留めピン (No.306への返信 / 1階層) - たい

桜の髪留めピン
桜の花をモチーフにした髪留めのピンである。
桜色のガラスの花と黄銅の薄い板を組み合わせたもので、ガラスの花の裏に薄く切り込みが入っており、銅の薄い板を刺し込める構造となっている。銅板には切り込みを入れ、髪留めの形にして、ヤスリをかけて角をとっている。。
ガラスは部分は小さく脆い為硬いものと衝突したりするとガラスが欠けてしまうので、注意してほしい。


[No.426] 2019/03/14(Thu) 22:17:21
長距離走の訓練 流用 (No.375への返信 / 2階層) - たい

長距離走の訓練
http://frogwell.fam.cx/idress4/groupviewer?id=16002#1_16003


[No.451] 2019/03/31(Sun) 10:36:30
[削除] (No.306への返信 / 1階層) -

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[No.452] 2019/04/02(Tue) 03:57:11
日常生活(習慣・コミュニケーション) (No.375への返信 / 2階層) - たい

日常生活(習慣・コミュニケーション)
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[No.462] 2019/04/29(Mon) 21:30:13
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